※12月9日追記 「12月4日分のアップデート(パッチ)」に対応しました。
字幕版も発売され、盛り上がりも頂点に達している『Call of Duty: Advanced Warfare』。
そんな中、発売されたばかりということもあって、「どの武器が強いんだ?」という疑問は、多くのプレイヤーが抱いたことだと思います。
そこで、今日は私と友人で考えた『COD:AW』でおすすめできる強武器を、お伝えしようと思います。
(本記事は11月14日時点の『COD:AW』に依拠した内容となっております)
アサルトライフル
どれも強いです!!
というのも、本作では各種ブーストジャンプによって、移動の自由度がグッと増えたことにより、様々な距離で戦うことになるのですが、
特に、ジャンプしている間は、障害物も何もない空中に放り出されますから、必然的にミドルレンジ以上の距離で戦闘することになるのです。
そこで、遠距離から近距離まで万能に対応できるアサルトライフルは、最高クラスの強さを誇るといえるでしょう。
BAL-27
初期装備ながらにして、とても優秀。
初弾から数発は低レート、フルオート射撃で高レートになるという特性があるのですが、
これがフルオート癖の抜けない初心者にとっては、とてもありがたい特性。
何も考えず引き金を引くだけで、遠距離のスナイパーから近距離の遭遇戦まで見事に対応できてしまいます。
オマケにリロードも早いので展開力が高く、アイアンサイトも観やすいのでアタッチメントも不要…。
バランスブレイカーという程の性能ではありませんが、とにかく便利で素直なので、とりあえずカスタムに突っ込んでおいて損はありません。
(パッチ後の雑感)
パッチで大きく弱体化し、反動と射程が削られたようです。
それでも、以前の使いやすさは健在。気持ち程度に交戦距離を詰めることを心がければ、まだまだ十分な破壊力があります。
アタッチメントには、エイム時に移動速度を早める「ストック」、アサルトの心強い相棒「拡張マガジン」辺りがおすすめです。
アイアンサイトが見やすいので各種サイトは不要だと思います。
HBRa3
これもかなり強い。
こちらは、初弾から3発までは高レート、フルオート射撃で低レートになる特性を持っています。ちょうど、「BAL-27」と反対の性能ですね。
ですから、「BAL」ほどの安定は期待できない代わりに、確実に指切りしつつ戦闘できる上級者なら、むしろこちらのほうが優秀です。
遠距離においては本当に強く、遠くの敵兵をサクサク倒せてしまいます。ちょうど、『BO2』のSCARのような使い勝手でした。
ただし、「BAL」とは異なり、アイアンサイトは見づらく、リロードも遅いです。この辺りをどれだけカバーできるかで、「BAL」と使い分けが出来そうですね。
(パッチ後の雑感)
アップデートにより、こちらの銃も射程が削られ弱体化しました。ただし、「BAL-27」ほど露骨なNerfでもないので、むしろ相対的に強化されたとさえ言えるでしょう。
今後、よく見かける銃になりそうです。
アタッチメントには、各種サイトと、強い反動を弱める「グリップ」、エイム速度を上げる「クイックドローグリップ」辺りがおすすめです。
IMR
筆者が現状最も愛用してる銃です。私はまだ使いこなせてませんが、上級者が持つと一番危険な銃ではなかろうか、とすら思っています。
この銃は4点バースト銃ですが、全銃の中で最速のレート978RPMを誇り、ほとんどリコイルは無く、おあつらえ向きに36発も装填できます。
まず遠距離では敵なしです。無反動+高レートということで、タイミング次第では、スナイパーにも打ち勝てます。
更に、中距離においても、覗き込みの早さや威力も相まって、十分に対応できてしまいます。何という汎用性でしょう。
例えるなら、『COD4』で大暴れした「M16」、または『COD:MW3』のチャマスこと「Type95(修正前)」に近い性能です。
前作では不遇な扱いだった、3点バーストマニアには待望の武器と言えるでしょう。
何にせよ、AIMに自信のあるプレイヤーにとって、これほど頼りになる相棒はいないでしょう。調子がいいと、2人抜きや3人抜きは余裕です。
(パッチ後の雑感)
他の強力なアサルトライフル、特に「BAL-27」の弱体化に伴って、相対的に立場が向上したといえます。
相変わらず、4点バーストの安心感は中々で、しっかり中距離で仕留めてくれます。AIMに自信のある方は是非。
アタッチメントには、より射撃を収束させる「クイックドローグリップ」をベースに、低反動を活かした「サプレッサー」、近距離も対応する「レーザーサイト」も面白いでしょう。
サブマシンガン
先ほど述べたように、本作では各種ブーストジャンプによって、距離の開いた戦闘が多くなる以上、遭遇戦に強いSMGは相対的に弱くなりました。
それでも、補って余りある程に、全体的に性能が見直され、今までのSMGにあった「低威力・高反動」といった癖は、かなり丸くなったように思えます。
よって、ゲームバランスが全体的に見直された本作においても、ほぼ問題なくサブマシンガンは「強武器」としてのポジションを維持しているようです。
KF5
高レート・高威力と、ストレートに強力な銃。単純なDPSなら最強クラスです。
ただし、マガジン毎に最初の5発のみ威力が上がり、残りの35発は威力が下がる、という一風変わった特性を持ちます。
といっても、リロード時間も短い上に、反動も小さく精度も高いので、そこまで意識するほどのデメリットではないでしょう。「リロードすれば威力が上がる」という程度の認識で十分です。(リロード中に死んだら本末転倒ですし)
基本的には、5点バースト銃と考えて運用し、いざという時にフルオートする運用がオススメです。
(パッチ後の雑感)
ARの弱体化によって、元々強かったSMGが頭角を現してきましたね。その中でも、「KF5」の使い勝手は特に優れていて、個人的にも使っていて楽しい銃だと思います。
アタッチメントには、下の敵が見辛いのでサイトを改善する「レットドットサイト」、レートから「拡張マガジン」がいいですね。
SAC3
使ってみると、意外にも使えるという声の大きい、高いポテンシャルを秘めたSMG。
本当に中距離以上の距離では使えませんが、近距離ではとんでもない火力で敵をバッタバッタとなぎ倒せます。
特に、少しエイムがずれると仕留め損なうショットガンとは異なり、確実に敵を削りきれるのが大きいです。
アタッチメントには「ラピッドファイア」「レーザーサイト」「アドバンスドライフリング」に加え、Perkで「ガンホー」を装備すれば、近距離で無類の力を発揮できます。
ショットガン/スナイパーライフル/ヘビーウェポン
例年通り、性能は控えめですが、本作の新要素によって最も面白くなった武器、それがショットガンです。
本作で追加された、各種ジャンプを使いこなして敵に喰らいつき、ドカンと吹っ飛ばす快感は、名作『DOOM』を思わせる中毒性があります。
それなりにゲームをこなして全体像を把握したら、是非使っておくことをオススメします。本当に面白い銃になりました。
スナイパーライフルに関しては、本作において「移動の自由度」が格段に増えたことと中距離戦が増えたことで、グッと使いやすくなりました。
特に、「Exo アビリティ」の「ホバー」と合わせてみてください。
「ホバー」によって簡易的なキャンプポイントを作り、敵の頭上からズドンとやった後、ジャンプで急降下して逃げる、あの快感。たまりません。
ヘビーウェポンでは、EM1が群を抜いて強いです。特にマウス操作のPC版では、腰だめで近距離から遠距離まで無双できます。ってか強すぎ。
TAC12
ショットガンのなかでも、この「TAC12」の安定性は頭ひとつ抜けてます。
エイムさえ合っていれば、中距離でも一発で仕留められる程の威力。それに最速の移動速度も魅力ですね。
…というか、他のショットガンがどうしようもなく弱い。低威力・高レートなら、上記の「SAC3」の下位互換なんですよね。
アタッチメントには、一撃率を上げるために「レーザーサイト」、反動を下げて連戦に対応できる「フォアグリップ」などがオススメです。
Perkの「ガンホー」「ライトウェイト」と合わせて、ガンガン突撃しましょう。
MORS
スナイパーライフルでは、これが最も安定した銃でしょう。
全距離において一撃で仕留める威力、持ち替えの早さ、リロード不要故の高い継続戦闘力。
QSで敵を倒せる上級者から、とりあえず狙撃がしたい初心者まで、ほとんどのニーズに答えられる、素晴らしい性能を誇ります。
何より、実質的にリロード不要というのが、使っててかなり便利に感じました。(この銃にはマガジンがなく、ボルトアクション毎に弾が装填されます)
サーチ&デストロイや、ドミネーション等で、要所を決め打ちする際に、この特性のおかげで優位に立てます。
アタッチメントですが、手ブレを抑える「CPU」SRは広範囲を索敵するので、「トラッカー」があるとかなり便利だと感じました。
パークには、走りながら装填できる「ファストハンド」がかなり便利です。
Pytaek
不遇なヘビーウェポンのなかで、このPytaekは、中々どうして使える性能です。
まず、この銃には、初弾の10発まで反動が全くないという特性があります。これは『COD』において最も高精度なAR「ACR」一家をも上回る精度だとか。
その一方では100発も装填できるベルトリングが付いており、狙撃も制圧射撃も可能という、脅威の二面性を秘めた銃なのです。
これによって、ドミネーションのようなオブジェクトルールや、遠距離主体のマップにおいては、思った以上の活躍をしてくれます。
「架空銃ばかりでつまんねえよ!」という硬派なミリタリーマニアの方に、是非使っていただきたい一本です。(本銃のモデルは「LSAT」)
(パッチ後の雑感)
パッチによって更に威力が強化され、加えてヘビーウェポン全体が見直されていることもあって、十分に実戦武器と言えるでしょう。
一方、「EM1」という強力なライバルも存在するのですが、腰だめの「EM1」、エイムの「Pytaek」という具合に、十分住み分け出来ると思います。
アタッチメントは、無反動を最大限に活かせる「ターゲットエンハンサー」「ハイブリッドスコープ」、キャンプのお供に「トラッカー」、ランボープレイのお供に「拡張マガジン」「ラピッドファイア」などいかがでしょうか。
EM1 Quantum
近未来設定の本作でも、使い勝手からビジュアルまで大きく異なる銃、それが「EM1」です。
「EM1」はバッテリーを介して熱線を撃ちだす銃で、弾薬が無尽蔵にある代わりに、オーバーヒートによって長時間打ち続けることは出来ません。
ですが、この銃の特筆すべきは、その「腰だめ時の精度」と「瞬間火力」でしょう。
まずこの銃は、どれほど連射しても、常に弾痕が一点にまとまるという恐ろしい精度を誇ります。
更にレートが恐ろしく高く、敵にしっかり当て続けた場合、そこいらのAR、SMGを遥かに上回る火力を叩き出します。(更にパッチで威力が強化されました。)
これにより、エイムがしっかりしたプレイヤーが使うと、近距離~中距離では大抵の銃に撃ち勝ってしまえるのです。
更に、サプライドロップにより攻撃力が強化されたバージョンも手に入るとのこと。CS版ならいざ知れず、PC版ではこの銃が猛威を振るっているようですね。
アタッチメントには、実は強い反動を抑える「フォアグリップ」、専用アタッチメントで、オーバーヒートへと耐性を強化する「ヒートシンク」がかなり強力です。
総論
さて、結論に入りましょう。
ずばり、redditその他インターネットを徘徊したり、自分で使ってみたりして、考えてみた武器の強さは
「BAL>HBRa3=SAC3=IMR>KF5=MORS>>>ガチ武器の壁>>>TAC12=その他AR=その他SMG>Pytaek=Atlas 20mm>>>ネタ武器の壁>>>その他SR=その他SG=Heavy weapons」
…といった具合でしょうか。
いやー、まずARが本当に強いです。でも、ただ強いだけじゃなくて、初弾が強いとか、フルオートが強いとか、精度がやたら高いとか、とにかく色々な特性を入れていたのが印象に残りました。
今までの「強武器」というのは、どうしても消去法的に選ばれたもので、使っていても面白いものではなかったのですが、
本作の場合はプレイヤーの個性が反映するように、色んなオルタナティブが用意されていて、以前特集した「Exo アビリティ」と相まって、とてもカスタムが楽しいです。
これから字幕版で日本人プレイヤーが増えた環境が、本当に楽しみですね。
余談ですが、上記の武器ばかり使っていたので、まだまだ強武器が眠っているかもしれませんし、パッチの修正次第でひっくり返るかもしれません。
上記の「強武器ランキング」は、あくまで個人の主観によるものですので、何か情報があったらブコメなりTwitterなりにお願いします。
よろしければ「最強パーク編」もどうぞ!
(参考文献)
Advanced Warfare weapon stats and competitive bans suggestions : CoDCompetitive