おととい、3位に浮上したロッテ。
残り4試合で2勝すれば、クライマックスシリーズ進出だ。
3位争いの行方は?先発は9年目の大嶺祐太。
今シーズン自己最多の8勝を挙げている。
2回、2アウト2塁のピンチ。
センター、伊志嶺。
本当に助かったと大嶺、先制を許さなかった。
打線は4回、楽天の森を攻め、満塁のチャンス。
打席には1番荻野。
ここまでヒット2本と当たっている。
あと1本が出ず、得点を奪うことができない。
大嶺は、いつか点を取ってくれると、我慢のピッチングを続けた。
緩急をつけて、楽天打線に的を絞らせない。
7回をヒット3本、無失点に抑えた。
大嶺の好投に応えたい打線は8回、3番今江。
デスパイネも続く。
このあと2アウト満塁とチャンスを広げ、キャプテンの鈴木。
3ボール1ストライクからの5球目だった。
押し出しのフォアボール。
これが決勝点となった。
接戦を制したロッテ。
2年ぶりのクライマックスシリーズ進出へ、あと1勝だ。
こんばんは。
サタデースポーツです。
これでロッテは残り3試合で、1勝すれば、クライマックスシリーズ進出が決まると。
ということなんですよね。
でも伊東監督が、あと1つ勝つのに苦労しそうと話しているんですよね。
というのも、ここにきて、選手にけがが相次いでいるんですよ、こちら。
そうなんですよね。
主力ばっかりですよね。
そうなんです。
心配ですよね。
伊東監督、気力でカバーするしかないと話していました。
あすは日本ハムとの対戦です。
プロ野球といえば、こちら。
きのう、ヤクルトが14年ぶりのリーグ優勝を決めました。
何度も何度もチャンスありながら、延長戦の末のサヨナラ勝ち。
しびれましたね。
いい戦いでしたよね。
このあと、祝賀会がファンの前で、神宮球場で行われたのも。
なかなか見られないですよ。
本当にひとしおだと思います。
混戦が続いたセ・リーグ、とうとう決着がつきました。
優勝は決まりましたが、クライマックス進出を懸けた、3位争いというのもしれつです。
そうなんです。
4位広島と3位阪神は0.5ゲーム差。
5連勝中の広島は、あすの阪神との直接対決を前に、ヤクルトと対戦しました。
広島は1回、ランナー1塁で4番エルドレッド。
2ボールからの3球目。
2試合ぶりの19号2ラン。
中盤以降、リードを3点に広げます。
8回からは、2人目の大瀬良。
逃げきりを図りますが、ランナー2人を出し、代打、今浪。
このタイムリーで2点差。
続く中村。
連続タイムリー。
さらにライトのルーキー、野間が悪送球。
スタンドに入ってもう1人が返り、同点。
試合は延長に入ります。
そして11回、2アウト満塁の場面で、一岡がマウンドへ。
バッターは途中出場の三輪。
連勝が止まった広島。
阪神との直接対決を前に、痛い黒星です。
広島の緒方監督。
試合展開からすれば、勝ちの流れ。
取らないといけないゲームだった。
あす、切り替えて勝つと話していました。
3位争いがどうなるかというと、あす、直接対決になるんですよね。
そうなんですよね。
あす、阪神が勝てば、クライマックスシリーズ進出が決まります。
一方で、広島が勝てば、7日の広島と中日との試合まで持ち越しになると。
この試合に勝てば、広島がクライマックスシリーズ進出。
広島が負けた場合は、阪神の進出が決まるということになるんで、最後まで分からないですね。
分からないですね。
さあ、今シーズンかぎりで退任する、DeNAの中畑監督。
きょう、本拠地で最後の試合に臨みました。
最終戦では、中畑監督が手塩にかけてきた選手たちが躍動しました。
3点を追う6回は筒香。
キャプテンに指名し、4番を任せてきました。
勝って終わりたいと、自己最多を更新する23号。
次の打席でもホームランを打ちます。
2点リードされた9回には、抑えに抜てきしたルーキー、山崎を投入。
3人で完璧に抑えます。
しかし、その裏。
得点を奪えず、中畑監督を勝利で送り出すことはできませんでした。
今シーズンの最下位が確定です。
オリックスの42歳、谷。
現役最後の試合を迎えました。
7回、代打で登場。
3万3000人のファンから、大声援が送られます。
初球でした。
初球攻撃は自分の持ち味と、通算1928本目のヒットで、チャンスを広げます。
満塁として糸井。
谷さんの最後の試合で打ちたかったと、2点タイムリー。
谷も笑顔でホームにかえりました。
勝負強いバッティングでチームを支えた谷。
地元のファンの前で、現役生活に別れを告げました。
谷選手と現役時代も共にプレーした、オリックスの福良監督代行は、谷は最後にヒットが出たし、そこから得点につながって、本当によかったと話していました。
パ・リーグの順位です。
オリックスの5位、そして楽天の2年連続となる最下位が決まりました。
変わってセ・リーグの順位です。
中日の5位、DeNAの3年ぶりとなる最下位が決まりました。
さあ、フィギュアスケートの浅田真央選手。
1年間の休養を経て、きょう、復帰を果たしました。
去年3月以来となる戦いのリンク。
着物をイメージした衣装で登場しました。
演じるのは、悲運の日本人女性を描いた、蝶々夫人。
まずはトリプルアクセル。
着氷でふんばり、成功させます。
最も手応えを感じたのは、大人っぽさが増した表現力。
女子の最高得点をマーク。
浅田の第2幕は、上々のスタートです。
世界選手権2位の17歳、宮原知子は表現力のアップが課題。
曲のテーマ、初恋をイメージしながら滑ります。
ジャンプは持ち前の安定感。
宮原は非公認ながら自己ベストを上回り、浅田に次ぐ高得点でした。
こちらも17歳、男子の宇野昌磨。
男子シングルのトップ争いに欠かせない4回転ジャンプ。
さらに、スタミナが必要な演技後半にも。
練習の成果が出たと、2つとも決めました。
宇野は男子のトップ。
シニアに挑戦する今シーズン、飛躍を予感させました。
いやぁ、浅田選手、特にあの表情が、一段と大人っぽくなりましたね。
ねぇ、1年の休養がむしろ、そうしてくれたのかもしれないですね。
演技後に自分の滑りに点数つけてもらったら、55点。
低くないですか?
低いですよね。
でもその意図は、初戦としてはよかったけど、もっと上を目指せると思うから、期待を込めて55点。
さすがですね。
本人がそう言ってますからね、若い2人も含めて、これから楽しみです。
続いては、サッカーJ1。
こちらもシーズンは終盤。
残りは5試合です。
注目は年間優勝を決めるチャンピオンシップへの出場争い。
第2ステージ首位のサンフレッチェ。
きょう対戦したのは、年間順位3位で、チャンピオンシップ出場を目指すFC東京です。
ここ5試合で15得点と、攻撃陣が好調のサンフレッチェ。
前半3分。
エース、佐藤がロングボールに反応。
枠を捉えられません。
10分、コーナーキックから、フリーの清水がボレー。
サンフレッチェ、序盤にペースを握りますが、先制できません。
一方、FC東京は25分。
橋本が狙いますが、僅かに枠の外。
前半は0対0で折り返します。
後半、FC東京は、サイドからの崩しを徹底します。
25分。
シュート!あっと、角度があった。
橋本のシュートは河野に当たり、コースが変わりました。
FC東京が先制します。
1点を追うサンフレッチェ。
39分にはこぼれ球を押し込み、ゴールネットを揺らします。
しかし、ここはドウグラスがファウルの判定。
得点にはなりません。
サンフレッチェは最後まで1点が遠く、注目の上位対決は、FC東京が制しました。
FC東京、大きな勝利ですね。
本当ですよね。
この結果、両チームの勝ち点がこうなりました。
そして続いての第2ステージ、逆転で優勝を狙うアントラーズなんですが、チャンピオンシップで最も有利な条件となる、年間順位1位を目指すレッズと、2試合続けてご覧いただきましょう。
前の試合、逆転負けのアントラーズ。
優勝争いに連敗はできません。
序盤から日本代表の柴崎を軸に攻め、前半24分。
このシュートでリズムをつかみました。
柴崎はその直後のコーナーキック。
山本が合わせました。
いいボールが来たので、当てるだけだったと、先制点を奪います。
後半はアントラーズの一方的な展開。
33分、途中出場のカイオ。
アントラーズは2得点ながら、19本のシュートで圧倒し、快勝です。
レッズは日本代表に復帰した柏木が、攻撃を組み立てます。
引いて守る相手に対し、狙っていたとミドルシュート。
序盤から攻め続けます。
前半23分のコーナーキック。
蹴るのは柏木。
こぼれ球に最後は興梠。
3試合連続ゴールで先制します。
その8分後。
前がかりになった守りの裏を突かれました。
サガンの吉田に押し込まれ、追いつかれます。
攻め続けたレッズは、試合終了間際、武藤の飛び込みも決まりません。
レッズの連勝は3でストップ。
年間順位1位へ、勝ち点1にとどまりました。
一方で、J1残留争いというのも、佳境に入っています。
J2に自動降格するのは、年間順位の下位のこちら、3チーム。
順位が今、こうなってるんですね。
きょうは、ともに降格圏の松本山雅とエスパルスが直接対決。
モンテディオは、アウエーでベルマーレとの対戦です。
そのほかの試合と続けてどうぞ。
松本山雅は8試合、エスパルスは7試合、白星から遠ざかっています。
先手を取ったのは松本山雅。
前半36分のフリーキック。
岩上は狙っていたと、直接決めて先制します。
対するエスパルスは本田。
クロスボールにチョン・テセ。
いずれも枠を捉えられません。
突き放したい松本山雅は、後半、フリーキックで再び岩上。
ここも直接狙いますが、追加点はなりませんでした。
それでも松本山雅は、粘り強い守備で無失点。
およそ2か月ぶりの勝利で、降格圏脱出に近づきました。
一方、敗れたエスパルス、J1残留は厳しくなりました。
モンテディオは第2ステージ、まだ勝ちがなく、残留へ苦しい戦いが続いています。
前半から相手にボールを支配される中、43分。
ここはゴールキーパーの山岸が、失点は絶対したくなかったと防いで、前半を0対0で折り返します。
後半8分にもピンチが。
必死に守り、我慢の時間帯が続きます。
反撃のチャンスを狙っていたモンテディオは、25分にカウンター。
これでコーナーキックを得ます。
最後はディエゴ。
モンテディオは、第2ステージ初めての勝ち点3で、J1残留へ、僅かな光が見えました。
ヴァンフォーレは年間13位。
J1残留へ、ホームで勝ち点の上積みを目指します。
前半、シュート1本だけのヴァンフォーレは、後半、阿部拓馬。
さらに終了間際、新井が狙いました。
残留を争う15位のアルビレックスと、勝ち点1を分け合いました。
ここ4試合、勝ちのないレイソル。
ホームで積極的に攻めます。
前半12分。
ゴール前でボールを受けた工藤。
レイソルが先制します。
その後、同点とされましたが、41分、再び工藤。
エースの2得点で勢いに乗ったレイソル。
後半にも追加点を挙げ、ホームで快勝です。
7試合負けなしのF・マリノス。
中村がチームを引っ張ります。
その中村は、同点の後半19分、無回転シュート。
勝ち越しゴールを呼び込みます。
さらにフリーキック。
決まった!
F・マリノス、中村の活躍で快勝です。
第2ステージの順位です。
首位サンフレッチェと2位アントラーズ、勝ち点の差がなくなりました。
レッズは順位を下げましたが、年間では1位を守っています。
降格圏で唯一敗れたエスパルスは、第2ステージ、年間順位とも最下位になりました。
さあ、残留を争う下位の年間順位ですが、最下位のエスパルス、次の試合にも、チームにとって、初めてのJ2降格が決まる可能性があります。
ここからは、プラス1です。
きょうはJ1のチャンピオンシップについてお伝えしたいと思います。
チャンピオンシップ、今シーズンから導入されました。
2つのステージの優勝チームに加えて、年間順位で3位までのチームが、年間優勝の座を争うという仕組み。
杉浦さん、もちろんこの仕組み、分かってますよね?
分かってはいるつもりなんですけれど。
つもり?
正直ちょっと複雑ですよね。
私、しゃべりながらも、うーん、なんか、うーんみたいな。
ね、そういうつもりという人、結構いると思うので、改めてここでおさらいしたいと思います。
教えてください。
現在ね、第2ステージの順位と年間順位が、今出ました、こっちですね。
これが今の第2ステージの順位と年間順位。
仮にこのままリーグ戦を終えたとして、チャンピオンシップの出場チームを当てはめると、こうなります。
こんな感じでチャンピオンシップを戦うことになるんです。
レッズとサンフレッチェは、2つ入っていますね。
そうそうそう。
それは、もちろん年間順位、今、1位で、しかもステージ優勝もレッズの場合はしてますので、そうすると、2つ入ることになると、おかしいですよね。
だから荘なると、ちょっと形が変わって、こうなるんです。
出てくるかな?
少なくなった。
そう。
結局のところ、3位チームまでと考えればいいんですよね。
レッズとサンフレッチェ、そして年間3位のFC東京と3チームで戦うということになるんです。
ただ、どんな組み合わせになっても一番有利なのは、年間順位が1位のチーム、必ず決勝でシードされるということになります。
だから大きいんですね。
そうなんですよね。
だからサンフレッチェの場合は、第2ステージはアントラーズと今、優勝争いしてますよね。
年間順位を考えると、レッズと1位争いをしているということで、両方の順位を気にしながら戦っている。
難しい。
年間3位争いというところを見ると、FC東京が今いますが、ガンバとフロンターレが今、争っている状況で、あした直接対決。
これも見逃せないという状況です。
白熱しそうですね。
ですね。
以上、プラス1でした。
さあ、次は女子ゴルファー日本一を決める日本女子オープンです。
第3ラウンドでは日本勢が奮闘しました。
23歳の香妻琴乃。
念願のツアー初優勝を狙います。
10番のバーディーパット。
順位を1つ下げましたが、首位と3打差の好位置につけました。
スコアを大きく伸ばしたのは、27歳の菊池絵里香。
16番の第3打。
ピンそばにつけて、このホール、バーディー。
17番は、13メートルのバーディートライ。
菊地はスコアを5つ伸ばし、単独首位に浮上。
初の日本一を狙います。
男子ツアーは、池田勇太選手が首位に浮上。
片山晋呉選手と石川遼選手が、1打差で3位につけています。
続いては。
トゥデーズスポーツ。
ドイツ1部リーグ・マインツの武藤。
7試合連続で先発出場です。
1点リードの前半24分。
武藤は味方のパスをワンタッチでアシスト。
追加点につなげます。
同点とされた後半19分。
武藤は2人に囲まれながらも、ドリブル突破。
このプレーから勝ち越し点。
武藤、勝利に貢献です。
体操の男子日本代表が、今月開幕する世界選手権へ、国内合宿を公開。
エースの内村。
跳馬は、大技のリー・シャオペン。
着地でミスが出ます。
練習の最後に再び挑戦。
いい感じでいけたと内村。
狙うは、37年ぶりの世界選手権団体金メダルです。
テニスの錦織圭選手。
あさって開幕するジャパンオープンの会場で、およそ6000人のファンに練習を公開しました。
2連覇を目指す錦織選手。
得意のドロップショット。
力強いストロークを見せるなど、順調な調整ぶりでした。
第2シードの錦織選手は、1回戦で世界38位、クロアチアのボルナ・チョリッチ選手と初めて対戦します。
きのう開幕した男子プロバスケットボールのbjリーグ。
昨シーズン優勝の浜松・東三河は高松に敗れました。
ここでお知らせです。
今月18日放送のサンデースポーツでは、プロ野球ドラフト会議特集をお届けします。
そこで番組では、あなたが選ぶドラフト1位を募集します。
あなたならどの球団で、どの選手を1位に指名するか、その理由と共にお寄せください。
さあ、あすのサンデースポーツです。
10月のマンスリーキャスター、斎藤隆投手です。
あすの引退試合のあと、仙台から生出演していただきます。
そしてラグビーワールドカップ、日本の第3戦のサモア戦についてもお伝えします。
おしまいはトゥモローソング。
今シーズンかぎりで現役を引退する、楽天の斎藤隆投手です。
プロ野球、大リーグと、挑戦を続けてきた斎藤投手。
弱気になる気持ちを奮い立たせてくれた一曲です。
2015/10/03(土) 23:00〜23:30
NHK総合1・神戸
サタデースポーツ[字]
浅田真央復帰戦に注目!▽プロ野球CS争いは?▽ゴルフ日本女子OP▽Jも全試合たっぷり!▽明日引退試合・楽天斎藤隆を支えた歌とは?
詳細情報
番組内容
▽浅田真央 復帰戦に注目 ▽プロ野球CS争いは ▽Jも佳境! ▽ゴルフ日本女子OP ▽斎藤隆 【キャスター】杉浦友紀,一橋忠之
出演者
【キャスター】杉浦友紀,一橋忠之
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