(田中)ハハッ風が。
(光浦)うわ〜すごいっすね!晴れていれば陽光きらめく和歌山県有田市。
ここには豊かな海の幸がたくさんあると聞きやって来た2人。
とにかく港へ行ってみる事に。
急な狭い坂道が迷路のように張り巡らされている矢櫃の集落。
港へ行くのにも一苦労です。
もちろん車も通れません。
こんにちは〜。
「田中いうんか?」ってねハハハ…。
しかしこのあと風が強まり…。
おいおい大丈夫か?いっちゃった〜!ああ〜。
…と弱っている2人ですが「地獄に仏」。
地元有田の方が雨宿りさせてくれました。
さすがはぬくもりの町。
これは嵐というんじゃないですか?しかしあいにくの天気ですがこのあと2人はぬくもりあふれるたくさんの宝物に出会う事になるのです。
輝く海。
深き山。
清き川。
今回の「えぇトコ」は和歌山県有田地方が旅の舞台。
黒潮の海がはじける命を港へ運び穏やかな光が里に実りを恵んでくれる。
海から山へ有田川の流れに沿ってぬくもりあふれる宝物を巡る旅。
何か全部おしゃれですね。
日本の味を支え続けて750年伝統を守り受け継ぐ職人たちの魂の技。
清流に潜む幻のカニ。
あ〜!ハハハハハ!今が旬至極の味!森が育んだ究極のタワシ驚きの力とは…。
うわ〜。
ほう〜きれいだね〜。
絶景の棚田夫婦で作り続ける輝く米おいしさの秘密は…。
そしてふるさとを愛する温かい人々。
秋。
実りに恵まれ笑顔で暮らす人々。
そのぬくもりに触れる旅の始まりです!この雨も何か寒々しくなくて…。
そうですね。
ぬれてもあんまり嫌じゃないんですよね。
意外とすぐ乾くんですよね。
ほっこりした雨で。
黒潮の恵みを求めてやって来たのは有田市の千田漁港。
こんにちは〜。
(一同)こんにちは。
雨が降っているのに港には活気あふれる人々が大勢集まっていました。
それのちょっと打ち合わせで。
この雨の中で?地元でけんか祭りといわれている秋祭り。
やぐらの上から投げたタイを奪い合い手に入れるとその年は豊漁になるという熱き祭り!みんなの力で取りました!そんな熱き港で出会ったのが…。
さすが熱き港の漁師さん雨が降っても漁に出かけるそうです。
すごい生きてる生きてる。
元気元気!生きがよすぎる。
うわ〜すごい!ここここ!入れてみて指。
指入れてみて。
怖い怖い怖い!えっ食べていい?あとでそしたら!こっちのほかは?きれい!すごい!うわ〜すごい。
わわわ見せて下さい!大きいですね。
うわ〜。
これが有田名物のタチウオ!これ60センチ以上ありますね。
わあ立派!あっさりした白身がおいしいタチウオ。
実は有田はタチウオの水揚げ量が日本一!港にずらりと並んだリアカーでタチウオを運ぶのは漁師の奥さんたち。
子どもも大人も家族で助け合う温かい有田ならではの風景です。
本当ですか?いいんですか?やった〜!うわ〜うれしい!雨の中よく来てくれたとご自宅で食べさせてくれる事に。
まずは獲れたてのサザエのつぼ焼きから。
お待ち遠さん。
わあ〜。
おお〜。
早速出来上がりました!立派!食べて下さ〜い。
食欲をそそる磯の香りが部屋いっぱいに広がります。
うわ〜おいしそう!頂きま〜す。
立派!う〜んおいしい!そうですか。
う〜ん!おいしいねこれ。
うまみばっか!世の中のうまみばっかりギュ〜ッとやった感じ本当に。
歯応えと…。
身が立派!締まってるこれ。
おいしいです。
分かりません?どこからか分からんのやけど。
そうですね。
どこにあるんか…。
漁師の狗巻さんは地元ならではのタチウオ料理を作ってくれました。
有馬温泉の旅館で料理していた事もあって確かな腕前です。
タチウオの刺身とタマネギの上にショウガをすり軽くあえれば…。
有田名物タチウオのたたきの出来上がり。
へえ〜おいしそう。
タチウオのたたき初めて!うろこがないタチウオは傷みやすく刺身で食べられるのは産地だからこそ。
うわ〜おいしそう大好きポン酢で。
う〜んうんうんうん…。
(狗巻)どうですか?おいしい!よかった。
あ〜おいしいねこれね。
甘いですねうん。
更にタチウオを使った有田のおすしまるあえです。
食べた事ない食べた事ない。
是非。
わあ頂きま〜す。
豪快に。
豪快にこれは手で食べた方がいいかな?これはお醤油とかも要らない?もうそのまま。
お醤油つけずに?おいしい。
男子は一口で。
んんん!おいしいですよね。
ここら辺の潮っていうか…「有田の海は宝の海だ」と言う狗巻さん。
父と2人海に出て黒潮の恵みを頂く毎日。
一度有田を離れたからこそ分かったふるさとの海の豊かさと人々のぬくもり。
この辺はいい所ですね。
そうですね。
荒れた天気で始まった旅でしたが早速温かい漁師さんと生きのいいタチウオに元気をもらいました。
続いて2人がやって来たのは湯浅。
掘割から外海へこぎ出し全国へ物を送り出した海運で栄えた町。
江戸時代の蔵や商家など往時の建物が数多く残ります。
雨あがったね。
ねえ。
古い家屋が多くてすてきですね。
何か全部すてきじゃないですか?あら〜すてきね。
昔の町並みが。
ちょうどよくさ雨が道ぬらしてくれたおかげですごいまた雰囲気がいい感じになってるよね。
ここで2人はかつてこの湯浅で生まれ日本全国に広がったとされる日本人になくてはならない大切な味に出会いました。
あこんにちは。
こんにちは。
昔のまんまなんですか。
古いものを大切にする心がこの景観を守り続けているのです。
その中でも…。
金山寺?金山寺屋さん?お味噌?お味噌?今振り返ったらちょうど!そうここ!ありがとうございました。
ありがとうございます。
という事でお向かいの金山寺味噌屋さんへ行ってみる事に。
こんにちは。
こんにちは。
お邪魔しま〜す。
湯浅の地で代々受け継がれてきた伝統の味金山寺味噌とは?うわうわうわうわすごい。
金山寺味噌なんです。
うわ〜いい香りですね。
こちらが湯浅名物の金山寺味噌。
実は…。
湯浅が発祥という事で。
ここが発祥なんですか。
知らなかった。
750年くらい前です。
これ何が入ってるんですか?夏野菜を仕込んで冬場に食べるという事で。
なるほど!保存食ですのでねとても食が進みましてねおいしいです。
何か食が進む匂いがする。
あっ本当に?えっ本当ですか?いや〜ありがとうございます。
湯浅でも温かいおもてなしを受けました。
すてきなとこがある。
いやいやいや…。
どうぞごめんなさいね。
鎌倉時代から変わる事なく受け継ぐ味です。
初めてですよね。
すごいですねごはん進みますね。
いい甘みがありますね。
優しい。
こうじが甘いんですね。
お味噌はちゃんとしょっぱいけど。
あこれおいしいですね。
ごはんやお酒との相性は抜群。
750年の歴史が詰まった金山寺味噌。
お邪魔しま〜す。
金山寺味噌はお店の奥で造られています。
そのおいしさの秘密を見せてもらう事に。
あ〜いい香りがしてますまた。
あおいしそうな匂い。
いらっしゃいませ。
どうもこんにちは。
遠い所…。
見学させてもらっていいですか?どうぞ。
こんな所でよろしかったらどうぞ。
昔ながらの製法をかたくなに変えず老舗ののれんを守り続けています。
こうじに夏野菜をたっぷり入れかき混ぜていきます。
作業はいつも夫婦2人で。
もちろん全て手仕事です。
これは素人でもできるんですか?そうですよね。
私もうこれで50年やってますけどね。
50年。
こんな事ね。
私思っちゃった今。
だって…でも素人がやって駄目になったら申し訳ないし。
何だよ何だよ。
大丈夫ですか?こういうのって男の人の方が力あるから上手そうじゃん。
結局2人で。
蒸し上がった米にこうじ菌を加えて冷ましながら混ぜていく作業。
発酵をうまく進めるためには全体をむらなくしかも手早く混ぜなくてはいけません。
鎌倉時代宋から伝えられた製法。
湯浅で根づいたのには理由があります。
(太田)暖かいしね。
(太田)それと同時に両方に川があります。
(太田)だからそのいい伏水があるから…こういう結論に達するんじゃないかなと想像します。
米大豆麦のこうじが作り出す味。
材料を仕込み終えた味噌は更にうまみを引き出すためこちらの室に入れて熟成させます。
その期間およそ3か月。
こうじ菌を発酵させるために室の温度を上げます。
使うのは昔ながらの練炭。
はいどうぞ。
この中へ入れて。
あいい匂い!あここに入れるんだ。
(太田)そうそう。
よいしょ。
これがもう発酵していく段階のやつ?
(太田)ありがとうございます。
それでいいそれでいい…。
はい大丈夫ですはい大丈夫ですはい。
ありがとうございます。
わあ〜こういう部屋で。
へえ〜。
あ〜。
ねえいい匂いですね。
更に我々日本人にとってなくてはならないあの調味料もここから生まれたといわれています。
その調味料とは…。
(太田)これがですねおつゆが浮いてきてますよね。
うん浮いてきてます。
(太田)これしょうゆ。
へえ〜。
七百幾年か前にはね。
なんと金山寺味噌を醸造する時に野菜から出た水分が醤油の始まりだといわれているんです。
もっともっと古い醤油屋さんがこの近くにありますのでね案内しますよ。
あっお願いします。
面白そう。
えっと123軒目です。
という事で…すごいねここの建物も古いしおしゃれね。
200年ぐらいたってないか?何か全部おしゃれですね。
どうぞこちらです。
こんにちは!お味噌屋さんからねすてきなお醤油屋さんがありますよってご紹介を。
ハハッですよね。
ありがとうございました。
どうもよろしくお願いします。
遠い所本当にどうも。
お世話になりました。
ありがとうございます。
創業1841年こちらも当時のまま変わらず醤油を造り続けています。
醤油発祥の地といわれる湯浅。
こちらのお店ある珍しい醤油があるんだとか。
早速醤油蔵へ。
あもういい匂い!香ってますね。
うんいい匂い。
わあすごいすごいすごい!わわわわ歴史。
うわ〜すごい!歴史あるよ〜。
うわ〜すごい。
初めて。
うわ〜。
うわ〜すごい。
本来の醤油はそうなんですね。
(加納)空気を入れて。
醤油は発酵の際さまざまな微生物の働きで味が決まります。
こちらでも170年間根づいた菌がこの蔵ならではの味を作るのです。
その発酵を促すため醤油を攪拌する工程がかい入れ。
一心不乱にかいを動かすのは後継ぎの恒儀さん。
醤油を造りだして11年ようやく蔵での仕事を任されるようになりました。
しんどそうですもん。
え!やっていいんですか?やれるもんならやったらええ。
素人がやってもいいんですか?すぐくれました。
ちょっと前までぎっくり腰だったんで。
そらやめといた方が…。
今は大丈夫ですよ。
うわ〜。
はいタッチ。
はいタッチ。
あ〜!よし来た!あ〜は〜は〜!重い?普通醤油は樽から出したあとまず絞り更に加熱処理をして殺菌します。
ところがこれらの作業を一切しない宝の樽があるといいます。
それがこの樽。
24個ある樽の中からこの樽だけ何の処理もしない生の醤油を造っているのです。
最高の味と風味を持つがゆえに生のまま。
鎌倉時代と同じ製法。
どんな味なのか普通の醤油と食べ比べてみます。
まずは普通の醤油で…。
あっおいしい!やっぱお醤油おいしいですね。
あっおいしい。
そして生の醤油…。
う〜ん!お〜。
これは何かやっぱ…。
すっと抜けますね。
(加納)抜けます。
酸味とも言わないけどそのギリギリな感じが…おいしいですよね。
醤油発祥の地湯浅が誇る宝物生の醤油。
親から子へ大切に受け継がれています。
さあ海辺を離れ次なる恵みを求めて向かうは山!今度は一体どんなすてきな宝物に出会う事ができるのでしょうか!曇り空も何のその!有田川を遡ります。
やって来たのは山の奥深くにぽつんとたたずむ集落。
ひっそりとしていて人の気配がありません。
誰かいないと次に進まないな〜。
アハハ!あっ!えっどうしたの?こんにちは〜!あっ聞こえた聞こえた!声しか聞こえない。
ここですよ?声の主を訪ねうっそうと茂る森を歩きます。
どうもこんにちは!こんにちは。
え〜どこの部分を?ここにあるんですここに。
小雨の中シュロの木の皮をむいているのは西脇直次さん。
およそ6メートルの木に丸太を斜めに立てかけそれを足場にして作業します。
すごいこんな険しいとこでこんな…はあ〜。
暖かい地域で育つシュロ。
古くからこの地で栽培されてきました。
シュロの皮はまるで編み物のように繊維が縦横にきれいに絡み合っています。
その繊維で作られるのがタワシ。
中でも有田川町の山のシュロで作られるものは最高級だといいます。
シュロ皮の繊維を切りそろえたものを針金で挟み丁寧に巻いていきます。
巻き過ぎると針金が切れてしまうデリケートさが要求される作業。
これをUの字に曲げて止めると見慣れたタワシの形に。
その使い心地を味わってみようと川へ。
あっいいね〜。
傷まない野菜が。
本当きれいになっちゃった。
有田の山の恵みシュロはほかのものにもなります。
伸びにくくて頑丈。
植物から作るので自然にも優しい縄。
使いみちは…。
あ〜はいはいはい。
そういうのが主流でね。
シュロの縄の作り方は昔と一切変わりません!この針でかき落とします。
かき落とす?かき落とすんです。
へえ〜。
スイッチで…お〜!シュロの繊維を針がついたドラムに通し1本ずつかき出します。
これが軸となる糸の周りに巻きついて丈夫な縄になっていくのです。
木の皮が長〜い縄に姿を変える。
先人の知恵です。
そんな思いに寄り添うのが奥さんの榮子さん。
西脇さんの仕事の一番の理解者です。
最初は苦労の連続でしたが夫婦2人で紡いできた暮らしは本当に幸せだったと榮子さんは言います。
かわいい。
あ〜かわいい!いつも穏やかで笑顔を絶やさない西脇さんとその優しさに引かれた榮子さん。
2人が生み出す品物はぬくもりに満ちあふれています。
暖かい有田の山で温かい夫婦が作るシュロのタワシ。
心の中まで優しく洗われた気がしました。
ぬくもりいっぱい!秋の宝を巡る旅。
山の恵みの次は川の恵みです。
すてきなとこですね。
橋もいいね。
橋と岩。
橋の下川のそばで何やら作業している人を見つけました。
へえ〜!なんとこの川でカニを獲っているといいます。
一体どんなカニなのでしょうか?こんにちは。
こんにちは。
子どもの頃から清流有田川と共に暮らし川を知り尽くしているカニ獲り名人。
久保田さんいわく「有田川はまさに宝の川」。
大好きなんだそうです。
こん中はもう入ってるんですか?いやいやまだこれからあげるところなんでいっぺんあげてみますか?あげたいあげたい!あげたいだけどどこに?どこに仕掛けてあるんですか?ここにあるんで。
えっ?こんなとこに?ひもの先が?アユを餌にした籠でカニを獲るという久保田さん。
前の晩に仕掛けておいた籠の中に果たしてカニは…。
サワガニってこんなちっちゃいイメージなんだけど。
これもサワガニなんですか?じゃないです。
これはズガニって言うてモクズガニとも言うし。
こいつすごい怖い怖い怖い!食べ応えありそうですね。
すごい!田中さん持ってみる事に…。
あ〜あ〜あ〜!ぐっと持って下さい。
あ〜!ああっ!ああ〜っ!ああっ!光浦さんは…。
おい!イエ〜イ!有田川のズガニ。
この姿からは想像がつきませんが絶品の味だといいます。
(田中光浦)カニめし?え〜っ!それはどこで食べられるんですかね?じゃあちょっと僕の友達上手に料理する子いてるんで…。
来た!やった!すいません。
一体有田川に伝わるカニめしとはどんな料理なのか?作るのは西林さん。
久保田さんの高校の後輩。
ズガニのうまみを知り尽くしたカニめし作りの名人です。
待ちに待ったカニめしの出来上がりです。
カニめし。
うわ〜ジャーごと!オープン?はいオープンします。
うわ〜!ああっカニだ!ごはんとズガニを一緒に炊いたカニめし。
ズガニのだしがたっぷりしみ出した有田川の郷土の味です。
豪快!へえ〜これはだしが出るよ。
これはおいしいよ。
そのまま食べてもおいしいカニの身やうまみがぎっしり詰まったカニみそをごはんの中にぜいたくに混ぜ込んでいます。
お二人はどういう関係なんすか?先輩です。
先輩後輩で…。
高校の?へえ〜。
(久保田)はい昔からこの地元で。
テニス部?あ〜テニス部ですか。
それは言ったら駄目です。
あ〜ちゃんとお焦げがあるんだ。
おいしそうですよ。
あっ香ばしい匂いが今しちゃった。
ほぐしたカニの身を置いて完成。
有田川の秋の宝物カニめしです。
う〜ん香りまで上品ですね。
ねえ!頂きま〜す。
うれしいな〜。
う〜ん!すごい詰まってる。
香りうまさが…うまみが。
う〜んもうごはんがね口入れる瞬間ぐらいからもうね香ってきますよ。
(笑い声)なぜ松茸?あっでもねそうちょっと言いたい事分かります。
和な感じ山な感じ。
そうなんすよ。
野菜じゃないけど…有田川の貴重な幸に感謝!地元を愛してますね。
ちゃんと獲り過ぎんようにとか…。
愛する有田川で額に汗し秋の恵みを獲る久保田さん。
その恵みを目いっぱい生かそうと心を込めて料理する西林さん。
ふるさとへの愛が詰まった旬の味。
体も心も温めてくれる有田の宝物。
うわ〜!お〜!すごいすごいすごい!きれいだね〜。
きれい!美しい。
きれい!へえ〜。
ありゃ〜あ〜すごいね。
霧がかかって周りの山は。
まあきれいな田んぼ。
美しい!やって来たのは有田の名所あらぎ島。
54枚の棚田が扇形の土地に広がりその名のとおり島のような景観を作っています。
田園の芸術ですかこれは。
いや美しい。
ここに田んぼを作るってすごいですね。
自然の地形を生かして米を作る工夫がこの絶景を生み出しました。
そんな田んぼにお邪魔してみる事に。
こんにちは。
こんにちは作業中すいません。
すてきな風景の田んぼですねここ。
ああいや…ありがとうございます。
このあらぎ島でお米作りをしている坂本さん。
手塩にかけた棚田は今年も豊かな実りをもたらしてくれました。
そんなに?きれいだな〜って。
そうそうそう。
天気の日…
(坂本)これからこう回って…。
たっぷりの日ざしと清らかな水が作る黄金色の実りです。
「これ楽しみじゃ」言うた。
こつこつと心を込めて作ったお米。
ご自宅で食べさせてくれる事に。
おお〜!ああおいしそう。
まあどうぞ。
は〜い。
これが絶品あらぎ島の炊きたてのごはん。
輝く白い宝石です。
うんおいしいですね。
何かほのかに甘みを感じます。
うん!おいしい!おいしい!ごはんの上に載っているのは有田名物ぶどう山椒のつくだ煮です。
ぶどうの房のように見えるのでぶどう山椒。
実は有田地方は日本一の山椒の産地なんです。
果たしてそのお味は?おっおっパンチがありますね。
おっますますおいしいです。
あっおいしい。
私はこういうの好きなんだよな。
いい香りがしますね。
青い香りが…。
そうやろ?なっ。
まあどうぞ。
これも昔から食べられてきた…有田川の清流で育まれたわさびの葉で巻いた家庭料理。
う〜んいい香り。
うんおいしい。
わさびのふわっといい香りがしてね中からなんとしめさばが出てくるの。
あらまあ本当だ。
歯応えもいい。
このチョリッチョリッとした…。
あ〜おいしいこれ。
おいしいね。
もうありがとうございます。
押しかけちゃって…。
共に手を携えて歩んできたご夫婦。
たわわに実る稲穂を見つめる顔は今年も喜びいっぱい。
和歌山・有田ぬくもりの秋です。
2015/10/03(土) 10:05〜10:49
NHK総合1・神戸
えぇトコ「ぬくもりいっぱい!秋の宝〜和歌山・有田〜」[字][デ][再]
黒潮と太陽の“温かさ”に育まれた和歌山県有田地域。黒潮が運ぶ海の幸、温暖な気候が育む山海の恵みに人々の笑顔。「元気をいただく旅」に出かけます。
詳細情報
番組内容
海あり、山あり、笑顔あり!暖かい気候と黒潮の“温かさ”に育まれた和歌山県の有田地域。黒潮が運ぶ「太刀魚」など海の恵み、温暖な気候ときれいな水が育む「極上の米」。黒潮のぬくもりが熟成させる「濁り醤(びしお)」に、紀伊の名水が育む「金山寺味噌」。そして旅人を温かく迎えてくれる地元の人々の笑顔。“温もり”に包まれた有田地域に暮らし・食・風習を訪ねて「元気をいただく旅」に出かけます。
出演者
【出演】田中要次,光浦靖子,【ナレーション】島よしのり,橋本のりこ
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
情報/ワイドショー – グルメ・料理
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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