でもそれって仕方のない事なんですよね。
スポーツだって勉強だって、10代の成長期は昨日より今日、今日より明日の方が能力が上がる事が自然の流れだから普通にしてても前向きになれるし、夢と希望も持てた。
でも、アラサーからアラフォー、アラフィフになるにつれて、何もしなければ昨日できた事が今日できなくなる流れがデフォルトになるわけですよ。
おもちは子どもの頃、逆上がりができない人の気持ちがわからないくらい鉄棒が得意だったけれど、アラサーになったころたまたま鉄棒をする機会があって逆上がりしようとしたら、お尻が重いのとコツを忘れたのとで、逆上がりが出来なくなってたんです。
あの時の悲しさと言ったら……。しばらく凹んで立ち直れなかったんです。笑
今まで出来て当たり前だと思っていたことが、気がついたら出来なくなっていて、歳を取ってしまった現実を否が応でも突きつけられてしまう。
こういうことが、身体能力では如実に表れてしまうわけだけど、でもそれに限らず例えば、婚活パーティーに行ったら、男性みんなが若い女性のもとへ行ってしまい、昔のように自分に声をかけてくれる男性がいなくなってしまった、というような事にも当てはまると思うんです。
そういうあからさまな体験をしてしまうと、先行き不安になるのは当然ですよ。
でもね、でもですよ、歳なんて関係なく若い子よりモテる女性もいるじゃないですか。身近にもいます。
若い女性が危機感募らす程、若いイケメン男子が夢中になるようなアラフォーの女性っているんですよ。
という事は、自然の理に反するケースもあるって事ですよね。そういう人は恋愛において不安を感じることはないと思うんです。引く手数多なのだから。
じゃあ、そういう年齢関係なくモテるタイプの人と、そうでない人との違いは何なのか?と考えてみたらまず第一に、若い子と比較される婚活パーティーのような場所に行かない事なのだと思いました。
つまり、最初から不安にならない環境に身を置いているんです。知人で言えば、若い男性の多い職場で働いているんです。だから自然と男性との出逢いが多くなる。それで婚活パーティーにもいく必要がないし、婚活パーティーに参加する発想すらないという感じです。
しかも出逢いだけでなく、毎日一緒に仕事をして見た目以外の部分も見られているから、見た目以外の要素でも惚れられてるんです。仕事を一生懸命してるから、人間性に惚れられてるって事ですよね。
それで結局のところ、不安になる人は、不安な事をずっと考えているから不安になるという事に行き着きました。
だから、出逢いそのものを楽しむ気持ちで婚活パーティーに参加するのか、それとも将来の不安を払拭する為に仕方なく婚活パーティーに参加するのでは、引き寄せの法則から見ても、結果は雲泥の差になるのだと思いました。
で、じゃあ何故不安が膨れる人は、益々不安になってしまうかというと、結局、不安になる種ばかりを探してる。自分に自信がないのを信じてるから、自信がない裏付けを探してしまうんですよ。
「ほらね、私の信じたとおり、不安が的中した!」って、いう自信を持ちたくて、自信がない自分でいる事で不安になる状態をキープしてるんです。本末転倒とはこの事ですよね。
不安を減らしていきたいときは、不安を減らす事を考えるのではなくて、安心する事を考える。
肯定的な言葉を使うように心がける。
これ不安を減らすために本当に大事なことだと思ったおもちです。