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MSが「Office 2016」発売、クラウドの活用で共同作業を支援
「新しいOfficeで、新しいワークスタイル、新しいライフスタイルを提案する」――。2015年9月29日に開催した統合オフィスソフトの新版「Office 2016」の発表会で、日本マイクロソフト 代表執行役社長の平野拓也氏はこう宣言した(写真)。翌9月30日に個人向け、10月1日に法人向けボリュームライセンスの販売を開始した。
Office 2016の特徴の一つが、クラウドを活用して、共同作業やテレワークの支援機能を充実させたこと。離れた場所にいる人間同士を結び、迅速なコミュニケーションを可能にすることで生産性を向上させる。
例えばWordには、クラウド上の文書を複数人で共同編集する機能を搭載。誰が今どんな編集をしているかをリアルタイムで表示する(画面1)。法人ユーザーなら、企業向けメッセージングソフト「Skype for Business」をWordの画面内に表示し、話し合いながら編集するといった使い方もできる。
クラウドサービス「Office 365」を契約する法人ユーザーには、チーム間のデータ共有を手助けする新アプリ「Delve」を用意する。メンバーの作業の様子をクラウド側で解析。他のメンバーが利用中の文書の中から、個々のユーザーに関連のありそうなものを提示する(画面2)。
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