10月06日 12時01分
大阪市営地下鉄・御堂筋線梅田駅のホームの天井が改修され、照明がすべてLEDに切り替えられるなど、現代的なデザインに生まれ変わりました。
御堂筋線の梅田駅の天井の改修工事は、おととしから2年がかりで進められました。
照明がすべてLEDに切り替えられ、6日から点灯されました。
通勤・通学客が多い朝と夕方は、光を強めて寒色系の引き締まった空間にし、一方、昼間は暖色系にして柔らかい雰囲気を醸し出すということです。
御堂筋線の梅田駅は、昭和8年に開業した大阪で最も古い地下鉄の駅のひとつで、シャンデリアが吊された高いアーチ天井が特徴でしたが、今回の改修で、天井のデザインは逆さ富士の形をした小型のアーチが連続する現代的なものになりました。
通勤で毎日利用している20代の女性は、「明るい雰囲気で、通勤に向かう朝の気分も変わりそうです」と話していました。
80代の男性は、「アーチのシャンデリアが懐かしいですが、新しい天井をみて心機一転という気持ちになりました」と話していました。
大阪市交通局の中尾勝哉鉄道技術担当課長は、「駅はにぎやかな場所ではありますが、癒やしの場所にもなればうれしいです」と話していました。
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