♪〜生字幕放送でお伝えします≫日本女子オープンゴルフ選手権は大会2日目セカンドラウンドを迎えています。
ご覧の日本海。
日本海に面した片山津ゴルフ倶楽部白山コースが今年の会場。
北陸新幹線が開業した石川県。
初日から大勢のギャラリーが詰めかけています。
全長6613ヤード、パー72のコースセッティングです。
ご覧のように昨日とはうって変わっての快晴です。
選手たちもスコアをどんどん伸ばしてきています。
昨日とはコンディションが大きく変わっています。
2日目を終えて60位タイまでの選手が決勝ラウンドに進むことができます。
2日目は、予選突破なるかも重要なポイントになってきます。
2日目の現在の状況です。
韓国の世界ランキング4位のユ・ソヨンが初日トップでしたが現在もトップを走っています。
5アンダー。
そして、2位タイグループにはご覧の人数。
香妻、韓国のチョン・インジとイ・ミヒャン。
19歳の柏原。
そして、こちらも19歳、ささき。
アマチュアの新垣比菜が7位タイグループに入ってきています。
吉田弓美子、原江里菜といったところが1アンダー。
トゥデー、1アンダーでイーブンパー。
フォン・シャンシャンが2つスコアを伸ばして17位タイグループに入ってきてそして去年のローアマ永井花奈が現在、1オーバーで17位タイグループに入っています。
解説はプロゴルファーの塩谷育代さんです。
この2日目、本当にいい天気になってスコアも選手たち伸ばしていますね。
≫昨日の午後の天候があまりにも過酷な中でのプレーだったのでやはり選手たちかなりストレスがたまっていたと思います。
それが今日の快晴のもとやはり条件がそろうと、みんなスコアを伸ばしてきますよね。
≫そして気になるのがカットライン。
予選突破できるかどうかという選手。
≫宮里藍さんが8オーバーなんですけどちょっとその辺り厳しいかなという今の状況ですね。
≫放送ホールをご紹介していますが16、17、18番。
このホールを中心にお伝えすることにしています。
そして、風ですが昨日とは逆になっています。
海風、日本海から吹いてきています。
3メートルほどの風です。
昨日は午後は雨も落ちてきましたが今日はすばらしい天気に恵まれました。
17番のパー3。
ピンまで146ヤードです。
ここに、鈴木愛、大山志保そして韓国のキム・ハヌルの組がやってきています。
鈴木愛が現在2オーバー。
大山志保、3オーバー。
キム・ハヌルは4オーバーという状況です。
ここまでの3人の展開は塩谷さんどう見ますか。
≫鈴木愛さんが前半の7番でダブルボギーがあってそこで、ちょっと流れが変わってしまったのが残念なんですけども。
まだまだ残り2日間ありますから。
上がりの2ホールでちょっと気を引き締めてあしたからのプレーにつなげてもらいたいと思います。
≫その中で難しい17番にやってきました。
左サイドには池そして右サイドにはバンカー。
砲台グリーンになっています。
まずは大山志保。
向かってきている風です。
≫恐らくテイクバックの入りがいつもより浅かったですね。
≫バンカーでしょうか。
≫先ほど上空からの画面を見ていただくとよく分かるんですけどかなり深いバンカーが3つそろっています。
右サイドに。
そして、ちょっと今、見るとライが左足、ボールがちょっと左足下がりのところにあるんですね。
≫上げるのが難しい状況です。
≫そうなんです。
絶対に入れたくないバンカーに今、大山さんはつかまってしまいました。
≫そして去年5位と健闘しました鈴木愛。
初日は2位タイでした。
今日は7番以降、苦しんでいます。
ピンは右の手前です。
手前、バーディーチャンス。
≫すばらしいショットでした。
≫今、旗を見ましたがフラッグは揺れていませんでした。
≫旗は、ちょうど周りが松林に囲まれているんですが後ほど、画面でお見せできると思いますがちょうど風の通り道が旗の辺り上空松林が、ちょうど切れているところがあるんですね。
そこからの風の影響をどう選手が計算するかなんです。
今回は向かい風ですね。
≫ただ、強さが違います。
塩谷さんがお話になったのはティーインググラウンドで感じる風とそれからグリーンで感じる風が違うってことなんですね。
≫そうですね。
グリーン周りかなり高い松林に囲まれてはいるんですけどやはり、ところどころ伐採された部分が風の通り道となって風の強さというのが微妙に違っているんですね。
≫画面は9番、パー5。
柏原です。
現在、2アンダー2位タイ。
19歳の柏原、今大会好調。
≫何度もステップ・アップ・ツアーで優勝を逃している彼女がこのレギュラーツアーで爆発してもらいたいですね。
≫10番スタートでしたのでこれが最終9番となります。
第3打。
バーディーチャンスにつけました。
≫ちょっと低めのボールで抑えたショットでしたね。
すばらしいショットでした。
≫鈴木のボールですが。
≫これは、ぴったり。
≫すばらしいショットになりました。
≫うまくひじを抜いて左にいかせないようなフィニッシュをとりました。
ラインを出してきましたね。
≫右サイドにはバンカーがあって。
今日はピンは右サイドに切ってある。
≫ですからティーマークのセンター寄りセンターから少し左寄りにティーアップして打ちました。
去年は最終日首位スタートだった鈴木愛ですが。
アゴの高いバンカーそして目の前には壁。
≫出しましたけど精いっぱいでしたね。
どうして、あそこまで飛ばしてしまったかというとボールのライも少し左に下がっているんですね。
できれば、もう少しコックを使って上げにいきたかったところなんですけどやはり、カラーからすぐのところにピンがあるということでどうしても上げたい気持ちと飛ばしたくない気持ちがちょっと決まらないうちにアドレスをとってしまったんだと思うんですけど。
非常に難易度の高いバンカーショットでしたね。
≫韓国のキム・ハヌルはラフから。
≫うまいですね。
≫すばらしい距離感です。
≫バンカーに入れるのとあそこで止まっているのとでは大きな違いですね。
≫キム・ハヌルはパーです。
4オーバーは35位タイ。
≫この17番の今から大山さんが打つ位置から2パットもそんなに容易ではないですね。
なぜかというと、ちょうど日陰になっている部分にマウンドがあるんですが。
そのマウンドでかなり右に切れてくると思うんですよね。
途中までは日陰そして、最後はラインが見えるんですけどその途中までのラインの読みスピードというのがやはり選手って視覚からくるもので目からくる情報っていうのにかなり影響があるんですね。
パッティングの距離感を作るのに。
そこが日陰になることによって目から受ける情報を、ちょっと消して考えないといけないんですね。
≫ナイスタッチです。
≫ナイスです。
≫ナイスボギーを見せた大山です。
バンカーに入ってしまったがゆえによくボギーでしのぎました。
そして鈴木愛はバーディーパット。
17番でバーディーがきました。
1オーバーは17位タイです。
≫ちょっと悪夢の7番、8番、9番でしたからね。
≫柏原はバーディーパットです。
決まれば単独2位となります。
単独2位に浮上。
19歳の柏原。
トップ、ユ・ソヨンとの差が2ストロークとなりました。
今年の日本オープンでは新たな試みが行われました。
アマチュア予選会としてドリームステージを創設。
JGAとUSGAが定めるハンディキャップを保有するアマチュアですと誰でも参加できるという仕組みです。
そして勝ち上がって地区予選、最終予選と進んで、日本3大オープンに出場できることになります。
まず男子の日本オープンで行われました。
そして今後は、女子オープンシニアオープンにも導入していく方向となっています。
公益財団法人日本ゴルフ協会山中専務理事にドリームステージについて伺いました。
≫日本女子オープンというナショナルオープンにインデックスというハンディキャップを取ってトライできるという。
すべての年代のゴルファー性別のゴルファーにとっても大きなきっかけというかゴルフをやるきっかけになればと我々日本ゴルフ協会は思っています。
その中で特に若い子たちがゴルフというスポーツに出会ってそして上のレベルを目指して国を代表するような。
ただゴルフがうまいわけではなく球を打つのがうまいだけではなくやはり人間として尊敬される日本の代表としてふさわしいそういった人たちを今の若い人たちから育てていかなければならないそのためのドリームステージに若い人たちには来てもらう動機付けにもなると思います。
≫このドリームステージの導入によって裾野が広がって拡大と。
若い選手たちも日本オープンを狙っていくことになりますね。
≫本当に新しい試み。
ゴルフ界の裾野を広げようという狙いがあります。
大会2日目の日本女子オープンゴルフ選手権です。
香妻の映像をVTRで紹介します。
9番のパー4の第3打。
奥からスピンがかかってバーディーチャンスにつけました。
ちょっと不満そうな表情でしたがこのバーディーパットを沈めます。
香妻琴乃はトゥデー2アンダートータル2アンダーで4位タイでのフィニッシュとなりました。
≫増田さん、今のは練習のパッティングなんですね。
1人残ってパッティングの練習をしてますが今日は最後までパッティングだけは集中できたと話していました。
去年は腰痛で結局試合に出られなかったんですけど今年楽しみにしていましたと。
あしたは、がっつきすぎずにやりたいと話していました。
≫やっぱり故障すると思うようなゴルフもできなかったですからね。
パッティングの大事さというのが彼女はよく分かっていますからね。
笠さんは、ちょっと今左に引っ張ってしまって林の中にいってしまいました。
≫16番のパー5。
全ホールの中で最も距離の長いホールです。
森田理香子。
≫これも一緒ですよね、左方向。
何かやりづらいんでしょうかね。
非常にフェアウエーは広いんですけれども。
同じように左サイドにいってしまいましたね。
≫森田は今日は1バーディー3ボギーという内容です。
そして、吉田弓美子です。
8番以降苦しい展開が続いています。
風は右からきています。
ここはフェアウエーです。
非常に距離のあるホールです。
吉田弓美子は今シーズン1勝しています。
2年ぶりの優勝でした。
アンダーパーの選手が非常に多くなっています。
≫放送席、ラウンドを終えられました柏原選手に来ていただきました。
お疲れさまでした。
≫ありがとうございました。
≫すばらしいラウンドでしたね。
≫自分でも納得してます。
≫今日2つ伸ばしましたけどご自身としてはどんなところがよかったんでしょうか?≫今日はグリーンを外す回数が昨日に比べて多かったんですがそれでセーブすることができたので。
ボギーの数が少なかったのが今日のスコアのいいところじゃないかと思います。
≫最後の9番のアプローチすばらしかったですね。
≫思った距離しっかり残せたので作戦どおりという感じですかね。
≫柏原さん自身はこの大会に何度もアマチュア時代から出場されていますがプロとなってからはこれが初めてということになりますかね。
どんな気持ちで臨んでいるんでしょうか。
≫やっぱりアマチュアのときから出場させていただいて勝ちたいっていう試合の1つでもあるのでそういう特別な思いはありますけどあまり考えずにやりたいと思います。
≫今年はステップ・アップでももう一歩というのがありました。
この順位にこの日につけているというのは欲も出ませんか?≫はい、出ますけど出さないように。
多分、キャディーさんに怒られると思いますので。
≫あしたは、どんなラウンドを目標にしますか?≫あと2日あるのでまたトップの人との差もありますししっかり詰めていきたいと思います。
≫楽しみにしています。
≫ありがとうございます。
≫現在、2位タイでフィニッシュしました柏原明日架です。
楽しみですね。
≫彼女はアマチュアの時代からとても注目されていて非常にスケールの大きいゴルフをしていたんですよね。
それが、やはりプロに転向してしばらくちょっと自分を見失ったところがあったのか。
思うようなゴルフができずにここ1年、ちょっと苦しんだと思うんです。
ステップ・アップ・ツアーでも優勝したいという気持ちが先走ってなかなか最後、そういう優勝までこぎつけなかった。
でも、ここへきてやはり、こんな大きな舞台で絶好のチャンスを迎えましたよね。
≫16番のパー5ティーショットを左に曲げました笠りつ子。
目の前には木がありますね。
≫ここ、やはり先ほども説明しているとおりどうしても3打目花道がないということで。
セカンドショットをパーとるためにある程度距離を出したいんですよね。
サードショットをなるべく短い距離で狙っていきたいので。
ちょっと、この辺りこのトラブルショットをどう打っていくかですね。
≫外に当然出していきたいんですけども距離も少し出していきたいという。
≫距離が出ないと次も刻むことになってしまうんですね。
でも、そうやって切り替えるしかしかたのないところまで入り込んでますからね。
≫お父さんと作戦を練っていますがふだんは、あまり相談せずに笠さんが決断してクラブ選択なんかするようですけどさすがにここは、いろいろアドバイスを聞いていますね。
≫振れますね。
≫振れるということはある程度距離を出していけますね。
≫少し左に曲げるような形で打っていけるか。
≫出だしは低くいきたいですね。
≫フェアウエー。
≫ここまでくれば、どうかな…。
ちょっと、左足下がりになりますからね。
サードショットも少し神経を使わなければいけないでしょうか。
≫そして森田理香子のボールがどこにあるかですね。
左サイドの林の中に入っていきました。
≫今季はこういう左に入っていくボールが曲がるドライバーショットが多いようなんですけど。
≫ボールは見えていますし現在、8オーバーですから。
≫もうボギーは打てませんよね。
これは、いいですよ。
フォローを出さずに打っておしまいという感じで。
≫この16番はぜひともとりたいパー5ということになります。
そして吉田弓美子です。
ラフ。
フェアウエーにティーショット置いたんですけどね。
≫ちょっと下半身の動きが止まり気味ですね。
でも、そんなに沈んでなかったので大丈夫だと思います。
≫この大会には宮里美香選手と藍選手が出場しました。
ハイライトでご紹介します。
まずは宮里藍そして宮里美香。
世界で戦う2人の宮里。
宮里美香、9番パー5はボギー。
≫これ、大事な1打が…。
≫このパットが外れたんですね。
9番パー5、ボギー。
≫あれが入っていたら7オーバー。
7オーバーはいいかなと思ってたんですけどね。
≫宮里藍は8オーバーでのフィニッシュとなりました。
プレーのあと、サイン会を行ったんですね。
宮里美香選手。
大勢のギャラリーも詰めかけましたのでサインで応えましたが。
上位が期待された、この2人。
かつてこの女子オープンを制したことのある2人実力者なんですが。
この2日間は苦しい内容でしたね。
≫昨日の午後からの激しい雨、風の中でのプレーで、スコアを崩しての今日、2日目を迎えたわけなんですけど。
なんていうんでしょうね思うようなゴルフはできなかったですね。
≫ただ、その中で宮里美香選手はトゥデー1アンダー。
≫宮里さんはあしたからの2日間でなんとか上位に顔を出してもらいたいと思いますが。
≫これがサード地点になります。
笠りつ子。
≫エッジまで190ヤードピンまで209です。
≫アイアンを持ちました。
≫グリーンを狙ってきました。
≫もうちょっと短くなかったですかね。
209でアイアンは持たないと思いますけどね。
≫グリーンをとらえてきました。
そして森田理香子ですが現在、8オーバーということですからこれ、当然攻めていかなければいけないショットですよね。
≫そうなりますね。
もう1個とりたいです、まずは。
≫残りが16、17、18ですから。
17、18の難しさを考えるとこの16で、とっておきたい。
ですからバーディーチャンスにつけられるかどうか。
≫コントロールショットできましたね。
安全な方向を狙ってきました。
ちょっと速いラインにきました。
≫森田理香子は今日は3ボギー1バーディーという内容です。
そして、吉田弓美子の第3打。
≫ここで129ヤードです。
≫下りのパットが残ります。
それぞれの選手のいろいろな状況があってこの16番を迎えています。
必ずとらなければいけない選手も16番では出てきます。
≫しかし、世界のトッププレーヤーが2日目から顔を出しています。
ユ・ソヨンさんチョン・インジさんイ・ミヒャンさん。
その中で、日本人の若手が頑張っているっていうのがいいですね。
≫ささきしょうこは19歳ですからね。
7月にプロテストに合格したばかりだという。
そして、韓国のチョン・インジ。
前半ハイライトでご紹介します。
7番のパー3。
バーディーチャンスにつけます。
しっかりラインを読みました。
この韓国のチョン・インジは21歳。
そして、8番のパー4。
第3打はバンカーからナイスリカバリーでした。
そして、パーをとっています。
9番パー5、第3打。
とりたい9番で、しっかりとバーディーをとってきました。
チョン・インジです。
今シーズンは日本ツアーでも勝っているこのチョン・インジ。
今年は全米女子オープンも制しているという実力者です。
ここまでの展開、どうでしょうか。
≫5月に日本にやってきたときにびっくりしたんですけどもこんなに女性で大きな弾道のゴルフをする選手がいるんだろうかというぐらいびっくりした選手なんですけど。
やはり世界でも通用しましたよね。
≫森田理香子です。
バーディーパット。
≫惜しい。
いいタッチでしたけどね。
いいタッチと言っている場合じゃない。
入れたいですね。
≫16番はパー。
16番をとることができませんでした森田理香子、8オーバー。
現在のところカットラインは6オーバー、56位タイです。
≫7オーバーで62位タイですからね。
まずは、1個とってほかの選手のスコアを待つ感じでしょうかね。
18番のバーディーはなかなか計算に入れづらいので絶対に17番で取り返してもらいたいですね。
≫吉田弓美子はピンの奥からです。
≫増田さん今日、バーディーが多いのはこちらの方向からなんです。
≫切れてきませんでした。
吉田弓美子はパーです。
イ・ボミが映ってきましたね。
16番のパー5の笠りつ子バーディーパット。
あと、ひと転がり。
惜しいパットでした。
左サイド曲げてパーですから。
とりたい16番ではありましたが。
そして16番に賞金ランキングトップ韓国のイ・ボミ。
≫15番ホールで10mぐらいのバーディーパット。
14番に引き続きとれたかと思ったんですが惜しくもパーでした。
≫この組にはプロゴルファーの小田美岐さんについてもらっています。
少し、日ざしが気になる感じになっています。
風は右から向かってきています。
≫いいショットですね。
イ・ボミさん8番で右のバンカーからちょっと、大丈夫だと思った8番アイアンを持ってトップしてしまって出なくてそこでダブルボギー。
今日はダブルボギー1つとバーディー3つですね。
≫続いて、上田桃子です。
≫上田さん、ここまで1パットが1回もないんですね。
唯一、9番のイーグルの0パットだけです。
あとは全部2パット。
≫これはいいショットでしたね。
≫ショット、決して悪くないんですね。
バーディーチャンスにつくんですけれどもことごとく入らなくて、ストレスのたまる1日だと思います。
≫読みが違うのか。
ストロークが思ったようなストロークではないのか。
≫本人打ったあとかなりストロークのチェックをしているのでどちらも出てるという感じですね。
≫そして、先ほどご紹介した韓国のチョン・インジ。
≫この前のホールいいアプローチをしたんですが2mのパーパットを外しました。
≫小田さんチョン・インジさんのショットはどうですか?≫今日は、ちょっとドライバーショットが…。
彼女、本来はほとんど、まっすぐで落ち際に、少し右に切れるという感じのショットなんですがドライバーショットが少し引っかかっているホールがあるんです。
それで深いラフに入ってそこがボギーという感じですが非常に9番で、打ってきてラフからのアプローチもそうですし上に上げるアプローチも非常に非凡なものがあるというか上手な選手ですね。
≫そのチョン・インジに大会への意気込みを聞いています。
≫現在1アンダーのチョン・インジです。
そして同じ組に賞金ランキングトップのイ・ボミがいます。
大会への意気込みを聞いています。
≫歴史も長いし、本当に女子オープンだけでも聞いたら難しいイメージがあります。
やっぱり優勝を目指して頑張りますけども女子オープンはいい調子で考えて、きっちりいかないと難しいので1個1個、1打1打に集中して頑張りたいです。
≫現在、賞金ランキングトップのイ・ボミです。
≫今年のメジャータイトルワールドレディスでまず、このチョン・インジが優勝したわけですね。
日本ツアーのメジャーで。
そして、このジャパンオープンが2戦目になるわけです。
その2戦目もチョン・インジさんは手に届くところに今、いますよね。
そのワールドレディスの優勝争いで実はイ・ボミさんと回ってるんです。
そのときにやはりイ・ボミさんはチョン・インジさんのスケールの大きなゴルフを目の当たりにしているはずなんです。
で、また今回同じペアリングで。
どんな気持ちでイ・ボミさんがプレーをしているかというところですよね。
≫チョン・インジ選手やっぱり球が高いんですよね。
これだけ高い球が打てると砲台グリーンも攻めやすいですよね。
≫小田さんチョン・インジさんがドライバーショット今ひとつというところはどの辺りだと思いますかね。
≫練習場ではすごく体幹でいうと体のコアな部分が非常に重く動いていたんですが今日は、少しそれが起き上がったかなというシーンが何回かありましたね。
≫上田桃子のセカンドショットです。
≫上田さんも、ショットは決して悪くないんですが彼女の今日1日はグリーン上ですね。
≫日ざしを少し気にしました。
≫ちょっと西日が目に入りますね。
≫もう、まともですね。
ただ、ヘッドアップは絶対しないぞという感じで西日があります。
≫今日は3バーディー1ダブルボギーです。
低くて強いボールです。
≫いい位置ですね。
先ほど笠さんと森田さんが左の林にティーショットを曲げてしまったのはその西日のせいかもしれませんね。
やはり少し、起き上がりが早くなってきていたのかもしれませんね。
≫今日は天気、快晴となりました。
2日目を迎えました日本女子オープンゴルフ選手権です。
韓国のユ・ソヨンがさらにスコアを伸ばしました。
14番でバーディー。
どんどんスコアを伸ばしてますね。
柏原明日架が3アンダーでフィニッシュしています。
香妻、そして韓国のイ・ミヒャン。
さらに19歳の、ささきしょうこ。
16歳の新垣比菜が6位タイグループに入っています。
その新垣のハイライトです。
13番のパー3。
バーディーパット。
これはカップに蹴られます。
13番はパー。
そして、ハーフターンをして1番パー5。
2オンしてイーグルパット。
ここは、しっかりラインを読みましたね。
僅かに、それましたけれども。
1番はバーディーをとりました。
そして9番、パー5の第3打。
このアプローチはどうですか。
≫技もだいぶ豊富になってきていますよね。
小技なんか見ていますとね。
≫そしてちょっと距離が残りましたがバーディーパットをねじ込んでトータル1アンダー。
新垣比菜、現在のところ6位タイという状況です。
本当に日本女子オープン若い選手の活躍。
その中で16歳の新垣比菜が今日はイーブンパーという内容でしたがすばらしいゴルフを見せました。
いい状態で決勝ラウンドにいきますね。
≫そうですね。
アマチュアといえどもプロと同じようなそれ以上の戦いをしてますからね。
≫16番のパー53打目地点です。
韓国のチョン・インジ。
≫119ヤードです。
≫しっかりしたアドレスからゆったりして飛ばす。
≫砲台グリーンを狙っていきます。
手前に止めた。
≫小田さん、あのライン。
ショートアイアンといえどもあのラインにボールを出していくっていう技術ですね。
≫あれがラフでも本当に変わらなくボールがフワッと上がるんですよ。
≫続いて、上田桃子です。
≫91ヤードですね。
≫これは、手前。
欲をいえばもう少し突っ込みたかったところかもしれませんが。
そして、イ・ボミです。
≫緩く、向かい風ですね。
≫かなり日ざしを受けています。
そしてちょっと見上げる感じになっています。
≫ボールを上から少しつぶすまではいかないんですが絶対、下から入れないぞというスピンがかかるようなショットでしたね。
≫夕方になって少しグリーンも硬くなってきていると思うんですがその辺りをしっかりと止めてきています。
グリーンの状況も塩谷さんめまぐるしく変わってくる時間帯ですよね。
≫やはり朝7時からスタートしてもう4時ですものね。
これだけ時間差のある中でプレーするということはその時間でずいぶん、コースの状況というのはかわっていくのは確かですよね。
この1日は、長い。
スタッフさん、関係者の方は7時スタートだと4時半ぐらいからスタンバイですかね。
≫3人とも、ピンの手前。
≫ここは一転、すごい影が後ろの松の木が高いのですっぽり影に覆われていますね。
≫小田さん、逆に全部影に覆われればいいですよね。
≫そのほうが狙いやすいですね。
木の影や自分の影がカップにかかるのが一番いやですからね。
≫3人とも、同じようなライから。
ピンに対してまっすぐ飛んできているということですね。
≫ラインは当然上っていく?≫はい。
少し足元のほうが高い。
ボールよりの足元のほうが少し高いので。
気持ち、右に切れていくラインですね。
≫平均パット数ではイ・ボミが今シーズン、トップ。
各部門で高い成績を残しています。
現在、賞金ランキングトップ。
今シーズン、4勝。
≫ここ2ホールほぼ完璧なパッティングをしています。
≫きました。
≫小田さんの言ったとおり完璧でした。
≫4つ目のバーディーです。
≫さっきのも最後にころって入りそうなのがすっと横に1cmぐらい切れたんですよ。
≫ヘッドの出方と球の転がり。
すべてにおいて入るのは間違いないようなストロークでしたよね。
≫イ・ボミがイーブンパー。
9位タイに上がってきました。
すべての部門で上位。
もう非の打ちどころのないゴルフとはこういうことだと思います。
≫次は上田桃子です。
上田桃子は現在5オーバー。
カットラインが6オーバーです。
≫塩谷さん、18番は今日、各選手がどうかは分かりませんがここはとっておきたいですね。
今、彼女、5オーバーなので。
≫そうですね、今6がカットラインなんですよ。
やはり余裕を持って18番を迎えたいですね。
ちょっとかけすぎちゃったですね。
≫ここまでも、こういうシーンが多いんですね。
ちょっと薄く読むと外れてしまって厚く読むと抜けてしまうというシーンが多いです。
≫上田桃子は16番パー。
5オーバー、47位タイです。
そしてチョン・インジはバーディーパット。
2人のパットを見てから打つことになりますが。
≫パッティングからドライバーまで、すべてゆったりした動きの中で行いますよね。
≫左に切れる。
≫チャンスは、ここまで入れてきていたんですけどね。
塩谷さんがおっしゃったようにではニュースをお伝えします。
急速に発達した低気圧の影響で、北日本を中心に風が強まり北海道では暴風が吹いています。
北海道では、あすにかけて非常に強い風が吹く見込みで気象庁は暴風や高波に厳重に警戒するよう呼びかけています。
気象庁によりますと急速に発達した低気圧の影響で北日本を中心に風が強まり、北海道では暴風が吹き、大荒れの天気となっています。
北海道羽幌町では、午後0時半ごろに30.7メートルの最大瞬間風速を観測しました。
北見市では50歳の郵便局員の男性がトタン板の下敷きになり胸を強く打つ大けがをしました。
トタン板は畳2畳分ほどの大きさで警察は強い風で飛ばされたとみて調べています。
広尾町では海運会社の男性従業員が倒れているのを同僚が見つけました。
男性は頭にけがをしていて、近くには、風力発電用の風車の羽根1枚が根元から折れた状態で落ちていました。
警察は、強風で風車の羽根が落下し、よけようとした男性が転倒した可能性もあるとみて調べています。
北海道ではあすにかけて非常に強い風が吹く見込みで気象庁は、北海道では暴風や高波に厳重に警戒し不要な外出は控えるとともに高潮にも警戒するよう呼びかけています。
アメリカで行われているTPP環太平洋パートナーシップ協定の交渉は詰めの協議が続いています。
自動車分野の交渉で日本は関税をゼロにする際の基準で国内の自動車産業への影響を抑えつつ、対立するメキシコなどに対して、一定の譲歩案を示し決着点を模索していることが分かりました。
これまで日本はTPP以外の国の部品を多く使っても関税がゼロになるよう原産地規則の割合を日本が使っている計算方法で40%程度に近い低い水準にするよう求めてきました。
これに対してメキシコやカナダは、アメリカと結んでいる自由貿易協定で、すでに70%を上回る水準に設定していることを踏まえ高い割合にするよう譲らず、対立してきました。
関係者によりますと、日本は交渉をまとめるため自動車本体の原産地規則の割合については、55%程度を軸とする譲歩案を示したということです。
そのかわりに日本の自動車産業への影響を抑えるため変速機などを、輸出に力を入れている一部の自動車部品については日本に有利になるよう原産地規則の割合を低くする方向で決着点を模索しているということです。
日本としては自動車分野の協議を早期に終結し、ほかの分野の交渉を加速させたい考えです。
続いて気象情報、今夜の天気です。
急速に発達した低気圧の影響で引き続き北海道は各地で暴風が吹き、日本海側を中心に雷雨の所があるでしょう。
東北から九州は広い範囲で晴れる見込みです。
生字幕放送でお伝えしています≫日本女子オープンゴルフ選手権は大会2日目です。
総勢120人。
アマチュア、そのうち21人が参加しています。
韓国のユ・ソヨンが6アンダーで単独トップ。
19歳の柏原が3アンダーで2位。
香妻、そして19歳のささきが2アンダーで3位タイグループです。
アマチュアの新垣が1アンダー、5位タイグループに入っています。
アン・ソンジュ、チョン・インジイ・ミヒャン。
そしてイーブンパーが9位タイグループとなっています。
石川県加賀市片山津ゴルフ倶楽部白山コースが今年の舞台です。
16番のパー5です。
単独トップの韓国のユ・ソヨン。
そして、菊地絵理香韓国のイ・ミヒャンのグループです。
ご覧のように片山津の特徴の砲台グリーン。
≫これはセカンド地点なんですけど切り立ったバンカーの土手。
花道のないパー5ですね。
≫ティーショットを左に打ってから右に出して、これが3打目です。
≫ティーショット曲げたんですね。
≫バンカーの左に曲げました。
≫左の林の中から出してこれが第3打目。
エッジまでまだ190あるんですよね。
バンカーに入ったんじゃないでしょうか。
≫このバンカーは厳しいです。
≫この組にはラウンド解説としてプロゴルファーの森口祐子さんについてもらっています。
≫後半、ユ・ソヨンさんちょっとティーショットがあまりうまくいっていないんです。
≫今、森口さんユ・ソヨンのボールが映ったんですが、これは左足下がり。
≫ちょっと左足下がりというよりテイクバックで後ろの土手がどうかなというところですね。
非常に難しいところに森口さん、入っちゃいました。
≫前のホールでもティーショットを左に曲げて林の中から手前、エッジまで持ってくるのが精いっぱい。
そこからアプローチして4m入れてのナイスパーだったんですね。
≫森口さん、15番も西日、気になりましたか。
≫そうですね。
15番はやはりかなり、あそこはアゲンストが強かったこともありみんなうまくはティーショットいかなかったですよね。
≫実は16番、前の選手も2人ほど、いきなり左の林に入れているんですね。
ですから意外と西日が影響しているのかなと思っていたんですが。
≫あると思います。
≫どうしても西日でテイクバックの入り。
そして、インパクトへ向かっての切り返しが早くなりやすいんですね。
やはり方向を選手というのはアマチュアも含めプロもみんなそうなんですけど少し急いでしまう傾向があると思うんですがもしかすると西日の影響かもしれません。
≫イ・ミヒャンは第3打になります。
≫ティーショット左のバンカーから。
アゴが高かったのでもっと出すクラブは使えなかったと思います。
少し左のラフにつかまっているので。
なかなか絡んできちゃうんじゃないかなと。
芝が絡んでうまくいかないんじゃないかと思います。
今はすばらしいショットじゃないですか。
高いボールでした。
≫ピンの手前。
バーディーチャンスです。
≫いいショットにも加えいいキックでピンに寄っていきました。
≫ミヒャンさんはショットがすばらしいんですけどパッティングがちょっとうまくいっていないんですね。
14番でも果敢に2オン狙って、カラーまできてそれで1.5m外しのパー。
15番は3パットのボギーなんですね。
≫今度は菊地絵理香の第3打です。
≫すっぽり入っている感じに見えますが。
≫ちょっとつま先下がり。
エッジまで115あります。
≫ギリギリ入りましたね。
スプリンクラーに。
≫スプリンクラーのところで止まりました。
救済を受けることになります。
≫もちろん救済を受けられます。
≫17番、パー3、イ・ボミ。
パー3でバーディーチャンスにつけています。
きました、連続バーディー。
1アンダー。
≫何かちょっと入っていますよね。
≫入ってますね。
今のラインもあれほど切れるってなかなか読めないと思うんですけど。
≫もう、自分のラインがこういくんだという道が見えているような打ち方ですよね。
≫難しいこのあと18番ですけどちょっと楽しみですね。
≫森口さん、きましたよ、ここ。
≫聞いてます。
≫バンカーからどう打ちますか。
≫最高に難しいと思いますけど。
≫ピンの位置を考えると左にピンがあればよかったんですけどね。
でも、ちょっと左に向いてますね。
今できる大きなミスをしないという方向を目線は、しています。
≫うまく打ったんじゃないでしょうか。
≫最高じゃないですかね。
出すだけでも、非常に難しいバンカーショットでした。
なぜ難しいかというとバンカーの奥行きがないということでなかなかアップヒルにボールが止まらないんですね。
あれだけ高いところを出していくにはアップヒルにボールがあればまだしも。
平らか、少し左足下がりのライだったんでしょうかね。
≫そうですね。
軽い左足下がりでしたよ。
≫ここは救済を受けます。
スプリンクラーのところに入ってしまいました。
≫まずは、そのスプリンクラーを避けたニアレストポイントを決めてそこから1クラブ以内にドロップです。
二アレストポイントが今、ティーをさしてあるところ。
そこが一番近いところと起点を決めて、そこから1クラブ以内にドロップをします。
そこならばパターで狙っていけるかなというところに今、落としました。
どうでしょうかアプローチですかね。
≫アイアンを使いますかウエッジを使いますか…。
菊地はここまでイーブンパーです。
現在10位タイ。
今年の5月にプロ8年目での初優勝がありました。
ようやくつかんだ初優勝。
ウエッジを持ちましたね。
≫11番で手前の少しラフだったんですけどカラーからボギーにしているのでここは、やっぱり自分にチャレンジです。
≫うまい!≫しっかりと寄せてきました。
菊地絵理香は過去最高が2位タイ。
これ、おととしでした。
優勝の宮里美香に1打差で敗れるという年になりました。
去年は6位タイ。
このところ好成績を残している菊地です。
そして、18番に韓国のイ・ボミ。
連続バーディーがあって迎える18番。
≫完璧です。
≫フェアウエーをとらえてきました。
≫あとの上田さんもチョン・インジ選手もパーで終わりましたね、17番。
≫画面は再び16番。
単独トップの韓国のユ・ソヨン。
パーパットです。
≫いったん下りますよね。
≫こちらからはスピードが出ます。
≫16番はボギーです。
やはり、あのバンカー。
≫そうですね。
あの手前のバンカーに入れた時点でボギーは覚悟、選手もしますね。
≫これが片山津の怖さです。
最終18番に韓国のチョン・インジ。
今日は風は追ってきています。
≫彼女ちょっとフェード系なのでここは、みんなより少し距離は出ていませんがいいところですよね。
≫韓国のイ・ミヒャンです。
≫外し方がこういうチャンスがあっても今ひとつラインが見えていないという感じの外し方が多かったです。
≫ここは、沈めました。
≫やっときたということですね。
≫やっときましたね。
≫10番をボギーにしてどうにか、こちらを今イーブンに戻したところですね。
≫3位タイまで上がってきました。
そして菊地絵理香、パーパット。
16番、パー。
イーブンパーは10位タイです。
これから韓国のユ・ソヨンそして、イ・ミヒャン菊地絵理香が17番に向かっていくところ。
こちらが、パー3の17番。
ピンまでは146ヤードです。
ティーインググラウンドで感じる風と塩谷さん、グリーン上で感じる風が違うんですね。
≫そうですね。
ここ打ち下ろし9ヤードあります。
そして今、上空の映像から見ても分かるように高い木の枝は揺れてますよね。
ピンフラッグを見ますとそんなに揺れているようには見えないんですが実は、画面の右サイドの松林がここ、抜けているところがありまして。
風の影響がここでかなり変わってしまうんですね。
≫今、画面が右に曲がっていきましたが木がありますね。
≫ちょうど、ここだけ抜けているところがあるんです。
≫右方向が日本海です。
≫今日の風は少しこちらからの風なのでそれほど影響はこの抜けるところの風はないかもしれないんですが実は上空では、これぐらい松林の風を見ていただくと分かるように意外と揺れていますよね。
ですからボールの落ち際、つまり球速がなくなったときに風の影響を受けてしまうというホールなんですね。
≫今、風は向かってきています。
≫やはり右サイドから上空は抜けてますね。
≫今、セカンドというかグリーンよりちょっと近いところにいるんですけど、左からです。
≫上空と風がやはり違うんですかね。
≫手前のバンカーに入りました。
≫左手前の風が…。
左からアゲンストの風がきています。
もしかしたら先ほど塩谷さんが説明している抜け感がティーインググラウンドではやっぱり全然違うと思うんですよね。
≫続いて、菊地絵理香。
≫立ち位置を探してますね。
≫どうして左サイドに置くかというと木の枝が結構、せり出しているのでどうしても選手は左からのコースをとりやすいですよね。
イメージを出すのに。
ただ、足場が少し、かかと重心になりやすいところなので。
引っかかるのを気をつけてほしいですね。
≫バーディーチャンスです。
すばらしい位置にボールを置いてきました。
韓国のユ・ソヨン。
単独トップ。
≫塩谷さん、ユ・ソヨントップには立っているんですけどショットの切り返しが少しフェードにこだわっているのかちょっと左に乗りかかりながら強く打つシーンがあるんですけど。
≫バンカーに入りました。
≫これは深いバンカーですね森口さん。
≫右に3つバンカーがあって真ん中のバンカーですね。
≫しかもピンは、右の手前に切ってあります。
落としどころがまた難しくなってきます。
18番の韓国のチョン・インジセカンドショット。
≫192ヤードユーティリティー3番です。
左に大きく曲がってバンカーです。
砲台グリーンです。
ですからバンカーの前には壁ができています。
ご覧のような高さです。
≫至る所、こんな深いアリソンバンカーですものね。
バンカーが苦手な人はいやかもね…。
≫イ・ボミです。
すばらしいティーショットがありました。
≫残り73ヤード。
≫ピンは右の手前。
≫ユーティリティー5番ですね。
≫ユーティリティーの5番だともう結構ピンの少し左でしょうかね狙うのは。
≫バーディーチャンス!≫小田さん、この女子オープンに向けて結構、ユーティリティーを導入する選手が多いですよね。
≫今回、イ・ボミ選手なんですがふだんはユーティリティー5番と6番アイアンからなんですが今回は、逆にユーティリティー5番アイアンから入れて、48度のウエッジを抜いたそうです。
≫やはりこういうコースセッティングによってクラブセッティングも変えていくという。
今は、やはりクラブにある程度頼るというところも必要でしょうね。
≫イ・ミヒャン、バンカーから。
≫今、小石を取り除いたんだと思います。
バンカーの中にある小石は取ってもいいというルールになっています。
≫この高さを越えてそして、止めることができるか。
≫先ほど大山さんが入れたバンカーですね。
≫大山はかなりオーバーしてしまいましたね。
≫ユ・ソヨンさんはショットも結構コックを早い段階で使って打つタイプの選手なのでこういうバンカーショットは苦手ではないと思いますね。
ただ、ここも西日ですね。
≫ラフに。
≫キャリーが足りませんでしたね。
≫画面は韓国のチョン・インジ。
これが第3打。
ピンまで距離があります。
≫全く見えませんね、ピンは。
≫スピンがかかって止まります。
≫塩谷さん、これ距離を出すためにはこの壁はちょっと大変ですよね。
≫やはり女性のチョン・インジさんといえどもやはり女性のパワーでは。
もう少しヘッドスピードを使って飛ばしていくしかないんでしょうかね。
ただちょっと前にそそり立っているので越えることがまず第一となってしまうと思います。
≫ユ・ソヨンのボールですが…。
ボールが深く入っているように見えます。
≫うまいね。
≫恐らく森口さんバンカーショットのイメージでしょうか。
≫そうですね。
≫つまり思った以上にボールが沈んでいたんだと思いますね。
≫で、下りになっていますからなかなか、ちょっと緩めるとダーッといきそうですよね。
≫チョン・インジのパーパット。
パーをセーブすることはできません。
韓国のチョン・インジ。
2日目、終わりましたチョン・インジ。
ですからバンカーに入れてはいけないんですね。
菊地絵理香、バーディーパット。
≫森口さん、菊地さんがいつも女子オープンで上位にくるのはどうしてだと思いますか。
その強さは。
≫今日、見ていてこの3人の中で一番安定しているんですよ。
ショットも。
ドライバーそしてセカンドの距離感すべて悪くないですよね。
本当に戦えるなと感じるんですけど。
パッティングが今のようにチャンスのときに、やっぱりカップオーバーしてほしいなと思いますね。
≫いつも女子オープンという難しいセッティングになるとなんか、いいゴルフをしますよね。
≫1つには彼女は北海道でトレーニングを積むときにも1人でやれるタイプですよね。
我慢強さと、目的と自分から逃げないという。
本当に今年、初優勝しましたけどコツコツ、コツコツという感じですよね。
私、スローなんですって言いながらもゆっくりと着実に力をつけてきた選手だなと思います。
≫イ・ミヒャンがパーパット。
16番でバーディーがあったんですが、イ・ミヒャン17番、落とします。
ですから塩谷さん何か今日、この2日目バンカーに入れちゃいけないんだっていうことを感じる、この2日目ですね。
≫そうですね。
≫イ・ボミのバーディーパット。
右に切れた。
≫これも手前からなので入るかなと思ったんですけど。
≫18番はパー。
しかし、何か勢いを感じるイ・ボミ。
大会2日目。
1アンダー5位タイでのフィニッシュ。
≫あした、爆発する予感がありますよね。
≫これがボギーパットになります。
ユ・ソヨン。
これで4アンダー16、17と落としました。
単独トップのユ・ソヨン。
≫ここへきて2つ落としたということは森口さん、リーダーになってゴルフが、ちょっと違ってきているんでしょうか。
≫リーダーになったというよりはなんか、ちょっと不安なんだと思いますね。
だから、素振りをずっと何回も繰り返しやっているんですがやっぱり切り返しのポイントがちょっとつかめていない感じなんですよね。
≫画面は18番、パー4の上田桃子ですがパーパットを外しました。
これで6オーバーですね。
現在、カットラインが7オーバー。
≫終わってみたらギリギリのところだったんですけどね。
≫最終18番です。
菊地絵理香。
バンカー。
ここに入りますと、ちょっとグリーンは狙いづらくなってくるんでしょうか。
≫50cm右だったらいいところに出ていましたね。
≫増田さん、塩谷さん。
今日、緩やかな追い風ということもあって昨日に比べるとセカンドの残り距離が20ヤードから30ヤード各選手、短いんですね。
ですから先ほどのイ・ボミ選手のようにチャンスのある可能性のある2オンが昨日に比べると多くなっています。
≫20ヤードということは全く違いますよね423ヤードを攻めていくのに持つクラブが全く違ってくると思います。
≫韓国のイ・ミヒャン。
風は追っています。
≫彼女は上体の非常に肩甲骨のやわらかさを感じます。
大きく使いますね。
≫小柄ですけど飛距離が出ています。
≫14番を2オンしたときびっくりしました、私。
≫22歳の韓国のイ・ミヒャンです。
そして、トップのユ・ソヨンがどうか、この18番。
連続してスコアを落とす展開。
≫ユ・ソヨンさんよりイ・ミヒャンさんのほうが飛んでいるということですものね。
≫全体的に、そうですね。
≫今、ユ・ソヨンはドライバーでした?私、ちょっと離れたところに来ちゃったんですけど。
ちょっと違うかなというヘッドにも見えました。
≫永井花奈が映ってきました。
16番のパー5、第4打。
しっかり寄せてきました。
≫ラフからのアプローチも左のグリップをしっかり握ってヘッドを、ちょっと押すような形で距離感を出してますね。
≫3打目でうまくグリーンをとらえられなかったということでしょうか。
16番はパーです。
画面は18番のパー4にきています。
大会2日目です。
今日はバンカーに入れて苦しむ選手が多くなっています。
イ・ボミが1アンダー5位タイでのフィニッシュ。
≫放送席、放送席。
イ・ボミ選手に来ていただきました。
最後、いい笑顔でしたね。
≫ありがとうございました。
≫終盤のチャージがすばらしかったですけど何がよかったんでしょう?≫今日は、本当にショットもよかったしパットもチャンスのときに入ったのでそれが本当によくて今日はよくつないで終わったのですごくうれしいです。
≫これで一気に順位も上げてきましたけれども上のほうも見えてきましたね。
≫スコアボードを見たら私もアンダーパーにはいきたいと思ったんですが本当に16、17でバーディーができてあしたから優勝目指して頑張りたいです。
≫あした、どんなところが大事になりますか。
≫昨日と今日とドライバーのショットがよくてアイアンショットでいいところにつけれたのであしたもドライバーショットちゃんとフェアウエーにキープして、そこからよかったらいいと思います。
≫チャンピオンにはなりたいという気持ちは強いですか?≫もちろん女子オープンのタイトルはほしいので。
あしたから、もっと集中して頑張りたいです。
≫楽しみにしています。
≫ありがとうございました。
≫イ・ボミ選手でした。
塩谷さん、なんといってもイ・ボミ8番でのダブルボギーでしたがそのあと9番取り返した。
あそこから流れが変わっていきましたね。
≫やはり今、日本の賞金ランキングトップを走る意地もありますよね。
いくら世界トップのプレーヤーが来たとしても同じ韓国選手ということである程度、意地を見せているんじゃないかなというのもあります。
≫韓国のユ・ソヨン。
セカンドショットです。
≫ここ、バンカー越えでいくのかそれとも、1ピン左。
花道ギリギリ右サイド上をいくのか。
≫ピンまで225ヤードあります。
≫じゃあ、花道ですね。
届かない距離だったんですかね森口さん。
≫いや、今、上り口までいっていませんかね。
結構いいショットだったと思うんですけどね。
≫キャリーではグリーンまでは届いていない。
≫菊地絵理香、バンカーから。
しっかり、ここは刻んできました。
3打目勝負を選んできました菊地絵理香です。
塩谷さんから先ほどバンカーの話もありました。
今日はちょっとバンカーに入れる人が多くなっています。
そしてイ・ミヒャンです。
≫エッジまで170の上りです。
彼女はアドレスの前傾姿勢を変えずに上体のやわらかみを使ってグルッとフィニッシュまでとりますね。
≫バンカーへ。
1ヤード足りなかったです。
≫やはり、果敢にピンを狙っていくんですね。
≫アメリカツアーで戦っている韓国のユ・ソヨン。
そして、イ・ミヒャン。
≫アドレスはしっかりピンを狙っていますもんね。
やはり、これはユーティリティーという道具の進化でゴルフの内容というのが本当に変わってきてしまいました。
昔、例えば女子でいうとこの距離を3アイアンとか4アイアンを持たなければいけなかったんですけど3アイアン、4アイアンであのバンカー越えを狙うなんて全く想像もしなかったわけですけれども。
今は、簡単にユーティリティーというクラブでどんどん狙っていける、その道具。
それによって本当にゴルフの内容も変わってきています。
≫そのクラブの進化。
自分に合ったクラブを見つけることが大切という今のゴルフの流れになっています。
現在の順位をご覧いただいています。
カットラインは60位タイ。
7オーバーというところ。
≫1人入ってるだけですからね。
60位タイ。
もう、後ろからは上がってこないですかね。
1人でも6オーバーの人が増えるとカットラインが6オーバーまでになってしまいます。
1人いますか。
今、プレー中の選手が8オーバーにいますか。
≫8オーバーに2人いますね。
≫現在、8オーバーでプレーしている選手2人のうち1人が、そこから2つバーディーをとってきて6オーバーになると結果的に6オーバーまで。
今現在は1人、7オーバーに引っかかってます。
≫菊地絵理香の第3打。
≫ピンまで40ヤード。
≫止まりました。
≫すばらしいアプローチの距離感ですよね。
≫やはり粘り強さというのはこういうところにもね。
技術が上がったことであしたへつながりますね。
≫そして、花道から。
韓国、ユ・ソヨン。
≫ここはかなり左足上がりになるのでロフトのつき方が逆に上げすぎてしまうとキャリーとランの計算がうまくいかないぐらい左足上がりです。
≫パーパットを残します。
この最後、18番、どう韓国のユ・ソヨンが終わるのか。
あす以降に向けて大きなパットになってきます。
カットラインは現在60位タイ7オーバーという状況です。
その中で去年優勝のテレサ・ルーが9オーバー、71位タイでフィニッシュしていますのでちょっと厳しいです。
≫これは驚きですね。
≫森田理香子も9オーバー。
宮里藍が8オーバー。
≫宮里さんの、最後のパットは悔やみきれないですよね。
50cmあるかないかのパットでしたものね。
≫イ・ミヒャンはバンカーには入ってないですね。
≫深いラフで止まっていましたね。
≫今大会、この2日目まで見てきましたが本当に若い選手が活躍している印象があります。
19歳の柏原。
今、ちょうど60位タイグループのところが入ってこようとしています。
7オーバーが現在、カットラインということになりますが。
ここには、木戸愛そして宮里藍が8オーバー。
森田理香子。
テレサ・ルー。
去年、優勝。
≫実力者が続々と予選落ちをしている。
そして、10代の選手が上位で頑張っている。
≫60位タイまでにアマチュアが7人入っています。
これも今大会の特徴です。
諸見里しのぶ。
この大会での優勝経験があります。
期待された若手の蛭田は13オーバー。
最終18番、いい形で終わることはできませんでした、菊地。
18番はボギーです。
1オーバーでのフィニッシュ。
14位タイ。
ちょっと、不満そうな顔で引き揚げていきます。
≫角度的に読みづらい位置でしたね。
≫森口さん、18番すごいマウンドとの間でしたものね。
≫そうですね。
扇子を広げた底みたいなところです。
≫今日の2日目。
ハイライトでご覧いただけます。
今日の深夜です。
そして、あすがいよいよ決勝ラウンド。
そして3日目ということになります。
午後1時50分から総合テレビでお伝えすることにしています。
非常に若手が今大会活躍しています、日本勢。
19歳の柏原23歳の香妻もいますしささき、19歳。
新垣、16歳。
決勝ラウンドに向けての期待をお願いします。
≫世界のトッププレーヤーの中でこの若い日本人選手10代頑張れという感じですね。
本当に楽しみです。
≫解説はプロゴルファーの塩谷育代さんでした。
塩谷さんどうもありがとうございました。
≫ありがとうございました。
「日本女子オープンゴルフ選手権」をお伝えしました2015/10/02(金) 15:15〜16:50
NHK総合1・神戸
第48回日本女子オープンゴルフ選手権 第2日[SS][字][デ]
▽横峯・原 上位進出なるか ▽賞金女王イ・ボミ アマ永井が追う
詳細情報
番組内容
女子ゴルファー日本一の栄冠を手にするのは誰だ。今年の大会には、全米女子優勝のチョン・インジ、世界ランク5位のユ・ソヨンら世界のトップ選手、さらに日本賞金ランクトップのイ・ボミ、前回優勝のテレサ・ルーら強力な外国勢が出場。迎える日本勢では、優勝を知る宮里藍、宮里美香。賞金ランク3位の上田桃子、菊池絵理香らが初優勝を狙う。そして永井花奈、新垣比菜、山口すず夏らは初のアマチュア優勝を目指す。
出演者
【解説】塩谷育代,【アナウンサー】増田卓,【ラウンド解説】森口祐子,小田美岐
ジャンル :
スポーツ – ゴルフ
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