米軍アフガン病院誤爆問題 米司令官「アフガン側からの要請」
10/06 23:03
アフガニスタンにある「国境なき医師団」の病院を空爆したアメリカ軍の司令官が5日、会見し、この空爆は、アフガニスタン側からの要請だったと説明した。
アメリカ軍のキャンベル司令官は「10月3日、アフガニスタン治安部隊から、『敵から攻撃を受けている』と連絡があり、米軍による空軍支援の要請があった」と述べた。
空爆について、アメリカ軍は当初、「米軍が攻撃を受けていたため」と説明していたが、キャンベル司令官は、これを撤回し、アフガニスタンの治安部隊からの要請だったと述べた。
そのうえで、「タリバンの脅威を取り除くために要請されたが、誤って市民が攻撃を受けた」と説明し、原因の調査をさらに進めるとしている。
これに対して、「国境なき医師団」は、声明で、「アフガニスタン側の責任にしようとしている」と批判している。
「国境なき医師団」の担当者は、病院への爆撃について、厳しい口調で批判した。
国境なき医師団フランス支部アフガン地域担当者は「患者や医者がいる病院を空爆するのは、『戦争犯罪』です」と述べた。
FNNの取材に応じたアフガニスタン地域の担当者は、第3者機関が原因の調査を行うべきだと訴えている。
アメリカ軍のキャンベル司令官は「10月3日、アフガニスタン治安部隊から、『敵から攻撃を受けている』と連絡があり、米軍による空軍支援の要請があった」と述べた。
空爆について、アメリカ軍は当初、「米軍が攻撃を受けていたため」と説明していたが、キャンベル司令官は、これを撤回し、アフガニスタンの治安部隊からの要請だったと述べた。
そのうえで、「タリバンの脅威を取り除くために要請されたが、誤って市民が攻撃を受けた」と説明し、原因の調査をさらに進めるとしている。
これに対して、「国境なき医師団」は、声明で、「アフガニスタン側の責任にしようとしている」と批判している。
「国境なき医師団」の担当者は、病院への爆撃について、厳しい口調で批判した。
国境なき医師団フランス支部アフガン地域担当者は「患者や医者がいる病院を空爆するのは、『戦争犯罪』です」と述べた。
FNNの取材に応じたアフガニスタン地域の担当者は、第3者機関が原因の調査を行うべきだと訴えている。