「また馬鹿な変なこと言ってるなこいつは」みたいな…。
そうなの?じゃあそれでは今週の日曜日お楽しみに。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
どうぞ皆様チャンネルはそのままで。
当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんにちは。
≫「ワイド!スクランブル」です。
まずは深刻化する中国の環境問題です。
≫PM2.5だけじゃないんですね。
いろいろある。
≫そうですね、その辺りも関係してくると思いますが。
突然、空を覆う砂嵐。
猛烈な砂塵暴と呼ばれる現象をカメラは捉えていました。
中国の環境汚染の実態を現地で緊急取材です。
≫中国では国慶節の7連休に突入。
爆買いなどを目的にまたも多くの中国人観光客が来日するとみられている。
しかし祝賀ムードに沸く中国で深刻さを増している問題。
それが…。
日本にやってくる黄砂の原因の1つとなっている砂塵暴といわれる中国の強力な砂嵐だ。
≫日本にも黄砂やPM2.5が飛来。
私たちの生活をも脅かしている。
中国の環境汚染。
その背景には何があるのか。
≫そこで環境汚染の実態を取材班が現地で緊急取材。
すると…。
≫ここはですね特にひどいです。
川一面が赤茶けた色をしています。
何か、ここにいると、強い金属臭のようなものも感じます。
≫中国有数の鉄鋼都市では人々の暮らしが重大な危機に直面していた。
≫そして変色した川が次々と姿を現す。
赤い川、青い川に黄色い川。
更に白い泡が水面を覆う川まで。
汚れた水がもたらす恐怖。
≫自然を、人をむしばむ環境汚染。
成長と引き換えに大きな代償を払い続ける大国の闇があった。
≫中国の首都にして世界有数の大都市、北京。
近年、この街で見慣れた光景となっていたのがスモッグが立ち込める灰色の空。
今年4月に撮影された映像では高層ビル群がかすんで見える。
しかし抗日戦争勝利70年を記念する軍事パレードが行われた先月3日北京には青空が広がった。
実はこれ、中国政府が威信をかけて作り出したもの。
およそ2週間前から北京市などでは車の交通規制が行われていた。
更に…。
≫こちらの工場ですが当局からの通達を受け操業を停止しています。
≫工場の操業停止といった強制措置を実施。
その結果パレード数日前から普段は見られない青空の日が続いたのだ。
このとき、北京にいた中国事情に詳しい富坂聰氏はこう語る。
≫しかし、パレード翌日にはこのとおり。
わずか1日で空は再び灰色に染まった。
≫北京の大気汚染がまた悪化しました。
ご覧のように街全体が灰色がかったスモッグに覆われていて視界が悪くなっています。
≫そして先月20日3万人が参加した北京マラソン。
≫天安門広場が白くかすんでいます。
空気もあまりよくないんですがそんな中、北京マラソンがスタートしました。
≫PM2.5は去年の5分の1に減ったというがそれでもマスクをつけるランナーの姿が。
≫今年3月、中国政府は環境汚染対策に積極的に取り組む方針を示していた。
≫だが、汚染の原因ともいえる活発な経済活動も続けていきたいのが本音のようだ。
≫一方、中国の大気汚染は日本人の生活も脅かすものとなっている。
日本に飛来する黄砂。
その原因の1つとされているのが砂塵暴と呼ばれる強力な砂嵐だ。
≫映像には車が砂塵暴にのみ込まれる様子が映っていた。
そして、これは去年4月中国北西部甘粛省で昼過ぎに撮影された映像だ。
激しい風きり音がし空の色が一変する。
舞い上がった砂で街全体が赤茶色に見えるのだ。
続いて、あっという間に今度は暗闇に包まれる。
街全体が砂塵暴にのみ込まれたからだ。
この暗さとても昼過ぎとは思えない。
≫こうして砂塵暴で巻き上げられた砂は風に流され黄砂となる可能性もある。
≫北京の街を強い風とともに黄砂が襲っています。
辺り一帯黄色くかすんでしまっています。
≫更に偏西風に乗って、日本に飛来する可能性もあるのだ。
そして今、環境汚染に追い打ちをかけているのが…。
8月、天津の倉庫で爆発事故が発生。
基準の200倍以上の有毒のシアン化合物が検出された。
因果関係は不明だがおよそ6km離れた川では大量の魚の死骸が打ち上げられた。
更に…。
≫10日後には別の化学工場でも爆発事故が発生。
大気に加え土壌汚染の深刻化が懸念されている。
≫空が砂嵐で真っ暗になったのには本当、ビックリしました。
≫全く見えなくなりましたね。
砂塵暴ってちょっと聞いたことないかもしれませんがこれ、中国の内陸部を中心として砂漠地帯とか乾燥地域などで発生するということなんです。
強い風に基本的には砂が上空に巻き上げられましてそれが偏西風に乗って更に広範囲に飛散をしていくということなんですね。
砂嵐が非常に強い状態というのを砂塵暴と呼ぶということなんですがこの砂塵暴自体は今に始まったわけではないんですが問題としてはこの砂塵暴に乗ってPM2.5ですとか有害物質が大二郎さん拡散していくという可能性というのは否定できない。
≫中国ってもともと国土の18%が砂漠なんですよね。
それがだんだん広がってきているというのと汚染というのが混じり合って、都市部にまで飛んでくる現象になっているんでしょうね。
≫軍事パレードの日とのギャップが大きいですね。
経沢さん。
≫経済成長を優先して環境ですとか人命を犠牲にして安定的に発展する国というのはないと思うんですよね。
あんなに中国が権力を持っているなら真っ先にこういったことをやるべきだろうと思います。
ちょっと、広すぎてマネジメントできないですね。
≫解決案は毎日軍事パレードやればいい。
≫それもちょっとあれですけどね。
でも本当にそれぐらい思ってしまいますね。
≫根本的な対策はどうしたらいいんでしょうか。
急速的に発展を遂げる中国。
北京の郊外で取材班は突然変色した川を発見しました。
≫取材班が向かったのは首都・北京の中心部からおよそ100km離れた河北省。
≫北京の隣、河北省でも軍事パレードが終わって工場が一斉に操業を再開しています。
煙がもくもくと立ち上っています。
≫北京市を取り囲むように位置する河北省。
中国有数の鉄鋼都市ともいわれ大気汚染が深刻なことで知られている。
街を流れるのが中亭河だ。
≫川のあちこちに工場からの排水が流れ込んできていますがご覧のようにその色は、不気味な赤茶けた色をしています。
≫川面に浮かぶ何やら油膜のようなもの。
川岸の土は赤茶色に変色している。
更に別の場所では辺りに異臭が漂っていた。
≫ここはですね特にひどいです。
川一面が赤茶けた色をしています。
何かここにいると、強い金属臭のようなものも感じます。
≫パイプから流れ出ているのは工場の排水だ。
油のような塊が混じっているのが見える。
長年この地で暮らす住民は…。
≫なんと、もっと赤くなることがあるという。
これは、住民が船の上から撮影した川の映像。
川一面が赤茶色に濁っているのがわかる。
更に船を先に進めると…。
≫赤いヘドロのような物質が塊となって浮いていた。
≫発展と引き換えに街が失ったものは少なくない。
≫実は中国では近年鉱山や工場の排水による汚染で河川がさまざまな色に染まる現象が相次いでいる。
2010年、広東省広州市で撮影されたのは真っ青に染まった川。
川面には青い油膜のようなものが浮かぶ。
また川岸のバルブには青い色が完全にこびりついてしまっている。
これはジーンズ工場の排水が川に垂れ流されたのが原因とみられている。
そして去年、浙江省では突然、川が赤く変化。
≫一夜で真っ赤に染まったというから驚きだ。
≫何者かが川に塗料を流したとみる声もあるが詳しい原因は明らかになっていない。
更に青や赤だけではない。
中国南部の鉱山の近くに現れたのは黄色い川。
そして河南省では川面に謎の白い泡が発生。
≫水面を埋め尽くす白い泡。
河南省を流れる淮河での光景だ。
淮河流域には1980年代以降工場の建設が進み排水が川に垂れ流された。
その結果、白い泡が水面を覆い異臭を放つようになったという。
また、ジャーナリストの福島香織氏によると付近の住民の体にある変化が現れ始めたという。
≫その後NGO団体などの活動により20年以上かけて川の水は浄化されていった。
しかし…。
≫一方、広東省を流れる川。
不自然に黄色く染まっているのはカドミウムが原因とみられている。
カドミウムは腎機能障害や骨粗しょう症などを引き起こす有害物質だ。
更に取材班が訪れた河北省を流れる赤茶色の川。
そこではある異常事態が起きていた。
≫魚の養殖業を営む男性はため息交じりに語る。
≫経済成長の裏側で広がり続ける環境汚染という暗い影。
隣国である日本にとっても決してひとごとではない。
≫さまざまに変色した川を見るとやっぱりちょっとぞっとします。
≫怖いですよね。
川の水を直接使わなくても川の水って、ほら、地下水に入っていくっていう可能性があるので付近の人は怖いですよね。
≫どうやって水を飲んでるのかなということでちょっと、いろいろ聞いたんですけど北京などではほとんど水は買って飲む人が。
≫ペットボトルが多いですよね、上海、北京。
≫ただ、料理をするときなどは水道水を使っているそうです。
地方に行くと、これは地方ごとにいろいろ違って浄水場が整備されているところもあればそうじゃない地下水のところもあるのでやはり、人体への影響というのはどうなってくるのかなというのはちょっとわからない部分があるんですが心配になりますよねこれだけ見ますと。
取材班が先月行った、赤茶色の川というのは河北省でしたけれども工場の排水が原因とみられています。
それから赤い川というのはこちらです。
突然、赤くなったという。
これ誰かが塗料を流したのではないかとみられているんですが原因ははっきりとは不明です。
これは浙江省ですね。
それから真っ青広東省の青い川。
これはジーンズ工場から出た排水とみられています。
黄色い川こちらは河南省ですね。
これは、鉱山などから排出されるカドミウムが原因というふうにされています。
白っぽい泡こちらもすごいんですがこれは、河南省。
ちょっと古くて2004年に撮影されたものです。
工場排水が原因とみられています。
中国も対策はとってるようで最近は、福島さんによると変わってはきていると。
厳しい環境の法整備を進めてはきていると。
罰金制度なども含めてだんだんと厳しくはなってきているということではありますけれどもね。
≫整備を進めてはいますが大二郎さんまだまだちょっと見えてはこないところありますよね。
≫やはり経済優先ということが明らかに表に出ていますのでなかなか進まないんじゃないでしょうかね。
≫続きましては女優・川島なお美さんの告別式が現在青山葬儀所で営まれています。
現在、どんな様子でしょうか。
久保田さんに伝えてもらいます。
≫こちらですが昨日の激しい雨から一転≫では、青山葬儀所からお伝えします。
久保田さん。
≫こちら、告別式が行われている青山葬儀所です。
今、もうすでに川島なお美さんの棺が乗る予定の霊柩車が、お車がもう、到着しております。
そして関係者の方々がこのあと喪主であるご主人の鎧塚さんがいらっしゃるのを待っているそのような状態です。
先ほど、林真理子さん倍賞千恵子さんからの弔辞が読み上げられました。
林真理子さんからは最愛の鎧塚さんを孤独にはしませんから安心してください。
倍賞千恵子さんからは大好きだったよ。
尊敬と感謝と限りない愛を込めてありがとうございましたと思いが贈られました。
今回の葬儀なんですが鎧塚さんがなお美だったらこうするだろうというイメージをしながら準備をされたそうです。
祭壇に飾られた遺影ですがピンクや赤などの花をバックに赤いドレス姿の川島さんが優しくほほ笑むそんなお写真です。
このお写真なんですがこれは、友人で漫画家のさかもと未明さんが2〜3か月前に撮影したスナップ写真で鎧塚さんは自然にほほ笑んでいるものを探しました。
テレビなどでは絶対に出さない笑顔で気に入っていますと語っていました。
そして、白いお花を基調とした祭壇なんですが赤いワインを思わせるワインレッド深紅のバラできれいな模様が描かれています。
また、大きなワイングラスや川島さんの生まれ年1960年物のロマネコンティなどのワインそして、愛犬シナモンちゃんによく似たぬいぐるみなど川島さんが大好きな愛したものたちが遺影そして棺を囲んでいます。
その棺ですが、中には真っ白いドレスに身を包んだ川島さんが眠っていらっしゃいます。
そして、思い出の写真がたくさん納められ舞台で着た衣装や楽屋ののれんご夫婦の共通の趣味であるゴルフのボール更には、今年1月に亡くなった愛犬、シナモンちゃんのお洋服も一緒に納められているということです。
そして、川島なお美さんの戒名なんですがこれは、鎧塚俊彦さんの俊という字なお美さんの美という字そして、女優の優という字が入っているんです。
これは女優として必死に生きた女優を連想させるような鎧塚さんの願いからこの戒名になったということです。
今、葬儀所の中から人が出てくる様子がうかがえます。
そして、私からなんですが川島なお美さんのご遺体が入っています白い棺がこちらから確認できます。
しかしまだご主人で喪主の鎧塚俊彦さんの姿は確認することができません。
今、白い棺。
この棺に中に白いドレスを身にまとった川島なお美さんが眠っていらっしゃるその棺を抱えて親族の方、関係者の方がお車に向かって歩いていらっしゃいます。
そして、鎧塚俊彦さん。
位牌をしっかりと抱えて泣きそうになるそれをこらえながら今、立ち止まって棺が車の中に入っていくその様子を…。
今一度、頭を下げられました。
見守っていらっしゃいます。
≫どうぞ皆様合掌をお願いいたします。
ありがとうございました。
どうぞお直りください。
≫そして、これからご主人で喪主の鎧塚俊彦さんのご挨拶が始まります。
≫それでは、ご出棺に際しまして喪主・鎧塚俊彦様よりご挨拶がございます。
≫親族を代表してご挨拶させていただきます。
本日は、ご多用中参列いただきましてまことにありがとうございます。
妻・川島なお美は女優として貫き通してまいりました。
そして、今、最後の幕のどん帳が今まさに下りようとしております。
私のほうからなお美を代理いたしまして最後のお願いがございます。
女房は拍手をいただけることが何よりも喜びとしておりました。
それが生きがいとしていたといっても過言ではありません。
最後は、大きな拍手で女房を送ってやっていただきたい。
アンコールはございません。
割れんばかりの拍手でなお美を送ってやってください。
お願いいたします。
≫大きな拍手で会場が包まれています。
≫皆様どうもありがとうございました。
このあとご出棺でございます。
どうぞ、なお美さんとのお別れの合掌そして拍手をお願いします。
≫今、挨拶を終えられたご主人の鎧塚俊彦さんが集まっていらっしゃる皆さんに向かって一度、大きくお辞儀をされました。
そして会場からは拍手を大きな喜びと最大の喜びと感じていた川島なお美さんの最後の幕が下りるのに向けて大きな拍手が送られています。
大きな拍手とともに川島なお美さんが歌うその歌声が、会場に大きく響いています。
昨日、お通夜、そしてお通夜後の報道陣の取材に対しとても気丈に消え入りそうな声で言葉を振り絞りながら思いを語った鎧塚俊彦さん。
今は、こらえきれず涙を流しながら今、位牌を高く上に掲げ皆さんに川島さんがここにいることを伝えながらそこに立っていらっしゃいます。
昨日、お通夜のあと報道陣が鎧塚さんの取材をさせていただきました。
そのとき、およそ30分間もご本人もつらく大変な時期だというのに報道陣の取材に本当に丁寧に答えてくださいました。
話し始めたときには消え入りそうな声だったのですがそれでもひと言ひと言思いを必死に絞り出すように言葉にしているその様子がとても印象的でした。
そして、お話されるエピソードのどれもが楽しいときも苦しいときもいかに最後の最後までお二人の心の距離が近いものだったかとうかがえるものでした。
そして、川島さんが大切に大切にされていた愛犬。
ご親族の女の子に抱えられて今、鎧塚さんの横にいます。
鎧塚さんが今、語りかけています。
耳元に話しかけています。
愛犬のミニチュアダックスフントのワンちゃんに時に位牌を見せながらお車のほうを向きながら話しかけられました。
お話を聞くと女優として生き抜いた川島なお美さんの思いをどうにか真っすぐに知ってもらいたいという気持ちを昨日今日と強く感じられました。
そして鎧塚俊彦さん今、位牌を掲げそして、川島なお美さんの棺が乗っていますお車の助手席に乗られました。
先ほどから、この拍手が鳴り止みません。
むしろより一層大きなものへとなっています。
≫それではご出棺でございます。
≫会場の拍手がより大きく鳴り響きました。
最後まで女優として生き抜いた川島なお美さん。
今、出棺です。
≫鎧塚さん、位牌に向かって語りかけていらっしゃいましたね。
きっとなお美、みんなこんなに拍手してくれてるっていうふうにおっしゃったんじゃないかなと思います。
≫経沢さん拍手をいただけることが何よりも喜びだと。
その拍手、長い長い拍手に送られて出棺でしたね。
≫本当に、病気はつらかったと思うんですけどこんなすばらしいご主人が最後まで奥さんのことを思ってすごく、なんか愛されていたんだなというのがこちらにも伝わってきて。
彼女の人生が本当にすばらしいものだったんじゃないかなというふうに思います。
≫大二郎さん、あの鎧塚さんは華々しく送ってあげたい。
そういうふうに言っていたとおり何か、本当に最後のどん帳が下りるギリギリの瞬間まで女優・川島さんとしての華々しさが目に浮かぶような式でしたね。
≫祭壇のワインレッドのお花の飾りとかロマネコンティをはじめとするワインを並べられた。
そういうデザインは随分、鎧塚さんは心を配られたと思うんですよ。
川島さんがまもなくくる鎧塚さんの誕生日のお祝いをどういうふうにハプニングで喜ばせようかというので考えていらっしゃった。
それと同じような思いで鎧塚さん最後の舞台って言うと失礼だけどお見送りの場をという思いだったんじゃないかと思いますね。
≫本当に、舞台のように鎧塚さんがそういうふうに本当にしてあげたというかそういう気持ちが伝わってきますよね。
≫デーブさんは昨日のお通夜に参列されました。
≫美しい、そのものなんですね。
女優さんらしい閉幕。
鎧塚さんもつらいと思いますが一刻でも、本当は出棺したくないんですよね。
最後の最後になりますから。
その場で拍手を永遠にでも送ってほしかったと思うんですが川島さんはきっと喜ばれていると思います。
これほど美しい見送り方は記憶にないですね。
≫どうすれば一番喜んでくれるかなってそういうことをとても考えておられて。
ずっと気丈に振る舞っておられた鎧塚さんがやはり棺が運び込まれるときにものすごく歯を食いしばっていらっしゃいましたね。
でも、きちんと本当に女優を貫いた川島なお美さんへの敬愛の思いも感じられましたし。
夫としての愛にあふれていらっしゃるなと思います。
≫夫婦としての時間は6年半ですけど時間じゃないんだなというか…。
≫昨日のお通夜のときにも鎧塚さんが余命宣告は自分だけが聞いていたと。
なお美さん自身は自分からお医者さんに自分の命はいつまでっていうような質問は一切しなかったと。
それだけ最後まで、現役女優さんとして頑張るっていう気持ちだったということを鎧塚さんは昨日、言われて本当に強い心のハートの持ち主だなと思いましたね。
≫がんそのものは去年7月に再発をしたときにお医者さんからは1年持たないということで余命宣告をされたんだということですけれども。
鎧塚さんは川島なお美さんには余命を伝えなかったし女房も知ろうとしなかったという中でずっと、闘病生活を送ってここまでやってきたと。
抗がん剤に関しては医師からは勧められたけれども抗がん剤を使ったとしてもじゃあ、それは治るんですかというとそういうわけではないんだと伝えられて。
それで抗がん剤を使わないという選択をしたんだけどやっぱり最後まで舞台に立ちたいという川島なお美さんですから。
これは鎧塚さんの言葉ですけど女優としての美学だったんだと。
そしてこの選択というのは最終的に2人で決めた。
鎧塚さんとしては使ってもいいんじゃないかという話もしたんだけど2人で決めた。
女房は決めたことに対してこうすればよかったと考えない。
悔いはない。
なんか、ここに、デーブさんもう決めたら真っすぐ本当に芯が強い女性だったんですね。
≫その美学見事に実現できたわけですからそれは最後の仕事としても満足されたと思うんですよね。
がんの中でも特にたちの悪いがんでよっぽど早い段階で100%切らない限りはほぼ絶望的ながんでもあるんですね。
アメリカでも人口が多いんですが年間2000〜3000人しかいないんですね。
同じ種類の胆管がんですね。
ですから、なかなかつらいがんでもつらいんですけど克服できる種類のがんあるいはケースがいっぱいある中で非常に希望を持ちにくいほうだったにもかかわらず最後、舞台に立ちたいという川島さんの立派な人間の価値観わかりますよね。
一生忘れられないと思うし共演者やファンもたくさん、一般の方も来てるんですけれども思い出すことはたくさんあると思います。
思い出もいっぱい残したし結婚生活が短いですが、鎧塚さんも本当に川島さんと会えてよかったときっと思っていると思います。
≫抗がん剤を使えば人としての命はもう少し長くなったのかもしれない。
ですけれどもそうすれば、最後のときには少し意識が朦朧としてしまうとかきちんと活動できないということがあって人としての命よりも女優としての命を最後までという思いが抗がん剤を使わないというなお美さんの気持ちに表れたんだろうと思いますね。
≫しかし、経沢さん本当に最後は腹水っていうおなかの水がたまってしまってがりがりに痩せている中でそれを見ながらあの直前の会見でも夫・鎧塚さん笑顔で一緒にいて。
あのときのお気持ちはどうだったのかなってまた改めて思いますけどね。
≫個人的なあれですけど私も子どもが病気で余命を宣告されたりとかそうすると家族の在り方についてすごく考えさせられたり1日1日を迎える日を意識しながらすごく2人が努力されて。
見ているほうは痛々しかったと思うんですよね。
一緒に暮らしていて。
でも、それでもプロ意識を持って立ち向かって生きている姿に多分、鎧塚さんもすごく胸を打たれたと思うんですよ。
今度は最後、鎧塚さんがすごく強い気持ちでこうやって皆さんに奥様のことを伝えている姿は本当にお二人とも強い愛で結ばれていたんだなと思います。
≫川島なお美さんの告別式に参列されたデヴィ夫人にお話が伺えるようです。
久保田さん。
≫こちらには動物愛護を通じて長く川島さんと交流を持っておられましたデヴィ夫人にお越しいただいております。
デヴィ夫人よろしくお願いします。
今、川島なお美さん出棺されましたが今、どんなことを思われていますか?≫私は本当にすばらしい死だったと思います。
そしてまたすばらしいお葬式だと思うんですね。
やはり女優として舞台で倒れてそして急逝する。
燃え尽きて、そして最後の最後まで川島なお美というスタイルのままでいらしたって本当に褒めてあげたいですね。
このような劇的なドラマチックな死を迎え皆様に惜しまれてそして、最愛の夫のかいなに抱かれて亡くなる。
川島なお美さんはお幸せな方だと思います。
それと、本当に壮絶だったと思うんですね。
やはり、2リットルもの腹水をとったばかりでもう翌日舞台に立ってそして、そのときまたすでに1リットル、2リットルという腹水がたまっていたにもかかわらずもうあんなに頑張って舞台を最後までやり遂げようとなさったもう、本当に壮絶な実に川島なお美さんらしいと思います。
≫デヴィ夫人は川島さんの体調ですとかお体のことはどれぐらいご存じだったんでしょうか。
≫全然、知りませんでした。
ただ新聞や報道で知ってそれでも、毎日のようにお電話していたときがありまして先月の9月9日ご一緒にお食事したときに結構、デコルテのドレスをお召しになってらして非常にお痩せになっているのがわかって。
こんなにお痩せになってるのになんで首まであるドレスを着てらっしゃるのかしらと思ったんですけれどもそのときも、私は川島なお美よっていう毅然とした態度でいらして今から思うとご立派だったなと思います。
そうしたときにも、本当に川島なお美というスタイルを最後まで変えないっていうのはご立派ですよね。
もう本当に、命、燃え尽きるまで歌って踊って舞台に出ていらした。
そして、8月には最愛のご主人と旅行までなさっていらして。
もしかしたらご存じだったのかなって今から思うといろいろな節がありますね。
最後にお話したときには9月22日にまたご一緒にお食事しましょうって何か9月22日に非常にこだわったんです、彼女が。
ただ、私はそのとき取材で外国に収録のために行っていたためにできなかったんですけども。
ですから、外国で彼女の死を知ったわけですけどただ、お会いできてなかったのが本当に心残りです。
≫スタジオの橋本大二郎さんから。
≫デヴィさん、橋本です。
動物愛護を通じてのお付き合いもあったということなんですが。
≫本当に、たくさん協力していただきました。
≫愛犬のシナモンちゃん…。
≫亡くなったときも本当にお気の毒でした。
なお美さんはシナモンちゃんやココちゃんを連れてスタジオに来ていましたから。
私もときどき連れて行ったことがあるんですが。
私、一度大変感動したのが国連大学広場前で動物愛護の集会をしたときにものすごい台風に見舞われまして参加者が少なかったときに彼女が、シナモンちゃんとココちゃんを抱いて大きな帽子かぶって来てくださったときには本当に感激しました。
あのとき有名人の方はほとんど来てくれなかったのに彼女は本当に協力してくださっていろんな面で大変助かりました。
私のパーティーにはほとんど出席してくださいましたし私も彼女の舞台という舞台は毎回、見ていましたのでそういった点でも本当に川島なお美さんの女優としてのそしてまた個人の川島なお美と知り合えて本当に私、今思ってさびしいです。
本当にもうお会いできないのかと思うと。
ただ、こういうドラマチックな美しい死に方も川島なお美さんらしい最後まで全うされたっていうことが私は、違った意味で非常に感激しております。
≫今の国連大学前の会のときもそうですけど本当に川島さんって心配り気配りのある方でしたよね。
≫そうですね。
そして、非常にご自分の哲学を持っていらっしゃいましたよね。
今回も私も投がん薬をお勧めしてたんですけどご主人もお医者様のチームが彼女を見守っているし彼女は医者以上に自分の病気のことに関しては知識を持って闘っていらっしゃるので。
私もオススメするのがちょっと遅かったんですけど。
残念でした。
いつまでも本当に美しい…。
本当に川島さんはお仕事にも情熱的でしたし大変、理知的でそして、趣味もすばらしかった。
私に対してのプレゼントも本当にきれいな赤いバラそれもワンちゃんの形をしたものが箱に収められて私のバースデーのときに届けられたりとか本当にそういう点では気配りのある優しい方でしたね。
≫デヴィ夫人にたくさん思い出をお話していただきました。
デヴィ夫人どうもありがとうございました。
≫ここからは気象情報をお伝えします。
台風並みに発達している猛烈な低気圧ですけれどもこの時間も北海道や東北や北日本などかなり天気荒れています。
こちら現在の北海道留萌市内の様子なんですが。
高波が打ち寄せていますね。
日本海です。
≫風の音、波の音入っていますね。
≫風の音ですね。
ゴーッという風の音がね。
留萌では瞬間的には10月としては1位を記録するくらいの33.5メートルの突風を観測しています。
平均風速でも20メートル近い風ですね。
平均風速というのは10分間の平均なので瞬間風速っていうのは3秒ごとに測っていますので平均でも20メートルというのは相当、強い風が吹き続けているということになりますから警戒お願いします。
北海道の各地元の気象台では野外にいるのが危険なほどの暴風となっています。
釧路市内の現在の様子です。
釧路も風が強いですね。
影があることからもわかるように晴れているんですよ。
天気は、空のほうは回復してきていますが風が強い状態がこのあとも続いている状況です。
このあと明日にかけてまだまだ風が強い状況が続きそうです。
警戒をお願いします。
東京も昨日の夜は風が…。
≫恐ろしかったですね。
≫寝ていても外の風の音がわかるぐらいでしたけども。
各地の風、振り返ってみると最大瞬間風速福岡や大阪、東京などは大体20メートルぐらいでした。
これでも強い風なんですが。
どうですか、北のほうにいけばいくほど数字が…。
≫高いですね。
≫全国で最も強い風が吹いたのが利尻空港、43.7メートル40メートルを超えるような風です。
場合によると電柱が倒れてしまうような風なんですが。
これをみてもわかるように北にいけばいくほど風が強いんですね。
低気圧に近いところほど風が強いということがわかります。
ですから、今後も低気圧に近い北日本などは風が強い状況が続きそうでして今夜の予想天気図を見てみますと発達具合は変わらないんです。
今の状態を維持するんですがちょっと、列島から離れていきますのでこのあとは北海道そして東北、こちらでは風が強い状態が明日にかけて続きそうです。
最大で瞬間的に40メートルを超えるような風が予想されますので警戒を引き続きお願いします。
関東から西の各地は穏やかさが戻ってきます。
午後の予報です。
東京も青空がきれいになってきますがこのあと、沖縄から東北の太平洋側にかけては晴れるところが多くなっています。
日本海側や北海道の各地は時雨といいまして晴れたり雨が降ったりのお天気になります。
旭川は暴風雨の予想です。
週間予報です。
この週末は晴れが続いて朝晩と昼間の気温差がちょっと大きいのでお出かけには昼間は半袖でいいんですけど朝晩は、長袖や羽織るものが必要になってきます。
沖縄から太平洋側は晴れが続く予想です。
北海道の札幌など日本海側はまだ時雨が続く予想ですが明日の午後以降は風が収まってくると予想しています。
以上、お天気でした。
≫北関東・東北の豪雨による被災者を支援するためのドラえもん募金は9月27日で受け付けを終了しました。
皆様から寄せられた総額は2700万円になりました。
ありがとうございました。
寄せられた募金は茨城県に対し1300万円栃木県、宮城県に対しそれぞれ700万円お送りします。
≫では、報道フロアから板倉さん。
≫はい、お伝えします。
三重県伊勢市で女子高校生が殺害され同級生の少年が逮捕された事件で少年が複数回にわたり殺害を依頼されていたことをほのめかす供述をしていることがわかりました。
先月28日伊勢市で松阪市の高校3年生波田泉有さんが左胸を包丁で刺されて殺害され同級生の少年が逮捕されました。
捜査関係者によりますと少年が、波田さんから以前から複数回にわたり殺害を依頼されていたことをほのめかす供述をしていることがわかりました。
また、少年は事件の前日友人に対し今日が最後と話していたとみられることもわかりました。
警察は、押収した2人のスマートフォンの通話履歴やLINEのやり取りの解析を進めています。
ロシア軍がシリア領内で空爆を開始したことを受けアメリカ国防総省はロシア国防省と軍同士の不測の衝突を回避するための協議を開始したと発表しました。
≫協議は、ビデオ会議の形式で行われました。
クック報道官はアメリカ側が衝突回避と緊張緩和のための行動計画案を示しロシア側も意見を述べたと明らかにしました。
しかし、クック報道官はロシア軍との衝突を避けるためにアメリカ軍がシリアでの空爆の回数を減らすつもりはないと強調しました。
更に、空爆のための情報をロシア軍と共有する考えもないと述べました。
ここまで報道フロアからお伝えしました。
≫異色のドクターが明日登場します。
≫明日放送のドラマ「ドクター彦次郎」。
寺島進さん演じる大藪彦次郎は急患があれば、お手製の救急自転車で駆けつける型破りな医師。
ひょんなことから京都市内で頻発するおやじ狩り事件に関わることに。
≫そんな寺島さん実は今年3月51歳にして待望の男の子が誕生。
この日は息子さんのおもちゃを買うということで密着しました。
≫こわもての寺島さんも家では子煩悩なパパだそうです。
さて、肝心のおもちゃ選びのほうは…。
≫ということでお米のらっぱを買うことに決定。
更に、こんな将来の夢も明かしてくれました。
≫子煩悩なパパの一面を見せてくださいましたけれども寺島家の家訓は愛、恩義、結束力だそうです。
ドラマ「ドクター彦次郎」は明日夜9時から放送です。
ぜひ、ご期待ください。
≫どのように生きるかっていう1日1日を大切に意思を持って生きるということを川島なお美さんから教わった気がいたします。
≫鎧塚さんも昨日、今日は川島さんの最後のいわば舞台をきちんと見送ってあげようということで気を張り詰めていらっしゃったと思いますけど2015/10/02(金) 12:30〜13:45
ABCテレビ1
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詳細情報
◇出演者
【司会】
橋本大二郎、大下容子
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/scramble/
※放送内容が変更になる場合があります、予めご了承ください。
ジャンル :
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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