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伊方原発3号機 再稼働容認の決議案可決へ 県議会10月7日 18時20分
四国電力が再稼働を目指している愛媛県の伊方原子力発電所3号機について愛媛県議会で定例議会最終日の9日、最大会派の自民党などが「再稼働の必要性が認められる」とする決議案を本会議に提出して、可決される見通しとなりました。
伊方原発3号機は、ことし7月に新しい規制基準の審査に合格し、四国電力は愛媛県に再稼働への同意を求めるとしています。
愛媛県議会では、特別委員会が6日、早期再稼働を求める請願を採択したのに続いて、定例議会最終日の9日の本会議で、最大会派の自民党などが「再稼働の必要性が認められる」とする決議案を本会議に提出することを決めました。
決議案では、伊方原発3号機について、安全性は国や県によって厳正に審査・確認されており、県民の暮らしや産業活動のために再稼働が必要だとしています。
また、6日、安倍総理大臣が原子力災害に対し政府が責任を持って対処すると述べたことも踏まえ、愛媛県の中村知事に、国に対して、県民に原発の安全性や再稼働の判断について前面に立って説明し、理解を得るよう要請することを求めています。
さらに、原子力防災対策の継続的な充実を図ることや、再生可能エネルギーの導入を促すなど将来的に原子力に依存しない経済・社会構造を目指すよう国に要請することを求めています。
決議案は、自民党のほか、愛媛維新の会や公明党などの議員が賛成し、可決される見通しです。
伊方原発3号機の再稼働を巡っては、立地する伊方町の町議会が再稼働に同意する立場を示しています。
今後、中村知事は県議会や地元自治体の意見も踏まえながら、最終的な判断を示すとみられます。
愛媛県議会では、特別委員会が6日、早期再稼働を求める請願を採択したのに続いて、定例議会最終日の9日の本会議で、最大会派の自民党などが「再稼働の必要性が認められる」とする決議案を本会議に提出することを決めました。
決議案では、伊方原発3号機について、安全性は国や県によって厳正に審査・確認されており、県民の暮らしや産業活動のために再稼働が必要だとしています。
また、6日、安倍総理大臣が原子力災害に対し政府が責任を持って対処すると述べたことも踏まえ、愛媛県の中村知事に、国に対して、県民に原発の安全性や再稼働の判断について前面に立って説明し、理解を得るよう要請することを求めています。
さらに、原子力防災対策の継続的な充実を図ることや、再生可能エネルギーの導入を促すなど将来的に原子力に依存しない経済・社会構造を目指すよう国に要請することを求めています。
決議案は、自民党のほか、愛媛維新の会や公明党などの議員が賛成し、可決される見通しです。
伊方原発3号機の再稼働を巡っては、立地する伊方町の町議会が再稼働に同意する立場を示しています。
今後、中村知事は県議会や地元自治体の意見も踏まえながら、最終的な判断を示すとみられます。