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00年6月の南北朝鮮首脳会談に絡む北朝鮮への秘密送金事件を捜査している韓国特別検事チームは17日夜、資金の不法な調達に関与した疑いで朴智元(パク・チウォン)前大統領秘書室長(元文化観光相)を緊急逮捕した。韓国メディアが一斉に伝えた。金大中(キム・デジュン)前大統領の側近として事前に報告をしていたかどうかや、送金の目的が首脳会談と引き換えだったのかなど、真相解明へ捜査は山場を迎えた。
今のところ金前大統領まで罪に問われることはないとみられているが、検察当局が事情聴取に踏み切る可能性はある。いずれにしても歴史的な会談に傷をつけ、太陽(包容)政策を引き継いだ盧武鉉(ノ・ムヒョン)現政権のイメージ低下を招くことは必至だ。
一連の疑惑は、首脳会談を前に韓国産業銀行が現代グループに巨額の融資を行い、現代側が北朝鮮に総額約5億ドル送ったというもの。朴前室長は00年春、シンガポールや中国で北朝鮮側と接触し、首脳会談実現に向けて地ならしをしたとされる。
この事件ではすでに李瑾栄(イ・グンヨン)前金融監督委員長(元韓国産業銀行総裁)や李起浩(イ・ギホ)元大統領経済首席秘書官が逮捕され、林東源(イム・ドンウォン)前大統領特別補佐役らも事情聴取を受け、前政権中枢部まで捜査の手が及んでいた。
(06/18 00:23)
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