2015年10月7日03時00分
同志社大・京田辺キャンパス(京田辺市多々羅)の食堂が今月から、体育会クラブに所属する学生向けの「アスリート食」の提供を始めた。夜遅くまで練習する学生も栄養価の高い食事をすぐにとれるようにし、体づくりに役立ててもらう狙いがある。
体育会OBらでつくる組織「同志社スポーツユニオン」が、大学と大学生協に協力を呼びかけて始めた。申込制で、練習が終わる時間に合わせて午後8~10時に、栄養士が考案した食事を提供する。ラグビー部、硬式野球部など約130人が申し込んでいる。
1日のメニューは、煮込み風ハンバーグ、豚汁、ご飯、小鉢四つで計約1400キロカロリー、846円。野菜を多くしつつ、毎日同じメニューにならないように工夫しているという。
3回生でアメリカンフットボール部員の岡本陸(ろく)さん(21)は「下宿暮らしだとどうしても食事が偏ってしまう。この値段でバランスの良い食事が食べられるのは助かります」と笑顔でほおばっていた。
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