最初に言っておきます。
僕は「おそ松さん」にそこまで大きな期待を寄せてはいませんでしたが、この1話を見て評価をひっくり返さざるを得ませんでした。
おそ松さん、めちゃくちゃおもしろいよッ!!!
松野家の6つ子紹介
白黒の映像って普段はほとんど見ることがありませんから、最初この白黒映像で始まったときは逆に新鮮さを感じました。
というか、この状態でそれぞれが名前を呼び合っても、誰が誰か全然判別できません(笑)。さすが六つ子。
ですので、まずは彼らの自己紹介から始めます。イメージが若干盛られているかもしれませんが、気にしないでください。
松野家の長男。小学生6年生のまま成長してしまった。奇跡のバカ(公式より)
声優は櫻井孝宏(さくらい たかひろ)さん。「金色のガッシュベル」の高嶺清麿、「コードギアス」の枢木スザク、「化物語」の忍野メメなどを演じられていました。
言われてみればーって感じで、声を脳内再生して重ね合わせてしまいます。
次男で、6つ子の中でも参謀的存在。基本的にクールでカッコつけている(公式より)
声優は中村悠一(なかむら ゆういち)さん。「マクロスF」の早乙女アルト、「クラナド」の岡崎朋也、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の高坂京介などを演じられていました。
その中で僕的に一番気になったのが、「真剣で私に恋しなさい!」の九鬼英雄を中村さんがやっていたこと。今まで知りませんでしたが、確かに言われてみればって感じでした。
三男で、6つ子の中で唯一の常識人のためツッコミ役となることが多い(公式より)。
声優は神谷浩史(かみや ひろし)さん。「夏目友人帳」の夏目貴志、「化物語」の阿良々木暦、「ワーキング」の相馬博臣などを演じられていました。
僕はどのアニメも大好きだったので、神谷さんの声はすぐにピンときました。ツッコミ役というのが一番似合っている声優さんな気がします。たぶん、阿良々木の印象が強いからでしょう。
そして、何気に「マジ恋」では直江大和役だったという……これも初めて知りました。
四男で、マイペースな皮肉屋。とにかく、しれっと毒を吐くことが多い。猫が友達(公式より)。
声優は福山潤(ふくやま じゅん)さん。「コードギアス」のルルーシュ・ランペルージ、「ワーキング」の小鳥遊宗太、「中二病でも恋がしたい」の富樫勇太などを演じられていました。
福山さんと言えば、やっぱりルルーシュ!!コードギアスは何回も見るほどはまりましたし、あのラストシーンは今でも鮮明に覚えています。「世界を壊し、世界を創る」あの物語を締めくくるのにピッタリの台詞でした。
あとは「狼と香辛料」のクラフト・ロレンスもやられていたようで、あのアニメ大好きでした。続編とかされないかなーと密かに期待しています。ホロ可愛いよホロ。
そして、またまた「マジ恋」情報で悪いのですが、クッキー2役をされていましたね。あのノリノリな感じがルルーシュまんまで、プレイしていたときにすぐに気が付きました。
五男で、6つ子の中では核弾頭的存在。異常に明るく、異常にバカである(公式より)
声優は小野大輔(おの だいすけ)さん。「涼宮ハルヒの憂鬱」の古泉一樹、「みなみけ」の保坂、「ワーキング」の佐藤潤などを演じられていました。
あと、「マギ」のシンドバットなんかもそうですね。
こうして並べてみると、結構男前な役どころが多いんでしょうか。偶然?
まぁ、この十四松が男前かどうかは怪しいですが(笑)。
そして最後。甘え上手で世渡り上手。みんなに可愛がられる末っ子(公式より)
声優は入野自由(いりの じゆう)さん。「アイシールド21」の小早川瀬那、「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」の宿海仁太〈じんたん〉、「男子高校生の日常」のタダクニなどを演じられていました。
あと、これも調べて初めて知りましたが、あの大人気ゲーム「キングダムハーツ」のソラの声も入野さんでした。何度もプレイしたゲームだったのに、全然気づきませんでした。
改めて調べてみると、本当に豪華な声優陣です。一つのアニメ作品で主役をはれる方ばかりでした!!
よくこれだけの声優さんを集められたなと感心しました。やはり赤塚不二夫先生の生誕80周年は伊達ではありません。
パロディ満載
その6つ子はというと、このアニメを盛り上げようと作戦を練ります。
その結果、最初は「うたプリ」のアイドルから始まり、続いては「花より男子」から、
F4!!じゃなく、F6。
語呂が悪い。というか、みんなカッコよくなりすぎで笑います。
そして、その学園生活はまんま「花より男子」です。それぞれのカッコいいシーンがはさまれ、
やんちゃな男が迷い込んだ犬を車から守ってみたり(校内です)、
謎の女子力を発揮したり(手に持っているのは「アオハライド」ならぬ、「アカハライド」)とやりたい放題です。
しかし、このカッコいい姿を30分もたせるのはきついらしく、
マイペースの四男・一松が脱落。さすがマイペース、周りの空気とかを気にしません。そして、カラーとモノクロの共演(笑)
このままでは世界観が壊れてしまうと心配する彼らですが、そこへ救世主が現れます。
イヤミもかっこよくなって登場!! 心なしか、シェーのポーズもエレガント。
その後もダヨーンやデカパン、ハタ坊も男前となって現れて場面がさらに盛り上がります。
そして、最後に登場したのがチビ太。皆がそろって男前として登場している中、彼はどのような姿となっているのか。
進撃の巨人だ、これー!!!
その前にもハイキューとか弱虫ペダルとか黒子のバスケとかもはさまれていましたが、全てをチビ太の巨人が持っていきました。
ただし、チビ太は小さいからこそチビなのです。だから、体は大きくなってもちゃんとその一部は小さいままでした。本当にどこにチビの要素を残してんの!!
そして、物語はいきなりバトルパートへ突入。
それと同時に、皆が思いのままに別作品のキャラへとなり替わり、巨人チビ太へと攻撃をしかけます(チビなのに巨人とはこれ如何に)。
ブリーチ、ナルト、ドラゴンボール、ポケモン、バーチャファイター
そして美少女……おっさん戦士セーラームーン(笑)
デカパンもセーラームーンに変身しても、自身のキャラであるデカパンツは忘れません。あと、妙に馴染んでる。
もうこうなると、唯一のツッコミ役である三男・チョロ松もそのツッコミが追いつきません。人気アニメとなるはずが結局好き放題暴れただけになってしまい、夢は叶わないと燃え尽きます。
はじめの一歩で見たことあるぞー!!
こうして1話は、様々な設定を盛り込み過ぎて迷走。そのまま終わってしまいました。
まとめ
最初にも言った通り、僕はこのアニメをなめてました。せいぜい、一笑いでもできたらいいなという期待しかもっていませんでしたし、「面白くなかったらさっさと切ろう」とさえ考えていました。
アニメ関係者の皆さん、本当にすいませんでした!!
ニヤニヤしっぱなしの笑いっぱなしの30分間でした。ぜひ、第2話も視聴させていただきます!
まぁ初回だからこそ、これだけはっちゃけたことができたのかなとも思いますし、本番は2話からでしょう(謎の上から目線)。
あ、次回からは盛ってない姿で放送されるみたいです。
うたプリとかのまんまでも、それはそれで面白そうですけどね(笑)
しかし、この状態だとまだ誰が誰か分かりづらい。
まず中央にいるのが長男・おそ松。そこから右回りにいって、腕組みしているのが三男・チョロ松。体育座りしているのが四男・一松。片膝ついてカッコつけているのが次男・カラ松。スマホいじってるのが末っ子・トド松。一人ボールで遊んでいるのが五男・十四松。……でしょうかね。
間違ってたらごめんなさい。
まだご覧になっていない方は、騙されたと思って見てみてください!!
損はさせませんよ!! ……たぶん
このテンションのまま突っ走ってくれるアニメであってほしいです!!
次回は期待しまくりで放送を待ちます!!