ゆうがたLIVE ワンダー【秋の関西絶景登山&神戸にJR新駅&吹きガラス職人】 2015.10.02


◆こんにちは、「ゆうがたLIVEワンダー」です。
そしてコメンテーターの皆さん、きょうもよろしくお願いします。
皆さん、昨夜の風、すごかったですね。
いかがでしたか、てつじさんは。
風を感じてましたか。
◆雷も鳴ってませんでしたか?急に。
◆関西のほうは、結構遅い時間でしたよね。
◆ちょっと窓があいてたのが、物すごいぬれて、ヘアスタイルも乱れるし、大変でした。
◆きょうは完璧に整えてきたんですね。
◆ごめんなさい、サニーさんがしゃべってると、ずっと僕が撮られてんで。
僕インド人ちゃいますから!◆恋人に囲まれているんですよ、きょう。
◆ですね。
◆国際ニュースですね。
◆どうにか紙子さんでマイルドにしていただいて、きょうは。
◆私も、どんどん時間たつと、濃くなってくる。
徐々に。
◆オセロじゃないんですから、ならないんですから、大丈夫です。
◆なぜあんなに激しい雨だったのか、雨、風だったのか、片平さん、教えてください。
◆未明の午前1時ごろからの映像があるんですが、まず、ごらんください。
こちら、午前1時ごろの大阪市北区関西テレビ前の様子なんですが、てつじさんがおっしゃいましたように、雨が降って、特に1時半前ぐらいですね。
風も強かったですし、雷もゴロゴロと鳴っていました。
近畿各地、ちょうどきょうの未明の時間帯に激しい雨の降った時間帯が、あったということで、荒れたお天気で、目を覚ましたという方も多かったかなと思います。
場合によっては、これは八尾空港の様子ですが、雷もゴロゴロ鳴っていますし、雨の状況が風で流されている様子がよく分かりますよね。
◆波打っていましたね。
◆今の大阪の様子を見ていただいていると、これ台風じゃなかったんですけど、台風であれば、台風一過というような青空が広がっているということで。
◆うそのように爽やかでした。
◆本当に5〜6時間だけ特に荒れたお天気になったというわけなんです。
何でこういうお天気になったのか、きょうの朝の天気図を見ていただくとわかるんです。
ニュースでもよくお伝えされていますが、爆弾低気圧といって、物すごく急激に発達する低気圧が、北海道のあたりに来ているんです。
台風だったらですよ、もし台風だったら、北海道のほうに台風が行ったら、近畿って、そんなに影響はないですよね。
ところが、こういう爆弾低気圧、温帯低気圧というタイプの低気圧なんですけど、この温帯低気圧は何と、台風よりも影響する範囲が広いんです。
台風はぎゅっと1点集中型。
ですから、進路が外れれば、影響は対してないんですが、温帯低気圧の爆弾低気圧は全国的に大きな影響を与えるというわけなんですね。
ようやく風がおさまってきて、あしたのお天気はというと、この低気圧はだんだん離れていって、西から、高気圧が緩やかにやってきますよね。
この線と線の間隔があいてくると、風が弱まってきますよというサインですから、あすは穏やかな秋晴れというところが多くなりそうなんです。
今夜、まだ若干風の強いところがありますが、だんだんおさまってくる見通しで、星空の広がるところが多くなりそうです。
あすも北部で少し雲が多いんですが、中部や南部を中心に晴れそうで、日曜日も秋晴れというところがと思います。
この時間の天気予報は以上になります。
◆ありがとうございました。
さあそれでは最初のコーナー、今知りたいことに迫るきょうは新人の竹崎アナウンサーが、この季節にぴったりのお出かけ情報を調査してきてくれました。
お願いします。
◆お願いします。
◆きょうのテーマは、ハイキングです。
まちの皆さんが秋のハイキングについて、今知りたいと思っていること、ベスト3を私が実際に山に登りながら調べてきました。
どうぞ。
◆秋空の下、心地よい汗を流しながら山歩きを楽しむハイキング。
最近の登山ブームもあって、関心のある人も多いはず。
そこで「イマ知り!」では、まちの皆さんにアンケートを実施。
秋のハイキングについて、今知りたいことを聞きました。
第1位は手軽に登れる山。
初心者でも楽しめる山が知りたいという声が圧倒的に多く寄せられました。
続いて第2位はハイキングに着ていく服装や便利なグッズ。
第3位はきれいな景色が見られる場所を知りたいという結果になりました。
それではまず、第1位。
手軽に登れる山を紹介します。
◆今、私がいるのは気軽に登れる山としてお勧めしたい滋賀県大津市の蓬莱山です。
◆この山を紹介してくれたのは、関西の山を知り尽くした山歩きライターの岡さん。
標高1174メートルの蓬莱山。
推薦の理由は、経験値に応じて山登りのコースを自由に選べるからだそうです。
◆実は今回のコース、あちら、見てください。
何と最初からロープウェイがあるんです。
これは本当に気軽ですね。
◆いきなりロープウェイ、と思う人もいるかもしれませんが、これが初心者にも愛される山、蓬莱山。
ロープウェイ乗り場までは、車で来ることができて、そこから蓬莱山につながる打見山の山頂までわずか5分で上れるのです。
いざ、ロープウェイで出発進行!平日にもかかわらずお客さんでいっぱいです。
◆どんな景色が待っているのか、楽しみですね。
何かアトラクションみたいですね。
すごい青空が広がって、本当にきれいな空です、きょうは。
もうすぐ秋になると、ここら辺も紅葉するので、きれいに色が変わるのかもしれないですね。
◆あっという間に、打見山山頂に到着。
ここからが山歩きのスタートです。
険しい山道を通って、幻想的な滝を見られる往復3時間のコースもありますが、今回は、尾根を伝って蓬莱山へ向かう往復1時間の初心者コースです。
◆それでは、蓬莱山、上りたいと思います。
◆蓬莱山は冬になるとスキー場になるということでどちらかといえば足元は緩やかでとても登りやすいのです。
さあここで、町の皆さんが秋のハイキングで今知りたいこと第2位の服装とグッズを。
まずはベテランハイカーさんに聞き込み調査。
緩やかな山でも膝に負担がかかるもの。
杖のように使うポールがあれば、負担がかなり軽減されます。
◆このポールがあると、楽ですね。
あるとないのとじゃ全然違います。
すごい楽です、これ。
◆続いては…。
◆変わりやすいのが山の天気。
雨具は必須アイテム。
防寒にもなるので、山には持っていきましょう。
ちなみに、山ガールデビューの竹崎アナウンサー。
今回の服装は、アウトドアショップが集まった大阪駅のショッピングモールアルビでコーディネートしてもらいました。
まず上着はチェックシャツにベスト。
どちらもハイキング以外でも着られるデザインです。
そして動きやすい短パン。
寒さをしのげるタイツと合わせました。
靴は山登りやハイキングでは足を痛めないためのアイテム。
店で一度履いてから選ぶことをおすすめします。
ポイントは靴下。
厚めのほうがかかとなどが痛くなりません。
ハイキングに持ってこいの服装とポールで快調に歩を進める竹崎アナウンサーですが、ここで少数意見にもお答えします。
◆見てください、あれ。
ジップラインじゃないですか。
すごい。
めっちゃ気持ちよさそうやわ。
すごいスピードが出てますね。
こんなアクティビティもあるんですね。
◆蓬莱山は、ただ登るだけじゃありません。
アトラクションも楽しめるのです。
予約をすれば、琵琶湖を臨みながらワイヤーを伝って滑りおりる、ジップライナー。
さらに、小さい子供でも遊べる遊具もいっぱいです。
この日はこんなかわいい子も来ていました。
さあ、歩くこと30分。
竹崎アナウンサー、蓬莱山山頂へ。
◆蓬莱山山頂、着きました!めっちゃ気持ちいい。
すごい景色!◆それでは、町の皆さんが秋のハイキングで今知りたいこと第3位。
きれいな景色です。
ごらんください。
標高1174メートルからのぞむ景色は、まさに圧巻。
スタートから、わずか30分で麓に広がる琵琶湖の大パノラマを堪能できます。
◆これ登ってきた人しか見られない景色ですね。
◆ここで、またまた少数意見にお答えします。
◆実は私、こんなものを買ってきたんです。
近江牛焼肉弁当。
しかも、秋の味覚マツタケ入りです。
◆この弁当はロープウェイの乗り場から車で10分ほどのところにある、今年の夏にオープンした道の駅、妹子の郷で買っていたのです。
地元の食材を使ったものがたくさんあるので、事前に買っておくのがお勧めです。
竹崎アナウンサーは体力がつきそうな、近江牛焼肉弁当。
しかも、この時期ならではのマツタケ入り。
◆いただきます。
おいしい。
近江牛に、マツタケに、この景色。
幸せやな。
◆ここでゴールかと思いきや…。
再び歩き始めた竹崎アナウンサー。
実は、ある情報をハイカーさんから聞いていたのです。
◆どこに行ってきたんですか。
◆向かった先は、蓬莱山の山頂から30分ほど下ったコジョロウガイケ。
道は少し険しくなりますが、ハイカーさんが教えてくれたお花も発見。
◆めっちゃきれいなお花が咲いてる!これがさっきおっしゃってたリンドウの花なんですね。
◆秋の晴れた日にしか咲かないリンドウ。
こんな花を見つけられるのもハイキングの楽しみの一つですね。
◆見つけました!やっとありました。
コジョロウガイケ。
◆コジョロウガイケは、山の湧き水がたまってできた、珍しい池。
水面に反射した池はとてもきれいです。
蓬莱山山頂からもう少し頑張れば、こんな景色も見られるのですね。
◆これからのシーズン、紅葉がきれいになるということですので、ぴったりだと思います。
皆さんもぜひ来てください。
◆初心者でも手軽に登れて、美しい景色も楽しめる蓬莱山。
皆さん、いかがでしたか。
◆すごい。
◆よかった。
◆最初にまずロープウェイを登りだしたときはどうしようかと思いましたけれども。
◆さらに山頂があるんですね。
1つ気になるのが、30分しか歩いてないですけど、山頂に行ったときの達成感はあるんですか。
◆打見山でほとんど全部見えてるんですけど、でも、この30分歩くことによって、自分が頑張ってるなというのを感じられるので、ハイキング気分をすごく楽しめました。
ここがハイキング気分を楽しめるポイントなので。
お手軽でした。
◆すごい重装備で、かわいい重装備をきちんとコーディネートしてもらってたから、私もどんな険しいところに行くのかなと思ったら、案外ロープウェイに乗ってる方は、ラフな格好の方もいらっしゃいましたね。
◆そうなんですけど、そういう方たちは、皆さん打見山に行って、ここで写真を撮って帰宅される方が多いんですよ。
ロープウェイを使う方だけ。
この先を行きたいという人は、私みたいに山ガールの格好をして行かれる方が多いんです。
◆やっぱお弁当の味は違いましたか。
◆違いました。
空気が本当においしくて、それにさらに、このびわ湖の絶景を見ながら食べられるので、一味違ってました。
◆どんな方が多かったですか、一緒に登っていく仲間は。
◆結構年配の団体さんとかが多かったり、あとは外国人のファミリーとかがいらっしゃって、世代は幅広かったです。
◆ぜひとも、あの池は行ったほうがいいですか。
◆あの池は、晴れた日はいいかもしれないですね。
◆でしょうね。
◆太陽の光が反射しているところがキラキラしてきれいなので、ぜひ、そこを見てほしいなということですね。
そして、関西には、蓬莱山以外にも手軽にハイキングが楽しめる山があるんです。
それがこちらです。
この関西の山登りの達人、オカヒロさんよりますと、お勧めは神戸市の旗振山。
まず、こちらです。
海が近いので、潮風を感じながらハイキングができるそうなんです。
かなり貴重だそうなんです。
ここも蓬莱山と一緒で、ロープウェイを使って往復約1時間半で行けるということで、手軽です。
もう一つが、続いて奈良市の若草山。
こちらですね。
ここは、有名なところなんですが、車で訪れる人も多いんですけど、麓から登ることもできる山です。
目安の時間は、往復でおよそ3時間。
結構ゆったりと見る山ですね。
奈良といえば、鹿が優名なんですけど、山登りをしながら、もしかしたら鹿に出会えるかもしれないという山です。
皆さん、ハイキングしてみたくなりましたか。
◆なりましたなりました。
◆よかった。
ありがとうございます。
◆どうでした?仕事で行ってみて、プライベートでも行きたいなという気持ちになりましたか。
◆紅葉して、また色が変わったら、もう1回行こうかなって、私は思いました。
◆おお。
◆それが一番ですね。
◆自分でカレーとかつくったら。
◆上で?◆お弁当もいいけどね。
◆インドカレー、つくりたいと思います。
◆インドカレーにこだわらなくてもいい。
◆今回はお手軽に楽しめるハイキングをご紹介しましたが、お手軽とは言っても、山ですから、油断せずに、VTRにも登場した、ポールや雨具など、万全な準備をして、お出かけください。
◆竹崎由佳アナウンサー、ありがとうございました。
続いては、シャンプーハットてつじさんの「あっぱれJAPAN魂」です。
きょうは何を?◆きょうは吹きガラス職人さんのところに行ってまいりまして、これがガラスなんですかというようなすごい職人さんのところに行ってきましたので、ぜひともガラス持って、ハイキング行ってみてください。
◆ほんまに大丈夫なんですか、これ。
◆今回の魂は?◆やあ、和泉市ですね。
何の証拠もないですけど、信用してください。
和泉でございます。
◆今回てつじが訪れたのは大阪府和泉市の大自然に囲まれた吹きガラス工房フレスコ。
◆またなんかおしゃれな、ちょっと観光地の、ちょっとガラス工房とはちゃいますわ。
アメリカっぽい。
うわあ。
目の前でやってくれてはりますわ。
すみません。
うわあ、若い職人さん、女性の方とかも多いですね。
初めまして。
すみません。
今これは何をされているんですか。
◆これはガラスを吹いています。
◆早速。
◆吹きガラス職人、辻野剛さん。
30年以上にわたり吹きガラスを製作。
辻野さんの作品にはあるユニークな特徴があるんです。
◆お邪魔します。
◆こちらがショールームです。
◆うわっ。
すごいおしゃれなショールームですね。
◆いろいろあるんですけども、うちの特徴として、一見、陶器に見えるような雰囲気の。
◆持っていただくと、ガラスの質感というのがわかっていただけると思うんですけど。
◆すごい。
◆ふだんは、皆さん夏にちょっとそうめんを食べるのに涼しげな器というイメージが多いと思うんですけれども、私どものガラスというのは、結構色使いがあって、1年を通してガラスを使っていただきたいなという思いがあって、そういうデザインを心がけています。
◆そうですか。
◆ガラスといえば、夏に涼を感じるものというイメージが強いですが、辻野さんの作品はどれも暖かみが感じられる独特の色遣いが特徴。
季節を問わず1年中使えるようにつくられています。
こちらの作品、一見陶器に見えますが、ガラスの特徴を生かした、ある仕掛けがあるんです。
◆こちらなんか、見ていただけるとわかると思うんですけど、向こう側が透けて。
◆わかります。
うわあ。
ほんまや、奥行きが出ますね。
そこで色が終わりじゃないんですね。
◆そこがガラスのおもしろいところで。
◆いやあ、すごい。
◆陶器のような色使いをしていながらガラスの魅力を堪能できるのが辻野さんの作品ならでは。
大阪淀屋橋の直営店を初め、全国25店舗で販売されています。
辻野さんの技術は日本だけでなく、海外でも、高く評価され、アメリカやカナダなどでも販売。
展示会も開くほど、注目されているんですです。
そんな辻野さんが吹きガラス職人になったきっかけは?◆世界のガラスの作品を見る機会があったんですね、展覧会で。
普通にコップやら花瓶、ちょっと変わったものがあるかなという程度だったんですけど、ありとあらゆる作品があって、これ何でもできそうという、可能性を感じて、ぜひやりたいと思った。
◆吹きガラスの無限の可能性に引かれ、辻野さんは単身アメリカへ。
オレゴン、シアトル、カリフォルニアを渡り歩き、さまざまな色つきガラスの技法を学びました。
そんな辻野さんがこの独特な色使いを始めたきっかけは?◆ここはこんなところで、すごい田舎なので、よく山を歩いたり、小川が流れているところをのぞきこんでみたりとか、そういうことがあるんですけども、そういう自然の中からインスピレーションを得るということも結構あることですし、スペインの青い空とか、カリフォルニアの青い空とかというのは日本の空とは違うじゃないですか。
日本は湿度も高いですし、空気に含まれる湿度みたいなものが遠くを眺めるときに向かっての視界の中に入ってくる、景色の中に入ってくる。
表現されているというか、親近感を覚える透明感というか、空気感みたいなものが…。
◆なれたものですね。
◆そうですね。
それを、ぐっと器の世界に取り込んできたという。
そういうつもりではいるんですけど、◆日本の自然や風土をイメージした色合いは、日本人の心に響き、和の食卓にぴったりと調和するんです。
◆ガラスってあれなんですね。
そこの空気か固まって形になったのがガラスなんですね。
◆そうですね。
◆あっぱれですわ。
今の差し上げますわ。
◆ありがとうございます。
◆この後、独特の色合いを生む吹きガラス職人のわざに迫る。
さらに、てつじも、吹きガラスづくりに挑戦。
◆これだけやったら絶対やらん!◆これ絶対やらん。
◆食卓に彩りを与える吹きガラス職人。
辻野剛さん。
暖かみを感じる独特の色合いは、一体どのようにして生まれているのか。
工房を見せていただきました。
◆これが、溶解炉で、この中にガラスがたまってます。
まず1回見ていただこうと思うんですけど。
◆えっ。
何これ。
◆見る気も起こらないと思うんですけど、◆すごい。
うそやん。
閉めてくださいよ。
何これ。
大量のガラスが溶けているんですか。
◆大量のガラスが、陶器のお椀みたいなものの中に、水を張るようにガラスが入っています。
◆何度なんですか。
◆これは1200度ぐらい。
◆ずっと1200度を保たれているんですか。
◆そうですね。
◆吹きガラスは吹きざおと呼ばれる穴のあいた棒を使ってつくります。
吹きざおの先端に溶けたガラスを巻きつけたら。
◆これで今、最初の色をつけます。
◆これは何ですか。
◆これは色ガラスのパウダーなんですね。
◆フリットと呼ばれる色ガラスを砕いてつくった粉を表面につけ、色づけしていきます。
◆絵の具と一緒で、ピンクをつくるときは赤と白をまぜるんですか。
まぜることができないので、全部でき上がった色を在庫として持っておかないと、表現できないんですよね。
◆こちらの工房にはおよそ150色ものフリットがあり、辻野さんはその膨大な色を使い分けて、独特の色合いを生み出しています。
◆日本の自然や風土をイメージした色合いは、辻野さんの感覚と感性だけで生み出されたまさにあっぱれな職人わざなんです。
色づけしたガラスは、水を含ませた新聞紙で形を整えていきます。
◆これが一番、手に近い道具なんですね。
◆新聞紙?◆新聞紙です。
◆燃えるんちゃいます、新聞紙。
◆これぬらしてあるので。
絶対いや。
これだけは絶対やらん。
先言う、これ絶対やらん。
◆何百年と進化し続けてきたガラスの技術もこれだけは変わらず、新聞紙を使い続けているんだそうです。
そして…。
◆アシスタントの子が。
◆そうですよ。
何してました?今。
◆息を送り込んでくれてました。
◆ガラスって1人でつくれないんですか。
◆そうなんです。
寂しがりやから、いつもそうしています。
◆めっちゃ、いつでも、くわえるように、アシスタントの子が待ってますよ。
◆ほらほら、吹いてる。
早くこっち側行きたいですね。
◆ここで、てつじも吹きガラスづくりに挑戦。
ガラスづくりの基礎と言われるコップを制作します。
挑戦する作業はもちろん。
◆まず、この…。
◆出た。
ほんまに大丈夫なんですか、これ。
◆大丈夫です。
私たちはいつも1枚で使っているんですけど、2枚使ってもらって。
◆ぬれた新聞紙やん、これ。
◆力を抜いて…。
◆すごい溶けてますわ。
難しいなあ。
結構伸びますね。
形が変になってきた。
◆回しながらするのは難しい。
◆回してもらっていいですか。
◆ぶつぶつ愚痴をこぼしながら、何とか完成に近づいてきたのですが…。
◆そんなことないです。
ええんちゃいます?めっちゃいいです。
これええ感じちゃいますか。
模様、すごい、いい感じで出ましたね。
そんなことないですって。
◆てつじ渾身の吹きガラス。
完成品はスタジオに登場します。
工房の隣には、辻野さんのつくった食器で食事ができるカフェが建てられています。
◆おいしそうな料理が並んでますけれども。
これ、もちろんこのお皿とかも、こちらの工房で。
◆そうですね。
全てこちらの工房でつくったものです。
◆カフェもあるんですね。
◆そうなんです。
◆こんなふうに使ってくださいよということができたらいいなということで、カフェをやっています。
◆料理って、器で決まるって言いますもんね。
美しいこのお皿の、ガラスの器で、より料理が引き立ちますね。
◆ありがとうございます。
◆うわあ、すごい。
◆秋の味覚、いろんな色のものがあると思うんですけれども、こういうふうに色のついたガラスを使うことで、マッチングもすごくいいと思います。
だから、ガラスといえばそうめんというふうに固定観念で見られるよりはもっと自由に使っていただくことで、食卓の彩りにもなるしバリエーションもふえるんじゃないかなというふうに思いますね。
◆それでは、本日学んだ「魂のてつ学」を発表。
◆こちらでございます。
光、空気、それが固まったものがガラスでございます。
差し上げます。
◆いただけるんですか。
◆ありがとうございます。
いただきました。
燃やさんといてくださいよ。
◆飾っておきます、家宝として。
◆食卓に彩りを与える吹きガラス職人に。
あっぱれ!◆とうとう出ました、マイあっぱれということでございまして、作品のほうを、ちょっと皆さんの前に持ってきました。
どうですか。
◆絶妙な色合いですよ。
◆どう見てもガラスじゃないというか。
◆陶器。
◆犬山さんのほうのガラスは、中に霧を詰めこんだような。
◆本当に。
◆すごいきれいな色ですね。
色をつけているという…。
◆これはあれでしょう。
見えるという…。
◆そうですね、そうですね。
ガラスになっているという。
◆どっち側から?こっちですね。
見えますね。
◆藤本のは、この裏の手ざわりが、ちょっとざらざらしていて、単純なガラスの感じじゃないんです。
◆あっ!違う。
◆藤本さんやったら、そのお皿に何の料理を盛りたいですか。
◆私もそれを想像してたんですけど、やっぱりね、このガラスの器に私の料理の腕が追いつかないばかり…。
追いつかないなあ。
◆その器が全部カバーしてくれますので、大丈夫でございます。
◆さっき、豚のショウガ焼きって言ってましたね。
◆一番の得意料理、豚のショウガ焼き。
さあ皆さん、すみません、会話の途中。
僕の吹きガラス、コップ、完成いたしました。
こちらでございます。
◆えっ?◆さっきと色が違いますよ。
◆そうなんですよ。
つくってるときは、1200度ありますので、さますと色が変わるんですよ。
だから、辻野さんは、このさめたときの色を想像しながらそのガラスをつくっているんです。
相当難しいことなんですけども。
◆この角度でみたら、洗ったら中きれいになる?◆ついてるわけじゃないんで。
カビじゃないんで。
模様なんですから。
土日にも体験工房とかやっていますので、気になった方は、ぜひとも行ってみてください。
以上、「あっぱれJAPAN魂」でした。
◆てつじさん、ありがとうございました。
この後は、関西に暮らすすてきなおばあちゃんに楽しく生きる秘訣をうかがう「おばぁちゃんとお買いもの」です。
◆こんにちは。
きょうは、大阪市浪速区木津卸売市場でございます。
きょうはどんなおばあちゃんに会えるんでしょうか。
行ってまいります。
きょうはですね、お漬物やさんというふうに聞いております。
大きいお店。
結構広いですね。
こんにちは。
関西テレビの新実と申します。
◆よろしくお願いします。
◆お名前伺ってもよろしいでしょうか。
◆森近民子です。
◆よろしくお願いします。
お漬物屋さんをやっていらっしゃるということで。
◆はい、そうです。
主人です。
◆ご主人。
失礼します。
よろしくお願いいたします。
◆こちらこそ。
お店はいつからやってはるんですか。
◆ここの家の子やさかいに、ずっと早くからしている。
◆学校に行く前に。
◆行くまで。
◆朝一ということですか。
◆6時ぐらいから起きてな。
◆小学校のときからですか。
◆そう。
◆ほんなら、生まれながらの…。
◆漬物屋のオバハンや。
◆昔はお嬢ちゃんやってん。
◆きょうのおばあちゃんは、森近民子さん、72歳。
小学生のころから実家のお店を手伝い、今は毎朝2時起きで働いているんだそうです。
店内にはキュウリや白菜、かぶらなど、たくさんの自家製漬物が並びますが、中でもお勧めというのが…。
◆これが水ナス。
◆水ナスですか。
◆切りましょうか、一つ。
◆わあ〜、きれいやなあ。
薄緑で、中は。
◆おたべください。
◆いいんですか。
これ、ぬか漬けですね。
◆ぬか漬けでも、浅いぬか漬けやから。
◆おお。
水分がすごいですね。
甘い。
ぬかの味がぎゅーという感じではなくて、浅漬け、素材の味。
◆自然な甘み。
◆これ、仕込みとかというのはここでやってはるんですか。
◆家。
◆おうちでやって。
それは、何時ごろやってはるんですか。
◆家帰ってから…。
毎度。
1時過ぎぐらいから。
◆お昼から仕込んで。
◆そうそう。
◆帰ってもやるわけでしょう。
境目ないですね、仕事とプライベートの。
◆ない。
◆お店でも家でも仕事と、とにかく忙しい毎日の森近さん。
そんな森近さんがきょう買いたいものは?◆から揚げします。
向かいで鶏を買います。
◆ここですか。
◆そうそう。
◆近い。
ここで鶏肉を…。
◆うん。
◆今から買うのは晩ご飯ですか。
◆そう晩御飯。
◆午後も自宅で仕事があるため、夕食の材料はいつも仕事の合間に市場で買って帰るんだそうです。
◆これを3枚ください。
◆いつもこのモモなんですか。
◆うん。
何かこれ好きやねん。
しっかりして、かんでもおいしいから、これ好き。
◆お買い物が終わったら、自宅に戻り、翌日販売する漬物の仕込みを行います。
◆これは何ですか。
◆ほら、水ナスが漬かってたぬか。
◆毎日新しいぬかで…。
◆新しいぬか。
◆そうなんですね。
◆浅漬けやから。
◆なかなか重労働ですね。
◆そうですね。
暑いわ。
◆すごいな。
力要りますね、これ。
これ、ちょっと右腕ばっかりムキムキになりそうですね。
◆右のほうが指が太い。
指輪でも、サイズちゃうしね。
◆そうなんや。
◆こっちの指輪、こっちに入らないもん。
ワンサイズ違うな。
◆こっちのほうががっちりするんや。
◆仕込みが一段落した後は、休む間もなく夕食の準備。
毎朝2時起きのため、いつも仕事の合間につくっておき、夕方には食事を済ませるんだそうです。
◆いい色になったな。
◆2度揚げせんとうまくない。
◆2度揚げするんや。
◆2度揚げしたら、カリッとすんねん。
◆うわあ、ええ色や。
◆味見しながらな。
◆味見?◆うまいこと揚がったって。
◆料理中に味見をするのが楽しみという森近さん。
そんな味見のときに欠かせないものが…。
◆ありがとう…。
いただきます。
◆結構いった。
ごくっいうて。
◆おいしいもん。
喉渇いてた。
◆から揚げ食べる前から飲んじゃいましたね。
◆唐揚げ食べんでもいいの。
◆2度揚げ。
うまっ。
外はかりかりになってて、中は肉汁が出るんですよ。
お肉もおいしいですね。
◆やっぱり、あの肉はおいしい。
◆民子さんの腕ですって。
◆いえいえ、ありがとうございます。
お口上手やわ。
◆そんな森近さんの今を楽しく生きる秘訣とは。
◆毎日同じ時間帯で同じことしてるから、それでちゃう。
それで、自分の好きなものを食べて。
◆これでしょう、ほんで。
飲んでですよ。
◆そうや、飲んでたら、おいしいもんな。
幸せ。
◆幸せ。
うん。
毎日漬物とたわむれて。
力仕事をするから、あと10年ぐらいはできるかな。
◆ビールを飲んでいらっしゃるお姿を見ると、10年なんて、あっという間ですよね。
20年、30年と期待しています。
民子さん、きょうはありがとうございました。
続いてはお勧め情報満載の「ワンダーのトビラ」です。
◆女優の本上まなみさんが、伊藤園の新商品発表会に登場。
◆上の娘は小学3年生なんですけれども、毎朝紅茶を一緒に飲んでいます。
目覚めの1杯を一緒に入れて飲むというのが、朝の定番ですかね。
◆そんなお茶が大好きな娘さん。
最近お茶にはまり過ぎて、学校では何と…。
◆一緒にいれてみたりするんですけれども、それが高じたのか、もしくはお抹茶につくお菓子を目当てにしているのか。
この間、初めてお茶会に招かれて、学校に行ってきたんですけれども、娘が一生懸命お茶をたててくれるのを何かおもしろいなと思って、にやにやしながら見てたんですが。
◆と、何ともほほ笑ましいお茶のエピソードを披露しました。
東出昌大さんが、イベントでプライベート写真を大公開。
チェキで撮影した100枚以上の写真から選んだベストショットがこちら。
◆柴犬のヤマちゃんが、雨の日はお散歩いやいやモードになるんです。
◆これは嫌々しているところなんですね。
かわいいなと思って、撮った1枚です。
◆何で嫌なんでしょうね。
◆なんか、シティボーイなんですよね。
◆この方は、東出さんの関西弁の師匠だといいますが…。
◆大阪の繁昌亭という、近所の喫茶店で、関西弁の修業をしたんです。
その喫茶店のマスターで、せやせやと言っておけばいいんやと言われました。
◆せやで全て、相づちはもう…。
◆新しいチェキは、10月23日発売予定です。
◆日本を代表する洋画家たちの傑作が一堂に集まった展覧会がただいま大阪市立美術館で絶賛開催中です。
芸術家たちの登竜門とされ、工藤静香さんを初め、数々の有名人の作品も入選したことで知られる二科展。
今年、記念すべき100回目の開催を迎えるということで歴史的名画、120点以上を集めた企画されました。
中にはあの岡本太郎さんの作品も。
こちらは、重工業と題された作品。
歯車の回りには、機械に翻弄される労働者らしき人物。
と思いきや?これは長ネギ。
芸術は爆発だ〜。
ほかにも、見応えたっぷりの傑作ばかり。
ぜひお見逃しなく。
◆以上、「ワンダーのトビラ」でした。
この後は、ここまでに入っているニュースをお伝えします。
◆あわや大惨事でした。
きょう午前、伊丹空港を離陸しようとした全日空の飛行機のエンジンから火花が出て、急遽、離陸を取りやめました。
◆これは午前11時40分ごろの映像です。
全日空機が離陸をしようと滑走を始めると、突然、エンジンから火花が出ました。
トラブルを起こしたのは、新千歳空港に向かうエアバス社製のA320、−200で、異音に気がついたパイロットが急遽上陸をやめ、乗客149人にけがはありませんでした。
◆伊丹空港によると、機体右側のエンジンのタービンブレードと呼ばれる部品が破損していて、滑走路には金属片が散乱していたということです。
全日空は詳しい事故の原因を調べています。
◆続いてお伝えするニュースは題して、神戸鉄道戦争です。
こちらをごらんください。
こちらが鉄道戦争の舞台となる神戸市灘区の航空写真なんですが、北から、阪急、JR、阪神と、近いところを3つの路線が通っているわけですよね。
この黄色い枠の中、半径1キロの中に何と、5つの駅が密集しているわけです。
◆人気なんですね。
◆人気なんですよね。
◆便利そう。
◆そして、皆さん驚かないでください。
それだけではありません。
来年の春の開業を目指して、この場所に新しい駅がさらにつくられることになったと。
きょう駅名が発表されたそうなんですよ。
さあ、その気になる駅名、このあたりの方は、どう思っているのか。
取材してありますので、VTRをごらんください。
◆阪神間の一等地、神戸市灘区の一等地に誕生するJRの新たな駅。
◆きょうJR西日本が発表した新しい駅、摩耶駅。
◆見えてまいりました。
あれが今建設の進んでいるJRの新しい駅、摩耶駅です。
新しい駅が一つできるというのは、多くの人の期待を集めます。
◆JR西日本が40億円ものビッグマネーをかけて現在建設中の摩耶駅。
通常、駅がつくられるときは、地元からの要望があるのですが、今回はJR西日本みずからがここにつくりたいとして計画されました。
開業は来年の春で、屋根には、太陽光パネルを設置し、消費電力が5割も少ない、省エネステーションになる予定です。
◆しかし、こんな声も…。
◆確かに、摩耶駅の周辺には阪急の王子公園駅、阪神の西灘駅など、半径1キロの範囲に既に5つの駅が密集している駅激戦区。
新たな神戸鉄道戦争に発展しているのです。
◆それでは、私の後ろに今見えている、あの新しい駅から、隣の駅、灘駅まで歩いて何分かかるかはかってみたいと思います。
到着しました。
歩き始めて、私の足で、10分59秒。
およそ11分ですね。
電車だと走り出して、すぐとまるという感じでしょうね。
近いと思います。
◆では、なぜJR西日本は、こんなところに新しく摩耶駅をつくるのでしょうか。
◆鉄道全体の活性化ということですが、JR西日本は阪急や阪神の利用客も取り込んでいきたいとも話しています。
◆ということで、新しい駅の名前は摩耶駅ということになったんですが、皆さんが恐らく一番疑問に思っているのは、なぜここに?ということだと思うんですよ。
◆そうですよ。
もう開発され尽くしているんじゃないんですか。
◆大分ここら辺は、住宅も建ち並んでいますし。
あれ、サニーさんが、このあたりに住んでいるんですよね。
◆もうあの生まれも育ちも。
◆違いますよ。
◆生まれは違う。
めっちゃ灘国民ですよ、一緒言うてね。
◆このあたり、どうなんですか。
もう開けてるんでしょう。
◆物すごい便利なところではあるんですよ、灘はね。
震災後は特にね。
僕の近所もスーパーが15軒あって、全部はやってますよ。
人口も多いですけど。
ただ、気になるのは、僕が心配しているのは、これによって、固定資産税が上がるというのが、すごく嫌やなという。
土地の値が上がってね。
◆こんな住宅が密集しているところに、駅を建てるような余っている土地なんてあったんですか。
◆実は、それがね、1つポイントで、JRはそもそもこの場所に土地を持っていたらしいんです。
駅にかかる費用が40億円って言っていましたが、その40億円、自分で投資したとしても、敷地の一部を例えばマンションにして、それを分譲することで回収できる。
要は、懐は余り痛まないで済むと。
なおかつ、ここは既に開発されていますから、例えば、阪急を使う人とか、阪神を使う人を言葉は悪いですけど、横取りできてしまうわけですよ。
となるので、メリットはJRにとってはあるということなんですよね。
◆あんまり言いたくないんだけど、そのルートだけ、めっちゃ安くしといてほしいよね。
◆これは、神戸鉄道戦争と言われてますけど、勝手に名づけたんですけど、これ、前もそういうことが、神崎さん、あったんですよね。
◆そうですね。
実は、この鉄道戦争というのは、いわゆる第2次といわれるもので、実際は第1次鉄道戦争というのがありまして、2007年に西宮と芦屋の間に、さくら夙川駅というのができました。
これは、駅の間があいているので、ここにつくってほしいということでつくったんですけども、これは、同じように、阪神と阪急の並んでるところに、この真ん中に、ドカンとJR駅ができまして、実際のところ、実は阪神からも乗客が流れ、阪急はそんなに痛まなかったんですけれども、ここ自体が利用客数がどんどんふえていくという形で、要は、よその乗客も取れるし、ここはさらにJRの、ここができたことによって、このあたり、また開発されましたんで、利用者もふえたと。
◆お客さんを取るって、耳に聞こえは悪いかもしれませんが、ただ、競争ですからね。
自由競争ですから。
◆そう言ったら、JRは得ですよね。
真ん中を通ってますもんね。
◆乗りかえも楽になったりする人もいるでしょうからね。
実は、この今回の新駅の誕生を受けて、この地域では、ある変化が起きているそうなんです。
こちらをごらんください。
土地の値段がね。
やっぱり変わってきているという。
サニーさん、ぜひ聞いていただきたい。
2010年、発表した年は、18万2000円だったものが、今は、どうなってるんでしょうか。
やっぱり2万5000円高くなっている。
サニーさん、住宅地では、兵庫県の、トップの上昇率らしいです。
◆これはね、売る人には、いい話なんですよ。
でも、今はそんなつもりない人が見ると、ちょっと迷惑ですよ。
2つに分けたほうがいいと思いますよ。
◆この地価の上昇について、実はもう既に目をつけているという周辺の動きがありますので、そちらのVTRをごらんいただきましょう。
◆新しい駅から歩いて数分ところです。
ごらんください。
こうして、巨大なマンション2棟、現在建設中です。
一つ新しい駅ができると、まちが生まれ変わるというか、動きだすんだなというのがここを見ると、よくわかりますよね。
◆新しい駅の誕生で、本格化する周辺の整備。
その一つがマンションの建設です。
この不動産会社は既に摩耶駅周辺にマンションの建設を始めています。
◆このマンションの最大の売りは摩耶駅から、徒歩3分という近さです。
◆そして、部屋はというと…。
◆広く感じますね。
◆値段はやや高めですが、売れ行きは好調のようで、およそ160戸ある物件は、残りわずかだということです。
一方、新しい駅の効果に期待を寄せるのが地元の商店街です。
◆この商店街では摩耶駅の開業に合わせ、商店が集まって、つまみ食いツアーなどのイベントを開催し、地域を活性化したいと意気込んでいます。
◆どうやらサニーさんを除いて、喜ばしい話が多いみたいですね。
◆いやいや、僕も喜んでますよ。
それは、僕も店のちらし、摩耶駅で配りますよ。
◆この駅の近くに寄っていったほうがいいんじゃないですか。
◆来てほしいんですけどね。
メリットは多いと思いますよ。
新しいものはいいですよ。
嫁も含めて。
◆駅って、◆経済効果、すごい。
◆だから、今はマンションを中心に取り上げましたが、ここから、新たな商業施設ができるかもしれませんし。
そうなったら、まちは活性化していくと。
じゃあ、JRはいいですよ。
ほかの阪急と阪神の方はどう思っているのか。
うかがいにくかったんですが、ちょっと伺ってみました。
担当者の方のお答えはこうでした。
まず、阪急電鉄の担当者の方、多少王子公園を使っていた人が、JRの新駅を利用されることになるかもしれませんね。
阪神の担当者の方。
西灘駅を中心に影響がないわけではない。
◆多少はね。
◆そこら辺はわかりませんけど、なかなか…。
これは打撃ですとは言えないですよね。
◆これは、実は、少子化が進んでます。
高齢化も進んでいて、鉄道を利用する人が減ってきているんですね。
だから、要は、その減るパイの奪い合いを、私鉄とJRでやっていると。
特にこれ、マンション開発をして、今出てましたけど、ファミリー層を呼び込むと。
子供さんがいたら、学校に通うのに使ってもらって、会社に通うのにと、これから行く先々もちゃんと鉄道を利用する人も囲いこめるということで、そこを見込んで、JRはここをドーンと開発しようと。
◆マンション3分と書いてるからね。
◆3分ってすぐだよね。
◆電車のドアがあいたら、リビングですよ。
◆それは言い過ぎでしょう。
でも、それぐらいの感覚ですよね。
◆この駅自体も最新のって言ってたじゃないですか。
だから、駅自体のつくりも、興味がありますよね。
◆そうですよね。
来年の春に開業ということで、このあたりも興味深いですし、早くもこれを受けて、阪神電鉄は、ダイヤ改正に踏み切ろうとしている。
何か戦略を立てないと。
ひょっとしたら、これから、例えば一駅区間が安くなったりするかもしれませんし、わからないですよ。
この競争は、いい方向に流れていけばいいかなというふうに思います。
ということで、神戸鉄道戦争をきょうはお届けいたしました。
◆ありがとうございました。
この後、一旦全国からニュースをお伝えした後、5時台の「ワンダー」では、寝屋川市で2015/10/02(金) 15:50〜17:00
関西テレビ1
ゆうがたLIVE ワンダー[字]【秋の関西絶景登山&神戸にJR新駅&吹きガラス職人】

名称決定、神戸のJRに“新駅”私鉄と客の奪い合い?地元の期待と不安とは▽初心者にもオススメ、絶景を楽しむ“登山”関西のスポットを紹介

詳細情報
番組内容
【本日のコメンテーター】
■犬山紙子(エッセイスト・編集者を経て、自身の本「負け美女」が話題に) 
■サニー・フランシス(神戸在住のインド人 ラジオパーソナリティ 映画に詳しく飲食店も経営)
■てつじ(お笑いコンビ「シャンプーハット」今年で結成21年 二児の父)
番組内容2
月曜から金曜まで毎日ゆうがた、その日のニュースや情報を素早くお届けするLIVEな3時間生情報ワイド!
視聴者と同じ視点で「なんで?」と思ったことを記者、コメンテーターらが分かりやすくお伝えします。
<コーナー>「イマ知り!」健康・トレンド・暮らしの今知りたいことに迫る!
「おばぁちゃんとお買いもの」新実アナが人生の先輩とお買いものをし、今を楽しく生きる秘訣を拝聴
番組内容3
月)「業界イチオシスクープ」TKO・木本がさまざまな業界紙を取材し、その世界のスクープを発掘
火)「ワンダホー関西」関西以外出身の芸人が関西の素晴らしさ・面白さを初体験
水)「武井壮のチャリぶら」百獣の王が関西各地をママチャリでぶらり
木)「熱血おしえびと」杉浦太陽が“教える”をテーマに様々な指導者に会って学ぶ
金)「あっぱれJAPAN魂」シャンプーハット・てつじが日本人の魂を感じる人や会社を紹介
出演者
【司会】
藤本景子(関西テレビアナウンサー)
【ニュースキャスター】
岡安譲(関西テレビアナウンサー) 
村西利恵(関西テレビアナウンサー)
【フィールドキャスター】
坂元龍斗(関西テレビアナウンサー) 
新実彰平(関西テレビアナウンサー)
【お天気】
片平敦
【コメンテーター】
(月)宮崎哲弥、TKO木本武宏 ほか 
(火)織田信成、小原正子 ほか 
(水)萱野稔人、武井壮 ほか
出演者2
(木)谷口真由美、カンニング竹山 ほか 
(金)犬山紙子、藤井聡、シャンプーハットてつじ ほか
【解説デスク】
月火水)江口茂 
木金)神崎博
(*コメンテーター、企画とも出演者により毎週、隔週、不定期あり)
スタッフ
【チーフプロデューサー】
中村隆郎
【プロデューサー】
川元敦雄
ご案内
【番組テーマ曲】
槇原敬之さんの「超えろ。」

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