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第3次安倍改造内閣 全容明らかに
10月7日 2時04分

第3次安倍改造内閣 全容明らかに
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安倍総理大臣が7日行う内閣改造の全容が明らかになりました。新設する一億総活躍担当大臣に官房副長官の加藤勝信氏、環境大臣に参議院議員の丸川珠代氏、沖縄・北方担当大臣に参議院議員の島尻安伊子氏の起用が固まりました。また、石破地方創生担当大臣の留任も内定しました。
安倍総理大臣は、去年の衆議院選挙後に発足した第3次安倍内閣で初めてとなる内閣改造を、7日、自民党の役員人事と併せて行うことにしていて、その全容が明らかになりました。

それによりますと、麻生副総理兼財務大臣が留任、高市総務大臣が留任、法務大臣に自民党参議院議員副会長の岩城光英氏、岸田外務大臣が留任、文部科学大臣に自民党広報本部長の馳浩氏、塩崎厚生労働大臣が留任、農林水産大臣に自民党TPP対策委員長の森山裕氏、経済産業大臣に衆議院議院運営委員長の林幹雄氏、太田国土交通大臣の後任に公明党政務調査会長の石井啓一氏、環境大臣に参議院厚生労働委員長の丸川珠代氏、中谷防衛大臣が留任、菅官房長官が留任、復興大臣に元国土交通副大臣の高木毅氏、国家公安委員長兼行政改革担当大臣に自民党行政改革推進本部長の河野太郎氏、沖縄・北方担当大臣に参議院環境委員長の島尻安伊子氏、甘利経済再生担当大臣が留任、今回の改造に合わせて新設する一億総活躍担当大臣に官房副長官の加藤勝信氏、加藤氏は拉致問題担当大臣と女性活躍担当大臣も兼務します。石破地方創生担当大臣が留任、遠藤オリンピック・パラリンピック担当大臣が留任となっています。
今回の改造では初入閣が9人、再入閣が1人、留任が9人、女性閣僚は3人となりました。

また、衆議院の官房副長官に自民党総裁特別補佐の萩生田光一氏の起用が決まり、参議院の世耕官房副長官は留任が内定しました。総理大臣補佐官は元法務副大臣の河井克行氏と、元総務副大臣の柴山昌彦氏が新たに起用されるほか、自民党参議院議員の衛藤晟一氏、国土交通省出身の和泉洋人氏、元中小企業庁長官の長谷川榮一氏は、それぞれ留任することが決まりました。

一方、自民党の役員人事では、新たに佐藤国会対策委員長の再任が決まったほか、安倍総理大臣は、これまでに谷垣幹事長、二階総務会長、稲田政務調査会長、茂木選挙対策委員長の党4役と、高村副総裁の再任を固めています。

安倍総理大臣は7日午前、自民党の役員人事を正式に決定するのに続いて、臨時閣議で閣僚の辞表を取りまとめます。そして、午後に公明党の山口代表と党首会談を行ったうえで、総理大臣官邸に組閣本部を設置して内閣改造を行い、菅官房長官が閣僚名簿を発表することにしています。その後、皇居での認証式を経て、夕方にも第3次安倍改造内閣が正式に発足する見通しで、安倍総理大臣は7日夜、記者会見を行い、閣僚人事のねらいや、今後の政権運営などについて、みずからの考えを明らかにすることにしています。

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