ニュースほっと関西 ▽京都のメインストリート「四条通」 混雑解消の秘策とは? 2015.10.05


こんばんは。
10月5日月曜日ニュースほっと関西です。
では、きょう最初のニュースです。
覚醒剤を車の底に磁石で貼り付けて隠し持っていたとして兵庫県西宮市のアルバイトの男らが覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは西宮市のアルバイト、大槻典男容疑者と大阪・生野区の無職平瀬美穂容疑者です。
近畿厚生局麻薬取締部神戸分室によりますと2人は、ことし8月、大阪・生野区のコンビニエンスストアの駐車場に止めた車に覚醒剤およそ8.5グラムを販売目的で隠し持っていた覚醒剤取締法違反の疑いが持たれています。
覚醒剤は眼鏡ケースに入れたものをアルミホイルで包んで車の底に磁石で貼り付け車の部品の一部に見えるように細工していたということです。
2人は平瀬容疑者の自宅に覚醒剤を隠し持っていた疑いで逮捕されすでに起訴されています。
2人とも容疑を認め車の下なら、ばれないと思ったなどと供述しているということです。
自宅や関係先からは大麻や指定薬物なども押収され麻薬取締部は入手ルートなどについて捜査を進めています。
先月、兵庫県加古川市のビルの5階から飲食店経営の女性を転落させて殺害したとして暴力団員の男が殺人の疑いで警察に逮捕されました。
調べに対し容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは指定暴力団山口組から離脱した神戸市の山健組傘下の暴力団員、大道竜二容疑者です。
警察の調べによりますと大道容疑者は先月22日の未明、加古川市平岡町のビルの5階からこのビルで飲食店を経営する塚本真衣さんを転落させて殺害した殺人の疑いが持たれています。
警察は飲食店の従業員が塚本さんが接客中に大道容疑者に呼ばれて店を出たあと2人が言い争うような声を聞いたと話したことなどから大道容疑者が塚本さんを転落させた疑いがあるとみて捜査を進めていました。
大道容疑者は、けさ知人に付き添われて警察署に出頭してきたということです。
調べに対しビルから落としていませんなどと供述し容疑を否認しているということで警察が事件のいきさつなどを調べています。
大阪府議会の代表質問で大阪府は阪神高速大和川線のトンネル工事の変更に伴う追加の費用負担およそ50億円について業者の設計ミスが原因だとして賠償を求める考えを明らかにしました。
大阪府議会は、きょう自民党の代表質問が行われ栗原貴子議員が阪神高速大和川線のトンネル工事で2度にわたって工事方法の見直しを迫られ追加の費用負担が生じたことについて知事の責任をただしました。
これについて松井知事は業者の設計ミスによるものだが結果として全線開通が3年遅れることに責任を感じていると述べました。
そして大阪府は、およそ50億円の追加負担について業者に賠償を求める考えを明らかにしました。
また栗原氏は松井知事が、いわゆる大阪都構想の実現を改めて訴えていることについて多額の税金が投入された住民投票で否決されたのに僅か4か月での再挑戦は府民の理解が得られないとただしました。
これに対し松井知事は自民党が提案した大阪戦略調整会議では二重行政は解消できないもう一度、市民の声を聞いて新たな制度設計をしたいと述べました。
一方、きょうの大阪市議会の建設消防委員会で橋下市長が大阪府と大阪市の二重行政を解消したいとして提出した大阪湾にある3つの港の管理を一元化するための議案の採決が行われ大阪維新の会以外のすべての会派の反対多数で否決されました。
若い人に選挙への関心を高めてもらおうと高槻市の選挙管理委員会と関西大学が大学のキャンパス内に投票所を設ける協定を結びました。
高槻市役所では締結式が行われました。
そして協定書に署名しました。
投票所は関西大学の高槻ミューズキャンパス内の食堂に設けられ来月の大阪府知事選挙から使われます。
選挙権が18歳以上に引き下げられるのは来年夏の参議院選挙からで来月の大阪府知事選挙ではこれまでどおり20歳以上の有権者です。
大阪市の橋下市長が4年前、父親などについて書かれた週刊誌の記事で名誉を傷つけられたなどと訴えた裁判で判決です。
大阪地方裁判所は記事が名誉毀損などにあたるとして発行元の新潮社に275万円の賠償を命じました。
大阪市の橋下市長は府知事だった平成23年に発売された週刊新潮で父親やいとこの生い立ちなどについて書かれた3つの記事が名誉毀損とプライバシー権の侵害にあたるとして発行元の新潮社に1100万円の賠償を求めていました。
きょうの判決で長谷部幸弥裁判長は記事は政治家としての資質を評価したものとはいえず公益を図る目的があったとは認められないとして名誉棄損とプライバシー権の侵害を認め新潮社に275万円の賠償を命じました。
週刊新潮編集部は主張が認められず到底納得できない判決を精査したうえで控訴するとしています。
橋下市長が新潮社の雑誌の記事について起こした裁判では先月、新潮45の記事についても賠償を命じる判決が言い渡されています。
続いてホットリポート関西です。
京都市中心部を東西に走る四条通で買い物客や観光客など歩行者が歩きやすい環境を作ろうと歩道の幅を広げる工事が行われています。
一方、車線が減ったことで、ことしの春の観光シーズンには激しい渋滞が起きました。
これから本格的な秋の観光シーズンを迎えるにあたって京都市では、なんとか渋滞を減らそうと、さまざまな対策を打ち出しています。
連休初日の四条通です。
ご覧ください。
たくさんのバスや車で渋滞しています。
京都市中心部を走る四条通。
道路沿いには百貨店やブランド店などが建ち並ぶ京都のメインストリートです。
連日、買い物客や観光客など多くの人でにぎわうため歩道ですれ違うのが大変なときもありました。
そこで京都市では四条通の1キロ余りの区間で歩道を広げる工事に着手。
その分、車道を片側2車線から1車線に減らしました。
しかし、これが渋滞の悪化につながったのです。
どのくらい混んでいるのか。
実際にバスに乗って調べてみました。
通常15分程度で行けるおよそ2.3キロ先のバス停を目指します。
祇園から堀川まで34分10秒かかりました。
影響は周辺の道路に及びました。
四条通の近くでデイサービスを行っている事業者です。
工事によって高齢者の送迎に長いときでは30分近く以前より時間がかかるようになったといいます。
事態を改善するにはどうすればいいのか。
京都市では1年で最も混み合う秋の観光シーズンを前に新たな対策に乗りだしました。
まず取り組んだのが路線バス対策です。
車線を減らしたため路線バスがバス停で止まるたびに後続の車がつかえてしまいます。
さらに観光客などが両替や支払いに手間取って時間を要するケースもあります。
そこでバスの停車時間を削減しようと考えられたのが移動式の運賃箱です。
乗客は車内で支払いをせずに降ります。
そして待ち構えたスタッフに運賃を支払います。
当面、土日を中心にこの方式を導入する予定です。
京都市が同時に取り組んでいるのはマイカー対策です。
京都には他府県から多くの車が押し寄せ駐車場を探すのも大変です。
そこで郊外に車をとめ公共交通機関で移動してもらおうと駐車場の情報を知らせる取り組みを強化しました。
紹介できる駐車場を増やすため駅の近くなどで協力してもらえる民間の駐車場を探しています。
京都市以外の大津市や高槻市などにも範囲を広げこれまでに6000台分を確保しました。
しかし乗り換えの手間を嫌がる人にどうPRしていくのか課題は残ります。
果たして対策の効果は出るのか。
こうした渋滞対策は先月の秋の大型連休から始まり京都市では春の観光シーズンほどの渋滞はなく一定の効果があったと評価しています。
このほかカーナビの目的地への案内で四条通を通らないルートを優先的に案内するよう業界団体に要請するなど京都市では、さらに渋滞の解消に取り組むことにしています。
こんばんは。
スポーツです。
はじめは、こちら。
今シーズンで現役を引退する阪神の関本賢太郎選手が昨夜、甲子園球場で行われた今シーズン最終戦に出場。
ファンに別れを告げました。
8回、代打で登場した関本選手。
甲子園のファンから大声援が送られます。
2回のリーグ優勝に貢献し代打の切り札としても活躍した関本選手。
阪神一筋の19年でした。
多くのファンに愛された関本選手。
19年間、お疲れさまでした。
続いてオリックスです。
大リーグでも活躍し来シーズンから2軍監督を務める田口壮氏がきょう記者会見を行い抱負を述べました。
46歳の田口氏はチームのOBで大リーグでも活躍。
1軍の監督に就任する福良監督代行とは現役時代一緒にプレーしています。
続いて紀の国わかやま国体です。
陸上少年女子砲丸投げで東大阪大敬愛高校の郡菜々佳選手が高校記録を更新して優勝しました。
全国高校総体で優勝した郡。
1投目から順調に記録を伸ばし最後の6投目。
15メートル70センチでこれまでの高校記録を17センチ更新。
2位に大差をつけて優勝しました。
同じ東大阪大敬愛高校で全国高校総体3冠の石塚。
少年女子400メートルの決勝に出場しました。
前半から飛ばしてペースを上げていくイメージだったとスタートから積極的な走り。
トップで最後の直線に入ります。
しかしフィニッシュ直前に抜かれ悔しい2位に終わりました。
最後にプロ野球の速報です。
阪神とオリックスは、すでに今シーズンの最終戦を終えています。
スポーツをお伝えしました。
2015/10/05(月) 18:10〜18:30
NHK総合1・神戸
ニュースほっと関西 ▽京都のメインストリート「四条通」 混雑解消の秘策とは?[字]

▽京都のメインストリート「四条通」〜にぎわう紅葉シーズンを前に、渋滞を解消させる秘策とは?▽気象情報

詳細情報
番組内容
▽ホットリポート「京都・四条通 混雑は解消できるのか」〜京都の中心部を東西に走るメインストリート「四条通」。大勢の人であふれる歩道の混雑を解消しようと、京都市では昨年から歩道の幅を広げる工事を進めています。しかしその分道路の車線が減り、春の観光シーズンには、渋滞が相次ぎました。1年で最も賑わう秋の紅葉シーズンを前に、京都市が考えた渋滞対策の秘策とは。詳しくお伝えします。
出演者
【出演】森田洋平,赤木野々花,中山奈奈恵

ジャンル :
ニュース/報道 – ローカル・地域

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