はてなブログの<今週のお題>が「結婚を決めた理由」なので、書いてみます。
といっても私は未婚者なので、そのまんまじゃ絶対に書けません。
だから、知人のブログを引用したりしつつ、私がどういう理由で結婚を決めるだろうなあ、というのをぼんやり書いてみます。や、一生結婚できないかも知れませんが。
というわけで、まず引用を。
しばらく前に何度かお会いしたmeymaoさんの、最近のブログ記事です。ご主人のことを二人称で「僕」と呼んでおられるという話。
その中の一文で、
たぶん、大人として明確に性別とその役割を区切られた従来の家庭教育にあった「夫像」から、遠く離れた静謐なところに僕がいるのが、私が僕と結婚した最大の理由なのだと思う。
僕の呼び名 - 本トのこと。
という一節があり、語彙がなくて申し訳ありませんが、「とてもいいなあ」と思ったのでした。
昨今は、安倍政権の「女性支援」の声の高まりなどもあり、男性がどうだ女性がどうだの議論が良くも悪くも高まっています。私自身、ビジネス書の仕事でそういうところに深く関わる経験をさせてもらったりもして、いろいろ考えました。
夫婦って、子どもを持つって、個々の家族にとっても社会にとっても簡単じゃなくて、だからこそいろんな思い遣り・助け合いが必要なのだなと思ったものでした。
ですが、そういうのはとりあえず脇に置いて。
大人の男性はかくあるべき、大人の女性はこんな風でなきゃいけない、夫や妻の役割はなんだとかそういう話を抜きにして、自然と惹かれ合える人と一緒になりたいなあと、よく思うのです。
別に、お見合いとか、街コンとか合コンとかで相手を探すのも悪くないと思います。顔がかわいいかっこいいとか、外見で入るのもいいと思います。
あくまでそういうのはきっかけで、お互いを知っていくうちに、良い悪いは見えてくるでしょうし。
逆に、何もしないと本当に何も起きないですよね。
また、ある程度の妥協は絶対に必要でしょう。完全完璧に自分の好みに合う人なんて、自分が創作やらプログラミングやらで創り出す以外に存在しないでしょう。
……そういうのが実現しちゃう世界も、いつか来るのかも知れませんが。
どこぞやで誰かに「両想いなんてありえない」と言われました。
私も上記の通り、完全完璧な両想いはありえないと思います。
でも、「知ってる人の中ではとりあえずこの人が一番気が合うよ」って人同士でくっつくことくらいは、割となんとかなるんじゃないでしょうか。
とかなんとか夢見がちな私だから、いつまでたっても独りなのかも知れませんが。
今週末は親友の結婚式で、ご祝儀握りしめて神戸へ日帰り往復してきます。
私の財政が一層締め上げられるんですが。
まあでも、誰かと結婚するって、とても素敵なことだと思いますから。
写真はなんとなく、北海道最南端の「立待岬」を一人で訪れたときの写真。