[PR]

 消費者の放射能に関する知識や理解度は低下してきているという傾向が、消費者庁が2013年から年2回実施している意識調査で明らかになった。同庁は「東京電力福島第一原発事故から4年以上が経過し、人々の関心が薄れ、頭から離れているのではないか」と分析している。

 調査は2、8月の2回、東日本大震災の被災3県と東京、大阪などの都市圏に住む20~60代の5千人余りを対象にインターネットを通じておこなっている。原発事故の風評被害対策の一環で、消費者の買い控えの理由などを探る目的。

 今年8月の6回目の調査では、「人体の外にある放射性物質からの放射線を受けることを『外部被曝(ひばく)』、空気、水、食物などを摂取して体内に取り込まれた放射性物質から放射線を受けることを『内部被曝』」と言うことを「知っている」と答えた人の割合は45%で、13年2月の第1回調査(68・4%)から20ポイント以上下がった。