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スリランカ首相 日本などとの関係強化を10月7日 20時34分
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日本を訪れたスリランカのウィクラマシンハ首相はNHKのインタビューに応じ、中国を重視してきた前政権の外交政策を見直し、海上交通路の安全確保など安全保障の面で、日本や欧米などとの協力関係を強化していく考えを示しました。
ことし1月の新政権発足後、初めて日本を訪れたスリランカのウィクラマシンハ首相は7日、都内でNHKのインタビューに応じました。
この中で、ウィクラマシンハ首相は「前政権は欧米や日本などとの関係を無視して、中国との関係を強化していた」と述べ、中国を重視してきた前政権の外交政策を見直し、新政権は、全方位外交を進めていることを強調しました。
そのうえで、中国が沿岸国に港を整備するなどインド洋の海上交通路で影響力を強めていることに懸念を示し、「われわれは航行の自由といったインド洋の海上交通路の安全確保にむけて日本との協力関係を築くことが特に重要だと思っている」と述べ、安全保障の面で日本や欧米などとの協力関係を強化していく考えを示しました。
そして、中国からの投資が大半を占めていたこれまでの経済政策も見直していくとしたうえで、「より多くの日本人観光客にスリランカを訪れてほしい。また、日本の企業からの投資が増えることも期待している」と述べ、日本との経済関係の強化に期待を寄せました。
この中で、ウィクラマシンハ首相は「前政権は欧米や日本などとの関係を無視して、中国との関係を強化していた」と述べ、中国を重視してきた前政権の外交政策を見直し、新政権は、全方位外交を進めていることを強調しました。
そのうえで、中国が沿岸国に港を整備するなどインド洋の海上交通路で影響力を強めていることに懸念を示し、「われわれは航行の自由といったインド洋の海上交通路の安全確保にむけて日本との協力関係を築くことが特に重要だと思っている」と述べ、安全保障の面で日本や欧米などとの協力関係を強化していく考えを示しました。
そして、中国からの投資が大半を占めていたこれまでの経済政策も見直していくとしたうえで、「より多くの日本人観光客にスリランカを訪れてほしい。また、日本の企業からの投資が増えることも期待している」と述べ、日本との経済関係の強化に期待を寄せました。