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 アフガニスタン北部クンドゥズの病院を空爆したアフガン駐留米軍のキャンベル司令官が5日、米国防総省で会見し、「アフガン治安部隊が敵から攻撃を受け、米軍に対し空からの支援要請があった」と説明した。これに対し、病院を運営していた国際医療NGO「国境なき医師団」は同日、アフガン側に責任を転嫁していると非難した。

 司令官は犠牲者に哀悼の意を示し、米軍に加えアフガン政府や北大西洋条約機構(NATO)軍も空爆事件を調査していると指摘。「同じ過ちを繰り返さないよう対策を講じる」と語った。

 米軍はこれまで、病院近くでアフガン部隊を支援していた米兵に反政府勢力が発砲したため応戦したと説明していた。司令官は会見で「当初(の説明)とは異なる」とこれを修正。米軍は当時、戦闘には直接関与しておらず、攻撃を受けたのはアフガン部隊で、要請を受けて「タリバーンの脅威を取り除くために空爆し、その際に誤って市民の犠牲者が出た」と説明した。