ニュース詳細
ロシア シリアにカスピ海から巡航ミサイル10月8日 5時13分
k10010262811_201510080543_201510080548.mp4
ロシアは、過激派組織IS=イスラミックステートの壊滅のためだとしてシリアで続けている空爆に加え、7日にカスピ海からの巡航ミサイルによる攻撃に踏み切るなど軍事攻勢を強めています。
ロシアのプーチン大統領は7日にショイグ国防相と会談し、シリアで続けている軍事作戦について報告を受けました。このなかでショイグ国防相は、カスピ海に展開する4隻の艦船から7日朝、26発の巡航ミサイル「カリブル」が発射され、およそ1500キロメートル離れたシリア国内の、過激派組織ISや国際テロ組織アルカイダ系の「ヌスラ戦線」などの11の施設を破壊したと報告しました。
ロシア国防省によりますと、カスピ海から発射されたミサイルは、シリアでの軍事作戦で協力するイランとイラクの上空を通過してシリア領内に着弾したということで、ロシアが空爆を始めた先月30日以降、巡航ミサイルの使用が確認されたのは初めてです。
ロシアの空爆を巡ってアメリカなどは、自分たちが支援した反政府勢力も標的となっていると主張して、空爆はアサド政権を支援するものだとみています。
ロシアが今回、巡航ミサイルを使用するなどして軍事攻勢を強めたことで、アメリカなどからの非難が一段と強まることが予想されます。
ロシア国防省によりますと、カスピ海から発射されたミサイルは、シリアでの軍事作戦で協力するイランとイラクの上空を通過してシリア領内に着弾したということで、ロシアが空爆を始めた先月30日以降、巡航ミサイルの使用が確認されたのは初めてです。
ロシアの空爆を巡ってアメリカなどは、自分たちが支援した反政府勢力も標的となっていると主張して、空爆はアサド政権を支援するものだとみています。
ロシアが今回、巡航ミサイルを使用するなどして軍事攻勢を強めたことで、アメリカなどからの非難が一段と強まることが予想されます。