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TPP大筋合意 経済再生相「全世界の標準に」10月5日 21時34分
TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉は、アメリカ南部のアトランタで開かれている参加12か国による閣僚会合で大筋合意に達し、甘利経済再生担当大臣は記者団に対し「TPPはこれから全世界のスタンダードになっていく」と述べました。
アメリカ南部のアトランタで行われているTPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉参加12か国による閣僚会合は、バイオ医薬品の開発データの保護期間や、乳製品の関税の取り扱いなどで協議が難航し、日程が繰り返し延長され交渉が続けられました。
そして、日本時間の5日夜、各国の閣僚らによる全体会合が開かれ、最大の焦点のバイオ医薬品を巡って、アメリカとオーストラリアとの間の協議が合意に達し、他の関係国との調整も整うなど、難航分野で各国が折り合ったことから、TPP交渉は大筋合意に達しました。
全体会合の終了後、甘利経済再生担当大臣は、記者団に対し、「われわれが合意作成に参加できたことを誇りに思う。アジア・太平洋地域で、TPPを中心に世界の平和と発展と絆に大きく貢献することを誓って、心から喜び合いたい」と述べました。
そのうえで、甘利大臣は「TPPは、成長著しいアジア・太平洋地域に21世紀型のルールと貿易の在り方を示す大きな基本になっていく。その基本は、これから全世界のスタンダードになっていくと思う」と述べました。
交渉参加12か国の閣僚らは、このあと午後10時から共同会見に臨み、交渉が大筋合意に達したことを発表することにしています。
そして、日本時間の5日夜、各国の閣僚らによる全体会合が開かれ、最大の焦点のバイオ医薬品を巡って、アメリカとオーストラリアとの間の協議が合意に達し、他の関係国との調整も整うなど、難航分野で各国が折り合ったことから、TPP交渉は大筋合意に達しました。
全体会合の終了後、甘利経済再生担当大臣は、記者団に対し、「われわれが合意作成に参加できたことを誇りに思う。アジア・太平洋地域で、TPPを中心に世界の平和と発展と絆に大きく貢献することを誓って、心から喜び合いたい」と述べました。
そのうえで、甘利大臣は「TPPは、成長著しいアジア・太平洋地域に21世紀型のルールと貿易の在り方を示す大きな基本になっていく。その基本は、これから全世界のスタンダードになっていくと思う」と述べました。
交渉参加12か国の閣僚らは、このあと午後10時から共同会見に臨み、交渉が大筋合意に達したことを発表することにしています。