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救助犬派遣で獣医師会と協定

10月07日 18時59分

救助犬派遣で獣医師会と協定

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災害の時に行方不明者の捜索にあたる災害救助犬がけがをした場合に獣医師が素早く治療にあたれるよう、救助犬を派遣する団体と三重県獣医師会との間で協定が結ばれました。
協定を結んだのは災害救助犬の育成や被災地への派遣を行っているNPO団体、日本レスキュー協会と三重県獣医師会です。
7日は津市に関係者が集まり、日本レスキュー協会の伊藤裕成理事長が「被災地で、救助犬がけがをすることは多い。現場で救護を受けられるのはありがたい」とあいさつして、協定書に署名しました。
レスキュー協会は災害の時に倒壊した建物の下などに閉じ込められた人を捜し出す災害救助犬を派遣する協定を、三重県との間で結んでいます。
しかし、活動中に救助犬がけがをしてもすぐに獣医師に連絡がつかないケースもあり、協定では獣医師会が連絡を受けると、近くの獣医師を現場に派遣することになっています。
三重県獣医師会の西山治生会長は「救助犬を助けるのは獣医師の責務だと思う。すばやく救護できる体制を作っていきたい」と話していました。

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