小渕氏元秘書に有罪判決 政治資金違反、東京地裁 【共同通信】
小渕優子元経済産業相の関連政治団体をめぐり、政治資金規正法違反(虚偽記入・不記載)の罪に問われた元秘書で前群馬県中之条町長の折田謙一郎被告(67)に、東京地裁は9日、「政治活動に対する国民の監視と批判の機会をないがしろにした」として禁錮2年、執行猶予3年(求刑禁錮2年)を言い渡した。 資金管理団体「未来産業研究会」の元会計責任者加辺守喜被告(62)は禁錮1年、執行猶予3年(求刑禁錮1年)とした。2人は9月の初公判で起訴内容を認めていた。 判決によると、支援者向けの観劇会で赤字が生じたように装うなどして、政治資金収支報告書に虚偽記入と不記載をした。 |