LINEで「ブロック」したら/されたらどうなるか、確認方法の最新まとめ【iPhone/Android】
2015.09.27 20:48LINEで相手をブロックしてもバレないのか、あるいは自分がブロックされている?と心配したことはありませんか。ブロックの有無をこっそり確認する方法をはじめ、ブロックで生じる現象、さらには非表示や削除との違い、ブロック解除による影響について、2015年の最新アップデート版LINEアプリ(iPhone/Android)の仕様に基づいてまとめました。
LINEでブロックしたら/されたらこうなる
LINEでやりとりしていた友だちをブロックした場合、相手はその後どこまであなたの情報をチェックできるのでしょうか。また、あなたがブロックしたことを相手に知られることはないのでしょうか。
ここでは、ブロックした側・ブロックされた側の視点それぞれから、LINEの各機能においてどのような状態になるのか検証しました。なお、単にブロックする手順などについては、下記の特集を参照してください。
友だちリストや知り合いかも?に表示される、つながりたくない人をブロックする方法
トーク
ブロックした側は、まず相手が友だち一覧に表示されなくなります。
トークの履歴は残りますが、その後に相手がメッセージを送ってきても何も表示されなくなります。相手とのトークルーム内のメッセージ入力欄には「ブロック中」と表示されます。
ブロックされた側は、一見これまでのトークと変わりません。ただし、いくらメッセージを送っても、ブロックした側の「既読」表示がつかなくなります。
急に既読がつかなくなったことに、ブロックされた側は疑念を抱くことはあるでしょうが、ブロックされたという確証までは得られません。
通話
通話しない設定になっている場合や、相手が通話できない端末(フィーチャーフォンなど)のケースもあるため、ここでは通話可能な設定(初期設定のまま)における無料通話を前提とします。
ブロックした側は、相手へ発信できなくなります。また、相手からの着信もしなくなり、不在着信の表示も一切されません。
ブロックされた側は、相手に発信しても延々と呼び出し画面(音)が続きます。もちろん相手は応答しないため発信を止めると、相手とのトークには自分が発信キャンセルした表示だけが残ります。
ブロックされた側にとっては、単に相手が電話に出なかったというように感じられるでしょう。
グループトーク(複数人トークを含む)
ブロックした相手のメッセージは、グループトークおよび複数人トークでは届きます。また、グループ(または複数人)に向けて発した自分のメッセージも、ブロックした相手が同グループ内にいれば読まれてしまいます。
言い換えれば、ブロックされた側にとっては、これまでと変わらないグループトーク(複数人トーク)となるわけです。
タイムライン・ホーム
タイムラインやホームでは、友だちまたは投稿ごとに公開するか非公開にするかの設定がおこなえます。ここでは、どの友だちにも公開されていることを前提として解説します。
関連:LINE「タイムライン」の使い方──投稿の削除/修正、公開範囲(非公開)や非表示の設定、通知の仕組みなどを徹底解説
まずブロックした側は、相手(ブロックされた側)のホームを訪問できなくなります。また、ブロック前に相手が投稿して自分のタイムラインに表示されていた投稿も、ブロック後は表示されなくなります(ピンクの囲み)。
ただし、相手が自分の投稿に付けたコメントやミニスタンプについては、ブロックしたことによっては消えません(ブルーの囲み)。実は、このコメントやミニスタンプから相手をたどり、本来訪問できなくなった相手のホームを閲覧することが例外的に可能になっています。
一方、ブロックされた側がブロックした側のホームを訪れると、投稿の有無にかかわらず「まだ投稿がありません。」と表示されます。
これまで相手が何も投稿していない場合には、見た目の変化はないことになりますが、何らかの投稿があった場合にはこれまで閲覧できた投稿がまるごとなくなるわけです。
同時に、自分のタイムラインに表示されていた相手の投稿も表示されなくなるため、ホームやタイムラインの変化から、異変(ブロックされたこと)に気付くケースは多々ありそうです。
ひとこと、プロフィール画像
上記の項目以外で、ブロックした側がブロック後も相手に知られてしまう情報は、プロフィール画像やひとこと、ホームのカバー画像です。いずれも、変更した内容が自分のプロフィールのポップアップから確認できてしまいます。
ただし、プロフィール画像やホームのカバー画像を変更した際、デフォルト設定ではタイムラインに変更した旨が流れますが、これはブロックしている相手に見られることはありません。
「ツムツム」などのLINE連携ゲーム
友だちをブロックした、あるいは自分がブロックされた場合、LINEアカウントと連携するゲームにはどのような影響を及ぼすでしょうか。ここでは、代表的なタイトル「LINE ディズニーツムツム」を例に解説します。
特定の友だちをブロックした場合、ある程度の時間が経つと(1時間くらい?)ブロックした相手がゲーム内のランキングに表示されなくなります(相手のランキング画面には、自分は表示されたままです)。
また、ブロックした相手がハートを自分に送ってきた場合、もちろんLINE本体に通知・トークメッセージが届くことはありませんが、ツムツムなどのゲーム内における「メールボックス」には“unknown”という名前のユーザーからハートが届くことになります。
このハートは受け取ることができますが、いつもどおり自動的に相手にもお返しのハートが送られることになります。この時、自分がハートを送った旨の通知がブロックした相手のゲーム内メールボックスに届きますが、LINE本体に通知・トークメッセージとして表示されることはありません。
一方で、自分がブロックされた場合は特に目に見える変化はないようです。ブロックされた相手は普段どおりランキングに表示されますし、ハートもゲーム内では通常と変わらずやりとりできるからです(相手のLINE本体へは通知もトークメッセージも届きません)。
ちなみに、ブロックした相手をさらに「削除」しても、ゲーム上のハートのやりとりは回避できません。削除した相手がハートを送ってくれば、メールボックスには依然として“unknown”からハートが届きます。
相手にバレずにブロックを一発で「確認」する方法:複数人トーク作成(スタンププレゼント以外の方法)
2015年10月現在、複数人でのトーク(注:グループトークではない)を作成した結果を見比べることで、ブロックされているか否かを判別することが可能です。この方法は、Android版およびiPhone版LINEともに利用でき、複数人トークを作成(相手を招待)したことによって相手に通知されるという心配もありません。
Androidで確認する方法
「自分がブロックされているか確認したい相手」と「公式アカウント(何でもOK)」、そして自分の3人による複数人トークを作成します。公式アカウントを使う理由は、自分がブロックされることはない存在であるからです。
まず、LINEの「トーク」リストの画面を開いたら、上部の[吹き出し+]ボタンをタップします。
友だち一覧の画面が表示されるので、「自分がブロックされているか確認したい相手(=Hongo Taro)」と「公式アカウント(=LINE TAXI)」を選択し、下部[トーク(2)]ボタンをタップします。
この後の結果で、ブロックされているかがわかります。
ブロックされて「いない」場合
作成された複数人トークのタイトルには通常どおり、自分以外の2人の名前と人数(自分も含む)が表示されます。
この例では、タイトルは[Hongo Taro, LINE TAXI(3)]となり、本文には「阿武理央(=自分)がLINE TAXI,Hongo Taroを招待しました」と表示されます。
ブロックされて「いる」場合
作成された複数人トークのタイトルには、自分がブロックされている相手の名前が表示されません。さらに、人数もブロックされている相手を含まない数が記されます。
この例では、タイトルは[Hongo Taro, LINE TAXI(3)]となり、本文には「阿武理央(=自分)がLINE TAXIを招待しました」と表示されます。
これにより、自分がHongo Taroにブロックされていることが明らかになります。なお、ブロックされている相手だけを同様の手順で招待しても普通にトークルームが作成できてしまうため、ブロック確認には適しません。
iPhoneで確認する方法
Android同様、「自分がブロックされているか確認したい相手」と「公式アカウント(何でもOK)」、そして自分の3人による複数人トークを作成しましょう。公式アカウントを使うのは、自分がブロックされることがない相手だからです。
LINEの「トーク」リストの画面を開いたら、上部の[メモとペン]のボタンをタップします。
友だち一覧の画面が表示されるので、「自分がブロックされているか確認したい相手(=阿武理央)」と「公式アカウント(=LINE NEWS)」を選択し、右上[OK(2)]ボタンをタップします。
この後の結果で、ブロックされているかがわかります。
ブロックされて「いない」場合
作成された複数人トークのタイトルには普通どおり、自分以外の2人の名前と人数(自分も含む)が表示されます。
この例では、タイトルは[LINE NEWS, 阿武理央(3)]となり、本文には「Hiroki Shimbo(=自分)が阿武理央,LINE NEWSを招待しました」と表示されます。
ブロックされて「いる」場合
作成された複数人トークのタイトルには、自分がブロックされている相手の名前が表示されません。さらに、人数もブロックされている相手を含まない数が記されます。
この例では、タイトルは[LINE NEWS(2)]となり、本文には「Hiroki Shimbo(=自分)がLINE NEWSを招待しました」と表示されます。
これにより、自分が阿武理央にブロックされていることが判明します。なお、ブロックされている相手だけを同様の手順で招待しても普通にトークルームが作成できてしまうため、ブロック確認には適しません。
※複数人トーク作成によるブロックの確認方法が使えなくなった場合
上記の方法も今後、LINEの仕様変更によってこの方法が利用できなくなることも考えられるため、使えない場合は後述の「ブロックを推測する方法1:スタンプ(着せかえ)のプレゼント」や「既読やタイムライン、ひとことからブロックを確認(推測)」の章を参照してください。
ブロックを推測する:スタンプ(着せかえ)のプレゼント
※LINEの仕様変更によって、複数人トークを作成することでブロック確認がおこなえなくなった場合、本章の内容を参考に、ブロックされているかを「推測」してみてください。※
相手にブロックされていれば以前は、単に「この友だちにはプレゼントする事ができません。他の友だちを選択してください。」と表示されていました。また、相手がすでに同じスタンプを持っている場合は、「すでにこのスタンプを持っているためプレゼントできません。」と表示されていました(=ブロックされていない)。そのため、この方法のみでブロック判定を簡単におこなえたのです。
しかし、現在はアップデートによりLINEの仕様も変わり、ブロックされている場合にスタンプをプレゼントしようとしても、「すでにこのスタンプを持っているためプレゼントできません。」と表示されるようになりました。すなわち、“ブロックされている疑いもあるが、相手が本当に同じスタンプを持っている可能性も否定できない”というわけです。
Androidならスタンプを複数プレゼントしてみる
それでも、相手が明らかに持っていないと推測されるスタンプをいくつかプレゼントしてみることにより、ブロックされているかどうか“ほぼ確実に”判断することはできるでしょう。
この方法については、アプリ内から簡単に有料スタンプをプレゼントできるAndroid版LINEを利用しているユーザーにおすすめします。以下、具体的に解説していきましょう。
※iPhone版LINEでのブロック確認の方法は後述します。
まず、LINEのメインメニュー[その他]から[スタンプショップ]と進み、相手が明らかに持っていないであろうスタンプを選択。
最近は、クリエイターズスタンプにマイナーなものが数多くあるので、そこから選ぶのが効率的です。スタンプを決めたら、[プレゼントする]ボタンをタップします。
プレゼントする相手を選択する画面になるので、ブロックされているかもしれないと思う相手にチェックを入れます。[選択]ボタンをタップ。
相手が自分をブロックしている“疑い”がある時は、「すでにこのスタンプを持っているためプレゼントできません。」と表示されます。
反対に、ここで購入確認の画面に進める場合は、ブロックされていません(下の画像)。
ただし、相手が本当にすでに同じスタンプを持っている可能性もあります。
そのため、同じ要領でいくつかのマイナーなスタンプのプレゼントを繰り返し試みて、すべて「プレゼントできません」と表示されるようであれば、残念ながら“ほぼ確実に”ブロックされていると判断できます。
iPhoneの場合はどうすればよいか
Android版LINEでは、複数のスタンプをプレゼントする方法でブロックの判断がおこなえましたが、これをiPhoneユーザーに勧めなかった理由は「LINEウェブストア」の仕様にあります。
まず、iPhone版LINEアプリには、有料スタンプ(着せかえ)のプレゼント機能がありません。無料のスタンプ(着せかえ)はプレゼントできるので、これらを使って試すことはできるものの、無料コンテンツだけに相手もすでに持っている可能性が高くなります。
すると、マイナーなスタンプをプレゼントするため、LINE ウェブストアを利用する方法を考えるでしょう。しかし、LINEウェブストアでは、本当に相手が持っているスタンプ以外は(たとえブロックされていても)すべてプレゼントできてしまうのです。
ウェブストアで最後までプレゼント購入の手続きを進めると、相手にブロックされていなければ、通知とともに相手のトーク画面にプレゼントが届いた旨のメッセージが表示されます。
ブロックされていれば、通知やメッセージは表示されず、ひっそりと相手の「マイスタンプ(プレゼントボックス)」の中に追加されるだけなのです。※2015年9月現在、プレゼントされたスタンプが、LINEの[設定]内にある[スタンプ]の項目に赤いバッジで表示されるようになりました。
つまり、iPhoneユーザーにとってスタンプをプレゼントする手法は、ブロックの検証方法としてあまり確度が高くありません。ただ、無料のスタンプや着せかえをLINEアプリ内からいろいろプレゼントしてみることは、ブロックされているか最初のスクリーニング(ふるい分け)という意味では有用。
ブロックされているか、もう一歩踏み込んで確証を得たいのなら、以下の章で解説する、検証から“状況証拠”を積み重ねることで判断してみてください。
既読やひとこと、タイムライン、グループからブロックを確認
※LINEの仕様変更によって、複数人トークを作成することでブロック確認がおこなえなくなった場合、またスタンプ(着せかえ)をプレゼントする方法では不十分だという場合には、本章の内容を参考に、ブロックされているかを探ってみてください。※
ブロックの確認において、複数人トークの作成やスタンプをプレゼントする方法では確信がもてないというユーザーには、「LINEでブロックしたら/されたらこうなる」の章で解説したポイントが判断に有用です。
以下に述べるこれら「状況証拠」がすべて揃ってしまったなら、限りなく黒に近いグレーといえるかもしれません。
トークがいつまでも「既読」にならない
ブロックされると、自分のメッセージに一切既読がつかなくなります。また、通話が相手に着信しなくなります。
もちろん、本当に相手がメッセージを読んでいないというケースもありますが、いつまでたっても既読にならないのなら、ブロックを疑う端緒となります。
また、相手に無料通話を発信してみて、いつかけても延々と呼び出し画面(音)が続き、まったく応答がない場合も同様。発信をキャンセルした表示にも「既読」がつかないのであれば、雲行きはますます怪しくなります。
「急に」相手のホーム・タイムラインが見られなくなった
これまでは、自分のタイムラインに流れていた相手の投稿。ブロックされると、これが突然見られなくなります。
まず、友だちリストから相手を表示し[ホーム]へ移動してみましょう。相手のホームで、これまで閲覧できた投稿がまるごとなくなって「まだ投稿がありません。」と表示されていたら、ブロックの可能性が濃厚です。
ホーム・タイムラインは投稿または友だちごとに公開範囲を設定できるため、設定を変更しただけととらえることもできるが、やはり「今まであった投稿が突然見られなくなったか」がポイントになるでしょう。。
グループトークの「既読数」から推定できること
ブロックされている相手が参加しているグループトークでは、自分が発信したトークメッセージはブロックされている相手にも届き、相手が読めば「既読」が付きます。
たとえば、自分を含め3人のグループでは、自分のメッセージに対して全員が読めば「既読2」と付くはず。そこで、もしブロックされているかもしれない相手のいるグループがあるなら、何らかの発言をしてみましょう。
自分のメッセージに対して「参加人数-1」の既読が付けば、ブロックされている可能性のある相手が、それなりにLINEを使っている(まったくメッセージが読めない状況ではない)ことがわかります。
にもかかわらず、自分と相手との1対1トークでは既読が付かないということは、意図的に「未読スルー」をされているか、ブロックされている可能性が高いことが推察されます。
ひとこと(ステータスメッセージ)にも注目
プロフィールに記載される「ひとこと(ステータスメッセージ)」は、ブロックされた後も変わらず確認できます。したがって、ブロックされているかもしれない相手が「ひとこと」を変更した場合には、その変更後の内容もチェックすることが可能です。
ブロックされているか否かの判定基準にはなりませんが、仮にブロックされていたとしても、相手が更新することがあれば、近況をうかがい知る材料にはなるでしょう。
ブロック・削除・非表示の違いとは
LINEでは、ブロックのほかに友だちを「削除」または「非表示」にすることもできます。ざっくり言うと、ブロックより重い措置が「削除」、ブロックより軽い措置が「非表示」と理解していいでしょう。
「削除」するとどうなるか
ブロックした相手が表示される「ブロックリスト」からは、その友だちを完全にLINEから削除することも可能です。
LINEで友だちを削除した際に生じる現象は、ブロックした時と変わりません。トークや通話、ホーム・タイムラインなど、前述の「ブロックしたら/されたらこうなる」の内容とほぼ同じです。
異なるのは、ブロックは「解除」することができるものの、ブロック削除してしまうと通常、ブロックを取り消す(解除)ことはできなくなる点。もし今後、ブロック削除した相手とやりとりが必要になった場合には、相手を再度友だち追加する必要があります(後述)。
削除後の「友だち再追加」の方法
削除してしまった場合の再登録、つまり再びその友だちとLINEでつながりたいなら「友だち追加」をする必要があります。
友だち追加の方法には「QRコード」「ふるふる」「ID検索」などがありますが、それぞれ相手と顔を合わせたり再度教えてもらわなければならないので、現実的ではありません。ID検索は、年齢認証や許可設定など制限も多くなっています。
そこで便利なのが、グループトーク(複数人トーク含む)です。
削除した友だちが入っているグループのトーク(ルーム)が残っていれば、そのタイトル部分をタップするとトークメンバーのミニアイコンがトーク上部に表示されます。
アイコンをタップするとトークに参加中のメンバーの一覧に移るので、削除した友だちをタップ。メニューが表示され、再度友だちに[追加]することができるはずです。
このほか、削除してしまった友だちを別の友だちから紹介してもらう方法もあります。
これはトーク上などで簡単におこなえるので、上記のグループトークの方法が使えない時にも有効です。ただし、紹介してもらう友だちが削除した友だちとLINE上の友だち関係でなければなりません(=共通の友だち)。
実際の手順などについては、「友だちを別の友だちに簡単に紹介する方法」の特集を参照してください。
削除するとどうなるかもっと詳しく知りたい場合は、下記の特集も参照してみてください。
LINEで友達を削除するとどうなるか? 相手への通知の有無・友だちリストやタイムラインの変化・復活方法などを徹底解説
「非表示」にするとどうなるか
「非表示」とは、単純に友だちリストからその友だちを見えないようにするだけのこと。非表示にしてもされても、ブロックによってトークや通話、ホーム・タイムラインなどに起こったような現象は何も生じません。
では、何のためにあるのかといえば、友だちの数が多すぎてリストが見づらかったり、“誰かに見られてはマズい友だち”がいる場合、あまり連絡を取らない人やマズい友だちを表示させないようにするといった用途が想定されています。
なお、非表示にするとどうなるかについての詳細は下記の特集を、また非表示にする手順については、友だちリストから特定の友だちを非表示にする方法の記事を参照してください。
関連:LINEで友だち・トーク・タイムラインなどを「非表示」にすると/されるとどうなるか、ブロックとの違いや通知の有無などの知識を総まとめ
非表示を「解除」する方法
非表示は、ブロック同様に「解除」することが可能。もちろん、非表示を解除しても相手側には何も起こらず、自分の友だちリストに再度その友だちが表示されるだけです。
非表示の解除方法は、「その他」メニューから[設定]→[友だち]→[非表示リスト]と進み、解除したい友だちの[編集]ボタンをタップ。[再表示]を選ぶことで、友だちリストに復帰させることができます。
なお、非表示リストにある友だちを「削除」することもできます。これは、ブロックした後に削除した時とは意味合いが異なります。
あくまで「非表示」状態として削除されるため、削除後も相手がメッセージを送ってきた時には受信します。一方で、こちらがメッセージを送る際には、あらためて相手を友だちに追加する必要があります。
LINEでブロックを「解除」するとどうなるか
ブロックした後にそれを「解除」したらどうなるのかについては、下記の特集でまとめました。ブロック解除後に、今まで未読だったメッセージに「既読」が付くのか、また相手のタイムラインにブロック中におこなった投稿が遡って流れるのかなど、詳しく解説しています。
LINEでブロックを「解除」するとどうなるか:友だちにバレないのか検証
主な内容:
- ブロックを「解除」する方法(友だちへの復活)
- ブロック中のトークは解除後に「既読」になるか
- ブロック中のタイムライン・ホーム投稿は解除後こうなる
- LINEゲームやスタンプ(着せかえ)のプレゼントなど
ブロックされた相手にもメッセージを届ける方法
ここまで、ブロックされたらどうなるかを見てきた通り、ブロックされた相手に対しては、以後トークで何かを伝えることはできなくなります。しかし、LINEのグループ招待機能を応用することで、裏ワザ的にメッセージを送ることが可能です。
たとえば、ブロックされた原因に心当たりがあり、とにかく「ごめんなさい。ブロック解除して」という謝罪メッセージを相手に届けたいとします。この場合、相手をグループに招待(2人でもグループは作成可能)し、そのグループ名にメッセージを込め、半ば強引に最後のセリフを送るというわけです。
まずはグループを作成します。
LINEの「その他」から[友だち追加]と進み、[グループ作成]をタップします。
[+]ボタンから、メッセージを送りたい相手(ブロックされている相手)を選択。[招待]ボタンをタップします。
続いて、グループ名の欄に「ごめんなさい。ブロック解除して」といった伝えたいメッセージ内容を入力しましょう(20字以内)。
最後に[保存]ボタンを押すと、自分と相手との2人グループが作成され、相手にグループ参加への招待が送られます。
ブロックしている側の画面です。上のようにグループへの招待が届きます。
グループ名から、メッセージがちらりと確認できます。
招待を開くと、送り主とグループ名(メッセージ)が全部表示されます。
ただし、相手が招待を開くかわからないので、トーク一覧画面で表示されるように、短めに文章をまとめるほうが効果的でしょう。