ニュースほっと関西 ▽子どもを守れ〜犯罪心理学を学ぶ大学生が防犯マップを作成 2015.10.06


こんばんは。
10月6日火曜日ニュースほっと関西です。
では、きょう最初のニュースです。
TPP・環太平洋パートナーシップ協定の交渉は日本時間の昨夜、アメリカ・アトランタで開かれた閣僚会合で大筋合意に達しました。
こちらをご覧ください。
TPPの交渉に参加したのはアメリカやニュージーランドなど12か国。
人口を合わせると、およそ7億7000万人に上りGDPは世界の4割近くを占めます。
協定が発効すれば世界最大規模の自由貿易圏が実現する見通しです。
今回のTPPの大筋合意、関西では関税の引き下げで輸出が拡大すると期待する声がある一方、海外から安い農産物が輸入され農家の経営が圧迫されるなどと懸念する声も出ています。
日本の主食、コメ。
兵庫県豊岡市ではJAたじまが中心になって無農薬や減農薬で栽培するコメ、コウノトリ育むお米の輸出強化に取り組んでいます。
TPPをきっかけに競争が激しくなる中、コメの品質を高めることで生き残りを目指すことにしています。
ワインの関税は輸入価格の15%または1リットルあたり125円。
協定が発効すると8年目までに関税が撤廃され、価格が安くなる可能性があります。
食品の表示に関して法律の見直しを求められるのではないかという懸念も出ています。
この豆腐メーカーは遺伝子組み換えではない国産大豆だけで豆腐作りをしています。
日本では遺伝子組み換えの大豆などを食品に使っている場合、表示することを法律で義務づけています。
この表示義務についてメーカーではTPPの発効をきっかけに参加国が自由貿易の妨げになりかねないとして日本に見直しを求めてくるのではないかと不安を感じています。
関西の経済界は。
スタジオには濱本記者です。
TPPについて業界や業種によってプラスやマイナスの影響があるようですが私たち消費者にとってはどんな影響がありそうですか。
海外から輸入している食料品などについては関税の引き下げで安くなり消費者の家計には、おおむねプラスになるとみられます。
具体的に見ていきます。
まず牛肉です。
38.5%の関税は15年後には9%になります。
スーパーで売っている100グラム300円程度のロース肉だと単純計算すると2割ほど安い250円程度に下がる可能性があります。
続いて品薄の状況が続くバターです。
今回のTPP合意でニュージーランドやオーストラリアなどから最大で7万トンの輸入枠が設定されました。
輸入枠の関税も段階的に引き下げられるため海外から価格の安いバターが安定的に調達され慢性的なバター不足の解消につながることが期待されています。
魚介類の関税も一部撤廃されます。
このうちすしネタとして人気のマグロは現在3.5%の関税がかけられていますが発効から税率が段階的に引き下げられ11年目以降は撤廃されます。
スーパーや飲食店で提供されるマグロの価格が安くなる可能性もあります。
関西の経済界は、どのように対応したらいいんでしょうか。
専門家に話を聞いてきました。
気になる今後のスケジュールですが今回は大筋合意であって直ちに関税が引き下げられるわけではありません。
各国の政府が協定に署名し各国の議会で批准される必要があります。
ほとんどの品目で関税が引き下げられるにはまだ何年もかかります。
この時間を有効に使って関西の経済は海外との厳しい競争に勝ち抜く力をつける必要がありますしそれこそが関西経済の成長につながる原動力になってくると思います。
濱本記者でした。
ここまでTPP協定の大筋合意についてお伝えしました。
交際相手の女性を殺害したとして殺人の罪に問われた大阪府警の元巡査長に判決です。
大阪地方裁判所は警察官として人の生命を守る義務に違反して被害者の生命を奪い強い非難に値すると指摘し懲役18年を言い渡しました。
大阪・阿倍野警察署地域課の元巡査長、水内貴士被告はことし1月、交際していた病院職員の白田光さんの首を絞めて殺害した殺人の罪に問われました。
大阪地方裁判所で開かれた裁判員裁判で水内元巡査長は起訴された内容を認め検察が懲役20年を求刑したのに対し弁護士は懲役14年が適当だと主張していました。
判決で中山大行裁判長は強い殺意に基づく執ような犯行で悪質だ、結婚していることを隠して被害者と交際を続けており被害者に落ち度があったとはいえない警察官として人の生命を守る義務に違反して被害者の生命を奪い強い非難に値すると指摘し懲役18年を言い渡しました。
大阪府警察本部の安井正英監察室長は改めて被害女性、ご遺族、さらには被害関係者の皆様に深くおわびを申し上げますまた国民・府民の皆様にも申し訳なく思っており信頼の向上に向け努めてまいりますとしています。
判決を受け裁判長に小さく一礼する水内元巡査長を被害者の白田さん遺族は厳しい表情で見つめていました。
今回の事件のあとも大阪府警では元巡査部長が女性に集団で乱暴したなどとして逮捕され懲戒免職の処分を受けたほか埼玉県警では元巡査部長が強盗殺人などの罪で起訴されています。
記者会見した白田さんの父親は警察官の不祥事が後を絶たないことについてなぜ、そんな人を雇っているのか疑問だと警察への不信感をあらわにしました。
失われた信頼の回復を今後どう進めていくのか。
警察には重い課題が突きつけられています。
続いてシリーズ、子どもを守れです。
兵庫県では去年、神戸市で小学1年生の女の子が殺害された事件をきっかけに各地で子どもを守る取り組みが進められてきました。
こうした中、犯罪から子どもを守る役割を大学生など若い世代が担おうという動きが出ています。
ことし8月兵庫県三木市にある関西国際大学の学生たちが女の子が遺体で見つかった神戸市長田区の現場周辺を訪れました。
大学のゼミで地域防犯や犯罪心理を学んでいる学生たち。
草むらや空き地など大人の目が届きにくい場所を見て回り地域に防犯上の問題点がないか初めて現地調査を行いました。
調査の結果、地域では、これまであまり着目されてこなかった課題が浮かび上がりました。
その1つが子どもが非常時に駆け込む110番の家です。
議論の中で改善策も出されました。
学生たちは調査結果をもとに防犯マップを作成。
警察署に改善策を提案しました。
一方、インターネットやSNSが絡んだ犯罪やトラブルから子どもを守る取り組みにも学生が一役買っています。
養父市など兵庫県内の4つの市ではことし6月から小中学生にスマートフォンの安全な利用方法を教える教室を始めました。
教材作りから子どもたちへの指導まで教育学などを学んでいる兵庫県立大学や神戸大学の学生などが担当しています。
この日は若者が悪ふざけをしている様子を撮影してブログに投稿し問題になったケースなどを題材にしました。
学生たちが大切にしているのは子どもたちと直接、話をすることです。
子ども一人一人の反応や理解の程度を探り分かりやすい指導に生かしています。
では取材にあたった神戸放送局の浦林記者に聞きます。
子どもを守ろうと若い世代が動き始めたということですが取材したこうした取り組み、今後どのような形で生かされていくんでしょうか。
まず防犯マップですが今後、学校が警察と連携して授業の中で活用することなどが検討されています。
またスマートフォンの教室を取材して感じたのは子どものころからパソコンや携帯電話に親しんできた今の大学生ならではの説得力でした。
今後は大学生たちと子どもたちがスマートフォンを利用する際のルールを一緒に作る取り組みなどが進められるということです。
こうした若者による子どもを守る取り組みは今後、さらに広がっていきそうですか。
子どもを取り巻く環境の変化は親の世代には見えにくいものです。
それだけに子どもの世界を感覚的に理解できる若い世代が子どもを守る役割を担うことには大きなメリットがあります。
SNSの発達に伴って見知らぬ人との出会いなど子どもが犯罪に巻き込まれるケースは今後ますます増えるおそれがあり若者の力は子どもを守っていくうえで不可欠だと感じます。
そうした若者の力を生かすためにも私たち、大人や地域、それに行政がいかに若者の意見を柔軟に取り入れていくかが今後、重要になってくると思います。
神戸放送局の浦林記者でした。
こんばんは。
スポーツです。
和歌山県で開かれている紀の国わかやま国体。
陸上男子400メートルリレーで桐生祥秀選手が出身地の滋賀県チームを2位に導きました。
桐生は100メートルで日本選手初の9秒台の期待がかかる注目の選手です。
滋賀は第2走者まで中盤に位置するレース展開で第3走者は桐生。
一気に加速します。
2位まで順位を上げて第4走者にバトンを渡しました。
滋賀は予選、準決勝よりもタイムを縮めましたが2位でフィニッシュ。
優勝にはあと一歩届きませんでした。
一方女子400メートルリレーの決勝。
京都府がこれまでの記録を0秒07上回る44秒79の大会新記録で優勝しました。
スポーツでした。
2015/10/06(火) 18:10〜18:30
NHK総合1・神戸
ニュースほっと関西 ▽子どもを守れ〜犯罪心理学を学ぶ大学生が防犯マップを作成[字]

▽子どもを守れ〜犯罪心理などを学ぶ大学生たちが、神戸女児殺害事件の現地調査を行い、防犯マップを作成しました。子どもの目線に立った、若者ならではの取り組みを紹介。

詳細情報
番組内容
▽「若者の力で子どもを守れ」〜子どもが犠牲になる事件が後を絶たないなか、兵庫では子どもを守る役割を「若い世代」が担おうとしています。去年、神戸市長田区で小学生の女の子が殺害された事件。犯罪心理などを学ぶ学生たちが現地調査を行い、大人の目が届きにくい場所などを示した防犯マップを作成しました。子どもたちの目線に立った、若者ならではの取り組みをリポートします。
出演者
【出演】森田洋平,赤木野々花,中山奈奈恵

ジャンル :
ニュース/報道 – ローカル・地域

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