技術 携帯用電子式陰茎動脈血流増進器

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本発明は、電子式陰茎動脈血流増進器に関し、より詳しくは、小型で携帯が容易であり、電子式で陰茎筋肉の膨脹及び収縮運動を実施することにより、海綿体の血流運動を活発にさせ、狭くなった血管を正常に回復させるか、つまった血管を通すことができる携帯用電子式陰茎動脈血流増進器に関する。

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一般的に、陰茎は、男性の交接器官であって、陰茎根、陰茎体及び亀頭など３つの部分に分けられる。 陰茎は、勃起組織であって、２つの陰茎海綿体と１つの尿道海綿体そして尿道海綿体の前部が拡張した部位である亀頭で構成されている。 これらの海綿体の内壁には結合組織と平滑筋からなる多くの支柱が網模様で交差しており、その間に数多くの小さな空間である陰茎海綿体洞及び尿道海綿体洞が形成されているためその構造はあたかもスポンジと類似するように形成されている。

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海綿体洞は一種の終動脈であるが、互いに連結されており、動脈血がここに入っていて静脈血が出ているため常に血液で満ちている。 このような海綿体洞の血管が何らかの原因によってつまったり狭くなったりした場合、正常な血液の流出口に障害が生じるようになる。

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従って、最近には上記のような問題点を解決するために手動で作動する器具を用いて問題点を解決しようとしているが、使用者によっては手動で作動するため特に効果が見られないとの問題点がある。

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従って、本発明は、上記のような従来の問題点に鑑みて創出されたものであり、その目的は、電子式で陰茎を膨脹及び収縮運動させ、海綿体の血流の活動を活発に成すようにすることにより、陰茎筋肉内の狭い血管を正常回復させるか、つまった血管を通すことができる携帯用電子式陰茎動脈血流増進器を提供することにある。

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従って、上記のような目的を達成するための携帯用電子式陰茎動脈血流増進器は、本体部と、本体部の内部に形成され、吸気弁口及び排気弁口を通じて空気を移動させるようにポンピング作動するピストンポンピング部と、ピストンポンピング部の吸気弁口に連結され、空気を吸気させて流路を変更させる第１電子式３方向切替弁と、ピストンポンピング部の排気弁口に連結され、吸気された空気の流路を変更させる第２電子式３方向切替弁と、第１電子式３方向切替弁及び第２電子式３方向切替弁によって作動して陰茎を膨脹及び収縮させる、陰茎嵌入ホール及び陰茎シール部を有する円形増進管と、第１電子式３方向切替弁、第２電子式３方向切替弁及びピストンポンピング部を制御する中央制御部とで構成される。

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このように本発明によれば、陰茎海綿体洞がつまったり狭くなったりした場合、正常な血液の流出口に障害が生じて陰茎の勃起不全や早漏の原因になるので、本発明は、陰茎を密閉された円形増進管に挿入させた後、膨脹及び収縮運動を３分間高速で５ｍｍ前後で長さ方向に往復運動させることにより、つまったり狭くなったりした海綿体洞の血管を通して正常な血の巡りになるようにするので、勃起不全や早漏などの原因を予防するだけでなく、膨脹及び収縮運動により、陰茎筋肉を拡張させて強くする効果がある。

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上記のように構成された本発明の携帯用電子式陰茎動脈血流増進器について具体的に説明する。 本発明の電子式動脈血流増進器は、本体部２の内部にモーター４を有するピストンポンピング部６が形成される。 モーター４の回転によって直線往復運動するピストンポンピング部６のポンピング作動によってポンピングされて空気を移動させるピストンポンピング部６には吸気弁口１２を通じて吸いこんで、吸入された空気を排気弁口１４を通じて排出させるように形成される。 ピストンポンピング部６の作動によって吸入される空気と排出される空気の流路を変更させるために第１電子式３方向切替弁１０及び第２電子式３方向切替弁２０が形成される。

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上記第１電子式３方向切替弁１０及び第２電子式３方向切替弁２０、ピストンポンピング部６は空気の流れを変える作用をすることとなり、このような動作は円形増進管３０に挿入された陰茎を膨脹及び収縮させるようになる。 上記第１電子式３方向切替弁１０、第２電子式３方向切替弁２０及び円形増進管３０はＴ型連結管２５によって連結されており、第１電子式３方向切替弁１０、第２電子式３方向切替弁２０及びピストンポンピング部６はそれぞれ連結管２１、２３によって連結されている。

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円形増進管３０は、陰茎が挟まれた状態で内部空気が流出しないように陰茎嵌入ホール４２を有する陰茎シール部４０が形成される。 また、円形増進管３０の一端部側には器具の異常時、内部の真空圧を解除できる安全弁３８が形成される。 陰茎シール部４０は、陰茎が挟まれて膨脹する場合、同時に膨脹されなければならないため伸縮性のあるシリコーンなどの柔らかい材質からなっている。

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円形増進管３０の内部空気を膨脹及び収縮させるために作動する第１電子式３方向切替弁１０、第２電子式３方向切替弁２０及びピストンポンピング部６を制御するように中央制御部１００が形成される。 また、中央制御部１００及び各装置に電源を印加する電源部１０６と、ピストンポンピング部６などを作動させるスイッチ部１０２と、中央制御部１００によって全体的な作動状態を知らせるＬＥＤ部１０４及び表示部１０８とが形成される。

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以下、添付の図面を参照して本発明による携帯用電子式陰茎動脈血流増進器の機能及び作動状態について詳細に説明する。 図１は、本発明の携帯用電子式陰茎動脈血流増進器のブロック図であり、図２は、本発明の携帯用電子式陰茎動脈血流増進器を示す図である。 本発明の陰茎動脈血流増進器は、使用者が電源部１０６の電源を印加させた後、スイッチ部１０２の必要なスイッチ(オンスイッチ、中間スイッチ、オフスイッチ)を押して作動させる。 そうすると、ピストンポンピング部６が作動し、これによって円形増進管３０も作動し、陰茎嵌入ホール４２に挿入されている陰茎は少しずつ吸入されて円形増進管３０に表示されている長さ測定部３６まで吸入される。 このとき、陰茎が円形増進管３０の上部側面に接触されるまでオンスイッチを作動させる。 そして、上記陰茎シール部４０はシリコーン材質で形成されているので、陰茎の大きさによって膨脹及び収縮され、その間に外部の空気は流入されずにシールされる特徴がある。

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また、陰茎海綿体がつまるか狭くなった血管を通すことができるように、陰茎が挿入された円形増進管３０内部の空気を吸入及び膨脹運動を一定に繰り返し運動させるように中央制御部１００によって制御される。 中央制御部１００は、円形増進管３０に挿入された陰茎の膨脹及び収縮運動を繰り返し行わせるため、運動回数などが記憶されているメモリー装置や、マイコンなどによって制御することができるのはもちろんである。 また、本発明には、陰茎の膨脹だけを行うスイッチ部１０２のオンスイッチ、陰茎の膨脹及び収縮運動を同時に自動に行うスイッチ部１０２の中間スイッチ、陰茎を収縮させ円形増進管３０から抜き取るようにするスイッチ部１０２のオフスイッチによって作動させることができ、各スイッチ部の作動によって作動状態を知らせるＬＥＤ部１０４が設けられており、使用者は現在どのようなステップの作動が始まっているのか分かる。

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そして、円形増進管３０に挿入された陰茎を０〜１８０秒間自動に膨脹及び収縮する運動時間を示す表示部１０８などで構成される。 ピストンポンピング部６の作動は、図１に示されたスイッチ部１０２のオンスイッチを押していれば、図２に示されたモーター４が作動しながらピストン８が上下往復運動を開始する。 上記のようにピストン８が往復運動を始めると、ピストンポンピング部６の吸気弁口１２及び排気弁口１４が吸気及び排気動作を行いながら、円形増進管３０の内部空気を移動させるので、陰茎嵌入ホール４２に挟まれた陰茎を吸引しながら円形増進管３０内は真空状態に変わる。 ここで、ピストン８の往復運動時に吸気弁口１２を通じて空気を吸いこむとき、空気の移動方向は円形増進管３０の一端部側に形成された空気通路３４に抜けながら吸入される。すなわち、図２に示されたように円形増進管３０の一端部側に形成された空気通路３４に沿って表示された矢印方向ａ、ｂ、ｃ、ｄ、ｅの空気通路に流れるようになる。 このとき、第１電子式３方向切替弁１０の弁口１８ａ、１８ｃは開いている状態で、弁口１８ｂは閉まっている状態である。 また、第２電子式３方向切替弁２０の弁口２２ａ、２２ｃは開いている状態で、弁口２２ｂは閉まっている状態である。

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従って、ピストンポンピング部６によって円形増進管３０の内部空気を吸いこむようになると、円形増進管３０の上部円形圧迫部３２及び下部円形圧迫部３１に挿入されている陰茎の位置は、上部円形圧迫部３２の表示された長さ測定部３６の位置まで膨脹されるようになる。 また、円形増進管３０の陰茎嵌入ホール４２に挟まれている陰茎の位置が上部円形圧迫部３２の長さ測定部３６位置まで膨脹されれば、使用者が図１のスイッチ部１０２のオンスイッチを押すことによりモーター４の作動は止まる。 モーター４の作動が止まると、円形増進管３０の内側は高い真空状態を成すようになるので、陰茎は膨脹された状態を維持するようになる。 陰茎が膨脹された状態のステップの終了後は、図１のスイッチ部１０２の中間スイッチを押して作動させれば、このときには前述したように陰茎を膨脹させることだけでなく、自動に膨脹及び収縮運動を行うようになる。 このとき、自動に円形増進管３０の内部を膨脹及び収縮させる動作は次のとおりである。

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スイッチ部１０２の中間スイッチを作動させると、中央制御部１００の命令によってピストンポンピング部６、第１電子式３方向切替弁１０及び第２電子式３方向切替弁２０が作動する。 中央制御部１００の制御命令によってピストンポンピング部６、第１電子式３方向切替弁１０及び第２電子式３方向切替弁２０が制御されることにより、円形増進管３０の内部は膨脹及び収縮する運動時間１〜１８０秒まで作動する。 このとき、陰茎の膨脹及び収縮運動は１８０秒間に１００〜１４０回行われるようになる。 上記の回数及び時間は図１に示された表示部１０８に示される。 円形増進管３０の上部円形圧迫部３２に形成された長さ測定部３６上に３ｍｍ〜７ｍｍ内で陰茎の端部分を往復運動させる方が良い。 より好ましくは、陰茎の往復運動の時、円形増進管３０内で５ｍｍ前後で膨脹及び収縮運動がなされるようにすることが好ましい。

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本発明の血流増進器によって往復運動をする場合、陰茎が円形増進管３０内で収縮する時は、図１の中央制御部１００で第１電子式３方向切替弁１０及び第２電子式３方向切替弁２０を作動制御する。 このとき、各弁の動作は、第１電子式３方向切替弁１０及び第２電子式３方向切替弁２０の弁口１８ａ、２２ｃが閉まって、弁口１８ｂ、２２ｂは開いて、空気はｇ、ｂ、ｃ、ｄ、ｆ、ａの空気通路に誘導され、円形増進管３０に瞬間的に空気が流入するので引っ張られている陰茎はさらに押されて収縮作用が起きる。 逆に、円形増進管３０に挟まれている陰茎を引っ張って膨脹させる時は、第１電子式３方向切替弁１０及び第２電子式３方向切替弁２０の弁口１８ｂ、２２ｂは閉まって、弁口１８ａ、１８ｃ、２２ａ及び弁口２２ｃは開いて、空気はａ、ｂ、ｃ、ｄ、ｅの空気通路に誘導され、円形増進管３０内の空気を吸いこむのでさらに陰茎を引っ張って膨脹させるようになる。

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従って、図１の表示部１０８で１８０秒までカウントされる間、上記の膨脹及び収縮運動が１００〜１４０回繰り返されることを確認することができる。 円形増進管３０における陰茎の往復繰り返し運動が終了した１８０秒後には、７秒間第１電子式３方向切替弁１０及び第２電子式３方向切替弁２０の弁口１８ａ、２２ｃを閉めて、弁口１８ｃ、１８ｂ、２２ａ及び弁口２２ｂを開いて空気をｇ、ｂ、ｃ、ｄ、ｆ、ａの空気通路を経て円形増進管３０の空気通路３４に流入させ、円形増進管３０内の空気圧力が上昇するようにすることにより、円形増進管３０の陰茎嵌入ホール４２に挿入された陰茎を離脱させるようになる。 このとき、スイッチ部１０２上に形成されたオフスイッチ(不図示)をオフさせれば良い。 図１のスイッチ部１０２のオフスイッチを押していれば、上述したようにスイッチ部１０２のオンスイッチ状態とは反対の動作がなされる。 また、図１のスイッチ部１０２の作動時に、中央制御部１０が誤動作を起こすか、第１電子式３方向切替弁１０及び第２電子式３方向切替弁２０の故障で膨脹運動だけ行われる場合は、手動式安全弁３８を開けば、真空状態を解除することができる特徴がある。

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本発明の携帯用電子式陰茎動脈血流増進器のブロック図である。 本発明の携帯用電子式陰茎動脈血流増進器を示す図である。