1Nスペ5min. 巨大災害 第3集「火山列島 地下に潜むリスク」 2015.10.03


逃げろ!全国で相次いでいる火山の噴火。
この夏桜島では避難の準備を促すレベル4の噴火警報が初めて発表されました。
日本にある活火山は110に上り4年前の巨大地震以降活動が活発になっていると指摘されています。
一体いつどこで噴火は起きるのか。
それを知るための切り札が宇宙にありました。
「NHKスペシャル巨大災害MEGADISASTER」。
明日夜9時からは最新のテクノロジーで火山の秘密に迫ります。
お噴火した。
噴火した。
噴火噴火。
駄目だ間に合わない。
間に合わん。
口隠せ。
去年9月に突然噴火した御嶽山。
63人の死者行方不明者を出す戦後最悪の火山災害となりました。
この時起きたのが水蒸気噴火です。
水蒸気噴火とはマグマで加熱された大量の水蒸気が噴き出る噴火の事。
マグマが噴き出す噴火に比べて予測は困難だとされています。
今年6月に箱根山大涌谷で起きたのも水蒸気噴火でした。
噴火の可能性が低くなったと思われたやさきに発生しました。
果たして水蒸気噴火を予測する事はできるのか。
鍵を握っているのが去年打ち上げに成功した観測衛星だいち2号です。
だいち2号に搭載された特殊なレーダーは数センチ単位で地表の凹凸を読み取る事ができます。
2週間に1度同じ場所を観測。
以前のデータと比較すれば地表に起きた僅かな変化でも察知する事ができるのです。
大涌谷のデータを調べたところ噴火するひとつき以上前からある異変が起きていた事が初めて分かりました。
赤い部分は地表の膨張を示しています。
噴火した時その大きさは25センチを超えていました。
宇宙から観測したセンチ単位の膨張。
地下の水蒸気によって引き起こされたと考えられています。
更に科学者たちは日本で起こりうる最悪の火山災害にも目を向けています。
それがカルデラ噴火です。
6,500年に一度の割合で起きてきた巨大な噴火。
火口の大きさは直径数十キロにも及びます。
摂氏800度を超える火砕流が襲いかかり国全体が危機にひんするおそれがあるのです。
今日本の火山で何が起きてるのか。
そしてこれから何が起こりうるのか。
最新の科学から火山の謎に迫ります。
2015/10/03(土) 09:55〜10:00
NHK総合1・神戸
Nスペ5min. 巨大災害 第3集「火山列島 地下に潜むリスク」[字]

多忙な人向けにNHKスペシャルを5分に凝縮。活火山だけで110ある日本の火山。そのいずれかで、大規模な噴火が起きるのではないかと危惧されはじめている。

詳細情報
番組内容
多くの視聴者から高い評価を得ているNHKスペシャルを多忙な人向けに番組の魅力を5分に凝縮。鎌倉時代以来とされる噴火が確認された箱根山では、観測衛星「だいち2号」によって、噴火の予兆と考えられる地表の膨張が確認された。他にも地震波トモグラフィーとよばれる人工地震を使った解析によって、地下のマグマの位置や大きさが特定されるなど、最新鋭の観測網によって日本の火山の“いまの姿”が明らかになってきている。
出演者
【語り】三好正人

ジャンル :
ニュース/報道 – その他
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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