ここでニュースをお伝えします。
TPP環太平洋パートナーシップ協定の交渉は、アメリカ南部のアトランタで開かれている参加12か国による閣僚会合で、バイオ医薬品の開発データの保護期間など難航していた分野で各国が折り合い、大筋合意に達しました。
アメリカ南部のアトランタで行われているTPPの交渉参加12か国による閣僚会合は当初2日間の日程で始まりました。
しかしバイオ医薬品の開発データの保護期間、乳製品の関税の取り扱い、それに自動車分野の原産地規則を巡って協議が難航し、日程が繰り返し延長されて、日本時間のきょうまで6日間にわたり交渉が続けられました。
こうした中、日本政府の関係者によりますと、最大の焦点となっていたバイオ医薬品を巡って、アメリカとオーストラリアとの間の協議が合意に達し、チリやペルーなど、ほかの関係国との調整も整うなど難航分野で各国が折り合い、TPP交渉は大筋合意に達したということです。
交渉参加12か国の閣僚らは、日本時間の午後8時20分ごろから全体会合を開き、このあと記者会見し、構想が大筋合意に達したことを発表することにしています。
TPP交渉は交渉が始まってから5年半、日本が交渉に参加してから2年余りを経て、ほぼ終結する見通しとなりました。
TPPに参加する12か国の経済規模は、世界全体の4割を占めていて日本政府は、TPPは、アジア太平洋地域の新たな貿易・経済活動のルールの礎になるものとして、早期の大筋合意の実現を目指してきました。
続いてノーベル賞関連のニュースをお伝えします。
ことしのノーベル医学・生理学賞に熱帯の寄生虫の病気に効果がある抗生物質を発見したことなどで知られる北里大学特別栄誉教授の大村智さんが選ばれました。
大村さんの喜びの声です。
まだ気持ちの整理ができていません。
本当に私でいいのかなという感じがします。
驚いています。
電話がありました。
秘書がびっくりして、スウェーデンと言いました。
帰ろうと言っていたところでした。
向こうから、こういうわけであなたとキャンベルともう1人がもらうから受けるかと聞かれました。
光栄なことですから受けるとお返事しました。
驚きました。
賞をもらおうとは思っていませんが世の中の役に立とうと必死です。
土の中の微生物を信じて、いいものを作っている。
これは私の仕事の基礎となっています。
そういうものが、認めてくれる人がいた。
一生懸命やってくれることを認めてくれる人がいた。
うれしいですね。
大村さんは、山梨県韮崎市出身の80歳。
山梨大学を卒業したあと、北里大学薬学部の教授や北里研究所の所長などを務め、現在は特別栄誉教授などを務めています。
受賞理由となったのは、熱帯の寄生虫が原因で起こる深刻な病気の治療法の開発でした。
大村さんは、ゴルフ場の土の中から新たな細菌50株を見つけだし、これらの細菌が出す化合物が、後に熱帯の寄生虫が原因で起きる病気の治療薬イベルメクチンとなりました。
イベルメクチンは、オンコセルカ症とリンパ性フィラリアの2つの病気に対し副作用が少なく、効果の高い薬として世界各国で使われ、これらの病気が根絶寸前まできているとして人類の医学の歴史の中で大きな偉業だと紹介されました。
大村さんはみずからの業績について次のように語りました。
本当に微生物の力を引き出して人の役に立てないか、それが認められたのですから半分は微生物に何かあげなければいけませんね。
何事をやるにしても、真心を持ってやれば報いられるということですね。
これがまさにその薬の構造式です。
これが何億人という人を救いました。
この薬を作る微生物がこの研究所で見つけられました。
それが認められました。
これはきれいだからいいですね。
微生物の力を利用しようというのは、どこの国よりも強いです。
昔からみそやしょうゆがあります。
日本のように、微生物を利用しているものがたくさんあります。
そういう環境が日本にありました。
そういう中に私がいます。
恵まれたと思います。
また亡くなった妻に感謝の気持ちを述べました。
亡くなった家内がいました。
仕事に専念できる環境を作ってくれました。
いちばん苦しんでいるときに彼女が助けてくれました。
まだ駆け出しで、給料は、全部研究に使いました。
生活費はアルバイトをしたりしながら稼いでみたり実家に行ってみたり、おやじたちに怒られました。
自分の給料は研究のために使っていました。
初めにお伝えしましたが、TPP環太平洋パートナーシップ協定の交渉は2015/10/05(月) 20:43〜20:50
NHK総合1・神戸
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