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【大相撲】

白鵬、九州場所休場も

2015年10月7日 紙面から

若い力士を指導する白鵬(右)=東京都墨田区の旧宮城野部屋で(岸本隆撮影)

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 左膝の炎症のため秋場所を3日目から途中休場した横綱白鵬(30)=宮城野=が6日、体調が戻らなかった場合には九州場所も休場する可能性を示唆した。

 この日、休場後初めて稽古場(東京都墨田区の旧宮城野部屋)に姿を見せた白鵬は、バランスを養うゴム製のクッションに乗ったり、軽い四股や若い力士と組むなどして汗を流した。

 「気持ちいいです。体がほしがりますね。ちゃんと四股が踏めるようになったら巡業に参加したい」と笑みを浮かべた。その一方で、九州場所の話題になると「初場所からでも、というのもあるし」と語った。

 もちろん、秋巡業に途中参加してそのまま九州場所出場を目指すが、「やっぱり美しい体、元気な姿を(ファンは)横綱に求める。万全の体勢で土俵に上がるのは、ある意味ファンに対しての常識、礼儀だと思う。何場所かけても、いい状態で臨めばいいかなと、きのう思いました」と無理はしない方針だ。

 13日に東京都内の病院で再検査を受けてからスケジュールを考えるという。「おいしいものをいただいてたけれど、体重は少し落ちたかも」と笑うが、稽古の最後にそんきょすると、途中で立ち上がった。「こんなの初めてだね」とまだ不安は残る。 (岸本隆)

 

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