トップページスポーツニュース一覧プロ野球 誤審が順位左右の可能性 対策必要に
ニュース詳細

プロ野球 誤審が順位左右の可能性 対策必要に
10月8日 0時06分

プロ野球セ・リーグは、7日でレギュラーシーズンが終了し、最終戦までもつれた順位争いは阪神が3位で、クライマックスシリーズに進み、広島が0.5ゲーム差の4位に終わりました。両チームの直接対決での「ビデオ判定」による誤審が、結果的に順位を左右した可能性もあり、今後の対策が求められています。
先月12日に甲子園球場で行われた阪神対広島の試合では、2対2の延長12回、広島・田中選手のセンターフェンス際への打球が、ビデオ判定のすえスリーベースヒットと判定されました。
その後、この打球は実際にはホームランで誤審だったことが分かりましたが、記録は訂正されず、試合は2対2のまま引き分けとなりました。
この試合で、田中選手の打球がホームランと認められ、広島が勝っていた場合は、阪神と広島の最終順位が入れ代わっていた可能性もあり、今後の対策が求められています。
NPB=日本野球機構では、今月10日に始まるクライマックスシリーズと、その後の日本シリーズでは、待機している審判を含めて通常5人で行っているビデオ判定に、それぞれのリーグの統括が加わることを決めるなど、再発防止への取り組みを始めることにしています。

関連ニュース

k10010262661000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ