ノーベル物理学賞 梶田教授の受賞決定、「非常に光栄なこと」

10/06 22:10
2015年のノーベル物理学賞の受賞者に、物質のもととなる素粒子の1つに質量があることを確認した、東京大学宇宙線研究所所長の梶田隆章さんが選ばれた。
梶田さんは「非常に光栄で、今、まだ頭が真っ白な状態」、「(ニュートリノ研究は)人類の知の地平線を拡大するような、そういう研究を、研究者個人の好奇心に従ってやっているようなもの」と述べた。
梶田さんは、1959年生まれで埼玉県出身。
岐阜県にある巨大施設「スーパーカミオカンデ」で観測を続け、物質を構成する素粒子の1つ「ニュートリノ」に質量があることを初めて確認し、それまでの物理学の根幹を揺るがす成果を築いた。
日本人が、ノーベル賞を受賞するのは、アメリカ国籍を取得した人を含め、6日、医学・生理学賞の受賞が決まった大村 智(さとし)さんに続いて24人目なる。

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