政治家の節操
April 15 [Wed], 2009, 9:57
千葉県の森田健作知事が今日にも刑事告発されるそうです。
『千葉県の森田健作知事が自民党支部代表を務めながら、知事選で無所属を名乗ったとして、同県議2人が15日、公職選挙法違反(虚偽事項の公表)の疑いで千葉地検に告発する方針を固めた。』
さて、無所属で選挙に出馬するということはどんなメリット、デメリットがあるのかということです。
特定の政党を支持している人よりは、いわゆる無党派層と呼ばれる人の方が、特に千葉県のような都市部では多いと思われますし、そういう層を取り込みやすくなるということはあるでしょう。
ただしそれは、○○党という看板が邪魔になるくらい、候補者に抜群の知名度がある場合に限定されます。
タレントやキャスターではない、普通の人が無所属でいきなり知事選挙に出馬しても、どこの党も推薦も出してくれない程度の人なのかということで、泡沫候補扱いされるのが関の山です。
デメリットとしては、政党からの金銭的、人的支援、票の取りまとめが期待できなくなるということでしょう。
今回、森田知事の場合、自民党支部から自身の政治資金管理団体へ、一億数千万円のお金が流れていたという話ですし、自民党組織を通じて、票の取りまとめなどもしていたのではないかと思うと、やっぱりずるいという気がします。
「完全無所属」と、ことさらに無所属であることを強調していた意図としてはやはり、自民党色を隠すことで、選挙民の判断を誤らせようとしていたように思えてしまいます
あとは司法の判断にゆだねられることになるのでしょう。
あまり知られていないことですが、政治家が公職選挙法違反で有罪が確定すると、失職することになります。
6年前、私が20票差で落選した大阪府議会議員選挙で最下位当選した人は、その時の選挙で、「ソウルオリンピック銀メダリスト」とポスターや選挙公報、選挙はがきにも記載し、虚偽事項公表罪の容疑でやはり刑事告発されました。
結局、送検されたものの不起訴になり、その後、民主党に所属し、今も大阪府議会議員をしています。
『千葉県の森田健作知事が自民党支部代表を務めながら、知事選で無所属を名乗ったとして、同県議2人が15日、公職選挙法違反(虚偽事項の公表)の疑いで千葉地検に告発する方針を固めた。』
さて、無所属で選挙に出馬するということはどんなメリット、デメリットがあるのかということです。
特定の政党を支持している人よりは、いわゆる無党派層と呼ばれる人の方が、特に千葉県のような都市部では多いと思われますし、そういう層を取り込みやすくなるということはあるでしょう。
ただしそれは、○○党という看板が邪魔になるくらい、候補者に抜群の知名度がある場合に限定されます。
タレントやキャスターではない、普通の人が無所属でいきなり知事選挙に出馬しても、どこの党も推薦も出してくれない程度の人なのかということで、泡沫候補扱いされるのが関の山です。
デメリットとしては、政党からの金銭的、人的支援、票の取りまとめが期待できなくなるということでしょう。
今回、森田知事の場合、自民党支部から自身の政治資金管理団体へ、一億数千万円のお金が流れていたという話ですし、自民党組織を通じて、票の取りまとめなどもしていたのではないかと思うと、やっぱりずるいという気がします。
「完全無所属」と、ことさらに無所属であることを強調していた意図としてはやはり、自民党色を隠すことで、選挙民の判断を誤らせようとしていたように思えてしまいます
あとは司法の判断にゆだねられることになるのでしょう。
あまり知られていないことですが、政治家が公職選挙法違反で有罪が確定すると、失職することになります。
6年前、私が20票差で落選した大阪府議会議員選挙で最下位当選した人は、その時の選挙で、「ソウルオリンピック銀メダリスト」とポスターや選挙公報、選挙はがきにも記載し、虚偽事項公表罪の容疑でやはり刑事告発されました。
結局、送検されたものの不起訴になり、その後、民主党に所属し、今も大阪府議会議員をしています。
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