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ブザー緊急点検求める通達10月8日 17時34分
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今月、徳島市で、目の不自由な男性がバックしてきたトラックにひかれて死亡し、一緒にいた盲導犬も死んだ事故を受けて、徳島県トラック協会は加盟する県内の事業者に対して、バックする際に音が鳴って注意を促すブザーが作動するようになっているか、緊急に点検することなどを求める通達を出しました。
今月3日、徳島市の市道で、目の不自由な50歳の男性が、バックしてきた2トントラックにひかれて死亡し、一緒にいた盲導犬も死にました。
警察によりますと、トラックには、バックする際に音が鳴って周りに注意を促すブザーがついていましたが、スイッチが切られ鳴らない状態だったということです。
この事故を受け、徳島県トラック協会は8日、加盟する県内320の事業者に対して、ブザーが確実に作動するようになっているか、緊急に点検することなどを求める通達を出しました。
通達では、ブザーが付いていなかったり壊れたりしていないか確認することや、スイッチを切らないよう徹底することなどを求めています。
対象のトラックはおよそ6500台に上るということです。
現在の法律には、注意を促すブザーの設置や警報音を鳴らす義務は明記されていませんが、徳島県は義務化できないか、国土交通省などに提言することにしています。
徳島県トラック協会の郡信彦専務理事は「業界としても今回の事故を重く受け止めています。一方で、住民への配慮からブザーを鳴らさないこともあり、安全のためにできることを考えたいです」と話しています。
警察によりますと、トラックには、バックする際に音が鳴って周りに注意を促すブザーがついていましたが、スイッチが切られ鳴らない状態だったということです。
この事故を受け、徳島県トラック協会は8日、加盟する県内320の事業者に対して、ブザーが確実に作動するようになっているか、緊急に点検することなどを求める通達を出しました。
通達では、ブザーが付いていなかったり壊れたりしていないか確認することや、スイッチを切らないよう徹底することなどを求めています。
対象のトラックはおよそ6500台に上るということです。
現在の法律には、注意を促すブザーの設置や警報音を鳴らす義務は明記されていませんが、徳島県は義務化できないか、国土交通省などに提言することにしています。
徳島県トラック協会の郡信彦専務理事は「業界としても今回の事故を重く受け止めています。一方で、住民への配慮からブザーを鳴らさないこともあり、安全のためにできることを考えたいです」と話しています。