/ど・みそ京橋本店@銀座一丁目にてみそらーめん(背脂なし)/秋葉原田中そば店@末広町にて中華そば/
昨夜のアルコールを全身全霊で分解して、出社。
以前の私ならば一秒も考えずに有給消化ですが、なんでこんなに頑張っているのか全く分からない。
移動中にお昼にすることにして、8/18にリニューアルされたど・みそ京橋本店@銀座一丁目(中央区京橋)へ、やっと訪問。
先ず店先がスッキリと改装されてドアが二つに、左側は従来通り入店用で、右側はお土産麺対応です。
店内に入ると厨房、客席のレイアウトは変わらず、席数が11席と2席増え、クーラーも増設されていました。
券売機の場所は同じで、メニューと値段は同じかな。
色々と食べたいメニューもありましたが、今日のところは基本のきのメニューにしました。
店内で少し待ち、一番奥の席に案内されてお冷を飲んでいると、みそらーめん(背脂なし)780円がカウンター越しに渡されました。
あちこちのど・みそに訪問していますが、(背脂入りのこってりも同額なので)非こってりは初めてだと思います。
想像していた以上にさっぱりした味噌スープ、美味しいことは美味しいのですが背脂の有無で全く違う印象になるのか、そもそもベースの豚骨スープが薄いのか。
浅草開化楼の縮れた太麺は固めに茹であがっていて、ちょっとスープと離れているように感じました。
それでも店内満席を維持しているから、地のお客さんの好みに合っているのだと思います。
モヤシは芯が残っているかのような硬い茹で加減、コーンも冷たい、ニラはちょっとだけ。
これを「味が落ちた」と表現するネット情報を見かけますが、それはつまり「自分の舌(味覚)は変わっていない」ことが前提ですよね。
一流の料理人でも加齢や体調で味覚が変動するというのに、「自分は変わっていなくて、変わったのは料理の方」と言い切れる自信は私にはありません。
同じ様に、今日の味がブレではなく変化と思える自信も無いので、正直に今日のスープの感想を伝えることしかできません。
スルッと食べてしまってご馳走様でした、また、食べに来ます。
夜は思うところがあって秋葉原まで出向き、ああ、本当ならば末広町まで電車で行くべきですが地下鉄代節約のため秋葉原で降ります。
秋葉原田中そば店@末広町(千代田区外神田)(ホームページ)、田中そば店は田中商店のセカンドブランドなのですが、各支店は全て独立した会社で、GMSホールディング・グループとしてまとまっているのですね。
つまり、このお店の正式店名は「秋葉原田中そば店」であって、「田中そば店秋葉原店」ではないのですが、どこグルメサイトを見ても「田中そば店秋葉原店」と紹介されています。
開店したのは2012/3ですから、3年半の間に何かあったのかも知れません。
店内は通り側のガラス戸を全て開け放っていて、店内の照明が通りに溢れかえっています。
店外の券売機でプラ券を買い、店内に入って18席のカウンターの空いた席に案内されると、照度の割に暑くありません。
見上げると全ての照明がLED電球、これは明るくて料理がとても美味しく見えるけど、私の古いコンデジではホワイトバランスが取れません(マニュアルで取ればいいんだけどね)。
メニューは中華そば、ねぎそば、肉そば、山形辛味噌らーめん、冷やかけ中華そばの5種類ですので、醤油味と味噌味ってことですね。
中華そばには背脂増しの「こってり」もお願いできますが、とりあえず今日はいいかな、と
程なくして中華そば750円。
喜多方ラーメンをベースと言えば聞こえはいいけど、豚骨の清湯スープで平打ち縮れ麺という見た目しか共通点がありません。
スープは雑味、臭みを徹底的に排除して都会風、雑味と臭みを程よく感じたい派の私にとっては「美味しいだけのスープなのか」と、ちょっと物足りません。
合わせた麺は平打ち縮れ麺ですが、かなりの太麺、やや柔らかめに茹で上げてあってとてもスープに合っています。
値段不相応の大きさのトロっとろのチャーシューが三枚、、濃いめに味付けされた細切りメンマ、多めの薬味ネギ。
途中、卓上に用意してある特製唐華を勧められるままにスプーンひとさじ、辛味ではなく雑味がたっぷりと入ってとっても好みの味わいになりました。
スルッと食べてしまってご馳走様でした。
2015年10月02日
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人間の味覚にも絶対はないと私も思います。
味覚に思い入れが邪魔をすることがあるかもしれませんね。ヒトは感情に支配されていますから。
その記憶は、時間の経過でまた様々な色彩を放つように思います。
ふらわさんの深層解釈は、いつも読み手に優しく問いかけてきますね。
あなたはどうですか?と。
いつもコメントありがとうございます。
味覚に限らず、五感は全てそう、つまりその人の経験や推敲に左右されると思います。
色々な人の色々な意見を聞きたい、知りたいので、先に自分の意見や考え方を書くようにしています。
私の考えや感じ方を否定するのではなく、「私はこう感じる」ってのを知りたいですね。
茹でもやしって時点で騙せる客も限られてきます。
缶詰のコーンに温かさを求めて次世代みそラーメンもないですよね。
塩ラーメン、醤油ラーメンが殆どだった関東近郊に、味噌ラーメンをもたらしたのは、どさん子大将が定説です。
スープと味噌を野菜と共に大きな中華鍋を振って温めてスープを作る手法を、北海道方式と呼ぶ人もいます。
北海道方式に対して、醤油ラーメンと同じ様にスープに味噌ダレを溶いて(中華鍋を振らずに)スープを作る方式を、東京スタイルとしてど・みそが提唱しています。
>缶詰のコーンに温かさを求めて次世代みそラーメンもないですよね。.
そうでしょうか。
味噌ラーメンにはとてもコーンが合いますし、ラーメンの値段を考えればホールコーンが妥当だと思います。
缶詰以外のコーンを年間を通して提供するのは、難しいと思います。
私は北海道出身ですのでかつて地元のラーメン屋さんで見たところ
「野菜を蒸し焼きにするのに使ったスープ」で丼の味噌だれを割っていました。
(↑の表現方法は人によって違うかも知れません)
都民になって十数年。「どさん子大将」は見たことも聞いたこともなかったです。
今度探してみますね♪
ふらわさんには色々なことを教えていただいて感謝しています。
本当ですよ♪
味噌タンメンを作る調理方法を、北海道方式と呼んでいます。
>「野菜を蒸し焼きにするのに使ったスープ」で丼の味噌だれを割っていました。
・丼に味噌ダレを入れておく。
・野菜をスープと共に煮込み、中華鍋の野菜をお玉で押さえながら、煮込んだスープだけを丼に注いで味噌と合わせてスープと完成させる。
・完成させたスープに茹で上げた麺を入れ、さらに野菜を盛り付ける。
でしょうか。
どさん子大将は、殆どがロードサイドにあります。お店はこちらで探してみてください。
http://www.dskgroup.co.jp/
>ふらわさんには色々なことを教えていただいて感謝しています。
ありがとうございます。
単なる個人的な感想であることも多いです、お気を付けください。