<はじめに>
二人であそぶゲームです。
はじめは盤の上に、図のようにどうぶつたちを並べます。
はじめるときは『よろしくおねがいします』、おわったら『ありがとうございました』とあいさつしましょう。
じゃんけんで順番を決め、かわりばんこにどれかひとつの仲間をうごかします。
※先にうごかす人を「先手(せんて)」、後からうごかす人を「後手(ごて)」といいます。
<うごかしかた>
最初の仲間たちは「ライオン」「ぞう」「きりん」「ひよこ」の4つ。
それぞれ点がかいてある方向に一歩すすめます。
百獣の王ライオンはどうぶつたちのリーダー。となりのマスならどの方向でもすすめます。
たよりがいのあるぞうはナナメにすすめます。
首の長いきりんはタテヨコにすすめます。
ちっちゃなひよこは前に一歩だけすすめます。でも、成長すると?
ひよこが相手のエリア(一段目の空や森)まですすむと、駒をひっくり返してニワトリに成長! ナナメ後ろ以外のマスにすすめます。
<つかまえかた・つかいかた>
・ひとつのマスに2ひきのどうぶつは入れません。
・相手のどうぶつがいるマスに自分の仲間がすすむときは、そのどうぶつをつかまえて仲間にできます。つかまえたどうぶつは盤の上から取り、仲間として自分の手もとに置きます。=『持ち駒』(もちごま)
・持ち駒は、自分の番のときに、空いている好きなマスに置けます。
<かちまけ>
1. 相手の「ライオン」を先につかまえたほうが勝ち!!
2. 自分の「ライオン」が、相手のエリア(空か森)まで先にすすめたら勝ち!!
ただし、すすめてもすぐに「ライオン」がつかまってしまう場合は負けです。
☆「ライオン」をつかまえたときは『キャッチ!!』相手のエリアまで無事にすすめたら『トライ!!』と言いましょう。
<そのほかのルール>
1. 相手の「ニワトリ」をとっても、つかうときは「ひよこ」からスタートします。
持ち駒の「ひよこ」をつかうときは、相手のエリアに「ニワトリ」で置くことはできません。
2. どうぶつたちが行ったり来たりして、同じ場面が3回でてきたら引き分けです。
3. パスはありません
※将棋(しょうぎ)のルールと違うところ
・ライオン(王)がトライ(入玉/にゅうぎょく)したら勝ち。
・どうぶつしょうぎに反則はありません。「2ひよこ(歩)」、「打ちひよこ(歩)詰め」、
「行き所のないひよこ(駒)打ち」、「連続王手の千日手」は反則にはなりません。
(ルール考案・北尾まどか イラストデザイン・藤田麻衣子)