抑留死者35人の身元を追加特定 シベリア地域、厚労省 【共同通信】
厚生労働省は9日、終戦後に旧ソ連に抑留されシベリア地域で死亡した35人の身元を新たに特定し、漢字氏名と出身都道府県を同省ホームページで公表した。 うち32人は4月に公表した約1万人の名簿に含まれている。他は、過去に公表した名簿にあった2人と、遺族からの問い合わせで既に保管していた資料から新たに見つかった1人。厚労省はこうした遺族からの照会も受け付けている。 35人の出身地は22都道府県。ロシア・イルクーツク州の日本人墓地や極東のマガダン州などが埋葬場所とされていた。 ロシア側の元資料と日本側資料を照合して個人を特定した。 |