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 故・市川崑監督が駆け出し時代に作画した幻のアニメ「弱虫珍選組」(1935年)が、東京国際映画祭で上映される。昨年米国で見つかったフィルムを、監督の生誕100年を記念し、日本で披露する。

 35ミリのモノクロフィルムで約5分間。米映画芸術科学アカデミーが所蔵し、カリフォルニア大学ロサンゼルス校で保管されていた。

 少年侍の団子之助が悪者から女性を救う物語。製作当時、監督は京都市のJ・Oスタヂオ(東宝の前身)でアニメーターとして働いていた。主人公の造形には、監督が映画を志すきっかけとなったディズニーアニメの影響が見られる。