別れたら好きな人 #08【元夫婦・初の共同作業】 2015.10.07


(高野)お二人結婚してたんですね?
(咲)何で高野君知ってるの?あなたがそう呼ぶの聞いてたんじゃない?
(二郎)人のせいにすんなよ。
(咲)じゃあ誰から聞いたのよ?
(一子)楓が荷物持って出てったの。
(二郎)地元に愛される店は残した方がいいんじゃないでしょうか?
(咲)家族食堂は70店舗を閉鎖しなければ確実につぶれる会社なんです。
(二郎)ああー。
疲れた。

(チャイム)
(二郎)はいはいはい。
(二郎)何してんの?
(二郎)おい。
ちょっと。

(ドアの閉まる音)
(二郎)じゃあ送っていくぞ。
(楓)ちょっと。
説明させてよ。
(二郎)何を?
(楓)っていうか何?このテーブル。
どうしたの?
(二郎)いいんだよ。
で何の説明だよ?
(楓)実はねこの前付き合ってた男がストーカーになっちゃったの。
(二郎)えっ?しょっちゅう泊まり行ってた男だろ?
(楓)うん。
でも飽きちゃって別れようって言ったら豹変。
家族食堂に毎日通ってくるし私が終わる時間まで待ってるし。
家にも。
夜中に窓から外見たら立ってたりするの。
(二郎)それで家を出てきたのか。
(楓)そう。
だからかくまって。
(二郎)うーん。
で警察には届けたのか?
(楓)まだ。
(二郎)じゃあ解決策講じないと。
(楓)元店長に相談したら追い払ってくれるって。
(二郎)元店長って高野か?
(楓)そう。
(二郎)あっ。
楓。
(二郎)高野に俺と咲が元夫婦だってこと話したか?したよ。
そういうことか。
まずいの?いや。
もういい。
でもこれ以上広めるな。
分かった。
だからしばらく泊めて。
でもなぁ。
あれ?どうした?めぐみちゃんは?おいおいおい。
ちょっと。
おい。
めぐみちゃん出てったの?うん…。
ママがお金借りに来てたって言ってたけど。
二郎ちゃん。
逃げられたの?勘よ過ぎるな。
咲ちゃんと元夫婦どころじゃないよこの秘密。
楓。
ベッド使わせてもらうね。
(目覚まし時計の音)・
(ドアの開く音)
(楓)ちょっと。
目覚まし鳴ったよ。
めぐみ?楓だよ。
大丈夫?痛…。
(高野)この店舗はアンタッチャブルじゃないですか?
(咲)どういう意味?店長の桐島の父親が物件のオーナーで塚本社長の昔なじみなんです。
それで?桐島さんは昔そば屋をやっていて社長の定食屋のライバルだったんです。
でも社長に頭を下げられ経営哲学に共感したこともあってあの店舗を譲ったんです。
そして桐島さんはそば屋をやめて家族食堂に入社。
店長になった。
その後息子も家族食堂に入社し桐島さんが退職後店長になった。
普通の企業ではあり得ませんね。
(高野)いや。
それだけ社長にとって特別だってことじゃないんですか?だから椿原店を残すべきだと?
(高野)じゃないですか?閉鎖店舗に決定します。
ちょっと待ってくれよ。
いや。
待ってください。
今の説明聞いてました?それが不採算店舗を残す理由にはなりません。
(高野)まあ室長がああ言うんだからしょうがないんじゃないですかね。
桐島の親父さんには俺も世話になってるんだ。
何とか椿原店を残せないか考えないとな。
(高野)手ありますかね?・
(入店音)
(楓)いらっしゃいませ。
あっ。
二郎ちゃん。
高野さん。
その二郎ちゃんっつうのやめなさいっての。
(楓)えっ?何でここにいるんだよ?高野さんが念のためにって。
そうか。
ありがとう。
いえ。
昨日から先輩の家にいるんでしょ?それも知ってんのかよ?
(楓)そりゃあね。
店長いる?
(楓)いるよ。
「いるよ」じゃなくて「おります」呼んできて。
OK。
かわいらしいよな楓ちゃん。
おい。
あっ。
よこしまな気持ちは抱いてませんから。
(桐島)木原さん。
久しぶりです。
ああ。
久しぶり。
(桐島)今は経営改革推進室なんですね。
うん。
うちも閉鎖ですよね?そうしたいと思ってるんだけど…。

(秀一)おい。
木原。
おう。
この店の契約打ち切るってのはどういうことなんだ?えっ?
(秀一)説明してみろよ。
まだ決定したわけではありません。
何か方策はないかご相談に伺ったんです。
(秀一)残せばいいだけだろ?
(高野)現在の赤字状態では無理です。
何だ?この若造。
チッ。
落ち着いて話しましょうよ。
(高野)それから親父さんと社長の友情物語聞かされ経営哲学聞かされ延々4時間。
それで?あの店を残しておく理由は見つかった?でも…。
経営的にね。
人情話はいらないから。
ありません。
ですね。
しかし…。
(高野)桐島店長は部下に信頼されてるし別の店舗を任せるのはありだと思います。
桐島店長の件は追って判断します。
(高野)それを恩に着せて丸め込んじゃえば。
チッ。
法務部に問い合わせたところ半年前に通告しその間の賃料を払えば解約できる契約になっています。
なので椿原店の件は担当部署に任せます。
ちょっと待ってください。
何か?桐島の親父さんそういうところに怒ってるんじゃないですか?筋論ですか?私が出ていって頭を下げろとでも?違います。
長い長い付き合いがあるのに契約を盾にして話を推し進めるところです。
(高野)ああ。
確かに昨日話を聞く前と後とじゃ親父さんの表情違いましたよね?柔らかくなったっていうか。
そう。
飲食業って人間同士のつながりで成り立ってるもんじゃないですか。
だからもっと人の気持ちを大切にしないと。
亡くなったおばあちゃんと孫娘のお話とかですか?そうですよ。
まだ分かってないの?そういうことばかりに目を奪われてるからつぶれかけてんのよ家族食堂は。
(高野)まあそれも言えますね。
とにかく俺は桐島さんに気持ちよく契約解除してもらうようにする!無駄なことはやめてください。
(高野)元夫婦には思えないな。
目つきは似てるけど。
俺次の案件やりますね。
(チャイム)
(秀一)はい。
家族食堂の木原です。
(秀一)帰れ。
ああー。
疲れた。
(森田)はい。
ご苦労さん。
(中野)長男なのに二郎ちゃん。
毎日桐島の親父さんとこ通ってんだ?毎日追い返されるけどね。
昔からどうでもいいことに一生懸命になるんだよね。
粗大ごみに出す冷蔵庫奇麗に磨いたり。
(志穂)それって無駄なこと?えっ?
(志穂)粗大ごみの話じゃなくてオーナーを説得すること。
どうして?
(志穂)ネットにあることないこと書かれたりしたら家族食堂のイメージダウンになるんじゃない?それはそうだけど…。
二郎さん。
咲のために頑張ってるんだよ。
それはないよ。
(中野)そうじゃないの?二郎ちゃん。
まさか。
家族食堂再建のためだよ。
(森田)まっ結果は同じだけどね。
(中野)だよね?キャプテン。
(森田)うん。
ほら。
頑張れよ。
うん。
やるしかない。

(悲鳴)ごめん。
忘れてた。

(楓)もう信じらんない!疲れる…。
こんにちは。
何か手伝いましょうか?よいしょ。
(秀一)おいおい。
あんまり無理するな。
腰やっちまうぞ。
大丈夫です。
腰には自信があるんで。
ああ。
その隅置いてくれ。
よいしょ。
あっ!ああ…。
痛ててて。
(秀一)だから言わんこっちゃねえんだ。
すいません。
昔一度ぎっくり腰やったことがありまして。
何が「腰には自信が」だ。
すいません。
ああ…。
治まったら帰れよ。
はい。
ああ。
その前に昼飯食ってけ。
えっ?どうだ?おいしいです。
やっぱり味の分からねえやつだ。
ハハハ。
でも桐島さんが打たれたそばですよね?製麺所で買ってきたそばだよ。
えっ?今俺が打ってもこれ以上のそばは打てん。
だから俺は塚本に…。
家族食堂にあの店譲ったんだ。
はい。
あんたの上司はそんなのはただの感傷だって切り捨てるかもしれんがな。
何とか椿原店を盛り上げることはできねえかな?それで?解約承諾してくれた?いえ。
それだけが目的じゃないですから。
おお…。
人の気持ちを大事にするために。
ねっ。
そうです。
ああ…。
妻の気持ちを大事にできなかった人が。
フッ。
ぎっくり腰になって帰ってきた。
笑い事じゃないんだよ。
本格的にやったら2〜3日動けないんだから。
ああ…。
知ってる。
《あっ!》《えっ?》《違う。
腰…》《腰?》《動かないで。
痛い…》《ぎっくり腰!?》《ああ…。
あ痛っ。
ああ》3日寝たきりだった。
そうでした。
私有休取って看病した。
あのときは助かりました。
評判の鍼灸師さんにお願いして家に来てもらった。
あのはりがだいぶ楽になったんだったな。
はり。
行ってくれば?うーん…。
でないと桐島の親父さんに会いに行けないからな。
だから行かなくていいって言ってるんです。
展開があったら報告します。
よいしょよいしょよいしょ…。
痛ててて。
閉めといてください。
ああ…。
ったく。
なあ。
チュン。
椿原店を閉鎖しない方策ってないのかな?
(中野)ないでしょ。
今回のこと社長の耳には当然入ってるんでしょ?ああ。
でも社長は何も言ってこない。
桐島の親父さんの一番の親友なのに。
ということは社長は本気でドラスチックに改革しようとしてるんだよ。
二郎ちゃんだってそれが分かってるから僕も首にしたんでしょ?首って…。
そうでしょ?
(志穂)へえー。
二郎さん毎日その親父さんのところへ?そう。
ぎっくり腰になってんのに。
(志穂)アハハ。
そういうところがいいんでしょ?えっ?
(志穂)この前仕事の面では二郎さんのこと買ってるって言ってたじゃない。
(志穂)あの優しさや人当たりのよさが武器になってくれるって。
確かに。
(志穂)2人が結婚するときだって反対する咲のパパのところに毎日通ってたでしょ?またそうやって昔のこと思い出させる。
(志穂)咲は説得しても無駄だから無視して結婚しちゃおうって勢いだったでしょ?でも二郎さんはパパのところに毎日通って頭を下げ続けた。
絶対出ないって言ってたパパが結婚式に現れたとき私泣きそうになったもん。
(男性)《これより木原二郎さん。
根岸…》
(志穂)咲も二郎さんのご両親には挨拶に行ったんでしょ?反対はされなかったけど。
やっぱりそういうの大事だよ。
(楓)うーん。
二郎ちゃんの料理おいしいな。
姉ちゃんのだってうまいだろ?何か最近手抜きばっか。
お兄さんも忙しいし楓は家に帰ってこないんじゃ料理の作りがいないぞ。
知らない。
そのくせ口うるさいんだよね。
「どこ行くの?」「どこに行ってたの?」って。
親なら当然だ。
度を越してるよ。
私の携帯勝手に見るんだよ。
心配だからだろ?心配だったら何してもいいってわけじゃないでしょ?そりゃそうだけど。
ごちそうさま。
お粗末さま。
あっ。
そうだ。
うん?店長の桐島。
家族食堂辞めるってよ。
えっ?
(桐島)はい。
一身上の都合です。
桐島君には別の店舗で働いてもらうことになってるんだけど。
(桐島)すいません。
親父さんの意向なの?いえ。
父は知りません。
だったらどうして?咲…。
あっ。
室長。
何やってるんですか?
(秀一)俺に現役復帰しろって言うんだよ。
引退するのが早過ぎたんですよ。
(秀一)年だよ。
90過ぎてすしを握ってる職人もいます。
契約終了後の椿原店でやればいいなんて無茶言うんだよ。
ハハハ。
なるほどね。
でも半年後に椿原店を借りたいという人がいます。
えっ?
(桐島)僕なんだ。
お父さん。
ずっと言えなかったんだけど僕そば屋をやりたいんだ。
(桐島)そば屋の息子に生まれて当然後を継ぐものだと思ってた。
(桐島)でもお父さんは突然家族食堂に店を譲った。
僕も家族食堂に入れてもらった。
でもやっぱりそばを打ちたいんだ。
半年間死に物狂いで修業します。
教えてください。
思わぬ形で一件落着ね。
まさか咲がいるとはね。
根岸です。
はいはい。
たまには誰かを見習って愚直に当たってみるのもいいかなと思って。
愚直か。
まあいっか。
よし。
取りあえず祝杯挙げるか?えっ?
(従業員)お待たせしました。
じゃあ乾杯。
乾杯。
あーっ。
うめえ。
あーっ。
うーん。
つまみは?うーん。
そうね。
いっぱいあんな。
うん。
(せきばらい)親父さんの説得披露宴ときのケーキ入刀以来の共同作業だったかな?違う。
えっ?何があった?料理だって一緒に作ったことあったし。
ああ。
そういえばハワイに行ったときも美術館の守衛さんを2人で説得したこともあったな。
俺全然英語しゃべれなかったけど。
そう。
McKNIGHTの絵が展示されてた。
『ハワイアンラグーン』閉館時間過ぎてたけどあした日本に帰るからどうしても見たいって。
明かりは消えてたけど満月の光がこう差し込んでて。
食べたいものがない。
いや。
何かあるだろ。
これとかおいしそうじゃん。
木原さん。
えっ?奥さん。
ご飯作ってるんじゃないの?うん…。
そうだった。
じゃあ帰ろうかな。
そうすれば?咲は?うーん。
私はちょっと食べてから帰る。
食べたいもんなかったんじゃないの?ホテル暮らしだもんな。
別に付き合ってもいいけど。
ニューヨークは朝の7時か。
そろそろ起きる時間かな。
旦那?そう。
ダーリン。
うん。
じゃあ行こうかな。
あしたもよろしくね。
おう。
2015/10/07(水) 13:25〜13:55
関西テレビ1
別れたら好きな人 #08[字][デ]【元夫婦・初の共同作業】

めぐみ(秋元才加)の理不尽な要求をのみ、離婚届に判を押した二郎(綾部祐二)。一方、彼の元妻で現上司の咲(白石美帆)は、部下・二郎の頼もしさに思わずときめき…!?

詳細情報
番組内容
<元夫婦・初の共同作業>
 相手のすごく好きなところほど、ふとしたことがキッカケで、一気に嫌いなところになる事がある。それが他の人よりも特徴的で、その人独特の個性になっているからだ。
 咲(白石美帆)にとって、元夫の二郎(綾部祐二)の優しくて人当たりがいいという一面は、五年の結婚生活をへて、優柔不断で頼りない男という評価に一気に転落していた。
番組内容2
だが人員整理という軋轢を生みやすい仕事の中で、彼の優しくて人当たりの良い一面が、効果的に働く事も。
 二郎が閉鎖候補の店長を必死に説得する姿に、咲は、結婚に反対していた自分の父親のもとに往復数時間かけて毎日通い、説得を続けた二郎の誠実さを思い出す。仕事のパートナーとしての頼もしさと、かつて自分が好きだった彼を改めて感じた咲の心は…?
出演者
木原二郎:綾部祐二 
根岸 咲:白石美帆 
木原めぐみ:秋元才加 
中野啓太:中村靖日 
木原三子:北川弘美 
高野 毅:篠田光亮 
内田 楓:疋田英美 
 ・ 
内田一子:小川菜摘 
江沢志穂:佐藤藍子 
森田茂樹:山口智充 ほか
スタッフ
【脚本】
伴一彦 
【音楽】
末廣健一郎 
得田真裕 
【主題歌】
ソンモ from 超新星「still love you」(♪YM3D) 
【エンディングテーマ】
Funky Galaxy from 超新星「ジーザス feat.アヴちゃんfrom女王蜂」(ユニバーサル J)
スタッフ2
【プロデュース】
後藤勝利(東海テレビ) 
仲 良平(よしもとクリエイティブ・エージェンシー) 
小池唯一(泉放送制作) 
亀井俊徳(よしもとクリエイティブ・エージェンシー) 
【演出】
木内健人 
【制作】
東海テレビ/吉本興業/泉放送制作
ご案内
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【昼ドラ公式ツイッターアカウント】
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【LINEアカウント】
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ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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