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真正ジム山下会長が自立援助ホーム開設

2015年10月7日

　自立援助ホームを開設した山下会長（右）と施設長の北浦氏

　ボクシングの真正ジム・山下正人会長（５３）が６日、兵庫県伊丹市に自立援助ホーム「歩（あゆむ）」を設立し、同市内で開設会を行った。家庭で適切な養育を受けられない１５～２０歳までの青少年の親代わりとなって共同生活を行い、社会に送り出す手助けをする。

　同市に在住する会長は元警察官で退官後は元世界王者の長谷川穂積（３４）らを育成。経験を生かし、ホームを生涯の仕事とする覚悟で「ほんまの自分の子供と思ってやる」と力を込めた。運営は８月に開始し定員は６人。すでに１６歳の少年１人が居住する。会では長谷川、西日本ボクシング協会・井岡弘樹会長らが祝辞を述べた。