2時になりました。
ニュースをお伝えします。
急速に発達した低気圧の影響で北日本を中心に風が強まり、北海道では暴風が吹いています。
北海道ではあすにかけて非常に強い風が吹く見込みで気象庁は暴風や高波に厳重に警戒するよう呼びかけています。
北海道根室市納沙布岬の現在の様子です。
高い波が次々と押し寄せてきています。
また沖合にも白波が立っているのが見えます。
気象庁によりますと、急速に発達した低気圧の影響で北日本を中心に風が強まり、北海道では暴風が吹き、大荒れの天気となっています。
北海道羽幌町で午後0時半ごろに30.7メートル、青森県八戸市で午後1時ごろに29.7メートルの最大瞬間風速をそれぞれ観測しました。
低気圧はゆっくりと北上するため、北日本を中心にこのあとも風の強い状態が続き、低気圧に近い北海道ではあすにかけて非常に強い風が吹く見込みです。
北海道の太平洋側、東部ではきょう夕方にかけて海岸や川の河口近くで高波や高潮による浸水のおそれがあります。
気象庁は北海道では暴風や高波に厳重に警戒し、不要な外出は控えるとともに高潮にも警戒するよう呼びかけています。
風による被害が出ています。
北海道の日本海側、苫前町では、中学校の多目的ホールのトタン屋根が飛ばされているのが見つかりました。
現在は、さらに飛ばされないよう建設用の大型機械のアームで押さえる措置を取っています。
また北海道では、正午現在およそ1万5500世帯で停電が起きています。
日銀が全国の企業に聞いた1年後の物価の見通しはガソリン価格の下落などから平均で1.2%の上昇となり前回3か月前の調査を下回りました。
日銀は短観、企業短期経済観測調査の中で、全国1万1000社余りに物価の見通しについて聞いています。
それによりますと、1年後の物価上昇率の見通しは平均で1.2%の上昇と前回6月の調査から0.2ポイント下回りました。
また3年後の物価の見通しはその前の年と比べて平均で1.4%の上昇、5年後は平均で1.5%の上昇といずれも前回の調査を0.1ポイント下回りました。
物価の見通しが1年後から5年後のすべての時点で下がったのは、去年3月の調査開始以来初めてのことで、ガソリン価格の下落に加え、中国など新興国経済の減速による景気の先行きに対する懸念が、企業の見通しに影響を与えたものとみられます。
日銀は来年度、2016年度の前半ごろに物価上昇率が2%に達するとしていますが、今回の調査結果からは、多くの企業が日銀の見立てほどには物価は上がらないとみていることが分かります。
続いて気象情報です。
午後3時から6時までの天気です。
発達中の低気圧の影響で北海道は各地で暴風が吹き高波や高潮にも警戒が必要です。
午後6時から9時までです。
引き続き北海道は各地で暴風が吹き日本海側を中心に、雷雨の所があるでしょう。
午後9時から午前0時までです。
北海道の日本海側を中心に雨が降り雷を伴い激しく降る所があるでしょう。
2015/10/02(金) 14:00〜14:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
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