生字幕放送でお伝えします≫森口さんよろしくお願いします。
かなり風が吹いているという状況ですね。
≫風、強いですね。
11時過ぎぐらいから吹き始めたんですが風向きによって毎日ホールが違って見えるんじゃないかと思います。
≫本当に逆の風になることがありますからね。
今は追い風。
菊地絵理香ここまでパープレー。
≫ここは、ボールが止まりにくいかもしれませんがデッドに狙ってきてほしいところなんですけどね。
≫下の段。
どうですか?≫まずまずだと思います。
≫今日、日本一のタイトルを勝ち取るのは誰でしょうか。
今年の舞台は石川県加賀市日本海を望みます片山津ゴルフ倶楽部白山コースです。
全長は6613ヤード、パー72。
特徴的なのは、高い松がそれぞれのホールをセパレートしているところです。
そして、強い風。
このあとは終盤のホールへと入っていきますが海寄りの風。
今日は北寄りの風が吹いていますね。
昨日は西寄りの風。
ですからホールによって反対方向から風が吹く状況となっていました。
日本女子オープン2度の優勝を経験されています森口祐子さんの解説でお伝えしていきます。
よろしくお願いします。
この最終日の序盤ここまで、日本人選手たちが伸ばしてきていますね。
≫菊地絵理香さん昨日スコアを伸ばしてトップに立ちました。
柏原明日架さん、伸び伸びとしたスイング。
そして、強気のパッティング。
非常に自信あふれるパッティングがスコアを伸ばしているんでしょうね。
≫このあとの優勝争いの展開ですけど。
≫なかなか18ホール、簡単には終われないのがこの日本女子オープンだと思うんですね。
順序よくスコアを伸ばしそして、ホールを進めている最終組の2人なんですけどもね。
このまま勢いだけではいかないとは思うんですね。
≫まだ、ここまで攻める柏原のほうはプレッシャーを感じるような状況にはなっていないでしょうね。
≫逆に2人とも互いにプレッシャーをかけ合えるほど楽じゃないホールが多いということでもあるんですね。
≫自分のことに集中しているということですね。
一方で、韓国の強豪のチョン・インジが一時はスコアを伸ばしていたんですけれども今は落としているという状況で下から一気に迫ってくる選手も今のところ、まだいません。
≫最終組の前にユ・ソヨンこれは世界ランキング4位の選手。
その辺りが昨日ちょっと崩れましたけど立て直してくるんじゃないかと思いましたけど今日は…。
≫5つスコアを落として5オーバーまで落としています。
≫柏原明日架です。
これは、もうちょっといってほしかったところですか。
≫手前から少し下りになってるんですが向かい風が今影響したのかもしれません。
≫風の影響ですか。
≫この6番ホールは高いところなので風の影響もあると思います。
≫最終組の1つ前の組韓国、世界ランキング4位のユ・ソヨン。
≫この崩れ方というのは信じられないんですけど。
≫この組は小田美岐さんがついてくださっていますが。
小田さん。
≫このようなアプローチはそんなに悪くないんですがマネージャーさんにスタート前に聞いたら本人が、やはり2週間のお休みでこんなに長くやってはいるけれどもショットがちょっと勘を戻すのに時間がかかっていて不安を感じた中でこのコースを攻めるというのが非常に難しいと本人も感じているようでそれが今日は顕著に出ていますね。
≫映像が変わりました。
6番、グリーン上。
菊地絵理香、バーディートライ。
きたかなというところでガッツポーズをとりかけましたが。
≫もしいかなければ2〜3mいっていましたね。
≫正直、私もドキッとしましたけど。
≫ただ、それだけちょっとここは強くいこうという。
≫逆に今フォローの風に乗ったんですね。
全く、柏原さんと逆の対角線になりましたからね。
≫私たちや塩谷さんもそうなんですけどえ、と思ったボールの伸びがあったんですけど本人は、ど真ん中にいっているから入ったと思っている。
それぐらい、やっている選手と見ている側とは、ちょっと違いがあったかもしれません。
≫それだけ入り込んでいるというか。
≫そうですね。
≫パーパットです。
柏原明日架。
スコアを落とします。
19歳、去年のプロテスト合格。
プロ2年目。
まだ勝利はありません。
6番で1つスコアを落として4アンダー。
これで菊地と、この柏原が2人、並びました。
映像は7番です。
韓国のチョン・インジです。
バーディートライ、7番です。
≫ここは、ちょっと馬の背のようなところでスタンスをとらざるを得なかった。
ボールの位置がそうなんですけど。
≫今日は彼女パッティング自体は決して悪くないんですね。
それでショットも3mぐらいのバーディーチャンスについて入れたり、外れたりという感じだったんですが。
少しユ・ソヨン選手の崩れ方がえ?という感じなのでなんとなく、組のイメージがちょっと暗いかなというふうになってきています。
≫8番のパー4、セカンド、イ・ボミ。
グリーンの手前です。
≫今日はここはなかなか2オンしてこないかなと思うんです。
ちょっとアップヒルのライというか。
左足上がりのスロープのところまではきています。
≫再び7番のグリーン上チョン・インジのパーパット。
パーはセーブしました。
≫いつもゴルフを楽しみたいと言っているんですが今日は、あまり笑顔が出ませんねやっぱり。
≫日本とアメリカでそれぞれ初出場でメジャーを制したというチョン・インジですね。
≫ある意味、いきなり勝ったっていう印象もあったんですけどね。
≫7番のパー3今日は178ヤード。
菊地絵理香。
≫上空が左から右の風です。
≫ピンに寄ってきます。
≫塩谷さん、すばらしいですよ今のショット。
≫そうですね。
ここ砲台なんですがやはりキャリーで何ヤード出るかというのが非常に大事なショットですよね。
その辺り、菊地さんしっかり自分のキャリーボールの距離をつかんでいますね。
≫1つのクラブのキャリーとラン。
本当に自信を持って攻略できているぐらいいいショットでしたね、今の。
≫さらに風の読みですね。
昨日も横からだったりとかありましたが。
≫フラッグの揺れ方とこの表示と逆なんですよね。
ちょうど尾根の反対側なんですね。
≫ちょうど斜めに左下から右上にかけて尾根が走っています。
1つのプレーがどうリズムを変えていくのか。
ここまでは菊地はパーできていて。
そして柏原がバーディー2つきたけどボギーがきたと。
≫そのボギーでもどちらかというとカラーからでしたけど3パットというそういうボギーですよね。
≫27歳になりました菊地絵理香です。
今年4月にプロ初勝利。
プロ8年目にして初勝利を挙げました。
女子オープンの数字もご覧いただいています。
イ・ボミです。
8番のパー4、第3打。
≫58度で打ったと思いますがこういうところが非常にうまい選手です。
≫ちょっと上にいきました。
≫これは、あまりいきたくないほうにきてしまいました。
≫賞金ランキングイ・ボミが1億5000万円を超えて現在トップで、テレサ・ルーは今週は予選落ちをしました。
上田桃子も苦しんでいて菊地絵理香も5位につけています。
≫今年、初優勝したんですけど優勝したときに…。
菊地さんの初優勝は2勝目も近い優勝者かなという印象は持ちましたがでも、勝つというのは本当になかなか簡単なことじゃないというのをいろいろ解説しながら思いますよね。
≫その初優勝以降は優勝がありません。
リベンジという言い方を本人はこの最終組についてはしましたけどね。
毎年、難しいセッティングの中で自分がどれだけ成長しているかがよく分かるのが日本女子オープンということですごく楽しみですという話もしていました。
去年も優勝争いに加わっていたこの菊地絵理香です。
その菊地絵理香の日本女子オープンのここまでの成績をご覧いただいていますけど。
2013年は宮里美香と最終組の争い。
あと1打、宮里が難しい下りのパットを外していたらプレーオフという状況までいきました。
そして去年は6位タイでした。
≫自分に集中しやすいセッティングのほうが菊地さん向きなのかなという。
ゴルフのスタイルがそうなのかなとも思います。
≫一方の柏原。
ジュニアの時代から大活躍。
世界に出て活躍をしてきた選手です。
若い世代のアマチュアゴルファーの世界大会で男子も入っている大会で優勝して。
史上、女子では2人目というねそんな大活躍もしました。
≫歩き方とか、非常に格好いいなという感じの選手ですね。
≫このパット非常に難しいですね。
カップを…。
≫過ぎるとというか手前から加速がつくような感じなんですよね。
≫真ん中からとても止まりそうもない傾斜ですよね。
≫ここに、傾斜があるんです。
ここからすごい加速がついていくようなところなんです。
これは、なかなかですよ。
≫7番、パーセーブ。
塩谷さん、いかがですか?≫非常にパッティングの距離感はいいですね。
しっかり打つところ、そして優しくソフトに打っていくところ。
そのメリハリのつけ方が非常にうまいと思います。
≫8番、イ・ボミはパー。
ちょっと舌が出ました。
≫これはホッとしていますよ。
≫7番の菊地絵理香です。
この辺りからのバーディートライというのが非常に今日見ていて多いですね。
≫ずっと、テレビをご覧になっている方もここは左に切れるんだぞと菊地絵理香ファンは教えてあげたいような感じで見ていらっしゃる方もいるんじゃないかと思います。
向きとしてはよかったと思います。
≫どちらかというと香妻と同じような形で読んできましたが7番もパーです。
4アンダーキープ。
トップタイです。
その香妻琴乃です。
8番パー4これは第3打。
≫やや左足下がりのバンカーショットです。
小田さんには、ここからは香妻の組についていただきます。
≫ランを出していきたいんですけどもカップの向こう側に何もないかのように見えるんですよね。
≫森口さん、今のは本当にずるずるっと転がりそうなラインに止まっていただけに、本人もそう思っていたんですけどね。
≫この8番は今日は一番数字が出ていないホールになっています。
≫それだけにイ・ボミさんのパーパットが入ったときのホッとした表情ですよね。
≫ちょっと今数字が変わって2番目。
それにしても難しいホールになってますね。
≫今日ランキング1番はどこですか?≫18番ですね。
ですから終盤に入ってきますと18番はなかなかとれないぞという中でどこで勝負を仕掛けてくるかというところですね。
そういうところも出てくるでしょうね。
≫でも、互いに難しさが十分、分かり合ってますからね。
≫そういう意味で言いますと9番のパー5はとっておきたいホールです。
≫ここは選手、ちょっとランディング地点が見えていませんがいい角度でティーショットを打ってきました。
第3打勝負ということでレイアップしますね。
≫映像は香妻琴乃です。
グリーン上。
トップとは2打差、パーパット。
≫まだ7mぐらいあります。
≫ここできた。
≫森口さん、あのラインあれだけしっかり打てるとはやっぱり、パッティング調子がいいんですね。
≫いい感じで。
本当にど真ん中から入りましたね。
≫結果が出たという感じですね。
≫これは、終盤楽しみになってきました。
本当に、ひと筋ひと転がりというのを映像の中でもご紹介していました。
この香妻琴乃が、まだツアーでは優勝がありませんけどこの初優勝が日本女子オープンとなるでしょうか。
柏原明日架も優勝すれば初優勝。
しかも大会の史上最年少記録を更新するということになります。
菊地絵理香はツアー2勝目。
メジャーは初勝利ということになります。
今、ちょっと待っていますね。
≫柏原さん、10代なんですが日本女子オープンで過去一番若いのは平瀬さんですかねメジャーではそうですね。
≫女子オープンでは宮里藍選手が最も若いですね。
≫メジャーのチャンピオンの若いのは、平瀬さんですね。
≫それでは、菊地絵理香選手のラウンド前のインタビューのVTRがありますのでご覧いただきましょう。
≫下から追い上げてくるというのは十分分かっているので私が、しっかり伸ばすことだけを考えて優勝とか一切考えず自分がスコアを伸ばすことだけをしっかり考えて69を目指して今日は1日頑張っていきたいと思います。
緊張もしてるんですけどすごく楽しみのほうが強いのですごく今、楽しみです。
≫楽しみですと笑顔で…。
≫緊張感というのは非常に必要な部分なんですね。
技術を引き出す要素でもあると思うんです。
≫一方の柏原明日架選手のラウンド前のインタビューです。
≫今日はあと18ホールしかないので1ホールというよりも1打1打、しっかりと集中して今までやってきた自分を信じて頑張ります。
3日間よりもやっぱり今日は一番ピンポジションだったりが難しいと思うのでやっぱり1打1打集中してミスしても引きずらないことを気をつけていきたいです。
最終ホールで笑っている姿を見てほしいです。
≫最終ホールで笑っているのはどちらになるのか。
あるいはほかの選手が上がってくるのか。
≫冷静に自己分析もできていて本当に、最後まで戦い抜いてほしいです。
≫イ・ボミのパー5セカンドです。
バンカー。
≫これは、私レイアップだと思ったんですけど狙ってきてましたね。
あの角度からドローに入れながらあそこを、ちょっと駆け上がらせたかったと思うんですよ。
ただ、100ヤード以内。
本当に、うまい選手なだけに非常に今度は深いバンカーにつかまりましたね。
≫9番のティーインググラウンド香妻琴乃です。
≫フェアウエー、右サイド非常に視界が開けたところからの第2打です。
香妻が今日1つスコアを伸ばして2アンダー、単独の3位です。
こちらは2011年にプロテスト合格。
そして、昨シーズンはプレーオフまでいって優勝争いがありましたね。
あと一歩で初優勝というところもありました。
あの試合は、アメリカツアーの公認の競技でしたから優勝していればアメリカツアーでも1勝がついたという戦いでしたけど。
今、アンダーパーが4人になりました。
初日、ユ・ソヨンが4アンダーでトップに立ったんですがその成績からトップが変わっていないという状況がここまでは続いてきています。
≫スコア的に変わっていないということですね。
≫大会は最終日です。
最終組が難しい8番へ入ろうというところ。
今、その映像が映ってきました。
これから菊地絵理香がティーショットです。
≫ちょっと、ここで待ちましたね。
左前方からの強い風を感じます。
≫向かい風ですね。
今日はバーディーが3つですが一方でボギーが23、ダブルボギーが2。
それ以上が1つというこの8番です。
≫後方にクラブハウスが見えましたけれどもここは1番と8番が平行してるんですよね。
ラフまでちょっといってしまいましたね。
≫森口さん、恐らく左からの風に負けたくないという意識で意識でインパクトがちょっと返りましたかね。
≫風に持っていかれて1番にいってしまってセカンドなんですがイ・チヒさんはここでロストボールしてるんですよ。
選手は、ちょっと上空の風を気にしますね。
≫今、お耳に届いている風のゴーっという音が今日は強くなっています。
≫飛行機ですかね。
≫さらに飛行機が飛んでいました。
すぐ近くには小松空港もあります。
柏原明日架です。
≫バンカーギリギリきました。
≫一番いいルートじゃないですか。
大丈夫ですね。
フォローのときはこのバンカーを越えてくる選手もいるんですけど右のバンカーまで240ぐらいですからね。
ちょうどいいところに打ってきましたね、柏原さんは。
≫イ・ボミ、9番です。
この高いアゴのバンカー。
≫ここは、なかなかぴったりつけるには難しい、ちょっと左足下がりのライでもあります。
まあ、今度は下りのパットですね。
≫ただ、出すにはやはりある程度強くいかないとというところ。
≫今回は、このバンカーが高いだけでなくてバンカーとグリーンの間のラフが非常にきついんですね。
そこも、やはり二重のトラブルにならないことも選手は考えます。
≫練習を見ていますと出そうとしてそのラフの中に入ってしまって今度はボールを見つけるのが大変だという選手もたくさん見ました。
堀です。
9番のパー5。
イーグルトライです。
2オンしてきました。
≫なんで入らないの?って感じですね。
≫本人の口が惜しいというように動いたように見えました。
本当に落ちそうなぐらいですけど。
しかし9番でバーディーがきました。
2オーバーは7位タイグループです。
トップ10に入ってきています。
≫これも、すごい読みが難しいところです。
フックして、最後スライスする。
いい感じできたんですけどね。
これは、何かのいたずらだったとしか思えないような…。
≫風が、あるいは最後のところを止めたのかもしれませんね。
9番のパー5です。
この堀で、6打差ですか。
そして、イ・ボミです。
5打差でトップとはスタートしてきましたが今は3打差。
イ・ボミの今年の主な部門成績をご覧いただいていますが賞金ランキングトップという中ですべてのランキングで1位から3位までに入っているという状況ですね。
≫ここもフックして最後スライス。
きたかと思いました。
いいパットでしたよ。
≫ただ放送していてずっと、きたかと言っているってことはやっぱり上位の選手たちはタッチが非常に合っているということですね。
これでイ・ボミはハーフターンしていきます。
香妻、セカンドです。
9番です。
≫228ヤードなんですがアイアンでレイアップです。
≫基本的な攻めとしては9番はこうやって攻めてくる選手が多いですね。
≫2人で回っていると先ほどのイ・ボミさんと堀琴音さんは、どちらが先に打ったか分かりませんがやはり相手のプレーによって違うことをチャレンジしてみたくなるということもあるかもしれませんね。
≫香妻のスイングのスローVTRが出てきました。
≫香妻さんは腰のラインが地面と平行に動く選手だなと思います。
上半身と下半身の使い方に特徴があってよくゴルフって下半身リードだというんですけどその切り方のタイミングが一般的ではないので。
本当に特徴ある選手だなと思います。
≫鹿児島県の出身。
ここ2週、実はなかなか予選落ちが続いていましたけれど。
≫腰痛ということもあったんですけれども。
しゃがむことができないくらいつらくて。
そこをケアすることと練習することのバランスが、やはりプロになって年間を戦う中でそれも苦労している感じでした。
≫去年はこの日本女子オープンに出場しようと思って練習はしたんですが腰痛となって欠場でした、香妻です。
菊地絵理香、このラフですが。
≫チャレンジですね。
5番ウッド持っています。
200ヤード以上必要です。
≫風が上空左から右なんですけれども。
≫今のラフの状況から考えると最高だと思います。
≫ファーストカットに残りました。
≫まずまずのアングルからのアプローチだったと思います。
ただ本当にピンの奥が何もないように見える角度です。
≫一方の柏原。
≫185ヤードですけれども200近く打っていいと思います。
こちらからのほうが障害はありません。
いいポジションだと思います。
≫スイングが、ダイナミックにフィニッシュまできちんと、とるタイプの柏原さんなんですが。
これ、塩谷さん左足上がりですよね。
≫そうです。
≫左足上がりですからそのスイングのどこぐらいまでフィニッシュをとってくるか。
いい意味で風とけんかしながらのスイングになるんでしょうか。
そこが見どころです。
≫グリーン上は左からの風。
≫左のバンカーです。
≫入れたくなかったサイドです。
最後、フィニッシュのところあまり決まりませんでしたね。
≫やはり左足上がりというのはちょっと体のターンがうまくいかずにやっぱりフェースがかぶってしまうことというのを警戒する、そういう足場でしたね。
≫香妻、第3打。
≫この距離の後ろからの風はいやですね。
≫奥へ…。
≫もうちょっとショートだったら戻ってくる傾斜もあるんですけど。
≫結構、森口さん、後ろからすごい風が吹いてるんですよ。
ちょっとスピンはかからないぞという感じの風でした。
≫映像は10番ハーフターンしましたイ・ボミ。
海に向かって打っていきます。
≫ここはフェアウエーキープが鉄則ですがどうでしょうか。
よかったです。
ここはフェアウエー幅20ヤードぐらいのところです。
≫映像は8番に戻ります。
菊地絵理香が今…。
≫右サイドにボールがあるんですけどカップ周りの状況マウンド辺りを確認してます。
≫グリーン上のフラッグを見てもかなり強い風が吹いているのが分かりますね。
逆に柏原のほうはまたボールの位置、それから高さ、見え方を今、確認していますね。
≫セカンドショットでは菊地さんのほうが非常に難しい状況だったんですが今度はサードショット逆ですね。
≫菊地さんは昨日、15番でナイスチップインをしたんです。
多分ここも57度を持ってのアプローチだと思いますが。
≫これもきたかと思うところでしたが。
≫入るかと思いました。
アイアンショットそして、このショートゲーム本当に、いい感じですよね。
≫そこが持ち味の選手ですもんね。
≫風もちょうど角度的に塩谷さんがセカンドとサードの難しさが逆ですというのは1つには風もあると思うんですよ。
ここは、もちろん8番は左のバンカーには入れたくないんですけれども。
今度フォローの風ですよね。
ライは恵まれていますね。
≫そうですね、高さと落としどころそこが非常に難しいですね。
≫風も追いますよね。
≫グリーンから、すごく近いところですね。
ここはまた、カップ手前だと戻りそうだし奥だと、ランが出そうだしという。
でも、今のバンカーショットはよかったと思います。
あれを入れるしかないと思います。
≫そうですね。
あれ以上ギリギリは怖くて打てませんね。
≫9番のグリーン上香妻、バーディートライ。
≫森口さん、風がここはちょっと逆なんですよね。
≫ここも9番は高い位置にグリーンがあります。
≫香妻、9番パー。
前半はボギーはありません。
3番でバーディー。
1つスコアを伸ばして2アンダー。
トップとは2打差です。
8番に映像は戻りました。
グリーン上です。
最終組の2人です。
最終組で回りたいという話をしていた菊地。
最後は笑顔で終わりたいという話をしていた柏原。
≫今、このカメラでよく分かるんですけど本当にカップがちょっと馬の背辺りのところに立っている様子がうかがえます。
菊地さんも近いですけど簡単なパッティングではないです。
≫柏原のほうは上っていきながら…。
≫右サイドからだと本当にカップの向こうがすこんと抜けてる感があるような。
アドレスに入ると先がないように見えるところなんですね。
≫今度は菊地です。
≫ちょっと下りっぽい角度になるんですけど。
≫ちょっと右にも切れる感じですかね。
切れませんでした。
≫どちらかというと、ちょっと逃げるかもしれないという角度なんですね。
ですから、あまり右にというのは本当にカップ内で勝負しないとだめな角度だったんですけど。
私の場合は昨日、夕方見ているので。
≫菊地、ここで1つ落としました。
≫本人があれ?私、ストロークが違っていたのかしらって思わないでほしいようなところだったんですけどね。
≫ただ、柏原も落としてこれで、香妻との差が縮まるという形になりました。
トップは3アンダー柏原と菊地。
そして、3位香妻は2アンダー。
僅か1ストロークの差。
イ・ボミも2ストローク差になってきました。
10番のパー4にそのイ・ボミです。
セカンド。
≫ここは防風林が、ちょっと10番は抜け感があるので距離合わせが難しいです。
≫今日はこの右のバンカーに近いほうにピンが切られています。
≫これはある意味バーディーをとるには右手前しかないという感じの攻め方をしていると思うんですね。
ただ、ちょっと風がボールの行方を阻むかのように強いアゲンストです。
≫最終組は9番のパー5です。
1番から2番目に難しい8番で落とした、2人ですけどこの9番は今日は4番目に数字が出ているとランキングは15位という状況。
バーディー、12個出ています。
≫塩谷さん、ここはかなりフォローですか?≫そうですね。
結構、松林があるのであまり感じないんですけれども。
≫これが今度どういうふうにセカンド…。
ある意味、今、菊地さんのフェアウエーをキープしながらも左だったら第3打目勝負ということで決めれるかもしれませんね。
選手というのは、あまりにいいロケーションだとやらされてしまうというかね狙わされてしまうっていうことがあるので。
ここは、柏原さんのビッグドライブで2オンを見てみたい気もしますが。
≫力強いボールが出ていきました。
≫同じような角度ですね。
≫塩谷さんがおっしゃっていましたが刻みの戦術でここまできているという話が先ほどありましたが。
どちらもフェアウエーの左サイド。
映像は10番のパー4。
ティーグラウンドに香妻が来ました。
≫木に当たったんですかね。
≫木に当たって左に出てきました。
スイングはできるのでまだツキがあると思います。
≫10番のグリーンサイドイ・ボミ。
まずまずですか。
≫もっとぴったり本当はいきたいところなんでしょうけどなかなかアゲンストの風もありますし自分から伸ばしているところなのでボギーも打ちたくないし。
≫最終組のセカンド地点。
本当に僅かの差。
そういう距離感。
そして狙いどころもこうなってくると似通ってくるのかなというところですか。
≫これは、菊地さんと柏原さん左サイドですからレイアップ、第3打。
一番得意なところいい角度から打ちたいですね。
≫残り125ヤードですね。
ただ風が右の後ろから吹いていて。
このピンの位置からですと軽いドローでいくと右サイドに飛び出していってというイメージもわくかなと。
≫横峯さくらさんがカラーまできたんですよ。
ただ、グリーンの手前がかなりスロープが左から右への傾斜がありますよね。
≫レイアップですね。
今ユーティリティー持ちました。
≫昨日の放送の中でユーティリティーの使い方が非常にうまくなったという話がありましたよね。
≫クラブの進化によってウッドとアイアンのある意味合いの子というんですかね。
ボールの高さを得ながら方向性もよくという感じのクラブです。
高さを出してくれるということで今の女子の選手にとっては特に5番アイアンの代わりであるとか6番アイアンの代わりということで入れている選手が多いですね。
≫森口さん、柏原さんもこのユーティリティー本当に活躍していると言っていました。
≫これだけ、ずっと変えていないみたいですよ。
これは、どちらの角度がいいかなというところですけども。
塩谷さんにまたちょっと状況を話してみてもらえたらと思います。
≫菊地のほうは花道方向から見えるかなというところ。
イ・ボミです。
パーパットです。
パーセーブできません。
イ・ボミがここでスコアを落としました。
イーブンパーはトップと3打差。
上が落としただけに詰めていきたいところでしょうけどね。
アンダーパーが3人だけになりました。
そして、イーブンパーが3人。
香妻の10番のセカンドです。
≫178ヤード。
ちょっと右からは枝が気になりますね。
かなり前方から風がきています。
左からと思ったんですけどまっすぐ飛んでいきました。
≫今はかなり、ティーショットミスショットなのでスイングできただけでもいいかなという感じなんですけど。
≫ボールは、どの方向にいったんでしょうか。
≫手前のバンカーかバンカーの手前かという感じです。
確認してきます。
≫ありがとうございます。
日本女子オープン。
大会最終日です。
最終組がまもなくハーフターンというところですがスコアが少し縮まってきている上位です。
イ・ボミ、11番に来ました。
≫ここは選手からするとランディング地点が見えないことと、それと今日は右手前にある池越えにピンが切られているのでここもフェアウエーキープが必須になります。
≫ちょうどクラブハウスのほうに向かって打ってくるという形になります。
9番に映像が戻りました。
≫森口さん、バンカー越えとバンカーを越えても絶対入れたくないグラスバンカーを越えていかなければいけないので少し1ピン左くらいでいいんじゃないかなと思います。
≫今回バンカーとピンの間に黒く見えているのがグラスバンカーです。
≫この第3打目の角度からいえばまずまずかなと思います。
≫菊地です。
≫こちらのほうがストレスがないかなと思いますが。
あとは距離感です。
ちょっと戻ってこない。
やはり左足上がりとかつま先下がり。
やっぱりクラブはさらりとなかなかいけませんよね塩谷さん、ここはね。
≫そうですね。
かなり映像よりつま先下がりがきつかったです。
ですから少しダウンスイングに入りましたね。
≫10番のパー4。
バンカーですね、小田さん。
≫はい。
今日はすごくいいライですがあとは距離と向かい風ですね。
ちょっと、時折、今日はビューッと吹いてくるときがあるのでそのときには、どうしてもインパクトが強く入りやすい状況になります。
≫一生懸命、キャディーさんも選手の気持ちを前向きにさせるようにフォローしてくれています。
≫アンダーパーが3人になってきています。
柏原明日架、菊地絵理香という最終組の2人。
その2つ前を行きます香妻琴乃。
この3人です。
韓国のイ・ボミ、イ・ミヒャンそしてチョン・インジが上がってきていますか。
それから渡邉彩香が13番をプレーしていますが今日2つスコアを上げて単独の7位。
ここまで上がってきています1オーバー。
≫練習が終わってキャディーさんとすれ違ったんですが今日は調子がいいですよと言っていました。
≫もともと距離が出る魅力的な選手です。
イ・ボミのセカンドです。
池越え。
≫さらりとフェード系でいきたいですけど。
今日はすごいところにピンを切ってくださいました。
≫なかなかピンをデッドに狙っていくのはできないですね。
そうなると、やはりグリーンの中央辺りを狙ってきてと。
≫まだ風向きがフォローっぽいかなというところちょっと助けにはなっています。
フォローとアゲンストではアゲンストだと170近く上るときあるんですね。
≫そうするとグリーンの手前までという選手も多かったですね。
9番、グリーン上です。
柏原が先でしょうか。
≫いいタッチですよね。
≫本当に簡単にというか1打1打、丁寧にやらなければいけないんですけど次へのホールの準備が早くできるようなパッティングっていうのはいいですね。
≫香妻のパーパット、10番です。
9番でいいところがありましたが…。
≫切れそうに見えるんですけどね最後。
≫スコアが、いい選手でもこの10番はイ・ボミさん、そして香妻さんが落としてますからまた最終組のプレーもどういうふうになるかもっと詰まっていくかですよね。
その前に9番の菊地さんのバーディートライがあります。
≫なかなか…。
ちょっと特に時間がたつにつれて風を、すごく強く感じるような感じになってきていますが9番もパーです。
3アンダートップは変わらず。
香妻が1ストロークの差。
その香妻です。
10番。
入れてボギー。
10番でスコアを落としました。
1アンダー。
2ストロークの差になりました。
ただ、下から一気に上げてくるという選手もなかなかいない状況。
渡邉が、今日2ストローク伸ばして現在、トータル1オーバーです。
イ・ボミ。
バーディートライではありますがちょっと距離があります。
≫角度的には全体に左から右へちょっとスピードがあるところではある11番です。
≫ここは、そんなに無理はしていかないという感じですね。
イ・ボミ、11番パー。
イ・ボミで現在トップと3ストロークの差です。
10番に最終組です。
ちょうど後ろに見えているのがクラブハウス。
この10番のティーインググラウンドとそれから11番のグリーンが並んでいますけどこの辺りが一番ギャラリーが多いところですね。
10番は画面の奥のほうに日本海があります。
フェアウエーの両サイドにバンカーがあります。
このバンカーの手前辺り…。
≫このフェアウエーをキープするのにまず、どんどん狭く見えてきていると思うんですよね。
調子がいい選手でもなかなか左右のバンカーがグッと視界に入ってきて。
そして、今日はかなりのアゲンストですよね。
≫そうですね。
海のほうから風が吹いてきています。
時間がたつにつれどんどんギャラリーが最終組のほうにも集まってきています。
菊地絵理香です。
≫右のバンカーは200ヤード近くで入ってしまうので少しフェアウエーをキープしながらも左めかなと思いながら選手は打ちたいところです。
≫ちょっとラフとの境目に入っていきましたが。
≫ラフよりは、いいのかなという。
ギリギリのところですね。
≫森口さん、セカンド地点かなり右からの向かい風が結構、強く吹き抜けてますね。
≫今日は北北東の風。
北寄りの風ですが東寄りの風が少し入っていたような記憶があります。
そして柏原です。
フェアウエーの右サイド。
≫2人とも同じような感じですね。
≫香妻琴乃、11番のパー4です。
これからティーショット。
≫ここは松林に囲まれているので風は全然感じませんね。
≫フェアウエーのセンターです。
ここからピンを狙っていきますとその間に池があります。
香妻琴乃は韓国のイ・ミヒャンと回っていますが、イ・ミヒャンはスコアを落としている状況です。
12番のパー4、イ・ボミです。
≫このホール、打ち下ろし気味なセカンドになるんですけれども。
風の影響がここは10番と平行しているホールなのですごく風の影響を受けやすいと思いますね。
≫こちらも正面かもしくは右正面から風がくるという状況で。
結構、距離がある感じですよね。
最終組は10番にいます。
ここまでの2人の全体的な印象としては森口さんは、どういうふうにご覧になりますか?≫菊地絵理香さんは無理なく攻めているのかなと。
8番のボギーは致し方ないのかなと。
精神的にダメージを受けているかどうかはちょっとまだ計り知れないですけれども。
一方の柏原さんは思いのとおり進めている感じですけどね。
≫一緒に回っていらっしゃる塩谷さんとしてはどういうふうに見えますか?≫セカンドショットから菊地さんのほうがピンに対して奥行きのある感触になっている回数が多いですね。
反対に柏原さんのほうはもちろん先ほどのバンカー越えなんかを見ると今回も、今からのセカンドもそうですが本当にキャリーをシビアにきっちり打っていかないとミスにつながるなという方向からのショットが多いですね。
≫映像は11番、香妻のセカンド。
左から攻めてきましたが…。
≫129ヤード9番アイアンで打ちました。
少し左足下がりなのでフェードが出やすい状況で左からいきましたね。
≫そして、イ・ミヒャンセカンドです。
≫110ヤード。
彼女は距離が出ますね。
≫縦にきました、池越え。
≫なんか、フルスイングして270ぐらい飛ぶんですね。
≫小田さんパワフルな印象ですか?≫体は決して大きい選手じゃないですけどただ、下半身の足の筋肉はすばらしいです。
香妻さんも飛ばないわけではないんですけど常に15ヤードぐらい前をいっています。
≫またカラーボールを使っているので分かりやすいんですよね。
≫163cmありますイ・ミヒャンです。
韓国の選手。
そして映像は10番のパー4です。
≫ピンまで167ヤードですがプラス20ぐらいですかね。
5のユーティリティーですね。
正面が海に抜けているのが見えてますね。
日本海が見えます。
そちらサイドから風が吹いてきています。
≫松林と、そしてバンカーと。
非常にきれいなお庭みたいな片山津なんですけど。
なかなか攻めきることは許してくれないというぐらいアゲンストが吹いています。
≫上空で止まっている。
≫風が、スピンを助けてくれているという。
止まっている、なんかいいですね。
≫風と相まってという感じですね。
≫けんかしながらボールを落としたいときがありますが高さを間違えるととんでもないことになります。
≫一方の柏原146ヤード6番アイアンです。
≫こちら向きだと、風でさえぎられることはあるんですか。
≫同じだと思います。
≫グリーン奥のラフです。
グリーンの左側。
≫これは今、やりたい花道の方向狙いかなと思いましたけどちょっと上体が風に負けないように上体がかぶったかなという感じがしました。
≫11番のグリーン上イ・ミヒャンのバーディートライ。
≫彼女は今はやりのというか。
太めのグリップを使っているんですけどもっと今回はチャンスがあったんですけどなかなかうまくパッティングいっていないシーンもあります。
≫香妻との組み合わせというのは。
≫まだ全く、お互いに自分のプレーをするだけです。
最終日ですからね。
≫なかなか距離感が合ってきません。
10番のグリーン周りに映像が変わりました。
≫塩谷さん今日、柏原さんはグリーン周りのアプローチというのはあるんでしょうか?≫ありますね。
ありますがそれほど難しいアプローチは今までないです。
これは、ちょっと本当にスポッと入った感じで最初の芝の抵抗なんかを考えるとちょっと距離感、難しいですね。
向こうに対してダウンスロープになっているのであまり強く入れたくないんですがでもやはり転がしていったほうが確実だと思うんですけど。
≫アゲンストの風に対してボールが落ちていってるのでスポッと真上から落としたような感じになっていますよね。
より深く入ってしまったかなという感じがしますが。
≫ボールが映像からも見えないですもんね。
≫全く見えないですね。
58を使うのか…。
≫ちょっと弱いか。
≫やはりスポッと入っているという塩谷さんの報告がありましたがちょっとボールに対して直接当てることが少し、ちょっと警戒感というか臆病になった感じの打ち方でした。
≫香妻です。
バーディートライです。
≫ミヒャン選手のを見て速くないのは分かっているはずなんですけどね。
やっぱり見た目がすごく下って見えるからなかなか手は出づらいですね。
≫ここは左上から池の方向にすごい傾斜が強いように感じますよね。
≫優勝争いを香妻がしたときプレーオフを戦った1人がイ・ミヒャンでしたよね。
その2人が同じ組です。
ナイスアプローチです。
本当にバンカーに入れてつけてっていうところは見えているんですがなかなかスコアを伸ばすという状況になってきませんイ・ボミです。
≫今のも音を聞いていると雨の湿った感じの音がしてますからまずまず、いいバンカーショットだと思うんですけどね。
あれを入れてこないといけないという難しい状況です。
≫10番に映像が戻りました。
柏原です。
パーパットです。
柏原がこの10番で落とします。
2アンダー。
菊地絵理香がこの時点で単独のトップ。
チョン・インジがまたスコアを伸ばしましたね。
アンダーパーにまた戻してきました。
香妻と並んで3位タイです。
さあ、菊地絵理香。
これはバーディートライです。
≫ここは塩谷さん参考になってますよね。
≫少し上からですけどスピードなんかは非常に参考になってますね。
≫切れません。
≫これは違いますね。
≫なんとなくブレーキがかかってますね2人とも。
≫何が変えてくるんですかそういうときは。
≫やはり気持ちを一つ一つ1ショット、1ショットずつ切り替えるしかないですよね。
特に後半に入って風がさらに強くなってきているので。
気持ちの面でも、よけいにプレッシャーかかってくるような。
ですから、少しでも球の回転が違うと風に流されていくという感じがあるんですよね。
≫菊地はパーセーブ。
≫今、パーはとりましたけれども菊地さんとしては少し結果をほしがったバーディーのパッティングでしたよね。
≫12番のティーインググラウンドです。
香妻です。
≫これは伸び伸びとたたきましたか。
≫今日は、でも森口さん距離が残りますね。
≫そうなんですよ。
そして、12番一見、花道方向かなと思うんですがイ・ボミさんも左手前のバンカーにつかまってパーパットです。
≫イ・ボミ、パーパット決まらず。
前半でとった2つのバーディーをこの中盤で失ってしまいました。
1オーバーです。
そして11番のティーグラウンド菊地です。
今度は追い風になるはずです。
右のラフ。
ボールは見えていますが…。
≫これはちょっとどうするかですね。
やはり、さっきのバーディートライもちょっと菊地さんらしくない。
先ほど塩谷さんが言ったもう1回、1打1打ということを戻さなきゃいけないところなんですがちょっと気持ちが…。
どこでパンと我に返るかですよね。
≫森口さん、先ほどからちょっと左にいくケースが多いですね。
今のはいいキックをしていたんですけど全体的にちょっと引っかかっているのでその辺り、修正しないと後半、苦しいかもしれませんね。
≫10番のセカンドもやっぱり、少し思ったより風に負けたくないというのもありますがちょっと本来のスイングをさせてもらってない感じです。
≫12番のセカンド、香妻です。
≫194ヤードですね。
かなり向かい風。
≫花道。
≫今のスイングは悪くない感じがしますね。
≫気持ちも、すごく前向きで。
キャディーさんとのコンビがいいですよね。
すごくキャディーさんが落ち着かせてくれている感じがします。
≫映像でも何度も、笑顔で話しかける場面が映し出されています。
13番のパー3にイ・ボミです。
171ヤード。
≫今日、積極的にクラブ選択をしているかのようなイ・ボミさんなんですがここは、ちょっと上にきてほしいですね。
ピンをもっとデッドにというか…。
なかなか、この風でしょうねさせてくれないのが。
非常にスピードが難しいパットになります。
≫イ・ボミが今日はイーブンになって1オーバー。
6位タイグループです。
3人のイという姓のつく韓国選手が並ぶ状況。
それにチョン・インジがいます。
≫イ・チヒさんが8番でトリプルがあったんですが。
なくしたというか…。
過去を取り戻すことはできないけどもったいないという感じがしてしまいますよね。
≫それから勝みなみが4オーバーで14位タイ。
アマチュアの中ではトップですね。
それ以外のアマチュアの選手は皆、ホールアウトしましたね。
≫そうですね。
永井さんも7オーバーでホールアウト。
松原由美さんも7オーバーでホールアウトしています。
塩谷さん、菊地さん残り距離はどのぐらいですか?≫残りは、エッジまで142ヤード。
そして、60ヤードほど前に大きな松があります。
その上を越えていくとピン。
ただ、池越え。
そして、すぐにピンなので。
私は冒険しないと思いますね。
グリーンの左サイドに乗ればいいんじゃないかなと。
≫ここは、これが結構張り出してますからね。
≫8番アイアンです。
≫ラフです。
この中盤から終盤に入っていくところのこの優勝争いというのは、菊地は経験していて、そこでやっぱり自分と闘って勝てるというのをテーマに今大会はしています。
≫グリーンエッジまで121ヤード。
≫これは、いいところにつけてきました。
≫ここは、やはりフェアウエーをキープできたことと非常に差が出ましたね。
ティーショットは思うようにいかなかったんでしょうけどちょっとしたキックがちゃんとフェアウエーをキープさせたことと使うクラブで、もうデッドに狙うことができる角度でした。
≫香妻琴乃、12番、第3打です。
≫まずまずのところですね。
≫映像は13番のパー3。
イ・ボミです。
≫今日は、カップから奥がかなりのスロープがあります。
≫上っていくんですが…。
実はカップより奥のほうが…。
≫今度は、低いんですよね。
選手は、カップ手前にあるスロープが最初すごく上りに見えるのでそこが距離感が出しづらい角度でしたね。
≫映像は11番に戻りました。
菊地絵理香がグリーンの手前のラフです。
どんなショットが必要ですか。
≫上げて、そしてまずはヘッドアップしないことです。
単純なことをやるしかないです。
≫今の難しさはボールの前に少し芝の塊があったんですね。
それに負けないようにちょっとインパクトを入れなければいけなかったのでその分強く入ったのかなと思います。
でも、いいアプローチだったと思います。
≫映像は12番のグリーン上。
香妻です。
パーセーブです、12番。
≫いい笑顔が戻りました。
やったー!みたいな。
≫映像は13番のイ・ボミ。
≫イ・ボミさん、すごく自分が崩れているみたいなね。
まだ、今日は難しいコンディションの中イーブンなので。
悪くはないんですけどもちょっとうまくきていないというイメージが彼女の微妙なパットをどうストロークさせるか。
これは1つ、息つきました。
≫13番、パー。
菊地絵理香、パーパット。
ここはナイスパーセーブです。
表情をあまり変えずに菊地はいきます。
≫よく入れました。
≫3アンダー、単独トップキープ。
≫こういうときっていうのは柏原さんが逆に短いバーディーチャンスについているので。
逆に居直れたということも考えられますね。
菊地さんのほうが。
2人で回っていると自分に、まだチャンスがあるかと思わせてもらえるほうがプレッシャーがかかるときもあるんですよ。
もう、やるべきことをやらないと。
彼女はバーディーとるんだからみたいな感じでストロークができたようにも思えます。
≫柏原、11番でまた追いつきました。
3アンダー、トップタイ。
これでバーディーが1つ先行しました。
12番のセカンド地点。
韓国のチョン・インジです。
175cmと長身。
≫難しいセッティングのほうが楽しいですと話をしているチョン・インジさんですね。
≫日本でもアメリカでもメジャー初出場でとっています。
ご覧のように全米女子オープン初出場で逆転優勝。
13番のパー3。
これからティーショットです。
今日は171ヤードバーディーは7つ。
香妻琴乃です。
≫左からの向かい風。
フェードのイメージは出しやすいピンの位置です。
ちょっと、風に押されてしまいましたかね。
≫グリーンに乗ってすぐのところです。
今、空を見上げましたね。
香妻でトップとは2ストローク差です。
本当にこれぐらいになってくるとあってないような差といってもいいかもしれませんし。
≫もう、ないと思って選手はやっていますね。
片山津の本来の難しさプラス風。
そしてまた、この最終日のどんどんホールが少なくなるという。
二重、三重に気持ちを引き締めなければいけないところです。
≫120人が出場しました。
初日、2日、予選カットラインがあって、絞られて、61人がこの第3ラウンド以降に進みました。
その中での優勝争い。
最終組、トップタイの2人が12番のティーグラウンドに来ました。
≫今の素振りを見てもけれんみなく本当に変わりない柏原さんに見えます。
≫風は右前方から。
≫今回からドライバーのヘッドを変えて10.5度なんですけど非常に、うまくクラブ選びができたかなという自信を深めて、ずっとスイングができてますね。
≫ドライバーショットはいいですよね。
≫一方の菊地です。
11番ではちょっと右に引っ掛けるような形になりましたかね。
≫彼女は、トップからダウンのちょっと深めにいい意味で、入ってこないといけないんですけど。
こういうテンポというのが彼女らしいリズムです。
≫右の股関節ですよね。
≫右に体重がきちんと乗って背中がうまく動いてトップからダウンのちょっと深めに入るようなところが必要になる菊地絵理香さんのスイングなんですよ。
ただ、風が強いときに強めに入れようとするとバックスイングが浅くなるときにリズムが崩れる場合がありますね。
≫チャンスがあったら映像で見てみたいと思います。
12番のグリーン上チョン・インジがバーディートライ。
≫落ち着いたストロークです。
≫この人は、ほとんど表情を変えないですね。
≫メンタル面が強いというふうに見えるかもしれませんが私、ゴルフってもちろんメンタルに影響されるんですけど強い弱いっていうよりも考え方というのがすごく必要になるゲームだと思うんですね。
強気の負けないっていう気持ちをどういうふうにして優先順位を考えながら自分をコントロールできるかということを見つけた選手がいいなと思います。
13番の香妻。
≫小田さん、今まで出てきたこの角度のパッティングの中で一番、ある意味イメージが出ているパッティングをしたなという印象です。
≫そうですね。
彼女、やはりパッティングに非常に自信もありますし。
ただ、だからこそ今はこれはあまり入れたいなと思わないでほしいと思ったんです。
うまく打ちましたね。
≫12番のグリーン上です。
パーセービングパット。
チョン・インジ。
韓国の大学3年生。
チョン・インジ、12番、パー。
1アンダーキープ。
3位タイ。
ほとんど表情を変えません。
本人も小さいころからゴルフのトレーニングをしてきたと同時に、コーチからメンタル面のトレーニングを受けてきたという話もしていました。
≫心理学みたいなことは大好きだそうですね。
≫日本で初めてメジャーをとってやはり今年1年というのは日本で勝てたことが私にとって大きな転機になったという話を大会前にしてくれています。
ワールドレディスチャンピオンシップでチョン・インジは今年勝ちました。
そのあとに全米女子オープンをとっています。
それから、テレサ・ルーが去年日本女子オープンに勝ったあとにチャンピオンシップで勝って女子プロオープンでも勝っていたんですがこの大会は予選を通過することができませんでした。
12番、パー4、菊地絵理香です。
≫10番と同じようにかなりきつい向かい風。
ユーティリティーを持っています。
≫グリーン上の風が4メートルほどとなっています。
≫花道です。
それだけ、飛ぶ距離のクラブを持ってはいるんですが。
≫でも、アゲンストに向かって大きなクラブを持つというのはすごく勇気のいることなんですけどね。
≫ほぼ同じ距離、7番ウッドです。
≫風は5メートルになっている。
≫やはり左に引っかかっているので右にいってしまいますね。
≫最終組の2人です。
13番のパー3に戻りました。
パーパットです。
小田さん、さっきのホールもそうでしたけどドキッとするような強さじゃないですか。
≫そうなんですよ。
残りホール、彼女自身もじっとボードを見て自分の位置を確認しているのでついつい、ちょっと強め強めになりそうな感じですね。
≫その香妻琴乃は1アンダーキープで3位タイです。
2ストロークの差です。
最終組の2人がトップタイ。
3アンダー。
そしてチョン・インジが上がってきまして1アンダー、3位タイです。
イ・ボミ、イ・ミヒャン1オーバー。
ここで4打差。
最終組の1つ前の組のチョン・インジ。
13番のパー3です。
≫今日はかなりピンの位置が奥に切ってあるのでバーディーチャンスにつけようと思うと奥のカラーぐらい打ってきてそこからのほうがいいラインが多いんですけども。
このアゲンストですからね。
≫力はあります。
175cm。
やはり手前。
≫選手はやっぱりみんな同じようにね。
あそこにつけてくるというのが逆にいうと好調な選手なのかもしれません。
≫14番のパー5に香妻です。
これからティーショット。
≫ショットがすごくよくなってきました。
≫絶対バーディーとりたいと思っていますよね。
今日のピンの位置を考えると本当にチャンスがあると思います。
≫この辺りでとっていかないとなかなか終盤、厳しい。
計算できるホールがないですね。
14番、16番。
しかしその間には15番という非常に難しいホール。
そして17番の打ち下ろしのパー3。
18番の難しいパー4というつながりです。
12番のパー4です。
柏原明日架。
寄ってきましたが僅かに左を抜けていきました。
しかし、この距離感ですから。
≫いいパットです。
≫柏原さんがバーディーを11番でとったこともあるんでしょうけど今を楽しんでいるかのような表情に見えますね。
≫どちらかというと菊地のほうがバーディーをとりたいという気持ちが出たという話もありましたが。
≫先ほど11番でいいパットを入れましたけど。
緊張しながら一つ一つ乗り越えていくところですね。
≫ちょっと残りましたね。
昨日は16番のチップインパーはボギーでいいやという気持ちで打ちました。
それから、17番の長いパットを決めてバーディーをとったんですけどそこも2パットでいいという気持ちで距離を合わせていったという話をしている中でそういう気持ちではやっぱり優勝争いの中では戦えないですけどね。
≫特に菊地さんの場合はできないと思います。
なかなか、柏原さんと菊地さんを比較すれば年齢というよりもやはり、ゴルフのチャレンジャーという意味ではずっと、柏原さんできている感じがしますね。
ただ、菊地さんは自分を乗り越えるというのが今日のテーマにしていますから。
まだまだ、まだまだという気持ちだと思います。
≫それを、とってこその日本女子オープンのタイトルなんでしょうしね。
≫逃げたくなりそうな自分と本当にせめぎ合っていると思います。
≫パーパットです。
抜けた。
≫影が、ちょっとゆらゆら揺れているんですよね。
≫菊地、今日2つ目のボギー。
2アンダーにスコアを落として単独2位。
≫1つもバーディーをとれていないというのがちょっとつらいところなんですよね。
≫柏原のほうは今日ここまで3つバーディーをとってきました。
パーパットです。
この1ストロークの差が残り少なくなってくるホールの中でどういう意味をもたらしてくれるか。
笑顔は柏原です。
トップ、柏原明日架、3アンダー。
菊地絵理香が2アンダーです。
チョン・インジ、13番パー3。
バーディートライ。
香妻の、さらに内側にくるようなタッチラインでした。
映像は14番のパー5です。
香妻がこれからセカンドです。
≫これ右の木が少し邪魔になりますね。
左からフェード。
木には当たりませんでしたが右にいきました。
≫これスイングできないところ。
背中にも木になっちゃっていますよね。
≫映像は最終組をとらえています。
13番のパー3。
グリーン上プレーをしています。
≫森口さん、先ほど菊地さんが、まだバーディーがないということでパーでずっと我慢してる気持ちと柏原さんのようにバーディーもあればボギーもある。
そっちのほうがなんとなく気分的にはゲームをしやすいような気がするんですけど。
≫やはり松山英樹さんとかね世界で戦っている選手は自分の気持ちを鼓舞したほうがいいのかじっと我慢がいいのか。
いつもいつもそこでせめぎ合うというんですね。
≫チョン・インジは13番、パーです。
それは戦う相手にもよるでしょうしコースにもよるでしょうしいろいろな要素によるんでしょうけどね。
≫バーディーがとれていないと攻めてないのかなみたいな気持ちにさせられてしまい仕掛けていくと意外とボギーになってやっぱり自分のショットマネージメントが今日はできていないのかなと。
どんどん、どんどん深みにはまっていくこともあります。
非常にバックスイングが柏原さん伸びやかにできています。
右サイド。
風で左にいきたくないという気持ちが少し、影響していますでしょうか。
≫これはグリーンの奥に外れたところにピンが切ってあるようにティーインググラウンドから見えると思うんですよね。
≫今度は、これを菊地さんは見てそして、さっきは自分がいいところにつけたような感じなんだけれどもボギーを打ったあとのこういうときにどういうショットができるかです。
≫ちょっと、どなたかの携帯電話が鳴りましたかね。
終盤に入ってきています最終日の優勝争い。
≫ここは、ある意味ちょっと1つ、褒めたいですね。
普通は携帯が鳴ったほうをにらみつけたくなる心境でもあると思うんですけど。
≫手前です。
こうやってずっと映像で見ていてこの辺りほぼもうこの辺りですね。
≫簡単ではないですよ。
≫ここからどういうふうに…。
≫そして14番の香妻のボールですが小田さん、どうですか。
≫もう出すだけです。
ただ、このホールの怖さは次どこから打てるかが、それも問題です。
≫あまり左すぎると今度は左手前の木が邪魔になってきますよね。
≫結構、左ですね。
≫これは多分少し枝がかかると思いますね。
≫今日は左手前にピンが切ってあります。
≫ここはS字のパー5なので要注意です。
≫勝みなみです。
18番、第3打、パー4です。
≫ここまで43人プレーしてバーディーありません。
18番です。
きた!最後に見せます、勝みなみ。
何か、やはりギャラリーを目の前にして持っている選手なんでしょうかね。
≫宮田さん1人目のバーディーをこういう形で見せてくれたんですね。
≫そうなんです。
今日、44人目で初めてのバーディーとなりました。
≫本人もびっくり。
勝さんは、今週はお母さんがキャディーでね一緒に回っていらっしゃいますが喜びました、一緒に。
≫なんか一挙に日本女子オープンがいい思い出になる感じです。
そして、これローアマ確定ですかね。
そして、15位以内にも。
≫現在12位タイにいます。
≫まだ、ほかの選手がいますがね。
≫ローアマチュアのタイトルがとれれば来年は出場できますからね。
15位タイに入ってくればまた来年、出場権があるということにもなります。
そして13番のパー3グリーン周りに映像が戻りました。
≫13番は手前からのほうが難しいんですよね。
≫今日のカップの位置がね。
≫スロープが少し上がっていって向こう側は下がるという。
≫奥のカラーのほうが低めになっているのでついている角度によって菊地絵理香さんの2パットでいくのは非常に難しいなというところですね。
≫先に柏原のアプローチ。
≫少しオーバーさせたいですね。
≫順目っぽいのでクラブを入れるのは大丈夫そうですね。
≫すばらしい。
≫淡々とやりますが、19歳。
≫これは転がるイメージがしっかりできてないとあのアプローチはできないですよ。
≫一度、最後にひざをついてラインをパッティングのときのように読むような感じでしたね。
≫低い姿勢にしたほうが傾斜が見えやすいです。
≫14番です。
≫今日は、この松なんですね。
完璧に近いと思います。
ただ、これが4打目ですよね。
≫森口さん、セッティングが難しい中のこの14番の難しいパー5を狙ってくださいという中でトラップがあるんですねいっぱい。
≫映像は13番。
あのアプローチを見せられたあと菊地。
≫どうですか、これ。
ちょっとオーバーしました。
≫この距離が残りました。
≫先ほどのホールで外しているので、ちょっと気持ち悪いかもしれないですね。
≫香妻、パーパットです。
≫これ、かなりショックが大きいと思いますね。
≫13番で気持ちを入れてこの14番に入ってきて。
≫15番が難しいのでなおさら、この14番の今日のボギーは痛いですね。
≫13番のグリーン、菊地です。
ちょっと気持ち悪いかもというお話がありましたが。
≫塩谷さん、決めれば左内側へポンと打てればいいですが。
入れたいという気持ちがどういうふうにストロークに影響しますからね。
≫入れてきました。
13番パーセーブ。
菊地が14番へ向かいます。
≫ここは、また1つしのぎました。
≫柏原もここはナイスパーセーブ。
さあ、14番。
そのあとは難しい15番。
そしてパー5の16番と続いていきますが14番のセカンドに韓国のチョン・インジ。
1アンダーは3位。
≫右前の木で左にいきすぎても今日のピンの位置がどうかなというところですが。
残っている距離を考えれば大丈夫ですね。
≫画面でいうと奥のほうが日本海です。
余裕がありますね。
アンダーパーは3人になりました。
イ・ミヒャンもまたスコアを落としたんですね。
石川県で開催されています日本女子オープンゴルフ。
今日もたくさんのギャラリーがここ、片山津ゴルフ倶楽部を訪れています。
2時現在でギャラリー数は1万2276人ということでこれで合計4日間、3万人を超えたということになりました。
ゴルフ場内に設けられたギャラリープラザでは石川の地元の料理や大会の公式グッズ売り場などが人気を集めています。
またNHKのブースでは271インチの大型ビジョンでゴルフ中継を見ながら思い思いの時間を過ごすことができます。
4日間で3万人を超えました。
2年ぶりということになります。
≫東京、そして金沢と新幹線ができたということ。
そして、またこの交通アクセス車でも片山津インターを降りてすぐそばにこのコースがあるんですね。
金沢から特急に乗ってきた。
あるいは、大阪方面からですと京都などはサンダーバードですぐ来ることができます。
さあ、14番、柏原です。
≫今日は、この14番がティーインググラウンドが非常に長いティーインググラウンドなので。
位置によって左のバンカーに入ることもあるんですけど。
今日は、ある意味思い切りドライバーは打たせてもらえるわけですね。
ただフェアウエーをキープしながらちょっと左サイドのほうがいいかなというところです。
≫菊地さんは弾道が高いです。
少し右サイドに流れています。
≫ファーストカットとの境目。
≫今度は右サイドですと先ほどの香妻さんのようにちょっと警戒しながらセカンドを打たなければいけません。
チョン・インジは14番。
これから第3打です。
≫ピンまで112ヤードで風は左から右。
時折、やや追っています。
≫田中秀樹アナウンサーです。
≫ここは、かなり砲台です。
≫左手前にピン。
≫この高さがちょっとね。
風と、それと手前じゃないとチャンスにつけられないだろうということだったんだろうと思います。
≫15番のパー4。
香妻です。
セカンドです。
≫140ヤードでした。
ちょっと後ろからの風。
≫ここ、いいティーショットだったんですね。
≫そうなんです。
左の林ギリギリをきれいに打ってきました。
完璧なショットでした。
≫ということは14番のショックはそのショットでぬぐえたというところですか。
≫怒りのティーショットでしょう。
≫チャンスにつけている香妻。
14番です。
最終組が今ティーショットを打ち終えてセカンド地点へと歩いていっています。
≫森口さん、やはりこれだけ強い風の中柏原さんのドライバーショットの弾道がすごくいい高さの弾道なんですね。
風の影響を受けにくいような非常に強い球筋で飛んでいっていますね。
≫やはり、今回この片山津は難しいセッティング。
そして、強い風の中で3日間いいゴルフをしているのはオーバーパーがないのが1人だけなのよね。
だから、すごくいい感じで今日の最終日もいいスイングができてますね。
≫もう少し、イメージとしては豪快に飛ばすというイメージもあったんですが。
≫今回、やはりついているキャディーさんによって戦略というかメリハリをつけたコース攻略も彼女としては勉強になっているんじゃないかと思います。
≫セカンドです。
≫少し、フェアウエーウッドが全体にちょっと低く左にいってます。
でも、上に上げないというイメージで振っているようですね。
前の木が気になります。
ショートアイアンで上を狙っていくんですかね。
≫ショートアイアンでしか使えないわけですね。
≫左をもう少し低いイメージでいってもいいと思いますが。
≫あんまり今日、左にいくと今度また今日のピンの位置は3打目が狙いづらくなりますから。
≫8番アイアンですね、これは。
≫センターですね。
≫ちょうど残りのグリーンエッジまでの距離を示すマークがあるセンターのほうにボールがきました。
1ストロークの差です。
そのグリーン周りチョン・インジの第4打です。
このチョン・インジもこのホールでのバーディーはなりませんでした。
現在、アンダーパーは3人。
柏原、菊地、チョン・インジ。
香妻琴乃、15番。
バーディートライです。
≫でも本当に今キャディーさんじゃないですがナイストライなんですけどね。
ただバックナインに入ってからボギーが2つ。
ちょっと悔やまれますかね。
≫今、入れるつもりできてたんですけども。
今、菊地さんの映像なんですけど塩谷さん、かなりまだ残っていますよね。
≫ピンまで156。
上りを入れるとやはり165。
そして、風。
170近くありますかね。
≫普通では100ヤードに見えるような黄色い丸なんですけど50ヤード違っていますからね。
違っているという言い方は変ですけど。
残っていますね。
≫150ヤードですね。
こういったルーチンをチョン・インジは非常に大事にしているという話もしています。
チョン・インジは14番パー。
≫ラグビーの五郎丸さんですか。
やはり試合と練習で、同じイメージでやれるようにそれを変えないというそのルーチンというのはどのジャンルも同じじゃないかと思いますね。
日ごろの力を発揮するにはそういう方法が非常に大事だとも思います。
≫森口さん、グリーン上はフォローなんでしょうか。
≫先ほど最後に、ちょっと落とされているんですけどね。
それが、風の影響なのかクラブ選択なのかはちょっと分かりにくいんですけどもフラッグは左から右へずっと吹いています。
≫先ほど田中アナウンサーのリポートの中では時折という話でしたね。
≫今は、かなりピンフラッグは追っています。
≫じゃあサード地点と一緒ですね。
追い風。
ちょっと大きいかな。
ユーティリティーの5番を持ちましたね。
ちょうど170ぐらいの計算のクラブですね。
≫風向きと風の強さが出ましたが今いる地点では向かっていますがグリーン上は追っていますね。
≫フォローになっていますね。
≫1メートルから2メートルほどです。
≫こういう風が手伝ってくれるのか風のいたずらになるのかっていう勝負どころでもあります。
≫14番、第3打。
上です。
≫塩谷さん今できるショットの中では最高ではないですか。
≫最高だと思います。
いいショットだったと思います。
ちょうど100ヤードです。
≫柏原です。
あんまり距離は変わらない。
結局、柏原のほうが少し遠いぐらいになりました。
15番、パーパットです。
香妻。
15番、パー。
難しい15番をバーディーチャンスにつけてパーというのは悪くはないんでしょうけどね。
次は16番、パー5です。
14番に映像が変わって最終組がグリーンに上がってきます。
プレッシャーを感じてくるとすると柏原は、この辺りからはかなり強くかかってくるのかなと想像するんですが。
16番のパー5イ・ボミ、第3打。
≫残り73ヤードで今日はずっと追い風です。
≫河村アナウンサーです。
ここはチャンスだ。
≫さすがですね。
ここは非常に目の前に高いバンカーがありました。
≫チョン・インジです。
15番、ティーショット。
≫左のラフ。
≫今回、あの角度であればラフではありますけど花道を広めに開けている15番ではありますよね。
≫16番ティーグラウンド、香妻琴乃。
≫すごい西日ですね。
まぶしいです。
ちょっと見えないんですけど左ですか。
≫左のバンカーかな。
≫西日が目に入って少し、スイングを急いでしまったというような。
≫ここは、ちょっと目線が上りになるので。
結構、要注意なんですよね。
≫映像は14番のグリーン上です。
先に柏原ですか?≫そうです。
カップを過ぎた辺りから急激に傾斜がありますから。
それほど強めには打てないラインですよね。
ただ、途中までは少し左のマウンドがかかりながらなので。
≫今回、この角度が、すごい加速するようなところなんですね。
≫あまり強く出してしまいますとグリーンもこぼれてしまうような速さです。
≫ここは、どんなに調子がよくてもえ?と思うようなスピード、角度が出てしまいます。
≫16番のグリーン上、イ・ボミ。
≫これは99%とってくるかなと思っていて、見てはいたので落胆も大きいですね。
この16番も、やはり高い松のね。
先ほど小田さんが西日と言いましたけどすごく影がかかってくるところなんですよね。
≫菊地絵理香、バーディートライ。
これは、かなり下までいってしまいました。
しかも、あまりラインも…。
≫やはり、すごくバーディーがないということでちょっと気持ちがはやっている感じですね。
≫16番、香妻これからセカンドです。
≫ここは第3打目をショートアイアンで本当は打ちたいところですが。
≫ちょっと距離が残りました。
現在トップとは3打差。
今は16番をプレーしている香妻です。
トップと1打差。
14番のグリーン上菊地絵理香、パーパットです。
前回、最終組で回ったときには終盤、みずから崩れてしまったというのが課題でした。
2013年のことです。
≫最後にちょっと左にいくのかどうか。
微妙な…。
塩谷さん、よく読みましたね。
≫この2ホール、本当に大事なパーパットでしたね。
≫菊地もチャンスがほしいですね。
次の15番は難しいホールではありますが。
≫どちらがいいかというのは分からないんですがこれは両方、最終組にとって今の菊地さんが入ったことで柏原さんも、やっぱりうまいなとか、強いなとか思うかもしれませんがこれはお互いのためにもこのパットを入れてほしいなと思いますね。
まだまだ、いい緊張感を持ち続けながら18番まできてほしいと思います。
≫しっかりとパーにしました。
柏原です。
≫心配する必要はなかったです。
すみません。
≫チョン・インジ15番のセカンド。
砲台グリーン、スロープを少し下って止まりました。
チョン・インジが1アンダーです。
16番の香妻、第3打。
≫159ヤード。
このロケーションでこの距離は、厳しいです。
≫バンカー。
≫バンカーに入ったかな?≫入ってないと思います。
傾斜に止まったように思います。
≫となると長いラフ。
しかも傾斜がね。
≫ボールのライがちょっと心配になります。
ただ、ここは小田さんに見に行ってとは言えない角度です。
≫アドレスもなかなかとりづらい、入り組んだ形ですね。
≫行ってきます。
≫お願いします。
16番のパー5です。
最終組は15番に入ってきました。
≫残り4ホールの中で一番大事なティーショットだと思います。
塩谷さんは、ここは立った瞬間に気持ちよくないイメージも出ると話をしていましたが。
≫まず、左にカーブしていてフェアウエーの目に入ってくる傾斜が左から右に傾斜してるんですね。
右へのバンカーに入ってしまうのが230ぐらいで入るので、そこにつかまるともう出すだけです。
≫左サイドのラフ。
≫チョン・インジさんがセカンドを打った感じのところなんですけどね。
≫そして菊地です。
風が松の木を揺らします。
15番は追っているはずです。
フェアウエーです。
≫本人はお願いしながらというショットではありましたけど終盤にきて、こういうのは気持ちを強く持つというのは…。
言うほうは簡単なんですけどね。
≫16番、香妻のボール。
その後ろを小田さんが歩いているのが見えますが。
これはいいところに落としました。
≫立つ場所があったんですね。
だから、よかったんです。
ボールというよりもアドレスが取れない場合が多かったんですけどよかったと思います。
≫ブラウジングしたようなライが目の前にあるので。
右足とか左足とかボールのライとか非常に入り組んだようなところにあると大変でしたが、よかったです。
≫15番のチョン・インジ第3打。
≫ここは左傾斜を使いながら寄せてきています。
≫ここはいいところにきました。
イ・ミヒャンです。
16番でバーディートライ。
16番、とりました。
これでまたアンダーパーに戻してきました。
1アンダーで、3位タイ。
分かりませんね。
上位と、まだ2打差です。
≫森口さん、ちょっと死んだふりしていたみたいでしたがここでがぜん元気が出てきました。
≫結構、ことごとく外したシーンしか私、見てないんですけどイ・ミヒャンは。
≫おととい、イ・ミヒャンの組で森口さんついてらっしゃいました。
香妻もパー。
残り2ホール。
チョン・インジ、パーパット。
チョン・インジもパーセーブ。
1アンダーキープ。
トップとは2打差。
残り3ホール。
その間に16番のパー5が含まれます。
15番の最終組。
菊地絵理香に映像がいっています。
≫残り170ヤード、ピンまで。
セカンド地点は風が後ろから追ってる感じなんですけどグリーン上は右から抜けていますかね。
≫ピンフラッグはそういう動きですね。
かなり旗が真横に動いているという状況です。
≫6番アイアンです。
≫ピンはセンターの奥。
風は右から、グリーン上4メートル。
≫ちょっと傾斜と傾斜の間なのでデッドめにはくるんだろうと思います。
止まりましたね。
あそこは、1つはいい狙いだと思ったんですが。
≫ピンまで142ヤードです。
≫柏原です。
≫9番アイアン。
≫ラフから。
またラフ。
≫これ、逆目になりました。
≫ただ、まだ口元には笑みを浮かべながらプレーができている柏原です。
≫ボールのライを見てそして、15番のこの傾斜が上からちょっとダウンになるので。
≫17番のパー3。
今日は140ヤードイ・ミヒャン。
池のサイドに今日はピンが切ってあります。
≫右から強めの風が吹いています。
≫すばらしいですね。
≫このポジションです。
≫ショートアイアンだから楽ではないかしらと思うところですけどね。
≫今日は、このピンの位置でこの風だとフェードの選手よりドローの選手のほうがピタッとくるでしょうね。
≫打ち下ろしでそしてショートアイアンですから風の影響は一番受けやすいホールともいえます。
≫森口さん、やっぱりフェードでこの風とけんかすると、ちょっとキャリーが読みづらいですよね。
≫本人はね、えって感じですね。
今日は17番は池の本当に近いところに切ってありましたから。
≫16番のパー5にチョン・インジ。
16番は、右側が日本海。
追い風になってきます。
≫いいスイングですよ。
≫チョン・インジでトップとは2打差。
≫十分、優勝は狙っています。
そして、楽しんでやりたいと思いますと本当に、そのとおりに自分のコントロールができているような感じですね。
≫柏原です。
≫10番と同じ逆目のアプローチなので緩まないで打ってほしいです。
≫すばらしいですよ。
≫うまいですね。
≫塩谷さんが言ったようにアプローチしたという感じです。
≫このままいけば10代のチャンピオン。
日本女子オープンでは初めてのことです。
≫菊地さんはこのグリーン上がる前にボードを、じっと見てましたね。
後ろから追いかけてくる。
まだ自分より後ろのチョン・インジさんなんかを確認したんでしょうか。
≫去年プロテストに合格をしました。
今シーズンはプロ2年目ということになります。
ただ、まだレギュラーツアーの中で優勝経験がありません。
≫ここは、また影がなかなか傾斜を読みづらくしているんですけど。
急激に下がりますよね。
≫そうですね。
打って1m半先はぐんと下がっていますね。
≫ここもデリケートなタッチでした。
ナイスパーという声が飛びました。
2アンダーキープ。
1打差です。
柏原もこの15番、パー。
さあ、残り3ホールです。
16番のセカンド地点にチョン・インジ。
≫250ヤードぐらいティーショットで飛んでいます。
≫なるべく迷わない距離の第3打で打ちたいということと少し、つま先下がりがきつい、左足下がりもあるというライのところなんですけどね。
≫17番です。
香妻がティーショットを池に入れてしまいましてドロップしましたね。
≫あれが池を越えていれば…。
≫ギリギリ入りましたからね。
≫赤いラインを越えていればこのピンフラッグ側の岸に2クラブできたんですけど。
最後に越えた赤いラインのピンを結ぶ後方線上というところで第3打目を打ちました。
≫トップとは3打差。
残り2ホール。
16番。
菊地と柏原の考え方でいきますと菊地は、ここでとらないと17、18…。
≫でも、今日のゴルフのリズムからするととらないとっていうのはあまり、考えられないですね。
やっぱり、じっと待ってるしかないかなと思います。
≫まだ余裕の表情があります柏原です。
≫多分、キャディーとこういう風のときはこういうボールが打てるといいんだよね。
そうだね、みたいなね。
あのピンの位置のときはこんな感じかしら、みたいなそういう余裕すら感じられますね。
≫菊地さんは今本当に後悔しないようにこれで大丈夫よね、私のアドレス大丈夫よねというような感じでスイングしています。
≫17番の香妻です。
ボギーパットです。
悪くなかった中盤から終盤への流れだったんですがここでダブルボギー2オーバー、後退。
≫やっぱり、小田さん14番のボギーが痛すぎるよね。
≫あのパー5、ティーショットをドライバー持たないで考えてのボギーですからね。
≫チョン・インジ。
チャンスにつけてきました。
≫これは、狭いエリア手前にぴったりつけてきましたね。
≫ひたひたと足音が迫ってくるような感じです。
そしてイ・ミヒャンです。
≫本人、十分分かっていたんですけど下りなのでやっぱり難しいですね。
ということで後ろに移動してまいります。
≫今、パッティングが少しアンカリングの問題もあって長い長尺のパターを来年度からは使えないんですけどその対応として少し重めにしたりそして、逆ハンドルにしたり太めのグリップでイメージを出したりと。
本当にパッティングというのは試行錯誤ですね。
≫17番、チャンスでしたがイ・ミヒャン、パー。
トップとは2打差。
最終18番です。
16番、入れればトップと1打差。
入れてきた。
小さくガッツポーズも見せましたチョン・インジ。
≫森口さん、ちょっと17ティーで見ていてそこから16に移動して今のパットを見たんですけど落ち着いていますね。
≫なんか、私は打てば入るのよという空気でした。
≫16番。
セカンドです。
≫柏原さんは、ティーショットドライバーじゃなかったですか?≫ドライバーではなかったですね。
ここはコントロールして計算どおりでいこうよという16番なんでしょうねこの2人にとっては。
≫ある意味、コース攻略をミスが増幅しないように一番広いエリアを今度は使ってきている気がしましたね。
前半とはちょっと違うんじゃないですかね。
≫一方で菊地は攻めていきたいところもあるんでしょうね。
≫これはリードしている人間と遅れている人間の考え方の違いが出てきます。
菊地さんは今度は第3打目を自分の得意な距離で打ちたい。
そういうセカンドショットになります。
塩谷さん、チョン・インジ選手が16番でバーディーをとりました。
2アンダーになりました。
≫そういうことを確認しながら菊地さんはプレーしていると思います。
≫聞こえましたね、きっとね。
≫16番のグリーンの向こう側に17番のグリーンがあります。
≫いい感じのスイングです。
≫2人とも第3打勝負。
一番海側のホールです。
選手たちの右側が日本海。
西日も強くなってきました。
18番のグリーン上、イ・ボミバーディートライ。
イ・ボミが入れてきた。
最後18番、バーディー。
今日は71のラウンドということになりました。
≫宮田さん、これ勝さんに続いて2人目ですか?≫その前に大山選手がバーディーをとってます。
その前に堀琴音選手がバーディーパット打って確認してこのバーディーパットを入れたということになりました。
≫イ・ボミはイーブンパーでホールアウト。
現在のところ単独の5位というところです。
大山志保も今日は1つスコアを伸ばしまして6位タイで今のところホールアウトしています。
2オーバーです。
それから渡邉彩香ですけども結局今日はイーブンということでパープレーでトータル3オーバー11位タイという現在の状況です。
≫ちょっとプレーとは関係ないんですけど渡邉彩香さんが1番のパー5を8アイアンで打ったことがあるそうです。
セカンド。
≫それは追い風だったからですか。
≫もちろん追い風で残り150ヤードです。
≫杉澤さん、その渡邉彩香選手はこの16番セカンドをウッドを使って手前のバンカーに入れました。
≫もう、思い切ってドライバーで攻めていくんだというのをはっきりさせて戦いたいという話を今週もしていましたけどね。
≫今年も優勝をしていて多分、ここのメジャーへの準備は十分できていたと思いますし飛距離の出る選手という自覚を持って優勝に絡みたいと思っていた渡邉彩香さんだったと思います。
≫17番、チョン・インジは8番アイアン。
≫ピンフラッグは右から。
ティーはアゲンストの風でした。
≫森口さん、今ティーに上がってくるときにギャラリーの方にハイタッチを何人にもして上がってきたんですよね。
すごい選手ですね。
≫16番、柏原が先です。
≫88ヤード。
フォローなので距離感が難しいですね。
≫悪くないですよ。
≫52度で打ちました。
≫菊地です。
≫75ヤード。
≫乗せてきました。
昨日は、この16番でチップインバーディーがあってそのあと16番、バーディー。
≫15番でパーを拾って16番はバーディーとしました。
17番もバーディー。
長い距離のバーディーパットを決めました。
≫ただ、心理は全く違いますよね。
≫昨日は7バーディー、2ボギー。
5つスコアを伸ばした菊地絵理香。
今日は2つスコアを落としています。
≫そしてバーディーがとれていないのでね。
絶好の終盤でのチャンスというか自分で作ってきたチャンスを入れきることができるかですよね。
≫この最終組にどんどんギャラリーが増えていきます。
どちらが勝っても初優勝。
しかもチョン・インジがイ・ミヒャンがという形で迫ってくる中での争いです。
日本女子オープンの最年少優勝というのは宮里藍、20歳3か月。
2005年のことでした。
そして宮里美香も20歳11か月で優勝していますが柏原明日架はまだ19歳です。
勝てば最年少優勝という記録になります。
しかもメジャーで初勝利ということになりますね。
≫改めて宮里さんが勝ってもう早10年がたつんですね。
≫そうですね、2005年でした。
昨日、森口さんの中からリディア・コの話が出てきましたけどもっとリディア・コの場合は若い時代から活躍してきてでも今もまだ若いんですが。
今後、本当にライバルとして活躍してほしい存在ですよね。
≫本当にスケールの大きさを感じますからね。
≫リーダーボードが見えています。
松に日が当たって影になっています。
少しいきました。
17番のチョン・インジです。
第2打。
≫うまくやわらかく打ったんですけどやっぱりパンチが、ちょっと入りたくないシーンなので少しストレスのかかるパーパットですかね。
≫右へ切れるラインです。
≫16番のグリーン上。
菊地のバーディートライ。
≫いやなパッティングをしのいできましたから。
この辺りで入るんじゃないでしょうかね。
そして入れたいですね。
≫入った!今日初めてのバーディーが16番できてトップに並びました。
≫塩谷さんが、こうやって見ているからこそ感じる空気というのがあるんですね。
≫15番でボードをじっと見たときに恐らく、柏原さんももちろん先に前に1ストロークリードしてるんですけどチョン・インジさんの存在をすごく意識したような気がしたんですね。
ですから、今の2アンダーで満足してはいけないという目が覚めたような感じに見えました。
≫今度は柏原にプレッシャーがかかってきます。
ちょっと足を引きましたけどね。
≫気持ちで入れたっていう感じですね。
大事です。
≫おもしろいですね。
≫2人が並んで残り2ホールです。
イ・ミヒャン、18番バーディートライ。
きた!18番でバーディー。
イ・ミヒャンも2アンダーでホールアウト。
最後、見せてくれますね。
そしてチョン・インジ、17番。
≫後ろから歓声が聞こえたあとです。
≫パーパット。
パーセーブ。
≫16番のバーディーといい17番の、今のもこういう精神的なときにすばらしいパッティングでしたね。
≫香妻、パーパット。
18番はパー。
17番のダブルボギーが痛かった香妻ですがその前の14番のボギーもありました。
トータル2オーバーでホールアウトということになりました。
現在のところ6位タイです。
最終組は、今日140ヤードのパー3に来ました。
≫森口さん、ここ2人ともドロー系の選手なんですけどどういう球筋でいきますかね。
≫どちらかというと心配性の性格の私としてはここでオナーをとることがいいのかどうかというのが今日のピンの位置と距離感なんですね。
≫塩谷さん、風はまだ右から左ですね。
≫旗のなびきかたより、かなり強いと思ったほうがいいですね。
≫先ほど、先を行った小田さんが言ってくれたんですけどフックの風だと、ちょっと強めにボールが飛ぶかもしれません。
そして、フェードだと最初のキャリーがけんかして、思った距離が出ないかもしれないという感じの、強めの風ですね。
≫菊地絵理香が先です。
≫菊地さん、9番使うか8番のコントロールか。
≫球が上がれば上がるほど影響しますよね。
≫8のコントロールですね。
≫塩谷さんの心の叫びが声になって聞こえてきました。
≫自分がやっているかのようにね。
≫追いつかれた柏原。
優勝を意識するのではなくて一つ一つ目の前のプレーを意識するという話をしていました。
≫柏原さんは少し低めの球で攻めてくると思うんですけど今まで左に引っ掛かり気味なショットが多いのでそれだけですね注意してほしいのは。
≫やはりショートアイアンがティーアップしたボールというのは思わぬ左というのがあるんですよね。
≫池…。
この17番。
≫ただどこが横切ったところかですね。
ちょっと、もしかしたらグリーン近くにいけるかもしれません。
ラテラルウォーターハザードです。
≫映像は18番のティーインググラウンドです。
チョン・インジ。
≫左の木に当たってどこにいったんですかね。
≫多分下に落ちたんだと思います。
≫ここは出だしが上空12ヤードぐらいしかないんですよ。
≫17番の映像に戻りました。
今、柏原のティーショットの映像がスローVTRで出てきていますが。
≫最後に横切ったのがセーフティーのところにキャリーが…。
≫当たって落ちたかどうかですね。
≫当たってはいないですよね。
≫3アンダー、柏原、菊地。
この2人が最終組。
イ・ミヒャンはすでに上がっています。
2アンダー。
そしてチョン・インジが18番。
ティーショットを打ったところです。
≫森口さん、池の手前ですね。
≫でも、今ルーリングがあって競技委員が立ち会ってくれているんですけど逆によかったですよ。
ちょっと出っ張っているところが出っ張っているところが最後に横切ったセーフティーゾーンであそこからアプローチでそこからのプレーになってしまうとまた、問題がありますからそういう意味では入ったのはがっかりしているでしょうけど。
≫映像からは手前からという感じでしたね。
≫ティーショットを打った時点ピンを結ぶラインのラテラルウォーターハザードに入った点から下がったところ。
≫ラテラルウォーターハザードの処置としてもとの位置かそれか最後に横切った地点とピンとを結ぶ後方線上か。
そして、また入った地点の2クラブかそれか対岸か。
この場合は対岸はないと思いますけどサイドの2クラブを選ぶんだと思います。
≫しかし、18番はなかなかバーディーをとるのが難しいホールです。
≫そういう意味ではイ・ミヒャンとイ・ボミさん両方、いいバーディーしました。
≫今日はバーディー先ほど宮田アナウンサーから4つという情報がありました。
≫勝みなみさんの手前のバンカーからのチップインバーディーも。
≫さらにはベテラン大山志保のバーディー。
ご覧いただいているのが最終組です。
19歳の柏原と27歳の菊地の争いです。
どちらが勝っても初優勝。
クラブハウスリーダーホールアウトしている中でいうと一番いいのはイ・ミヒャンです。
韓国のイ・ミヒャンが2アンダー。
≫池の後ろから19ヤードなので今日のピンの位置を考えると30ヤードくらいでしょうかね。
≫ちょっとショートしました。
≫キャディーさんがヤードとか、いろいろ言ってるのが見えましたけどあまり頭の中に入ってこないぐらいちょっと動揺していたかもしれません。
≫18番のセカンドチョン・インジです。
≫ここに出ていましたね。
ただ残りはエッジまで230ヤード近くです。
≫今度は右のラフ。
≫でも埋まっているという感じには見られないですけどね。
≫チョン・インジは3日間、ここはボギーなんですけれども昨日も、おとといも2オンできていないんですね。
今日も次が3打目となります。
≫ティーショットのイメージがもしかしたら立ちにくいホールなのかもしれません。
≫17番のグリーンの右側からのクレーンカメラの映像でした。
その高さが分かったかと思います。
菊地絵理香。
入れることよりも合わせることを選択しました。
≫ここはなんとも解説しようがないくらい…。
≫選択したというより打てなかったという感じですかね。
≫どうしても暗く影があると…。
≫17番パーです。
≫解説者が解説しようがありません。
そう、言うと…。
ごめんなさいね、本当に。
≫森口さん、最終日17番からティーグラウンドが前にきたことが柏原さんにとってはちょっと逆につらかったんですね。
≫ショットに自信があるというかうまく動けていただけにちょっと、これはね残念な池になってしまいました。
≫入れてボギーですね。
入らない。
本当に、最終日が始まる前に森口さんから本当にボギー、ダブルボギーというのが少しミスがあったりあるいは気が抜けたりしただけで一気にくるんだというお話が実は、あったんですが。
≫1つには上位にいっている選手というのはダブルボギーがあったとしても早めのダブルボギーなら気持ちの切り替えができるんですが。
終盤でのこのミスというのは今度は取り返しがつかなくなりますよね。
ホールがないだけに。
≫今度は右を抜けた。
≫これは彼女には酷かもしれませんけれども受け止めながら成長する1つの試練というのか経験なんだと思ってほしいですね。
≫17番でトリプルボギー。
一気にアンダーパーがなくなりました。
柏原明日架は4位タイに後退。
菊地絵理香がトップ。
そしてすでにホールアウトをしているイ・ミヒャンが2アンダー。
そして18番のグリーン周りに来ているチョン・インジが2アンダー。
その差1ストローク。
イ・ボミは、すでにホールアウトしています。
日本海からの風が選手たちをずっと苦しめてきたわけですが。
≫今日、またちょっと予想の気温より体感的に冷えた感じもするんですね。
最後、18番は基本的にフォローですが今日は、ちょっと左からの風も感じているんでしょうか。
そのティーインググラウンドに菊地絵理香です。
ちょっとラフに消えているんですが。
去年、おととしと優勝争いをしましたが一歩届きませんでした菊地絵理香。
プロになって初めての日本女子オープン。
優勝争いをしてきました柏原明日架。
≫ここはワンチャンスというか左のバンカーを越えていくような勢いでセカンド、是が非でも狙っていってもらいたいですね。
最高のティーショットを打てました。
≫杉澤さん今日18番の風ですが先ほど放送席からも話があったように基本的には追い風ですね。
ただ、左からの風がちょっと強く入っていますのでグリーン手前の右サイドのバンカー。
勝選手が入れたバンカーに入るケースが今日は多くなっています。
チョン・インジの第3打。
VTRでご覧いただいています。
≫グリーン面までしっかり測って残すラインを考えたうえでのいいアプローチですがちょっと距離がありますね。
≫続けてパーパット。
これを決めてきます。
≫森口さん、これが私ちょっと強めにくるのかなと思ったらきっちりジャストタッチでカップ、やや右から入れました。
≫16、17、18のこの終盤のチョン・インジのパッティングはすばらしいですね。
≫小さなガッツポーズ、本当にすごいなという感じです。
≫チョン・インジもホールアウトをしました。
2アンダーが、ホールアウトした選手の中でトップ。
菊地のボールです。
右サイドのラフです。
≫簡単ではないですけども芝の根がソールを邪魔するという入り込む余地がないというライではないですね。
まだラフに打ったけれどもまだいいほうかなという感じがします。
≫そのライを確認しました。
≫183、エッジの200ぐらいですかね。
≫右の枝は何か気になりますか?≫気にはならないというかあちら方向に打つことはないと思います。
これは、パーで上がるためのセカンドショットと考えて。
次、どこに持っていったらパーを一番とりやすいかということだけのショットで、そう考えればいいと思うんですけど。
≫ユーティリティーを選択しましたか。
≫少し、ちょっとクラブを短めに持ってヘッドの返りを抑えながら…。
花道方向ですよね。
≫ちょっと左だ。
≫バンカーにはつかまらなかったので。
やりたいことだったのかどうかはちょっと分かりませんね。
やっぱり力みがあって体のバランスが崩れてました。
≫185ヤード7番ウッドですね。
結構つま先上がりです。
≫右のバンカーです。
バンカーじゃなかったです。
≫バンカーの、僅かに上。
コースの中に分かれて観戦していたギャラリーの皆さんがこの18番に集まってきました。
その中での菊地のセカンド。
打った瞬間に手がほどけてしまいましたね。
≫気持ちが、やっぱりはやっているという感じなんでしょうか。
絶対ミスしたくないみたいな。
かなりプレッシャーがかかっている中でのショットです。
ここで、平常心で打ちましょうなんてことはなかなか無理ですよね。
≫今年、プロ8年目で初優勝をしました。
その1勝。
まだ、公式戦メジャーのタイトルをとったことはありません。
ただ、優勝争いという面ではこの大会も含めて数多くの場面でしてきた菊地絵理香です。
≫森口さんこのラフなんですけど緊張して手が動かないときには逆にフェアウエーよりいいかもしれませんね。
≫刈り込まれた芝目が整いすぎたところよりはなんか、いい意味のアバウトさが助けてくれるような気もするんですけどね。
≫塩谷さん私も見てきましたけどちょうど、ちょっと浮き気味のいいところですよね。
≫パーで上がれれば優勝です。
≫刈り込まれたきれいなライだと一点しかないような気持ちになるんです。
ここはフェースをずるっと…。
ずるっとという言葉が適切かどうか分かりませんがそういう心境になれるライだったからよかったかなという塩谷さんのリポートだと思います。
私も、そう思いますけど。
≫第3打です。
この距離。
≫最後まで、なかなかね…。
簡単ではないです。
≫自分とそれからコースと戦って自分のプレーができればいいかなと思うという話をしていた、菊地絵理香。
仮に菊地絵理香が1つスコアを落としますと2アンダーで3人が並ぶことになります。
プレーオフは18番の繰り返しということになっています。
≫イ・ミヒャンはバーディーをとって2アンダーにしチョン・インジはちょうど菊地さんが残っているような距離を入れて…。
≫森口さん、今ボールが落ちました。
柏原さんのボールが止まっていたんですけど。
落ちましたね、バンカーまで。
≫これは、どういうタイミングで落ちたんですかね。
≫ひょっとするとカメラさんが動いた影響というのかな…。
でも、歩いたのは1m以上離れたところだったんですよね。
際どいですね、これ。
≫今、本人たちの声も聞こえてきました。
自分が関与したわけではないということで…。
≫芝、何本かで運よく止まったのかなという状況だったんですけどライを見たり、そしてグリーンの状況を見たりしていってバンカーに足元がついたんですけど。
ただ、直接ボールに影響したわけではなくグリーンの状態を見に行ったときに気が付いたらボールが動いてバンカーに戻ってしまったと。
これは、自分が影響を与えたわけではないのでそのまま止まったところからこれが第3打目になります。
≫見事です。
≫今の状況から考えるとバンカーのほうがよかったですね。
ラッキーだったと思ったほうがいいですね。
≫なかなかスタンスをとるのが難しそうな場所ではありました。
≫ただ、この時間が菊地さんにとって長かったのか、気持ちを整理できたのかっていうことを考えるとどうでしょうか。
≫今、奥に見えています白い帽子、赤いシャツがイ・ミヒャンです。
ストレッチをしています。
すでにホールアウトをしています。
今、イ・ミヒャンそれからチョン・インジが2アンダー。
菊地はこれがパーパット。
これが決まれば初めての日本女子オープン優勝です。
≫こういうときは何も関係ないですよね。
≫この時点での菊地の優勝はなくなりました。
≫今回なかなかバーディーをとらせてくれない18番。
またパーもとらせてくれない18番。
トップに立っている人間にとっては、本当にモンスターのような18番でした。
≫菊地はしっかりと切り替えたいですね。
まだチャンスがなくなったわけではありません。
≫要するにプレーオフになると思いますけれども短いパットですけどね。
トップに立っている人間としてきちんとプレーしましょう。
≫優勝争いをしてきました19歳の柏原明日架。
17番で、よもやという…。
最後はしっかりと沈めました。
あの17番だけでした。
今日は75。
トータルイーブンパー。
4位タイでのホールアウトです。
ボギーでとどめました。
トゥデー74。
2アンダー、3人が並んでのプレーオフということになりました。
イ・ミヒャン、チョン・インジそして菊地絵理香の3人です。
プレーオフは18番の繰り返しで行われます。
最後、緊張感のあるパーパットでしたけど。
この流れの中で菊地がプレーオフですけども。
≫最後のパットが見る限り気持ちのほうが先走っていたかなという感じがあるんですけど。
お伝えします。
TPP環太平洋パートナーシップ協定の閣僚会合は、日本時間のきょう正午前から全体会合が開かれ、各国は、大筋合意に向けて焦点となっているバイオ医薬品の開発データの保護期間などについて残された時間の中で対立点の解消を目指す方針を確認しました。
閣僚会合は、日本時間のあすの正午ごろまで日程が再度延長され、きょう正午前からは閣僚による全体会合が15分ほど開かれました。
この中では、アメリカとオーストラリアやニュージーランドとの間で中心的に行われていて、焦点となっているバイオ医薬品の開発データの保護期間や乳製品の関税の取り扱いなどを巡る交渉の状況が報告されました。
これを受けて各国は、残された時間の中で対立点の解消を目指す方針を確認しました。
54年前に起きた名張毒ぶどう酒事件で死刑が確定したあと再審・裁判のやり直しがいったんは認められ、その後取り消されるという異例の経過をたどった奥西勝死刑囚がきょう収容先の医療刑務所で死亡しました。
昭和36年、三重県名張市の地区の懇親会でぶどう酒に農薬が入れられて、女性5人が殺害された名張毒ぶどう酒事件では、この地区に住んでいた奥西勝死刑囚が、1審で無罪となったあと死刑が確定し、再審・裁判のやり直しを求めました。
平成17年、名古屋高等裁判所は犯人と認めることはできないとして再審・裁判のやり直しを認めましたが、高裁の別の裁判長が取り消し、さらに、最高裁判所が審理のやり直しを命じるという異例の経過をたどり、裁判所の判断は揺れ動きました。
この間に本人は体調を崩し、3年前に名古屋拘置所から、東京の八王子医療刑務所へ移送され、人工呼吸器をつけて治療を受けていました。
関係者によりますと奥西死刑囚は次第に体調が悪化し、きょう昼過ぎに死亡したということです。
生字幕放送でお伝えしています≫日本女子オープン最終日です。
優勝争いはプレーオフに持ち込まれることになりました。
イ・ミヒャン、チョン・インジという韓国勢の2人そこに菊地絵理香。
この3人でのプレーオフです。
2アンダー。
イ・ボミが今日は1つスコアを伸ばしてイーブンパー。
そして柏原明日架最後まで優勝争いしましたがイーブンパー。
4位タイ。
さらに2オーバーグループにフォン・シャンシャンも上がってきたんですね。
ベテランの大山志保。
優勝争いをしていた香妻。
こういったところが6位タイグループということになっています。
イ・チヒも1つ最終的にスコアを伸ばしました。
それからアマチュアですが勝みなみが3オーバー、11位タイでホールアウト。
ローアマチュア獲得となっています。
プレーオフはトップに並んでいます3人での争いです。
18番ホールの繰り返しです。
先ほど最終組で回っていた菊地はアテストの小屋に入ったばかりです。
森口祐子さんの解説でお伝えしてまいりましたが森口さん最後、パーであれば優勝ということでしたが。
≫ちょっとストロークもラインも思ったようなことができなかったパーパットでしたね。
≫イ・ミヒャンは最後18番バーディーといういい形でプレーを終えてこのプレーオフとなりました。
それからチョン・インジも難しいパーパットを決めてということでしたね。
≫17番、いいパットを決めてナイスパー。
18番もトラブルからという感じのパーセーブでした。
≫特にイ・ミヒャンは急にスコアを上げて最後、2アンダーまで入り込んできたようなそんな印象も残っています。
先に韓国勢の2人がカートに乗り込みました。
このあと18番の繰り返しでプレーオフが行われることになっています。
だんだんと日も傾いてきまして西日が当たっています。
3人でのプレーオフです。
確か横峯さくらさんが日本女子オープンでプレーオフで優勝争いをした記憶があるんですが。
≫ソン・ボベさんとのプレーオフでしたね。
あのとき以来ということになりますか。
≫舞台は我孫子だったと思います。
≫このところ最終日、最終ホールで結果が出るというような大会が続いていましたけど今日はプラスアルファプレーオフに入ることになりました。
菊地絵理香がこれからティーグラウンドに向かいます。
2009年の大会以来ということになりますプレーオフです。
そのときにはソン・ボベが勝っています。
横峯さくらとのプレーオフの争いでした。
ラウンド解説のお二人にもこの18番にそれぞれ、地点を変えながら見ていただこうと思っております。
今、カートで3選手がそれぞれティーインググラウンドに向かっているところです。
この18番でいいますと今日は、菊地がボギー。
≫三人三様なんですね。
≫イ・ミヒャンはバーディー。
そして、チョン・インジがパーという形です。
実は、菊地は18番で昨日、おとといもボギーなんです。
チョン・インジは3日間ボギーだったんですが今日、パーにしました。
イ・ミヒャンは3日間パーだったのを今日バーディーをとっているという形です。
≫イ・ミヒャンは後半の16、17、18を2アンダー。
チョン・インジさんが16、17、18のホールを1アンダー。
菊地絵理香さんがイーブンと。
3ホールのみで考えればそうなんですけど。
≫16番を3人ともとりました。
イ・ミヒャンはそのほかに14、18と終盤のホールではとっています。
改めて18番ホール。
今週の中では、難度は全体としては一番難しいあるいは全体としてはずっとランクされてきたホールですね。
≫423ヤードという距離的にも長い数字の18番。
そして、またこれが砲台グリーン。
また、縫うようにバンカーがどこが一番いいポジションなのかと。
ティーショット次第では第2打目も悩まされるという18番なんですね。
≫イ・ミヒャン、チョン・インジ菊地絵理香3人でのプレーオフ。
3人でのプレーオフというのは日本女子オープン史上初ということです。
≫今、打つ順番を決めているところでしたね。
≫菊地が最初ですか。
日本海を望んでいます。
その日本海をバックにティーショットを打っていくという形になります。
左右にバンカーがあります。
≫森口さん、セカンド地点は左からの風が吹いています。
ちょっと肌寒く感じるようになってきました。
≫ティーインググラウンドの目の前の池も左から右に波がきていますね。
≫ここは17番のパー3が隣で池と絡んでくる18番のティーの前ですよね。
≫小田美岐さんにセカンド地点塩谷育代さんにはグリーンにいていただこうと思っております。
チョン・インジからですね。
ラフまでいきました。
≫右のバンカーまで240くらいですかね。
上りもありますからもしかしたら250近いという感じのイメージだと思います。
≫続いて、菊地絵理香。
72ホール目の攻め方としては悪くはなかったんですよねティーショットは。
≫ちょっと右のラフに入りましたからまずはちょっとフェアウエーキープしたいところだと思います。
≫フェアウエーキープ。
そして、イ・ミヒャンです。
≫この選手が、もしかしたらたたいたときは一番、距離が出る選手かとも思います。
いいところですね。
≫バンカーに入りそうなところでした。
肌寒くなってきたという話が先ほど小田さんからありましたが1枚羽織ります。
日本女子オープンの2005年以降の歴代優勝者をご覧いただいています。
2005年の宮里藍以降プレーオフを戦ったのはソン・ボベ2009年ですね。
≫横峯さんとプレーオフだったんですけどね。
かなり横峯さんが早く上がっていてプレーオフで、かなり時間差があったという感じの2人でしたね。
≫森口さんはプレーオフの経験は日本オープンでは?≫日本オープンではありません。
私は1度目のオープンは先に上がって、ある意味気持ちが楽になっていてという。
いろいろな勝ち方がありますね。
≫森口さんは1985年と90年に日本オープンを制してらっしゃいます。
今日、最終日をスタートしていったときは菊地はトップでスタートしたわけですがイ・ミヒャンが4打差。
さらに、チョン・インジも3打差という中でスタートをしていきました。
序盤のスコアの動きを見ていますとちょっとなかなか伸びてこないなという印象だったんですが。
≫それは1つにはもう、ちょうどこの後半組の上位選手たちが出ていく時間帯に風が強くなったということですね。
後半の10番、12番でもそうなんですけどある程度、計算ができるかなと思うホールがすごくアゲンストが強かったのでそこで落とす選手が多かったです。
≫そんな中、プレーオフに入りました。
第2打は恐らく菊地が最初に打つことになると思いますが。
≫202ヤードですね。
エッジまで187ヤードあります。
≫先ほどは狙いが分からなかったというセカンドでした。
ここは、どうしますか。
≫ここは花道しかないですね。
うまくグリーンに上がってほしいと願っているだけだと思いますね。
≫今度はバーディーを狙いにいかなければなりません。
≫3番で打ちました。
森口さん、3番ウッドを持ったんですよね。
大丈夫かなと思ったら浮きましたね、今。
≫失礼しました。
ちょっと開いたかなと思ったんですけどね。
≫次は、チョン・インジ選手。
エッジまで185ヤードですね。
ライは非常に、ラフなんですけどボールは浮いていて打ちやすい状態だと思います。
≫ある意味ティーアップしたような感じで後ろからスッとクラブを入れやすいようなライに、2人とも止まっている感じです。
≫ただ、もしグリーンに落ちたら少し、ランが出てしまうかなという感じでしょうか。
≫グリーン近くには塩谷さんがいてくれるわけですね。
≫ユーティリティーを使いました。
ランが出て、すっぽりと。
≫小田さんが言ったとおり。
ちょっとランが出てアプローチが本当にボールが見えない感じですっぽりです。
≫イ・ミヒャン選手も同じく左足上がり。
球は高く上がります。
ちょっと左足上がりが強いです。
≫ちょうど切れ目。
≫俗に言ってクラブフェースの入るところとボールとの高さがちょっと、あるという感じです。
≫森口さんチョン・インジさんのアプローチがこれは難しい。
全く見えないです。
アプローチだけの状況を見ると菊地絵理香さんが一番、打ちやすいかなとは思います。
≫セカンドのVTRです。
このライです。
≫ラフはラフですけどもスルッとフェースが入りそうなところです。
≫高い球で攻めてきたチョン・インジ。
それでもこぼれてスポッという感じですね。
≫選手は行ってみないとまだ全然ボールのライは確認できてませんからね。
≫さらにイ・ミヒャン。
あの角度で落ちてきても止まらないんですね。
48回目を迎えています日本女子オープン。
プレーオフに入っています。
イ・ミヒャンチョン・インジという韓国勢の2人に日本の菊地絵理香です。
≫今、スローが出ています。
バックスイングすごくいいですね。
ちょっと私深めに入ってしまったかなと思ったんですけども動き、そのものはレベルで動いて菊地絵理香さんらしいちょっと右肩が出ているのが彼女の特徴でもありますね。
≫菊地さんからいきます。
≫本人たちが今確認をしていました。
これは落として下っていきますよね。
≫昨日チップインもできた57度だと思います。
≫いいアプローチでした。
塩谷さん、ここでうまく上げてスピードを殺してきましたね。
≫技がありましたね。
≫先に入れます。
菊地絵理香はパー。
次にチョン・インジですね。
こうやって見てもボールが見えません。
イ・ミヒャンのボールは本当に芝に寄りかかるような形になっています。
≫ただ、アプローチがぴったりいかなくてもこの2人は終盤、土壇場でのパッティングの精度があります。
うまいですね。
≫そしてもう1人の韓国人プレーヤーイ・ミヒャンです。
≫イ・ミヒャンさんは朝のパッティンググリーンの脇であの状況のアプローチをサンドウエッジの刃で転がす練習をスタート前に何球かやってました。
≫刃で打つというのは開き気味にしてということだったんだと思いますけどここの場面は、どうでしょうね。
そんなに開いた感じではなくて逆に高さを変えずに振る感じの入れ方の刃の使い方ということです。
≫見事です。
飛距離が今大会では目立ちましたがこういった小さな一つ一つの技も持っていますね。
1ホール目チョン・インジもパー。
イ・ミヒャンもパー。
1ホール目では勝負がつきませんでした。
このプレーオフは18番ホールの繰り返しで行われます。
チョン・インジも何か上着を羽織りました。
まず菊地のプレーオフ1ホール目のゴルフについてはどんな感想ですか?≫すばらしいティーショットそしてセカンド。
セカンドは、どちらかというと気迫が入ったという感じでしたね。
アプローチは3人グリーンを外したんですけど1人目にいく選手にとってほかの選手はパーでキープしましたけれどもあわよくばというね、心理をちょっと揺るがすかのようなアプローチができたのは見事だったと思います。
≫このアプローチです。
もしかすると十数センチ前だと下りになっていたんですね。
≫ラインに乗ってましたよね。
寄ってよかったというよりも入らなかったのかという表情でした。
菊地絵理香がこの優勝争いをするというのは3シーズン連続ということになります。
おととしは、最終組での優勝争いでした。
そして、イ・ミヒャン。
これもすばらしかったですね。
≫私、これ入ったと思いました。
スタート前に、こういう練習もしていたということですが何が起こるか分からない。
なかなかある意味ない状況の練習もちゃんと、想定して練習しているのはさすがですよね。
≫朝、練習したことが最後の場面で生きるんですか。
結構、1日たってますがそういうイメージを作っておくだけでも違うんですか。
≫そうですね、はい。
やっていないよりはこれ、やったって、問題集を復習するかのようなね。
心理的には落ち着いた感じでできるかもしれません。
≫チョン・インジもその2人がすばらしいアプローチをして…。
チョン・インジ自身もすっぽりと落ちてしまったようなラフからのすばらしいアプローチを見せてくれました。
≫今回、世界レベルというかアメリカツアーにも出ている選手がこうやって日本女子オープンに来てくれて一緒に戦ってそしてプレーオフでまたまた、すばらしい技術を見せてくれていますよね。
≫チョン・インジが世界ランキングでいいますと10位。
そしてイ・ミヒャンも世界ランキングは32位ですがアメリカのツアーの賞金ランキングでは20位にいる選手です。
イ・ミヒャンはアメリカツアーで今シーズンで3年目になります。
実は、2週間前のエビアン選手権も3日目までトップで最終日にたたいてしまって優勝はなくなったんですけどね。
チョン・インジこちらは韓国のツアーで活躍していて、その中で今年は日本とアメリカでそれぞれメジャーをとりました。
とてもいいところです。
≫ラフですね。
≫右のラフ。
先ほどよりは少し手前です。
≫あとは菊地さんのライの状況がどうでしょうか。
≫プレーオフは2ホール目に入っています。
1ホール目は3人ともパープレー。
2アンダーで3人が並びましてプレーオフに突入しています。
48回目の日本女子オープンゴルフ選手権です。
このライですか。
≫菊地さんのボールですね。
≫グリーンの方向を見せています。
≫順目のところにはありますが。
≫今のティーショットのVTRが出てきました。
チョン・インジ。
≫チョン・インジさん体格にも恵まれていて気持ちよく振ってきましたね。
≫そして菊地。
≫ちょっとボールが上がった分なのかつかまえきれなくって右にいきました。
≫イ・ミヒャン。
≫彼女は低い姿勢なんですけど肩甲骨のやわらかさというんですかね非常に感じます。
アドレスの前傾姿勢を変えずにくるりって体の正面で使える、背中のやわらかさを持っていますね。
小田さん。
≫菊地さんのライなんですけど少しラフで、抜けなくはないと思いますがただし、エッジまで195。
210ヤードなのでスプーンで打つにはちょっと厳しいライかなという感じです。
≫順目は順目なんですけど。
あとは、こういうプレーオフという場面でプラス、何かの力を借りるという気持ちでしょうね。
≫5番ウッドを抜いています。
花道を駆け上がってくれればという感じでしょうか。
≫カラーの部分ですね。
≫いいですよ。
≫プレーオフは2ホール目に入っています。
≫チョン・インジ選手のほうは測ったときには短い感じなんですが、お互い286ヤードぐらいですね。
≫またユーティリティーを持ってる感じですね。
先ほどは高いボールで打っていってこぼれました。
今度は下につけてきました。
そしてイ・ミヒャンです。
≫同じクラブを抜いたと思います。
先ほどと。
ただ、ここはファーストカットなので先ほどのようにランは出ないと思います。
≫先ほど一番ピンをデッドにというかピンの根元に打っていきました。
イ・ミヒャンでした。
≫手前から乗せてきました。
イ・ミヒャン、チョン・インジはバーディーパットのチャンスということになります。
菊地はグリーンの下からですけども。
≫左足上がりのライのこのスロープのところですね。
今回、片山津の砲台グリーンは手前が花道広めのところもありますけどスロープのきつさによってフェースの入り方ロフトが変わりやすいというところでうまくキャリーとランの計算ができない選手もいましたけど。
今度は、菊地さんがどういうアプローチを見せてくれるかです。
ライは悪くないですね。
≫先ほどはすばらしいアプローチをグリーン奥から見せてくれました。
これはセカンドの映像です。
≫ちょっと深めだったんですけど右サイド非常にいい感じで打てましたね。
クラブの違いもありますがさっきのスプーンよりはとてもいいスイングでした。
≫チョン・インジ。
≫左の足の股関節が全く動かずに振り切れていますね。
≫さらに、イ・ミヒャン。
≫背中の回転。
ここから、すっとこの腕が伸びきった感じでくるりといきますよね。
しなやかで強いという感じですね。
ゴムまりのようなスイングですね。
≫この角度です。
ちょっと残りました。
≫2人も、ちょっとバーディーをとるという確約はできないので、自分からミスを招くような。
ただ、がむしゃらにカップをオーバーするアプローチもできないところなので。
ただ、やっぱりイ・ミヒャンとチョン・インジがショートして合わせてくるというパッティングはしないような気がします。
≫2人ともそういうところではメンタルが強そうですね。
≫チョン・インジさんのラインは難しいと思います。
出だしで結構左にぐっと切れてくるんですが出だしの傾斜がどれぐらいかかるかによって切れ方が大きく変わってきますね。
≫先にイ・ミヒャン。
去年のミズノクラシックで優勝しました。
そのときには香妻琴乃、それからもう1人と3人でプレーオフをして結果的に最後、5ホール目香妻とのマッチプレーというプレーオフを制しての優勝でした。
あれも長いパットを最後入れあったようなイメージがあります。
切れませんでした。
≫ちょっと、選手からすると右が高く見えるので。
仕方ないかなと思います。
≫そして難しいという話があったチョン・インジのラインです。
≫今日のカップの位置プレーオフこれで2ホール目になって彼女としたら3回目の18番になるわけですが。
今日の右下のところ5ヤードくらいにはちょっと傾斜が強いところがあるんですね。
その右下からのバーディートライのパッティング。
この映像でよく見えますね。
≫左側からギュッと下ってきています。
入らない。
バーディーは出ませんでした。
≫2人バーディーはとれなかったですけどタップインできるような距離です。
≫菊地は、これをちゃんと入れなければなりません。
歓声なのか、ホッと安どしたため息なのか。
大きな声が出ました。
18番、パー。
プレーオフの2ホール目です。
ここは世界で戦っている2人が外す距離ではありませんが。
イ・ミヒャンです。
イ・ミヒャンもパーセーブです。
チョン・インジも外しませんでした。
3人が、この2ホール目もパー。
プレーオフは3ホール目へと入ります。
それでは、菊地絵理香のハイライトをご覧いただきます。
まず6番からご覧いただいていますがバーディーチャンスでこれ入ったと思いましたけどね。
≫ここは左手前にかなり高い砲台グリーン状でチャンスだったんですけどね。
≫7番も読みきったかなというところでしたがパー3。
≫この辺りは、自分からミスをしないようなというゲームだったんですけどこの8番はちょっとねもったいなかったですよね。
≫ただ、柏原もボギーという中で並んでいきました。
そして、12番でのボギー。
ただ16番でずっととれなかったバーディーをとります。
この第3打。
≫ある意味、値千金というかここのプレーオフに残っているのは先を行くチョン・インジさんのバーディーを見てのそのあとの自分でもぎ取ったバーディーでしたから大きいですよね。
≫16番のバーディーが柏原にもプレッシャーをかけたんでしょうね。
ただ18番はパーとならず18番ボギー。
プレーオフということになりました。
プレーオフ3ホール目に入ります。
426ヤードのパー4。
18番を繰り返しプレーしますプレーオフです。
≫カップの位置は変わるんですか?≫カップの位置は変わっていないですねここまでは。
≫カップの位置は変わらないそうです。
≫西日がかなり強くなってきています。
日が暮れてきました。
石川県の加賀市にあります片山津ゴルフ倶楽部白山コースで行われてきました日本女子オープンゴルフ選手権。
しかしギャラリーの皆さんも今日はたくさん集まって1万2543人、今日入って。
4日間合計が3万1571人というギャラリー数です。
プレーオフ、3ホール目です。
韓国の現在の賞金ランキングトップチョン・インジ。
大学の3年生です。
175cm。
ニックネームはダンボというそうでなぜダンボなのと聞いたら小さいころから好奇心旺盛で耳を大きくするようにいろんなことを聞いていたのでダンボというあだ名がついたんですという本人の答えでした。
≫表情が、本当に変わらない選手です。
≫フェアウエーに出ました。
≫メンタルの部分も自分の強さの持ち味であるという話をしていたチョン・インジです。
≫ハードな練習を強いられるときによりより向上心を求めて例えばコーチも選手も、思うときに。
やらされているというふうに思うと非常につらくなりますけども自分から前向きにやってきて取り組むんだという。
菊地さんはそういう選手だと思います。
≫森口さん今度は距離が出ましたよ。
≫チョン・インジを上回って前にいっていましたね。
≫この前の2回は距離が出ていなかったんですが今度はいいところです。
≫それを見て、イ・ミヒャン。
≫グリップエンドがひざ近くというか低い感じで。
≫バンカーの左にいきました。
≫ラフです。
≫ある意味バンカーよりよかったですね。
あのバンカーはアゴが高いので。
≫フェアウエーに置いた2人。
それでは、チョン・インジの今日のプレーをいくつかご覧いただきましょう。
1番のパー5。
ここはバーディースタートだったんですね。
≫でも、選手からすると池の上にピンを切られているようなプレッシャーのかかるピンの位置でしたよね。
でも幸先よくバーディーをとったという感じでした。
≫とったんですが4番でダブルボギーがあって。
ここで一旦リーダーボードの上位から姿を消しました。
その後、10番でバーディー。
≫でもダブルボギーがあっても初めのホールだったので取り返したついたかなという感じですよね。
≫そして、16番。
この16番でとって、2アンダー。
≫これ18番のパーパットなんですけど。
≫難しいラインだったんですが。
≫ティーショットが出だしの松の木に当たってそして、第3打がアプローチなんですけど距離がありましたよね。
≫今年の日本女子オープンはプレーオフに入っていますが3ホール目です。
≫小田さん誰からセカンドを打つでしょうか。
≫イ・ミヒャン選手がちょうど200ヤードぐらい。
ライは、やや順目のラフ。
そんなに深くはないです。
ロケーション的には花道が開けているのでライン的には問題ないかなという感じですね。
次が、チョン・インジ選手で200ヤード。
菊地選手は198ヤードという感じです。
≫イ・ミヒャンの場合はふだんは、アメリカツアーや韓国ツアーでプレーしていますが日本の芝というのはそんなに問題はないんですかね。
≫問題ないでしょうね。
そして、また三重県の賢島でのプレーオフも経験して勝利しています。
後方線上のカメラから映していると、このバンカーが非常にプレッシャーなのかなと思いますけれども。
この選手にとっては全く関係なく小田美岐さんが言ってくれたように花道を駆け上がっていくか方向としては、いい角度なんです。
≫届きませんでした。
≫左からの風なんですが全然、風に負けないでそのままバンカーですか…。
≫バンカーの手前のラフですね。
≫これは少し暗くなってきていますか。
≫そうなんですよ。
≫続いて、チョン・インジが今、上着を脱ぎました。
グリーン上のフラッグもほとんど動いていないですか。
少し右から左に揺れています。
≫ユーティリティー3番です。
≫これは左のバンカーです。
ライは問題ないですけどね。
≫森口さんかなり気温が低くなってボールの飛びにちょっと影響あるかなという感じです。
少し本当に寒いです。
≫今日はもともとちょっとひんやりとした北風もずっと吹き続けてきましたしね。
≫キャディーさんが3と言っているのでスプーンだと思うんですが。
≫攻めています。
≫花道は駆け上がらない。
≫これは温度が低いですね。
≫森口さん、グリーン上も非常に気温が下がりました。
≫観戦していらっしゃる方も上着を着込んでそして、腕を組みながらという状況になってきました。
≫しかし、1人も席を立つ方はいらっしゃいません。
≫菊地絵理香さんのスローが出ています。
非常に、本当に菊地さんらしいスイングができたと思いますね。
彼女のトップの位置の深さというのが1つ、特徴です。
≫歴代優勝者の名前をご覧いただいています。
去年はテレサ・ルーが逆転勝ちをしました。
おととしは宮里美香が2回目の優勝。
その前、フォン・シャンシャンが横浜で勝ちました。
その前は馬場ゆかりが厳しいコンディション逆境を跳ね返しての優勝でした。
プレーオフに進んできましたこの3人。
今日の戦いの中では19歳の柏原明日架も頑張りました。
それからイ・ボミも上げてきました。
フォン・シャンシャンもやはり世界ランキング上位の選手として上げてきました。
あるいはベテランの大山志保もトップ10の中に入ってきました。
香妻が初優勝を目指しましたけれども終盤で、1つ崩れてしまいました。
≫香妻さんと柏原さんはちょっと、これは今日の夜眠れないんじゃないでしょうか。
≫さらにアマチュアは勝みなみが3オーバー11位タイ。
ローアマチュアを獲得しています。
勝みなみは、これで日本アマチュア、日本ジュニアそして、この日本女子オープンのローアマと制覇して、これは史上6人目ということです。
≫ボールが確認できないんですけど…。
≫ちょっと沈んでいますね。
≫見えました。
オレンジ色のボールです。
ちょっといきました。
これは、また下りのちょっと距離のあるパットを残すことになりました。
≫これはミスに近いと思いますけど左サイドにいるチョン・インジさんのバンカーショットも簡単ではありません。
菊地さんのほうが先にいきますか。
どちらが先ですか。
≫チョン・インジさんはアドレスに入ってますね。
≫ただクラブ2本持っていますね。
≫先ほど私が言いたかったのは菊地さんが相手のボールの行方とか状況を気持ちの中に受け止めないほうがいいですよね。
≫自分のことだけを考え続けると。
≫はい。
≫アゴの高いバンカーです。
これはナイスです。
≫森口さん、菊地さんこちらからのアプローチ今日、3度目になりますので落ちてからのボールのスピードというのはかなりつかめてきているはずだと思います。
ですから、チャンスだと思います。
≫真正面なのであとは気持ちがはやるのをなくしてというかね…。
≫ナイスアプローチ。
最終組で今日は自分との戦いだと話をしていた菊地絵理香。
プレーオフへ進みましたがその辺りは、まだずっと続いている戦いです。
北海道の苫小牧の出身です。
東北高校を出てプロになりました。
プロが8年目。
菊地絵理香です。
菊地だけ上着を羽織っていないんですけど。
≫多分、リズムというか今日の戦ってきた状況の中で何かを変えないほうがいいと思いますし変えたくないんだと思います。
ただ、手が冷えないようにはしてほしいなと思います。
≫上からのパッティングになります。
イ・ミヒャン。
≫角度を見るとイ・ミヒャンのは下りです。
そして、ちょうど菊地さんのマークも見えますが簡単なライではないですよね。
≫パーはならず。
先に打たせます。
≫森口さんがおっしゃったように今日のカップの位置はどこから打ってもやさしいラインはないですね。
≫日本でメジャー2勝目ということになるんでしょうか。
チョン・インジ。
≫少し上りで、ちょっと右に切れるところですよね。
≫パーセーブ。
この時点でイ・ミヒャンは脱落です。
≫塩谷さん、すばらしいコンセントレーションですよね。
≫バンカーからのショットもすばらしかったんですけど。
オーバーさせないでバンカーショットを下へ持っていった、その辺りもすばらしいですね。
≫菊地、入れたい。
入れました。
菊地とチョン・インジ。
プレーオフは続きます。
4ホール目。
ここでイ・ミヒャンは脱落ということになりました。
イ・ミヒャンも今日2つスコアを伸ばしてこれで2位タイが決まったということになります。
≫森口さん、結構日が傾いてきてかなり、時間的にも余裕がなくなってきました。
≫明かりの面ですね。
≫初日、2日と120名の選手が出ていたんですが、午前、午後で。
今、VTR。
≫アプローチですね。
打った瞬間に菊地も走っていってボールの落ちどころを確認しに行ってました。
≫今回、このウエッジで。
でも、いい体のパーツというのかいいアプローチでしたね。
≫杉澤さん、18番のグリーン脇にいるんですけどまだ、投光機などの準備はありません。
日没の時間は午後5時34分となっています。
≫先ほど私言おうとしたんですが5時45分ぐらいまではどうにかプレーできるかなという感じなんですけどね。
≫かなり西日も低いところから光が漏れてくるようになりました。
そして、パーパットですね。
チョン・インジ。
≫よく入れたくなると左肩がガッと上がってフォローだけ出そうとする選手もいるんですけどチョン・インジさんは低いところでスッと手が動いてきますよね。
むだなく力が伝わりながら直進性があるストロークができています。
≫しかし、ほとんど表情を変えずに今日1日プレーをしていますね。
先ほど、16番から17番に向かうところでギャラリーにずっとみんなハイタッチをして歩いていたという話をしていました。
今も、ハイタッチを求められていました。
これがプレーオフは4ホール目ということになります。
18番の繰り返しです。
チョン・インジと菊地絵理香に絞られました。
今、グリーン上のフラッグはほとんど動かない状況になってきました。
≫菊地絵理香がまずクラブを抜きました。
日本海もオレンジに染まってきました。
4ホール目に入っています。
先ほど、宮田アナウンサーのリポートで日没は5時34分という情報でした。
もう10分を切っています。
韓国のチョン・インジ、21歳。
1994年の生まれです。
アメリカと、そして日本のツアーそれぞれ1勝ずつ。
いずれもメジャー。
韓国では今シーズン4勝。
少しギャラリーの動きが気になりました。
≫ギャラリーの皆さんも18番のグリーンで見るかティーショットを見るか近いだけに、動きがありますね。
≫しかし、この勝負をしっかりと目に焼き付けたいというところでしょう。
あかね空にボールが飛んでいきます。
≫すばらしいティーショットを繰り返し、できています。
今週この18番は難しいことから1番か2番かというホールだったんですがこのプレーオフに入って4ホール目。
3ホールは2人ともずっとパーを続けているという。
≫彼女が一番ティーショットを同じようなところに集めていますね。
≫最初2回は右にいっていた菊地。
ギャラリーの中にボールが…。
≫木の横の、ちょっとベアグラウンドのようになったところですね。
≫右にいきました。
少し冷えてきて体の動きというのもあります。
空気自体もあるかもしれませんが、ここは右。
≫スイングはできるというところでしょうか。
≫スイングは問題ありません。
ただライがほとんどベアグラウンドのようになっています。
≫今、カメラでボールのライはとらえていました。
≫ベアグラウンドじゃなくて海砂の上ですね。
≫もともと砂丘地の丘陵地にたてられたゴルフ場です。
思ったような距離が出にくいライなんですね。
≫あと、森口さん前の松の枝がかかります。
なので、グリーン左にある特設のテントのほうに打つのか低い球でバンカーを越えてグリーン方向に打つのか悩みどころですね。
≫チョン・インジはもう、ほとんど4回目ですが変わらないところに置きました。
≫距離はまだ227ヤードあります。
だから届くというよりこれはどこからサードを打つかを考える場面ですね。
≫菊地ですね。
≫はい。
フェアウエーに出しておけばということを簡単にさせてくれないこの18番なんですね。
ちょうど、テント方向に打とうとすると少し低めのボールが必要かもしれません。
あまり左にいくと今度また左サイドにあるバンカーにつかまってしまうと3オンもまた難しくなりますからね。
≫対するチョン・インジ選手は191ヤードです。
3番ウッドを持っています。
≫目の前の松の木はちょっと低めにいかないといけないわけですよね。
≫そうです。
≫バンカーですね。
低く出そうとすると前のバンカーのアゴが気になるんですね。
≫すぐ目の前にありますバンカーに入ってしまいました。
≫小田さん、グリーン上からセカンド地点が見づらくなってきていますがそちらからはピンフラッグは…。
≫ピンフラッグは見えるんですが自分もボールとの距離感がちょっと怪しくなってきました。
≫そんな中、チョン・インジです。
≫こちらはユーティリティー3番。
同じですね。
今までで一番思い切って振りました。
≫しかし、また長い。
またこぼれます。
先ほどはちょっとショートしましたので。
ほぼ同じポジション同じクラブで攻めています。
≫でも、ピンをストレートに狙ってこれるやはり、このティーショットを繰り返しているのはここにきて菊地さんにとってはやっぱり安定している選手だなと認めざるを得ない感じでしょう。
≫同じ選択で同じ位置に打って同じ攻め方をしている。
そこで調整をできる選手ということですね。
≫ここは第3打目バンカーですけどもライには恵まれています。
小田さん距離はどのぐらいですか。
≫私は156ヤードだと思います。
7番アイアンです。
≫うまく上がってくれればですね。
≫彼女の体の半分くらいがグリーンからは見えません。
バンカーです。
≫森口さん、これがサドンデスプレーオフの難しいところかなと思うんですが。
セカンドショットを狙わざるを得なかったんですかね。
≫その辺りは、どうですか。
≫やはりチョン・インジさんが絶対バーディーチャンスにつけてくるだろうなということを考えますよね。
そうすると、この状況でライとか難しいことがあってもやはりグリーン近くにいっておかないと自分のチャンスを作ることは確率は低くなるだろうと多分思ってしまいます。
私も多分そういうふうに思うんじゃないかと思いますね。
≫ここを逃すと、ないですもんね。
≫これがまた、2人に絞られていなければほかの方法なんか、ちょっと考えることもあるんですけど。
≫これが入ってパーですからね。
ただ、チョン・インジのほうも1パットで入れろというとなかなか難しいところですので2パットというところになりそうです。
この深いバンカーから。
できる精いっぱいをという話もあった菊地絵理香。
日没の時間は過ぎました。
冷え込んできたこの片山津でプレーオフ4ホール目。
初優勝をかけた菊地絵理香。
メジャーの初優勝を…。
この2年、ずっと優勝争いをしてきました。
一方のチョン・インジは日本でのメジャーの初戦でタイトルをとりアメリカのメジャーの初戦でタイトルをとりました。
これが第3打。
ちょっと、いきましたね。
≫まだ分かりませんね。
≫先ほどのアプローチに比べると…。
≫やはり、勝ちをさすがのチョン・インジさんも意識してのアプローチだと思いますよね。
菊地さんは今、塩谷さんが言ったようにまだ、分からないというか。
やっぱり、まだ私にもチャンスあるともう1回力をみなぎらせるところですね。
≫これ、どっちが先ですか菊地ですか。
≫チョンさんが先のようですね。
≫このカメラでもすごく、うねりがあるのが分かりますけども。
≫森口さん、カップの位置が近くてもちょっと見づらい状況なのでどうですかね。
≫宮田さん、投光機などは結局、用意されずですね?≫ここから見る限りグリーン脇に投光機は設置されてないと思います。
≫さあ、勝負がつくのか。
チョン・インジ入れれば優勝です。
決まりません。
まだこの時点では決まりません。
優勝のプレッシャー。
最後、ショートしました。
菊地絵理香は、これを入れればプレーオフ5ホール目へということになります。
≫命をつなぐかどうかっていうぐらいの。
≫自分に勝つことをテーマにしてきましたが。
外れました。
この時点で韓国のチョン・インジ初優勝が決まりました。
プレーオフ4ホール目で決着がつきました。
菊地絵理香、あと一歩及ばず。
優勝したのは韓国の21歳チョン・インジです。
これで日本のメジャータイトル公式戦2勝となりました。
逆転優勝です。
森口さん、最後まで息詰まる戦いになりましたね。
≫テレビの画面を見ていらっしゃる方まだまだ明るいじゃないかと思われるかもしれませんけどかなり選手からすると、距離感そして、ライン読みが難しい明るさというか暗さになっています。
≫肉眼ではかなり暗くなっています。
映像では少し加工して、皆さんに明るくお伝えしてはいますが。
それにしても本当に最後の最後まで息詰まる戦いということになりました。
菊地絵理香が今日は首位でスタートして最終組で回りました。
途中、苦しみもありました。
チョン・インジあるいはイ・ミヒャン。
こういったところが今日伸ばして最終的には2アンダーでその3人が並んでのプレーオフ。
イ・ミヒャンが一番リズムがよさそうな形でプレーオフに入ったところもあったんですが。
≫やはり最終ホールバーディーでつかみとった2アンダーですからね。
≫そのイ・ミヒャンがまず先に脱落。
チョン・インジと菊地絵理香のマッチプレーのような形のプレーオフになりました。
それにしてもチョン・インジの正確なショットですね。
そういうところもよくプレーオフから伝わってきましたね。
それでは準備ができましたら優勝インタビューをお伝えします。
≫放送席、放送席そして会場の皆さん優勝しましたチョン・インジ選手です。
おめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫日本女子オープン初優勝になりますけど今、どんな思いでしょうか。
≫私は、うれしいです。
≫とてもうれしいです。
今日は自分のゴルフをとりあえず楽しんで勝つことができたのでとてもうれしく思っています。
応援ありがとうございます。
≫プレーオフはティーショット本当に見事だったと思いますが振り返って、どうですか。
≫とても緊張はしていたんですけど本当に自分のゴルフを楽しむということに集中していたのでいいショットを打つことができました。
≫このプレーオフともに最後戦った菊地選手に何か言葉をかけるとすればありますか?≫すばらしい選手ですしマナーもとてもいいので非常に楽しく一緒にプレーすることができました。
≫この片山津は非常に風が強くて難しいコースでした。
振り返って、どうでしたか?≫ここは風が強いです。
≫とても風は強かったんですが自分で風はどうしてもコントロールすることはできないので自分のゴルフにとりあえず集中してプレーすることだけを考えていました。
≫これで日本のメジャー2勝ということになりましたが今後の抱負をお願いします。
≫日本は大好きな国ですし本当に日本の人たちもみんな親切でいつも日本に来るときはうれしい思いをさせていただいているので特にこの大会で優勝できたことはまたさらにモチベーションになると思います。
ありがとうございました。
≫おめでとうございました。
≫ありがとうございます。
≫最後、決めきれませんでした。
プレーオフの4ホール目。
韓国のチョン・インジ。
そして日本の菊地絵理香です。
このゴルフ中継は5時55分までお伝えをします。
英語でのスピーチとなりましたけどそのチョン・インジ。
そして左側には初めてのローアマチュアということになりました日本女子オープン勝みなみ選手です。
これで勝選手は日本女子アマ、日本ジュニアそして、この日本女子オープンのローアマチュアということで3冠を達成することになりました。
史上6人目ということです。
これで、試合がすべて終わりましたけど。
≫私、チョン・インジさん優勝候補の1人ということで練習ラウンドをちょっと拝見しました。
正直言って今週は調子が悪いんだなという印象でしたね。
スイングがやはり本来のものと違うのかなと思っていましたけどやはり、今日の終盤のあのパッティングの精度というのは目を見張るものがありました。
≫今、JGAローアマチュア杯が公益財団法人日本ゴルフ協会会長竹田恆正さんから贈られました。
続いてNHKローアマチュア杯が贈呈されます。
NHKの副会長・堂元光からNHKローアマチュア杯が贈られました。
そして、このあとは総合優勝のチョン・インジにチャンピオンブレザーなどが贈呈されていくことになります。
これで2年連続で海外勢が優勝ということになりましたね。
日本女子オープン。
≫敗れた菊地絵理香さん。
本当に柏原さんと最終組をスタートしていってなかなかバーディーがとれない中でもこのプレーオフに残って何か糸口があるんじゃないかと思いましたけど残念でしたね。
≫今チャンピオンブレザーが竹田会長から贈られました。
そして、優勝賞金は2800万円です。
チャンピオンズカップが贈られています。
それでは最終スタンディングをご覧いただきましょう。
優勝したのはプレーオフ4ホール目を制したチョン・インジです。
そして、2位タイにはイ・ミヒャンと菊地絵理香が並ぶことになりました。
これで菊地絵理香は2度の2位タイということになりました。
それからイ・ボミが最終日、上げましてイーブンパー。
4位タイ。
柏原明日架最終組で回りましたが優勝争い、優勝することはできませんでした。
≫杉澤さん、菊地選手の談話です。
自分が招いたこと。
18番でパーパットを入れていればプレーオフにはならなかった。
プレーオフは本当にいい思い出がないんですとさすがに悔しさをにじませながら話していました。
≫そして今、菊地選手の談話がありましたがイ・チヒ、フォン・シャンシャンジョン・ミジョン大山が上げました。
香妻といったメンバーが上位を占めています。
それでは、優勝プレーオフのハイライトです。
プレーオフ4ホール目となりますがバンカーの中から第4打を乗せてきました。
一方のチョン・インジはセカンドが少しオーバーしてここからのアプローチ。
これも、下までいって…。
≫このパーパットが距離が菊地さんよりあったので届かなかった時点で菊地さんにももう1ホールチャンスがあるかなと思ったんですけど。
≫最終的には菊地がボギーパットを決めることができずチョン・インジの優勝ということになりました。
放送席の解説は森口祐子さんでお伝えしてまいりましたが優勝争いの菊地も立派なプレーでしたよね。
≫外は真っ暗なんですが最後まで本当に観戦していただいたことに感謝します。
ボランティアの皆さんも本当にありがとうございました。
≫今日リポーターは塩谷育代さんと小田美岐さんにお願いしましたがお二方どうも、ありがとうございました。
ひと言ずつ観想いただけますか。
≫ありがとうございました。
菊地絵理香さん、2回目の2位ということでしたが本当にゴルフの内容はすばらしかったと思います。
2年前の2位よりはるかに成長した彼女を見ることができました。
優勝はできませんでしたけど誇りを持ってください。
≫小田さん。
≫チョン・インジ選手なんですが本当に先ほども森口さんがおっしゃったように今日の午前中もそんなによくなかったんですがだんだん、ホールアウトに近づいてくるごとによくなってくる。
この辺が世界の頂点に立つ選手なのかなという気がしました。
≫お二方どうも、ありがとうございました。
世界ランキング上位選手が集まっての今年の日本女子オープン。
最終的に、その頂点に立ったのはチョン・インジでした。
森口祐子さんの解説でお伝えしてまいりました。
森口さんどうもありがとうございました。
≫ありがとうございました。
「日本女子オープンゴルフ選手権」をお伝えしましたあの方よ。
すてきだわ。
2015/10/04(日) 13:05〜16:00
NHK総合1・神戸
第48回日本女子オープンゴルフ選手権 最終日[SS][字][デ]
新女王争い大混戦!▽単独トップ 菊地絵理香▽1打差で19歳 柏原明日架▽2打差で世界ランク4位のユ・ソヨン巻き返しなるか!〜石川県・片山津ゴルフ倶楽部から中継〜
詳細情報
番組内容
女子ゴルファー日本一の栄冠を手にするのは誰だ。今年の大会には、全米女子優勝のチョン・インジ、世界ランク5位のユ・ソヨンら世界のトップ選手、さらに日本賞金ランクトップのイ・ボミら強力な外国勢が出場。迎える日本勢では、優勝を知る宮里美香。賞金ランク3位の上田桃子、菊地絵理香らが初優勝を狙う。そして永井花奈、新垣比菜、山口すず夏らは初のアマチュア優勝を目指す。[延伸のとき以降の番組に変更あり]
出演者
【解説】森口祐子,【アナウンサー】杉澤僚,【ラウンド解説】塩谷育代,小田美岐
ジャンル :
スポーツ – ゴルフ
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