日本でも人気のVWビートル
引用:http://ks-car.com/wp-content/uploads/2012/10/vw3.jpg
VWは今年、トヨタを抜いて生産台数世界一になると宣言していますが、不正が発覚しました。
検査時だけ排ガスが少なくなるソフトをエンジンに組み込み、日本でも行っていた可能性がある。
VWの悪質な排ガス規制逃れ
ドイツのフォルクスワーゲンが9月18日に、米環境保護局(EPA)から、排ガス規制に違反しているとの指摘を受けました。
「一部車種が排出ガス規制を、不正に回避するソフトウェアを、コンピュータに搭載していた」という内容で深刻に受け止められている。
ウインターコーン最高経営責任者(CEO)は20日になって、顧客からの信頼を裏切ったという謝罪のメッセージを公開しました。
一方市販車には高出力の出る通常のソフトウェアをエンジン制御に用いていたが、規制値の40倍の排気ガスを出していました。
報道によるとこの違反への制裁金は最高で、180億ドル(約2,2兆円)に達する可能性があるとみられています。
フォルクスワーゲン(VW)の株価は、21日に25%も急落し、時価総額の約4分の1が失われた。
VWは対象車の販売を中止し50万台をリコールするとしているが、出力を下げた「試験用エンジン」にするのだろうか?
制裁金だけではなく、刑事訴追の可能性もある。
対象の車はVWが北米で発売したディーゼルエンジン車で、元々ディーゼルは低燃費だが有害な排出ガスが多い。
VWやベンツなどのドイツ車は「クリーンディーゼル技術」でこの欠点を克服したとされていたが、嘘があったようです。
2008年以降に販売された「ゴルフ」「パサート」「アウディA3」などのディーゼル5車種がこの装置で検査をクリアしていた。
VWは14年に世界販売が1千万台を超え、15年にはトヨタを抜いて世界トップになると見られています。
だがアメリカでのシェアは6%にとどまり、今回の事件でさらなる販売の低下が予想されています。
VWが売れているのは地元欧州と中国、アジア、アフリカなどの新興諸国や日本で、アメリカでの低迷は長年の課題だった。
悲願の世界一達成に赤信号が灯ったのは間違いない。
検査燃費と実用燃費が大きく違う理由は、検査業者とメーカーの癒着と言われている
引用:http://shinopin.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b96/shinopin/e-nenpi_2-262bb.jpg?c=a1
日本でやっている可能性
気になるのは「日本では同様の行為を行っていないのか」という点だが、検査方法を調べるほど「大いに有り得る」と言える。
あくまで「同様の不正をしようと思えば不可能ではない」という事で、やっているかどうかは知りません。
日本での排出ガスや燃費試験は実は国土交通省は行っておらず、検査業者が代行していて、国による検査はありません。
検査業者がデータを添えて「合格」とハンコを押せば、それを国交省の担当部署が確認して合格させます。
アメリカはこれとは全く違っていて、役所に検査する車を持ってこさせて、検査官が一発勝負で検査します。
一発勝負なので誤差が大変大きいが、業者を通さないので公平だと言われていました。
皆さんは日本の自動車の公証燃費が実用燃費とかけ離れているのが、気になった事はないでしょうか。
ある種の車では「リッター40キロ」をカタログに謳っているのに、実際には20キロしか走りません。
低燃費車ほどこのズレは大きく、プリウスやアクア、フィットのようなハイブリッド車では2倍が当たり前です。
これも国交省の検査方法に原因があり、業者が代行検査を行っていて、その業者はメーカーが指定しています。
自動車の検査をする業者とは要するに、そのメーカーの開発などに関わってきた「関連業者」であり下請け会社です。
メーカーに不都合な検査結果など出せる筈が無く、検査の主導権はメーカー側が握っています。
そして新型車の検査では実際に走行せずに、コンピュータ上で計算した結果を用いる事になっています。
理由は実際に走行すると雨や高温、低温、風などの影響を受けてデータに誤差が出るためだと説明されている。
これではもう燃費にしても排ガスにしても、検査業者の「指先ひとつ」でどうにでもなってしまいます。
さらに国交省では全ての車種の検査はしなくて良く、「代表する一つの車種だけ検査すれば良い」事になっています。
特別にギア比を高くしたグレードで燃費を上げたり、特別に排ガスが少ないグレードを作って検査しても合格です。
あくまでも「不正をしようと思えば出来る」という事ですが、燃費試験のデタラメ振りから推測すると、排ガスでも行っている可能性は高い。
引用:http://ks-car.com/wp-content/uploads/2012/10/vw3.jpg
VWは今年、トヨタを抜いて生産台数世界一になると宣言していますが、不正が発覚しました。
検査時だけ排ガスが少なくなるソフトをエンジンに組み込み、日本でも行っていた可能性がある。
VWの悪質な排ガス規制逃れ
ドイツのフォルクスワーゲンが9月18日に、米環境保護局(EPA)から、排ガス規制に違反しているとの指摘を受けました。
「一部車種が排出ガス規制を、不正に回避するソフトウェアを、コンピュータに搭載していた」という内容で深刻に受け止められている。
ウインターコーン最高経営責任者(CEO)は20日になって、顧客からの信頼を裏切ったという謝罪のメッセージを公開しました。
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同社は検査の時だけ、排出ガスを大幅に減らすが出力が低下するソフトを使用し、排出ガス規制をクリアしていました。一方市販車には高出力の出る通常のソフトウェアをエンジン制御に用いていたが、規制値の40倍の排気ガスを出していました。
報道によるとこの違反への制裁金は最高で、180億ドル(約2,2兆円)に達する可能性があるとみられています。
フォルクスワーゲン(VW)の株価は、21日に25%も急落し、時価総額の約4分の1が失われた。
VWは対象車の販売を中止し50万台をリコールするとしているが、出力を下げた「試験用エンジン」にするのだろうか?
制裁金だけではなく、刑事訴追の可能性もある。
対象の車はVWが北米で発売したディーゼルエンジン車で、元々ディーゼルは低燃費だが有害な排出ガスが多い。
VWやベンツなどのドイツ車は「クリーンディーゼル技術」でこの欠点を克服したとされていたが、嘘があったようです。
2008年以降に販売された「ゴルフ」「パサート」「アウディA3」などのディーゼル5車種がこの装置で検査をクリアしていた。
VWは14年に世界販売が1千万台を超え、15年にはトヨタを抜いて世界トップになると見られています。
だがアメリカでのシェアは6%にとどまり、今回の事件でさらなる販売の低下が予想されています。
VWが売れているのは地元欧州と中国、アジア、アフリカなどの新興諸国や日本で、アメリカでの低迷は長年の課題だった。
悲願の世界一達成に赤信号が灯ったのは間違いない。
検査燃費と実用燃費が大きく違う理由は、検査業者とメーカーの癒着と言われている
引用:http://shinopin.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b96/shinopin/e-nenpi_2-262bb.jpg?c=a1
日本でやっている可能性
気になるのは「日本では同様の行為を行っていないのか」という点だが、検査方法を調べるほど「大いに有り得る」と言える。
あくまで「同様の不正をしようと思えば不可能ではない」という事で、やっているかどうかは知りません。
日本での排出ガスや燃費試験は実は国土交通省は行っておらず、検査業者が代行していて、国による検査はありません。
検査業者がデータを添えて「合格」とハンコを押せば、それを国交省の担当部署が確認して合格させます。
アメリカはこれとは全く違っていて、役所に検査する車を持ってこさせて、検査官が一発勝負で検査します。
一発勝負なので誤差が大変大きいが、業者を通さないので公平だと言われていました。
皆さんは日本の自動車の公証燃費が実用燃費とかけ離れているのが、気になった事はないでしょうか。
ある種の車では「リッター40キロ」をカタログに謳っているのに、実際には20キロしか走りません。
低燃費車ほどこのズレは大きく、プリウスやアクア、フィットのようなハイブリッド車では2倍が当たり前です。
これも国交省の検査方法に原因があり、業者が代行検査を行っていて、その業者はメーカーが指定しています。
自動車の検査をする業者とは要するに、そのメーカーの開発などに関わってきた「関連業者」であり下請け会社です。
メーカーに不都合な検査結果など出せる筈が無く、検査の主導権はメーカー側が握っています。
そして新型車の検査では実際に走行せずに、コンピュータ上で計算した結果を用いる事になっています。
理由は実際に走行すると雨や高温、低温、風などの影響を受けてデータに誤差が出るためだと説明されている。
これではもう燃費にしても排ガスにしても、検査業者の「指先ひとつ」でどうにでもなってしまいます。
さらに国交省では全ての車種の検査はしなくて良く、「代表する一つの車種だけ検査すれば良い」事になっています。
特別にギア比を高くしたグレードで燃費を上げたり、特別に排ガスが少ないグレードを作って検査しても合格です。
あくまでも「不正をしようと思えば出来る」という事ですが、燃費試験のデタラメ振りから推測すると、排ガスでも行っている可能性は高い。
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電装品かけて人口密集地の道路ばかり走って比較するのは変な話
とは言え客の感覚と乖離するような燃費表示はいけないでしょうが