ニュース詳細
大村さんの研究室 北里大で公開10月6日 20時34分
ノーベル医学・生理学賞の受賞が決まった大村智特別栄誉教授が所属する北里大学では6日、大村さんが統括する3つの研究室が公開されました。
これら3つの研究室では、ヒトや動物の感染症の治療薬の開発が進められていて、日本中で集めた土の中から細菌を1つ1つ分離し、その細菌が出す物質が薬として役立つかどうかなど研究を進めています。1グラムの土には、1億個にも上る細菌やカビが含まれていて、研究室では、毎年2000種類ほどを分離して保管しているということです。
大村さんの弟子の1人の廣瀬友靖北里大学准教授は、「大村先生は、オリジナリティのあるテーマを与えてくれ、自由に研究をさせてくれました。研究者は興味に流されてしまうことがありますが、先生は常に研究がどう世の中に役立つのかを聞いてきました。厳しいけれど温かい先生です。先生の受賞が決まったことはとても誇りに思います。『おめでとうございます』と伝えたら、感慨深げにされていました」と話していました。
また研究室の大学院生は、「大村先生は、今でも研究報告会に出席したり、実験室にも来たりして、アドバイスをくれます。先生からは、多くの人と議論して視野を広く持ち、人のためになるよう、みんなで協力して研究しようという姿勢を学びました。受賞はとてもうれしいです」と話していました。また別の大学院生は、「先生の功績はすごすぎて、なんといっていいか分かりませんが、僕たちは感染症に特化した研究を行っているので、感染症に苦しむ、恵まれない地域の方たちを救うために頑張りたいです」と話していました。
大村さんの弟子の1人の廣瀬友靖北里大学准教授は、「大村先生は、オリジナリティのあるテーマを与えてくれ、自由に研究をさせてくれました。研究者は興味に流されてしまうことがありますが、先生は常に研究がどう世の中に役立つのかを聞いてきました。厳しいけれど温かい先生です。先生の受賞が決まったことはとても誇りに思います。『おめでとうございます』と伝えたら、感慨深げにされていました」と話していました。
また研究室の大学院生は、「大村先生は、今でも研究報告会に出席したり、実験室にも来たりして、アドバイスをくれます。先生からは、多くの人と議論して視野を広く持ち、人のためになるよう、みんなで協力して研究しようという姿勢を学びました。受賞はとてもうれしいです」と話していました。また別の大学院生は、「先生の功績はすごすぎて、なんといっていいか分かりませんが、僕たちは感染症に特化した研究を行っているので、感染症に苦しむ、恵まれない地域の方たちを救うために頑張りたいです」と話していました。