怖い話のまとめ - オカ学.com

怖い話の投稿型のまとめサイト。怖い話を厳選し短編、中編、長編と長さごとやカテゴリーごとに分類ししました。意味がわかると怖い話、都市伝説、不思議な話、怪談、ホラーなどここでしか読めない話も多数

不思議な話

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おかげ犬


知り合いの話。

とある鄙びた峠道を歩いていると、いつの間にか犬が一頭、後をついてくる。
痩せた白い体毛の犬で、首には大きな風呂敷包みを提げている。
彼の方を見上げてクンクンと鼻を鳴らすので、魚肉ソーセージを分けてやった。
犬は喜んでむしゃぶりついて食べ始めたが、その際にどこか緩んだものか、首から風呂敷が外れて落ちた。
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ハナシ


学校ネタを一つ。

小学生の時、夏休みに学校で一泊する、って行事ありませんでしたか?
何年か前、近所の小学校でそういう行事があり、ナレーションの仕事を地味にやっているワタシにお呼びがかかりました。

「夜、小学校で肝試しをやるからその前に子供達にひとつ怪談を話してくれないか?」
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見慣れない道


母に聞いた話。

母が小学生の頃(現在50近いので、少なくとも40年前)、徒歩で1時間ほど歩いて学校に通っていた。
その途上に、1つ山を通る。何の謂れもない普通の山だ。

ある日、いつものように帰宅途中だった母は、その山で見慣れない道を発見した。
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ひとりおしゃべり



『ひとりおしゃべり』ってご存知でしょうか。
降霊術のひとつだそうで、
椅子を2つ用意して片方に座り、もうひとつの空いた椅子に向かっておしゃべりを続けると霊が出るというやつです。
これに似たことをしてしまい、存在を感じたある出来事を書かせていただきます。
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馬がでた


昭和50年前後の事です。

東京近郊の県ですが、うちの祖父母が住んでいた家は古い農家の家でした。
農業は本職ではなく、借りて住んでいました。
敷地を円形に包むように1メートル程の高さの土が盛られていて、ぐるっと樹木が植えられています。
敷地内には母屋、蔵、納屋、3畝ほどの畑もありましたから、土手の直径が60mほどではないかと思います。
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着信音


祖母が亡くなってすぐの出来事。

父と祖父は犬猿の仲で、時々大喧嘩もしていた。
祖母が亡くなって悲しかった気持ちもあり、通夜のその日、祖父が暴走しすごい喧嘩になっていた。
その時にケータイが鳴った。
聞きなれない三味線?琴?よくわからないが和製の弦楽器の着信音だ。
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地蔵堂


茨城県の常磐自動車道のとあるインターチェンジを降りてすぐの工業団地にあった工場での話。

その工場は夜勤者の交代が夜中の2時で行われていて、
2時で交代して帰る途中の派遣社員が、単独での自動車事故で死亡した。
派遣会社の営業が現場に花を供えに行くと、事故現場には既に小さな地蔵堂があって、
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手水鉢

怖くはないのですが、不思議な体験をしたので投稿します。 

もうだいぶ前のことになりますが、当時私は金属加工の小さな工場を経営していて、
折からの不況もあってその経営に行き詰まっていました。
そしてお恥ずかしい話ですが、自殺を考えたのです。 
もう子供たちは成人しておりましたし、負債は生命保険で何とかできると思われる額でした。 
今にして思えば何とでも道はあったのですが、精神的に追い詰められるとはあのことでしょう。 
その時はそれしか考えられなくなっていました。 
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缶けり

もう十年以上前に、大学のクラブで合宿に行ったとき、 
同級のSが「あまり話したくない」と言いつつ、不思議な話をしてくれた。 

Sが小学生だった時、友達7人と近所の公園で缶けりをして遊んでいた。 
Sともう一人の友達はすぐに鬼に見つかってしまい、鬼と一緒に他の子を探していた。
その公園には本物の古い機関車が置いてあったんだが、その陰にN君が隠れているのを鬼が見つけた。
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欠落感


何年か前に両親が仕事の関係で出張に行っていて、叔父さんの家に預けられた事がある。
叔母さんと中3の従兄弟も歓迎してくれたし、家も広くて一緒にゲームしたりと楽しく過ごしていた。
だが、初めて来た日の夕食時、手伝いをしていて、箸とかコップとかを並べていたら、
「俺君、コップが1個多いよ」と言われた。
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イワナ釣り


秋田・岩手の県境の山里に住む元マタギの老人の話が、怖くはないが印象的だったので書く。

その老人は昔イワナ釣りの名人で、猟に出ない日は毎日釣りをするほど釣りが好きだったそうだ。
しかし、今は全く釣りをしなくなったのだという。これには理由があった。
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サカブ


秋田のマタギたちの間に伝わる話に『サカブ』というのがある。
サカブとは要するに“叫ぶ”の方言であるが、マタギたちがいう『サカブ』とは山の神の呼び声を指すという。

山の神は時たま、その神力を持ってマタギたちに『サカブ』ことがあるという。
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魚の夢

俺はばあちゃん子で、いつもばあちゃんと寝てたんだが、怖い夢を見て起きたことがあった。たぶん5歳くらい。
夢の内容は、ボロボロの廃屋みたいのが三軒くらいあって、
その手前に堀があり、そこに信じられないくらいデカい魚が泳いでる、というもの。
最初は笑ってなだめてくれてたばーちゃんだったが、『魚』と言った途端に顔色が変わった。
そして、夜中なのにどこかに電話をかけていた。
両親も起きてきて、出掛ける準備をしている。
俺も眠いながら着替えさせられて、父ちゃんの運転する車で出掛けた。
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交通事故で死んだ家族

警官をしている友人が、数年前に体験した話。 

そいつは高速道路交通警察隊に勤めているんだけど、ある日、他の課の課長から呼び出されたんだって。 
内容を聞くと、一週間前にあった東北自動車道の事故の詳細を知りたいとのこと。 
その事故ってのは、一家四人が乗った自動車が、平日の深夜に中央分離帯に激突して、
全員死亡した事故の事だったらしい。 
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神社の例大祭


オレはイベント業者なんだけど、
十年ほど前の夏に、ある大企業のイベントを広告代理店から請け負って、全国をツアーしたんだ。
全国11ヶ所だったかな、その街の大きな祭りにタイアップして同時開催させてもらう。
そのために7月から9月いっぱい、全国のお祭り追いかけて回ってたんだよ。
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馬のぬいぐるみ


15年以上前のことになります。

当時、ほぼクラス全員からサンドバッグ状態でした。
図工の時間に金槌で頭を殴られそうになったことや、家庭科の時間に針で目を潰されそうになったこともあります。
教師には言ったんですが、「泣かないあんたが悪い」と一蹴されました。
そんなわけで、攻撃されたら相手を殺す気で反撃する、というのデフォルトでした。
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一つ目のおじさん


子供のころ、家族で山に行ったことがある。
山についたのはまだ朝方で、霧が辺りを覆っていた。
僕は親の言い付けを守らず、一人で山中に歩き入り、当然のように迷子になってしまった。

何時間歩き迷っただろうか。
太陽はすでに頭の上にあり、お昼を食べ逃した僕は半ベソをかきながら座り込んだ。
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目玉を盗られそうになった話


中2の時の体験です。

正体不明の生き物に目玉を盗られそうになった事があったのですが、
大蛇に助けられた、という不思議な体験をしました。

私が仏間で昼寝をしていた時、誰かに顔を押さえられ、閉じた瞼の上から鋭い細いモノでチクチクと刺され、眼球が奥の方(脳の方)からグググッと押し出されるような感覚になりました。物凄い激痛。
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英語地蔵

墓石に混じって地蔵のような奇妙な仏様?か、道祖神?みたいな石が奉られている墓地がある。 
それは墓石の一種らしく、それも奉られてたり、墓石扱いされてたりするんだが、かなり異様。 
そんな奇妙な石が山の斜面をくり抜いたような場所に四体並んでいるのがある。 
ある老婆が教えてくれた。これは自分のご先祖様の墓で、こんな墓石はこの墓地にいくつもある、と。

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おばあちゃんが帰ってきた!


俺が高校生だったある深夜
真夜中に母が部屋に来て起こされた。
内容は祖母が亡くなったということだった。
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