台風並みに発達した低気圧の影響で、北海道では最大瞬間風速が40mを超える突風が吹くところも出て、各地で停電や屋根がはがれるなど被害が出ている。
北海道留萌市から中継。
日本海側に面しています北海道留萌市です。
現在、私が立っている場所の目の前に大きな建物があるため、この場所、比較的風をしのぐことができますが、建物から少し離れてみるだけで、ものすごい風が体に吹きつけ、黙って立っているのも難しいときがあります。
時折、青空が見えたり、太陽の光が差し込むことがありますが、風の強さは今朝から変わりなく、非常に強い風が断続的に吹いている状況です。
北海道の利尻空港では今日午前、43.7mの最大瞬間風速を観測しています。
海の波も非常に高い状態で海は大荒れです。
留萌の市街地では街路樹が倒れる被害が相次いでいますが、現在のところ、ケガ人は出ていないとのこと。
引き続き厳重な警戒が必要です。
台風並みの暴風雨の影響で、北海道各地に被害が出ている。
釧路市では高波が押し寄せ、港や道路が冠水し、車が水浸しになった。
午前7時、留萌の市街地に来ています。
道路脇の気が強い風の影響になって、このように折れてしまっている状況です。
午前8時40分過ぎに10月の観測史上最も強い、最大瞬間風速33.5mを観測した留萌市では停電で信号が消えたり、シャッターがはがれたりする被害が出ている。
強い風の影響で電線が切れるところが相次ぎ北海道北部を中心に午前10時までにおよそ3万戸が停電した。
稚内市では漁協の製氷工場のトタン屋根がはがれ、街路樹がなぎ倒された。
牛舎の屋根が吹き飛ぶ被害も出ているとのこと。
また、強風にあおられて転倒するなどして、北海道では3人がケガをした。
交通にも影響が出ている。
空の便は新千歳空港発着便のうち30便の欠航が決まっている。
この後も風の状況によって欠航便が増える可能性があるとのこと。
JRは特急24本を含む133本が運休。
フェリーも本州と結ぶ便のほか、利尻島などへの離島便にも10便以上の欠航が出ている。
この台風並みに発達した低気圧による暴風や大雨の今後について、気象予報士、森さんの解説です。
猛烈に発達した低気圧の中心は北海道の北にあります。
この低気圧から延びる前線が昨日から今日にかけて日本列島を通過していきました。
この後、また日本海で新しい前線ができまして、今夜にかけて北日本を通過していく見込みです。
ですから風の強い状態、また、激しい雨の降りやすい状態はまだ続きます。
明日もこの低気圧、北海道の北にありまして発達した状態、そしてあさってになりますとようやく勢力が衰えてきます。
このため明日にかけて、最大瞬間風速は35〜40m、そして1時間に30ミリ程度の強い雨も予想されています。
大筋合意できなければ交渉は漂流という危機感が漂う中、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の閣僚会合は、2日間延長される異例の状況となった。
交渉が続くアメリカのアトランタから中継。
閣僚会合はこちらの夜7時前から1時間弱で終わったんですが、その直後、甘利大臣、そしてアメリカのフロマン通商代表が異例のことに取材に応じました。
交渉に参加する国の一部から今回、無理に合意しなくてもという後ろ向きな見方も出る中、日米の閣僚がそろって、あえて前向きなコメントを強調した形。
日本の置かれている状況だが、いわば待ちの状態が続いている。
というのも日本にとっての焦点は自動車の部品のうち何割までをTPP参加国から調達すれば関税がゼロになるかという原産地規則の問題。
参加国以外から調達する比率が高い日本は4割程度に抑えたかったのだが、5割前後でも利益が確保できるとして、この方向で最終調整が進んでいる。
そして交渉決着の最後のカギを握るのが薬の特許の保護期間。
国内の製薬会社のプレッシャーが強く、10年以上を主張するアメリカと、後発医薬品を活用したいため5年程度と求めるオーストラリアなどが鋭く対立し、アメリカとオーストラリアの閣僚は複数回、直接会談を開いている。
薬の特許期間ではまとめ役のアメリカが最後は妥協するのではという期待感もあって、甘利大臣は会合をさらに1日、日本時間の4日まで延長する方向だと明らかにした。
日本側の交渉関係者は失敗に終わったハワイ会合とは違うと大筋合意への強い意欲を示していてこの後も徹夜で続くことになりそうなTPP交渉の現場は一層、緊張感が張り詰めている。
ロシアのラブロフ外相はシリアへの空爆について過激派組織イスラム国などテロ組織を狙ったもので、アメリカと同じスタンスであると述べアメリカが支援するシリア反体制派も空爆の対象になっているとの批判に反論した。
これはロシアが1日、シリアに行った空爆直後とされる映像。
街中に大きく煙と炎が上がったり、瓦礫に人が埋まっている様子が映っている。
ロシア空軍も30日にイスラム国の拠点に対して行ったとする空爆の映像を発表している。
これに対しアメリカは爆撃はイスラム国が支配する地域の外で行われアメリカが支援しているシリア反政府勢力も標的になっているとの見方を示し、ロシア側を批判している。
アメリカ側の批判に対し、ラブロフ外相はニューヨーク国連本部でこのように述べた上で、アメリカが支援する反政府勢力、自由シリア軍についてはテロ組織と見なしていないと強調した。
また、シリアと同様、イスラム国が台頭するイラクへの空爆についてはイラク政府の要請がなければ行わないと述べた。
日本歯科医師連盟をめぐる迂回献金事件で、日歯連が2006年にも全国の地方組織を使い、9700万円の迂回献金を行っていたことが新たにわかった。
日歯連の前会長、高木幹正容疑者ら3人は2010年と13年に自民党の石井みどり参院議員ら組織内の候補を支援する政治団体に、法律の上限、年間5000万円を超える迂回献金を行った疑いなどで逮捕された。
政治団体間の寄付の上限は2004年の日歯連1億円ヤミ献金事件を機に設けられたが関係者の話で法改正の翌年の2006年に日歯連が全国の歯科医師連盟を迂回させ上限を超える9700万円を石井議員の支援団体に寄付していたことが新たにわかった。
高木容疑者らは、違法性はないと容疑を否認しているが、東京地検特捜部は、日歯連が違法な迂回献金を常態化させていたと見て、裏づけを進めている。
アメリカ・オレゴン州の大学で男が銃を乱射する事件が発生し、これまでに10人が死亡、7人がケガをした。
容疑者の男は警察との銃撃戦の末、死亡した。
現地1日、オレゴン州ローズバーグの2年制大学アムクワ・コミュニティー・カレッジで、男が銃を乱射する事件が発生した。
捜査当局などによると、10人が死亡し、重体3人を含む7人がケガをしたとのこと。
アメリカメディアによると、容疑者は26歳の男で、警察との銃撃戦の末、死亡した。
ポートランドの領事事務所は、今のところ日本人が被害に遭ったとの情報はないとしている。
事件についてオバマ大統領はこのように述べ、銃規制が進まない現状に怒りをあらわにし、銃規制の必要性を改めて訴えた。
カードを悪用されたと嘘の届け出をして、銀行から現金をだまし取ろうとしたとして福岡県警の現職の警視が逮捕された事件で、警視には多額の借金があったことがわかった。
より高い倫理感が求められる幹部警察官が逮捕されたことについて、重く受け止めております。
福岡県警務部の留置管理課の警視、要幸次容疑者は、紛失したキャッシュカードを悪用されたと嘘の届出をして、2つの銀行から補てん費用など合わせて220万円をだまし取ろうとした疑いが持たれている。
取り調べに対し、要容疑者はお金をだまし取ることなど一切考えていないと、容疑を否認している。
要容疑者は、多額の借金を抱えていたとのことで、警察は借金の返済目的で犯行に及んだと見て調べを進めている。
福岡県警の現職の警察官が逮捕されたのは今年4人目だが、幹部である警視が逮捕されるのは極めて異例のこと。
ラグビーW杯日本代表は、目標のベスト8へ向け、大事な試合となるサモア戦を前に会見を行った。
自分の体を犠牲にしてでもという意気込みが語られた。
合宿先のイギリス・ウォリックで公開された練習はバックスのみの20分間で、フォワード陣がグラウンドに来ると、メディアは一切シャットアウトされ、セットプレーなどは見ることすらできなかった。
その大事なサモア戦で注目されるのはこの選手、マレ・サウ選手。
鋭いステップと突破力が持ち味だが、サモア代表の座を蹴って日本代表を選んだということで、この試合にかける思いはとても強いと言う。
次のサモア戦で負ければベスト8への望みはかなり厳しくなるだけに、選手からは大きな決意を感じた。
五郎丸選手は次の試合の勝敗は、今回の大会だけでなく、2019年に日本で開催されるW杯にとっても大事なものになると話していた。
iPS細胞からつくった網膜細胞を患者に目に移植する世界初の手術について、理化学研究所などが術後1年の経過報告を行い、現時点では良好と評価できると発表した。
この手術は去年9月、理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダーらが行ったもので、加齢黄斑変性という視力が急激に低下する難病の女性に対し、女性の皮膚からつくったiPS細胞を網膜の細胞に変化させ、シート状にして片方の目に移植するというもの。
iPS細胞からつくった細胞を移植する世界初の手術で、ガン化などの問題が心配されていたが、これまでのところ経過は良好で、移植された細胞が当初の位置にとどまり機能し始めたことがわかったとのこと。
手術を受けた女性は、明るく見えるようになり、見える範囲も広がったように感じる、治療を受けてよかったとコメントしているとのこと。
8月の完全失業率は悪化したが、有効求人倍率は24年ぶりの高い水準。
総務省が発表した労働力調査では、8月の完全失業率は3.4%で、2カ月ぶりに悪化した。
これは転職を希望する人の数が一時的に増えたのが主な要因とのこと。
その一方で、厚生労働省が発表した8月の有効求人倍率は1.23倍とおよそ24年ぶりの高い水準となった。
景気の回復基調に伴って全国的に求人が伸びていて、沖縄県や青森県など5つの県では過去最高を更新した。
総務省が発表した8月の家計調査によると、2人以上の世帯の消費支出は1世帯当たり29万1156円で物価の変動を除いた実質で前の年の同じ月と比べると2.9%プラスとなった。
消費支出がプラスとなるのは3カ月ぶりのこと。
住宅リフォームなどの住居や授業料を含む教育などへの支出が増えたことが主な要因。
大阪府羽曳野市の介護付き老人ホームで専門の研修を受けていない職員らが入所者の鼻から栄養剤を補給するなどの医療行為を行っていたとして警察は元施設長らを書類送検する方針です。
医師法違反などの疑いで書類送検されるのは羽曳野市の介護付き老人ホーム「グランパ羽曳野」の運営会社と元施設長ら22人です。
警察によりますと、おととしから去年にかけて専門の研修を受けていない介護職員らが口から食事が取れない入所者に対し鼻から管を通して栄養剤を補給するなどの医療行為を行っていた疑いが持たれています。
こうした医療行為については3年前に法律が改正され研修が義務付けられていました。
元施設長らは警察の調べに対して「費用の問題で運営上、仕方なかった」などと話しているということで警察は、近く書類送検する方針です。
京都の祇園で、3年前暴走した車にはねられて歩行者ら7人が死亡、12人が重軽傷を負った事故で犠牲者の遺族が運転していた男性の両親らを相手に損害賠償を求めて提訴していたことがわかりました。
訴えを起こしたのは2012年4月、京都市東山区の祇園でてんかんを患った男性が運転する軽乗用車にはねてられて死亡した7人のうち3人の遺族です。
訴状などによりますと原告らは男性の両親と男性の勤めていた会社の社長らを相手に男性に持病があることを知りながら運転を止めず「事故への関わりは非常に密接だ」と訴え慰謝料などおよそ4600万円の損害賠償を求めています。
事故を巡って京都地検は男性については死亡を理由に不起訴処分に、社長についても「男性の持病を認識していたという証拠が足りないとして」不起訴処分としています。
大阪維新の会の松井幹事長は今月24日に結党する新党の代表に橋下徹大阪市長が就任することをさきほど明らかにしました。
松井幹事長はこのように述べ政界引退を表明している橋下市長が12月18日の任期まで初代代表を務めることを明らかにしました。
「アイオオアカウキクサ」という外来種の水草が繁殖し、池の表面が真っ赤に染まった奈良市の荒池で奈良県と地元の水利組合が、ウキクサの除去を始めました。
奈良市にある荒池では、県の職員らが池に網を投げ入れ、「アイオオアカウキクサ」を引き寄せては用水路に流し、除去していきます。
今年8月、世界遺産の興福寺や春日大社に近い荒池で水面が赤くなっているのが確認されました。
原因は、猛暑が続いたために「アイオオアカウキクサ」が大量に繁殖し、まとまった雨が降らず流されないままになっていたためでした。
秋の観光シーズンを迎えることや気温の低下で枯れたウキクサが溜まってヘドロ化する恐れがあることから県は地元の水利組合とともにウキクサの除去に乗り出しました。
県は、作業を今日中には終えたいと話しています。
2015/10/02(金) 11:30〜11:55
MBS毎日放送
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