黒い雨認定求め広島地裁に提訴へ 被爆者手帳、69人申請却下 【共同通信】
原爆投下後の放射性降下物を含む「黒い雨」を国の援護対象地域外で浴びたとして、住民71人が広島市と広島県に被爆者健康手帳を求めた集団申請のうち、69人が却下されたことが8日、分かった。却下された住民は対象地域の拡大を求め、11月に広島地裁に提訴する方針。 申請は却下を見越して訴訟準備の一環として3月以降行われ、広島県「黒い雨」原爆被害者の会連絡協議会によると、71人のうち2人は、投下後に爆心地近くに入った入市被爆と認定された。 |