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円山動物園でニホンザル死ぬ
10月08日 19時05分
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札幌市の円山動物園で7日、麻酔をして手術を受けていたニホンザルが死にました。
大型の動物が続けて死んだ円山動物園は飼育体制の改善に取り組んでいたさなかで、サルが死んだ詳しい原因を調べています。
円山動物園によりますと7日の開園前、ニホンザルがケンカをしてけがをしたことから園内の動物病院で6頭の手術を行うことになったということです。
このうち20歳のオスの「ゆり太」は麻酔をして傷を縫合する手術を受けましたが、その後、目を覚まさず死んだということです。
動物園が解剖して調べたところ、死因は「麻酔による急性心不全」とみられるということです。
動物園は麻酔薬の量は適切だったとしていますが、ニホンザルが麻酔で死ぬのは初めてだということで詳しい原因を調べています。
動物園は「安全のため全力を尽くしたが、こうした結果になったことをおわび申し上げます」と話しています。
円山動物園は動物の管理体制の不備を指摘され、先月30日に飼育体制の改善状況をとりまとめた報告書を保健所に提出したところでした。
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