2015年10月8日11時37分
超大型の台風23号が接近している影響で、北海道は8日朝から各地で暴風や大雨に見舞われた。高潮による浸水被害が予想されるとして、根室市と別海町は計約2600世帯6200人に避難勧告を出した。気象庁によると、太平洋側東部は屋外にいるのが危険なほどの暴風となる見込みで、警戒を呼びかけている。
札幌管区気象台によると、午前10時25分に釧路市で最大瞬間風速37・7メートルを観測。台風は8日夜には温帯低気圧に変わるが、勢力は衰えない見込みで、9日にかけて予想される最大瞬間風速は太平洋側東部の陸上で35メートル、海上で45メートル。釧路市では8日午前8時過ぎ、男性(53)が路上で強風にあおられて壁に激突し、足にけがをした。
JR北海道は札幌と釧路、網走などを結ぶ特急24本を含め計174本を運休(午前11時現在)。空の便は女満別、中標津、稚内、釧路空港などの発着便が欠航した。
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朝日新聞社会部
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