2015年10月06日(火)

買うなら105搭載モデルじゃないと後悔するんじゃないかと悩んでいる人にむけて

テーマ:ブログ
定休日に仕事しつつ書いているので長文でダラダラです。すみません。入門ロードで悩んでいる方の参考になればと思ったりしたものでして、御容赦下さい。

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この一年間で悩んで御来店頂いているお客様で一番多いのが、「やっぱ105ぐらいを買わないと後悔するって聞いたんですけど、予算が合わなくて・・・」というお話。


うぅ~ん、これ、ここ数年の慢性的な問題なんじゃないかな~、”デュラエースは日本でばかり売れている”とか”最低でも105コンポ買わないと”とか、”ダ◯ジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか”とか、なんといいますかね。誰が言ったでもないのに何となくそういう空気感になっていて、その方向に行っちゃってないですかね。デュラは海外でも評価も人気も高いし、ホビーレーサーでも買う人はたくさんいるし、105以下のコンポでも自転車は楽しいし、ダンジョンには行ったこと無いけどまぁいいや。

自転車の一部分をちょっと見つめすぎて、固まっちゃってないですかね。いつから、コンポーネント=自転車の性能って言うような空気になっちゃったのかな~と思います。

105を買う予算があるならそれに越したことはないし、競技者じゃなくてもデュラエース使うのだって有りだし、まずはロードバイクそのものに乗ってみるところからスタートなら、SORAでもクラリスでも自転車の魅力は翳りませんよ。もちろん105とTIAGRA比べたら、105のほうが性能は良いですけど、走り出したい気持ちを自分以外の誰かのために、変な抑制している人もいるんじゃないかな~という心配が僕にはあります。

105変速系統+チープなブレーキ と TIAGRAフルセット だったら、TIAGRAフルセットのほうが初心者には安全だし、自転車の予算でパツパツになっちゃうならSORAグレード + 必要部品 って考えだってアリです。そして、SORAならSORA、TIAGRAならTIAGRAの性能をちゃんと発揮するためのノウハウは自転車屋には、どこもけっこうちゃんとありますよ。コンポのグレードで悩むのも楽しいんですけど、悶絶する前にショップスタッフに相談して下さい。

予算は高くても安くても遠慮せず教えて下さい。高いもの売りつけようとかしませんし、欲しくないものをおすすめすることは僕らはしません。むしろ、うちは「欲しさが微妙なら一旦やめといたほうがいいっすよ。長く使うものになるわけなので」ばっかり言っています。買って頂いたものを楽しく使って頂いて、長くお付き合い頂けるのが一番なので。

自転車に限らず、趣味は買って終わりではないですし、始めないと始まらないものでもありますし、難しいですけどね。それが楽しいですよね。

105は良いコンポですよ。でも「最低でも105」みたいなワードはちょっと怖いですね。僕はこれには、”ただしイケメンに限る”と同じ怖さを感じます。

 自転車楽しいし、ロード気持ちいいよ (ただし最低でも105) とかちょっとアレでしょ?

 アニメ好きで自転車屋の店長とか素敵 (ただしイケメンに限る) とか、ほら、、、なんか、、、悲しくなってくるでしょ?俺が。

既にロードに乗っている人が、悩んでいる初心者の方に 「105搭載モデル買っておくといいよ 」ってアドバイスは、ブレーキの効きや後々の互換性やいろんなことを考えてアドバイスしてくれるからなんですが、予算や好みは第三者には把握しきれないです。だからなおさら、自転車が変わっても横断的にスペックを示しやすいコンポーネントが独り歩きしやすくなる部分もあるのでしょうね。出発は親切な気持ちなのですが、情報が氾濫するから、言葉の意味は様々になっちゃいますね。

考えているご予算が10万円近辺~15万円以下であれば、TIAGRA や SORA の搭載モデルで十分です。一部には105搭載もありますが、ごくごく一部ですし、その商品を好きになれないなら選択肢から外してしまいましょう。コンポーネントも大事ですが、もっとフレームとかブランドとかの、ど真ん中で選んでも大丈夫です。

SORAでもブレーキだけしっかりしたものに変えれば、スポーツユースな走りは十分できます。TIAGRAならなおさらです。

最後に、この3ヶ月、僕は多くの自転車業界の人に「最近って105を買わないと後悔するんじゃないかって悩むお客さんが増えてます。どう思います?」って聞いてみたんです。みんな「入門より高いコンポが売れるのは嬉しいけど、自転車の楽しさはそれで決まるものとは違うよね~」と言ってます。

ブランド戦略、価格戦略的に入門用コンポを扱わないメーカーさんだって、「ま、コンポも大事だけど、もっと大事なことはたくさんありますね。伝えきれていないのは業界側の改善目標にしなくちゃいけないかもですね」とさえ言ってくれます。

なかには「昔と比べて性能が大幅に上がっていて、11段変速だから、やっぱりそっちに流れやすいよね~日本だと特にそうかもね~」と分析している人もいました。たしかにそれも核心をついているでしょう。

ぶっちゃけ、部品を作ってる側の偉い人にも聞いたんですよ(どことは書かない)w ちょっと怖かったけど。

すると 「部品屋は絶えず、もっと乗り手が楽しめるようにもっとすごいものをと進歩するけど、それは自転車全体の楽しさのお手伝い。好きなフレームのものを予算に合わせて買って、楽しんで、もっと良い性能の部品を付けて、もっと楽しみたいと思ってもらうための部品メーカーですわね」とおっしゃっていました。

その方曰く 「これを買っておけば趣味として十分。というのは、グレードアップしていく時の楽しみを封印しちゃう怖さはありますね。常に何事も進歩していきますから、その流れの中で、古くてもいいモノ、新しくていいモノを両方見られる世界観が大事ですわな」とのこと。


どうも上手くまとまりません。書きかけのユーロバイク旅行記に戻りますw が、悩んだら遠慮なく声をかけて下さいと思っています。欲しいと思っているものを遠慮なく教えて下さい。お客様が欲しいと思っているものが、10万円でも100万円でもアドバイスの内容は予算で変われども、スタンスは変わりません。(10万円予算の人に100万の予算の内容は押し付けないし、逆もまた同じ。でも興味があれば予算無視して聞いて下さい)

これが私の愛車になるんだっ!ヒャッハー!!て、気持ちでスタートして頂きたいのです。
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